その扉は
鍵がなくても開くのです
もちろん
鍵を持っていても開きますが
鍵の存在を知る人は少ないのです

鍵がなくても開く扉の
鍵のありかはいずこと
おたずねになりますか?

虹の ...
K−1ダイナマイトを

京セラドームに見にゆく

リングは白いロープが太くて

いちばん安い席からは見えづらかった

だから大画面に自然と目がいった

メインイベントまではそうだった

魔裟斗でも

...
この世界は「時」という名のレールを走っていて
決して逆走したりしない。

僕の後ろに道はなく、
そうだ、ひたすら前進前進以下省略。
夢、という輝かしい餌をぶら下げられ、
一目散に走るのが、 ...
何もかもが意味なく思えて
ひとかけらの望みも見つからない

そんなときでさえ
腫れあがった意識の片隅で思う
「それでも、私は生きている」

どんなに淋しくても
どんなに苦しくても
一 ...
グラスの先に

君を みて

微笑めば ふわり

ふれる 花の香


あの 日の

あの 場所

あの 時間

くり かえし の

未練 の 日々

今日の僕も

やっぱり

いつもの僕だよ
あたしのブランクを

錆び付いた鍵穴と言うのなら

貴方が鍵を突き刺して

ゆっくりと回して


ふたりでしか開けない
扉があるなら
わたくし

未熟だけど

うりゃうりゃと

がんばって

ます


今年も

よろしく

お願い

します


さて





写真



好きなわたくし

ですが

この頃





描 ...
それにしても

ふたしかな青い空の朝だった

嘘ばかりオレにつかれている

カノジョと朝からいるのだった

正確にはきのうの夕方から


十年まえ滞在したアルゼンチン

サッカースタジアムまえの広場
...
通知玄関に溶けている朝の日差し強く

うなじ洗う何も言わず 砕けてゆく舟で

縦に長い穴ですれ違うぬくい犬

息整う窓にうなだれ来る竹林

海に近い頬へ甲羅の痕つける

白日に広げ ...
僅か家から200メートルのコンビニ

近いのだ
目視できるのだ ただ雪が舞っているだけで
重装備をすれば辿りつくのは容易なのだ


しかし寒い
寒いのだ

ミカンを剥きながら
...
しずかな曲線を描いて
落ちていく
最後の一日が
地平線のあたりで

手を握り合う
もう二度と
離れてしまわないように

やがて朝がくる
信じるよりもあきらかに
疑うよりもたやす ...
夜明け前
霜の張り付いた窓硝子に静脈の浮き出る青白い掌を当てる
僅かに持った体温の下で
薄い氷が悲鳴を上げながら融けていく
痛み
手のひらの型に付いた水滴
紅い血

電話を ...
北風にはこばれてくる
除夜の鐘の音
をはじめて聞いたおどろき
きみをせかせて
午前零時十分
外へ出たのだ
深夜の新年を祝うため
遠い振動
からだをつつむ時間
おわりとはじまりの相反す ...
ここは私
地面との距離も
クツやズボンのサイズも
タイピングする指も知っている
ここは私

ここは私の部屋
どこにトイレがあって
どこに埃が溜まっているかを知っている
ここが私の世界 ...
暮れゆく夕方
薄墨色のそら

街はきっと
賑わっていて

病室のわたしには
届かない

また一年が
過ぎていく

そのことが
こわくて

新しい年が
こわくて

で ...
乳白色の柔らかなフワフワした光が、
西の外れの森の外縁をぼんやりと浮き上がらせている。

ボクは森の中を進む、

光の粒子は葉の表面を乱反射してカクラン。

深緑よりも少し青味ががった木 ...
いつものように
暮れゆく
おだやかな夕

なにもなかったようで
たくさんのことがあったようで

今年よ
さよなら

みんなが
誰もが
穏やかな新年を
迎えられますように
ひとりで歩く
なんでもない冬の日に
公園に行き
ベンチに腰かけて
砂場やブランコを
眺めていたりして
そういえば春の頃には
ここにも桜の花が咲いていたなどと
ぼんやり思ったりして
い ...
未来を信じて


今を乗り越えて


たどり着く場所に


何があると言うの?




「一度の人生、好きに生きろ」


そんな台詞を耳にしたけれど


僕には ...
風が通り抜ける
身体を行き過ぎる
遠く西の方からやってきた
少し乾いて冷たくなっている
涙も雪も枯れてしまう
心臓を破く坂を越えて

壁のまえ足踏みするようにつむじ風
落ち葉を浮かべて ...
 
 
海賊が泣いていた
アスファルトの水たまりを見て
海を思い出していたのだろう

海の歌を歌ってほしいと言うので
何曲か歌った
関係ない歌もいくつかあったけれど
気づかれることは ...
俺は絶望も希望も巻き込んで

滅亡への指向を燃やしている
            071231


こもりをせなかに従えて
少し大きな赤子がほざく
少し大きな旦那様
生意気盛りの旦那様
黄色い蜜柑を手に持って
緑の枝葉を引きちぎる
つごもり ...
望まれない音の色とかたちが
夜明けのほうから降りおりる
まぶたの上のまぶたのかたち
ほのかに目覚めをさえぎるかたち


響きのなかに子らの手があり
母の行方をさがしている ...
夜を走る

それは

夜のあいだに

移動するということではない

それは

夜そのものを

移動するということなのだ

夜を走る
音も無く流れる川も冬の顔

愛情と隠し味いれ大根煮る

空仰ぎ散歩したいよ年の暮れ
女:うち、冬の夜空って、好きやわ  空気が澄んで星が綺麗やし

男:そやなぁ、オリオン座だけでも豪華やもんな

女:あの3つ並んだ星があるとこがオリオン座やんなぁ?

男:そやで、あの三連 ...
残して
捨てられなくて
腐らせていく
そんな君が嘆いてる
保存が下手な君が
声にも出来ずに繰り返す

昼が終わったら眠りたい
夢に出てきたあの場所を探している
冷え性 ...
俺は俺自身の問題と向き合うために

俺自身を破壊しながら進んでいこう
手ごろなサイズの
透明の瓶の中から
一番不安定な私を一人
選び出して
ピンセットで摘まみ出す。

自由になった筈の私は
瓶の外では生きていけない。

彼女が放り出されたのは
なにか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
扉を閉めて佐々宝砂自由詩407/12/31 23:47
桜庭対船木吉岡ペペロ携帯写真+...007/12/31 23:35
青空の下で、頬杖ついてざくろパイ自由詩107/12/31 22:45
瀬戸際にて自由詩007/12/31 22:33
たいむごーず李伍 翔携帯写真+...2*07/12/31 22:32
楽園衿野果歩自由詩107/12/31 22:18
ごあいさつ愛心携帯写真+...4*07/12/31 22:08
ふたしかな朝吉岡ペペロ携帯写真+...107/12/31 21:57
aoioui(青い王位)黒川排除 (...川柳107/12/31 20:17
コンビニark-ey...自由詩2*07/12/31 19:59
大晦日小川 葉自由詩607/12/31 19:15
叫ぶUtakat...自由詩007/12/31 19:14
12月-1月音阿弥花三郎自由詩207/12/31 17:53
世界佐々木妖精自由詩8*07/12/31 17:48
暮れゆく風音自由詩2*07/12/31 17:37
猫と月空麦自由詩107/12/31 16:49
風音携帯写真+...2*07/12/31 16:40
冬の日岡部淳太郎自由詩207/12/31 16:18
myselfピート自由詩007/12/31 12:50
赤い風船木屋 亞万自由詩0*07/12/31 12:40
大晦日たもつ自由詩1507/12/31 12:15
ホタルudegeu...自由詩0*07/12/31 12:05
大晦あおば自由詩4*07/12/31 11:10
離れる木立 悟自由詩107/12/31 9:57
夜を走る吉岡ペペロ携帯写真+...207/12/31 9:12
大根夏川ゆう俳句207/12/31 7:43
火星が地球に近づいて '07北大路京介未詩・独白6*07/12/31 6:17
「冗談にしてみせる」菊尾自由詩1*07/12/31 5:06
モグラudegeu...自由詩007/12/31 4:31
治療行為もろ自由詩107/12/31 3:50

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