電気が止まった ガスが止まった 水道が止まった
暗い闇の中で静かに 指先が震えた 携帯電話が止まった

パソコンは友達だった 息をしなくなった 花を添えて
線香を立てて チーン
チンコ丸出し ...
路上の水溜まりに
人が落ちていく
見上げると
空を魚が泳いでいる
見えていなかった
世界の本質が
突然そのように
あらわれることもあった
今私は魚の餌になっている
愛する人が何も ...
シシャノユメ

オマエ アタマワルイ クワレル サンジゲンノリッポウタイカラ
セッソクドウブツノヨウニ クノジガタニオリマガッタ テアシ トビダシテイル
ヒロガル スキトオッタヒカリノヨウナエ ...
{引用=
年が明けたら
一月になれば
初詣に
神社へ

おみくじを
ひいてみます

"大吉"が
出れば良いなぁ

巫女さんに
「こんにちは」
声を出して ...
天井のフックに引っ掛けても
まだ
膝の裏に届く長い髪で
息をするように嘘をつく

望めば全てと言うし
少し前のことを覚えていないから
お話を作るのとも言う

とても髪がのびたから
...
紙飛行機のコックピット内
傾いた筆記体で綴られた
「ジュぺリ」

キャスター付きバックを転がす彼女は
外国人を、
エイリアンと呼んだ

マザー、
母船を彷彿させる民家の明かり
玄関 ...
愛しい愛しい愛しい愛しい
君のその笑顔が
痛い痛い痛い痛い
君のその瞳が
枯草の擦れる音は宙に舞う

暖房の暖かさより君の愛

去年今年目標はまだ決められず
A nhjghyhtj ghrgk w4jytkh j64h hgekj hgokj hsdghh okjekoghre ghsjghsgjlrjwpwokgneghkhglmfhgerjgg hg ... 曇る窓、雪、陰る月、つたう指、キス、キス、何かの足音が恐い

クレヨンの白で塗り絵を塗りつぶしひっくり返してどこにゆけるの

落下する教室で身を寄せあってたった二匹の兎だったね

透明なプ ...
暖かきペチカの前に佇み、
爪弾くは古きバラライカ、
人の涙振り絞るその哀歌、
されど汝が知るは人の世の上澄み。

冬も凍らぬ我が泉、
彩るものはすみれか百合か、
されど汝が明日は如何にか ...
僕は「眠り姫」と呼ばれているそうです
どうして「眠り姫」なのか
理由は遷延性意識障害だからです
いわゆる植物状態なのです
もう何年も寝台に寝たきり動けません

誰かが話す声
聞こえていな ...
そして雨が続いた

近付いて耳際で一つの嘘をついて
傘が手離せなくなっていたその手から
力が抜けていくのを見た

瞼を擦って世界を揺らす
誰かになりたいって
誰かも分からず ...
イブの夜に彼女にあげたキスマーク 不埒なサンタクロースは俺だ

クリスマスケーキを食べたその直後キスして聞いた「ねえ、甘いでしょ?」


{引用=
ちなみにクリスマス前の五七五はこちら(昨 ...
腕んなかすっぽりおさまる くらい耳を寄せて心臓の音で眠りつく いってる君が覚めないように 花に水をあげよう

シャワシャワいってる黄色いひだまり 風が通って矢印がまわる
白い帽子が飛んでいく
...
泣いてごめんね。


寂しいんじゃないよ

不安なんて無いよ


あたしの中の『大好き』だけで溢れそうなのに

あなたから染み出る『大好き』があたしに入ってきて、溢れてるだけ。
...
かつて雑誌「詩とメルヘン」の編集長であった
アンパンマンの作者やなせたかし氏による詩の雑誌
「詩とファンタジー」が創刊された。
http://kamashun.shop-pro.jp/?mode ...
感触に日が適切に照らすのに
まだ賭け方を語らぬ火

夕日が濃縮した火が果たして
漂流を知らぬことを許すか

内容はなるほど無い
それほどに自意識からの
生成は無い

言葉は作用する ...
そらはくもる
雨はしたたる

くもりの子
色彩の傘を跳ねる

青に散り 黄を撫で 黒になじむ
つめたい空気に引き立つ色よ

まわり
かわし
うつくしい

日のあたる日には
...
さぁ、主観デラシネにして海の絵にキリンの首をくわえてみせて


花の名をたった無数の花の名を思い出せづに死ぬものがたり


目を閉じて夢のほとりに佇んだきみの両手に紫を置く

...
わたし、よくわかりません

あなた、だとかせかい、だとか
そういうの
映画みたいなんですもの
ぜんぶ
心が鼓動しないのですもの
なぜか
おかしな夢を見ているようなんですよ
わたし
...
人は死ぬ恐怖にいつも怯えている
自ら命を絶つものはいないと予想した


ある刹那
死ぬ怯えより 生きる辛さの方が大きくなった

人はこれを自殺と呼ぶらしい

追いやった原因は様々
...
今日も{ルビ賑=にぎ}やかな 
職場の仲間は 
跡形も無く姿を消した 
残業の時刻 

静まり返った部屋で 
ぱらぱら 
書類の{ルビ頁=ページ}を{ルビ捲=めく}りつつ 
手にした判 ...
限りなく遠い
果てしなく遠い
どこまでも遠い


この線上には何がある?
この線は何処で止まる?
この線上でだれと交わる?


限りなく遠い
果てしなく遠い
何処までも遠い
...
あいまいに陽に透けた空は
ぼんやりとして
遠く広く浅く
波に洗われる浜辺は
なんて心細いんだろう


風だけが耳にうるさく
沖をすべるヨットの帆を
暴力的に乱打して
僕のコートの裾 ...
じゃじゃりり〜ん 


紅茶が美味しい原宿のCafeで 
初老の紳士が羽織ったジャケットから 
小銭が床に散らばった 

赤いチェックのワンピース 
栗毛に{ルビ薔薇=ばら}のリボンを ...
そっとにぎりかえしていた


あなたはどんなふりをして

ぼくをどうはげましたくて


そっとにぎりかえしていた
例えば 、と 
突然呟く横顔
眠る前の畳まれる際のひとときに
ぽつと滴を落とす声が
真顔の鋭く曇りない瞳がそう言うので
言ったので私は
何が例えばなのだろうと思いながら
...
解って欲しいって叫んでばかりで
解ってあげたいって
一度も云えなかった
クリスマスの準備に忙しいのは、   
雪だるまだって、同じ事です。   
飾り付けのための樅の木、プレゼント、   
おいしい食べ物やおいしいお菓子。
だから雪だるまはこっそり脚を伸ばして? ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
支払い狩心自由詩1*07/12/29 13:56
水溜まり小川 葉自由詩307/12/29 13:36
シシャノユメ — 死者の夢狩心自由詩2*07/12/29 13:34
来年の予定北大路京介未詩・独白2*07/12/29 13:29
まぼろしの毒をたべる友達ミゼット自由詩2*07/12/29 12:59
「ホロウェイ」プテラノドン自由詩1*07/12/29 11:46
恋ではないゆず自由詩2*07/12/29 10:19
去年今年夏川ゆう俳句207/12/29 8:14
   小説 剣道少年 your mike in the HI ...紅山「そわか...散文(批評...007/12/29 7:37
錆びた羽根しろいろ短歌6*07/12/29 6:09
ルサルカが乙女に唄ふ唄佐々宝砂自由詩107/12/29 5:04
悲しい病室AKiHiC...自由詩107/12/29 3:09
「rainy」菊尾自由詩3*07/12/29 2:51
クリスマス・キッス!〜聖なる夜の五七五AKINON...短歌107/12/29 1:01
オーバーナイトどらちゃん自由詩207/12/29 0:59
あいshion自由詩2*07/12/29 0:17
雑誌「詩とファンタジー」木棚環樹おすすめリ...607/12/28 23:48
dis construction鳳エクスプレ...自由詩007/12/28 23:47
玲瓏自由詩207/12/28 23:28
in bloom本木はじめ短歌607/12/28 23:17
白いゆめエチカ未詩・独白4+*07/12/28 23:11
題名などあるわけがないark-ey...自由詩0*07/12/28 22:29
パレード 〜年の瀬の夜〜 服部 剛自由詩807/12/28 21:20
遠い由志キョウス...自由詩207/12/28 20:52
海に落ちる自由詩107/12/28 20:49
「 Help! 」 服部 剛自由詩307/12/28 20:19
あたたかななみだ吉岡ペペロ自由詩007/12/28 20:09
例えばひとつの夜の閉じ方鎖骨自由詩2*07/12/28 19:07
理解涙(ルイ)自由詩3*07/12/28 18:39
Christmas fantasy音阿弥花三郎自由詩1*07/12/28 17:39

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加筆訂正:
ルサルカが乙女に唄ふ唄/佐々宝砂[07/12/29 5:10]
仮名遣い間違ったので修整(恥
冬の星 /服部 剛[07/12/28 20:05]
3連目を直しました。 
6.2sec.