そして少しばかりの喘息を患う
見上げの銀河大聖堂から
調子外れのジャム
コラールはというなら単音のまま止めどなく
退廃した昨日の動悸をまっすぐと燃やした
血脈だけが頼りなの
時 ...
マーブル模様の夜空に
月は失くしたペンダントのように沈んで
私は飛べる場所を探していた
行き交う人々の流れに揺られて
転がる石の中の
格子から手を伸ばす私
オレンジ色の街灯の光を吸 ...
うつろな夜に足元をもつれさせながら踊る
おまえのことを不器用だとは思いたくはない
月明かりは冷たく、病のように青白く
半身起こしたベッドで夢魔の尻尾を逃した
うつろな夜に ...
この暖かさが辺りに広がり
優しい花をたくさん咲かせればいい
そうしたならば希望に満ちた
初めての世界が待っているだろう
この暑さがすべてを焦がし
雑念を燃やし尽くしてくれればいい
そう ...
いつだって冬色の色彩感覚で
何にしたって閉鎖的
開いては、閉じる
掴んだ時のぬくもりと
離した時の熱の掃け方を見つめている
{ルビ囃=はや}したてたって何も出てきやしないよ ...
爪先から抜けていく
君がくれた熱は僕のものにはならなくて
隣に居ることが出来ないと分かったあの日から
君がくれた熱はまた君の元に戻っていくみたいに
僕から抜けていくよ
熱を辿れ ...
どこからか浮き出た熱は
日にちが幾つ捲られても抜けてはいかない。
やがて余分な角が削られて
体内の一箇所に集約されてしまいそう。
どうせなら胸がいい。
熱源となっているこの場所から ...
私はシュレーディンガーの猫でなければ
チェシャ猫でもなく
百万回生きたりもしない
私は貴方の前から消えたりなど絶対にしない
嬉々として鈴を手渡そう
だが貴方の優しく触れたそれに
時 ...
きょうというひのできごとの
いいとわるいを
きめるのはやめよう
え? ということも
あとで よかった になる
はからいのふしぎをおもいたい
わたしのひとみに
うつる ...
冬の海、は、切なげ。
写真の色も、藍色で。
遠くで犬が鳴いている。
隣のお姉さんは、綺麗だ。
端正、仮初、フ ...
俺は 生きているのか?
いや 世界は本当なのか?
ニャ−オ ニャ−オ ネコさんがいるよ ニャ−オ ニャ−オ こっちを向いてよ〜
...
美しかったのは景色よりも君の心だった
僕を引き寄せて
ただ好きだと言ってくれた君の心だった
決して器用ではいられないから
迷ってきたけれど
自信をもって言える
君が好きだよ
君が好きだよ
...
深夜のコンビニで強盗事件
一発の銃声 血塗れのレジ
駆け付けた救急隊員の腕の中で
若者の店員は力無く呟いた
そして僕は耳を塞ぐ
鳴り止まぬサイレン
次は誰の番?
世界は不公平 ...
夕方
街中で待ち合わせをして
あたしの糸と
あなたの糸が
みんなに邪魔されてつながらない
糸が
糸が
絡まりあって
街を歩いている
いろんな色の
糸が
身の程
なんて言われると、きゅーっとする
わたしの中の可愛いふたばが虫に食われる
しったこっちゃない
そうやって一番気にしてる
しくしくするのは胸
目じゃない
きみなんか ...
尾崎豊が
盗んだバイクを乗り回していた頃
私は妹を橇に乗せて引き
スキー板を八の字に伏せ
恐る恐る降下していました
彼女が飲み込まれてしまわないよう
ただそれだけに夢中でした
尾 ...
蜜蜜しい 月の光に
浮かび上がってくる
接木された果樹
いまだ 若々しく 細い幹
その端端がしなり
たわわに実る 赤
林檎の熟れた香りが
そっと 夢に漂い
若木ばかりの果樹 ...
どんな水たまりも
空を映していて
鏡がたくさん
地面に
木々や
家や
電信柱や
飛び去る鳥たち
ときには
女子高生の
スカートのなかも
鏡は映しだして
わたし
あなたの瞳が好き
あなたの見て ...
〇でわらって □で泣いて
△▼ おこっちゃいやよ
まあるい地球のまあるい世界
まあるくなれない男と女
凸と凹もかさなりゃ□
でっぱるばかりじゃ角がたつ
ひっこんでばかりじゃ穴が ...
? 冷雨
踏みしめるたびに僕の右足の靴底が
ひゃあひゃあ
鳴っている
今日はやけに
ひゃあひゃあ
鳴っている
*****
? その息吹を ...
キッチンから窓の外が見える
小高い山の放牧場には三機の風力発電機があって
巨大な三つ葉の風車が
/ゆっくりでもなく、はやくでもなく/回っている
この街に近づく冬はい ...
欺く地図逆さにし折る鶴の形に
光る雲なんか見たことない黒い水の排出
やまくさかんむりさんずいへんひとはしらはし
町並みを星が遮ることもある
渦なれどなぞるには感覚を要する
...
アキアカネが交差する橋の上で
アワダチソウを足蹴に
三つ指で餌の羽をむしり
魚を釣る様を眺め
その時私は
強さを知っていた
釣り上げたウグイが夕日を掻く様を
ヒグラシの伴奏に乗せ
...
愛は暮らしをつらぬく鋼鉄のような矛盾だと
珈琲をすすって
天井など
眺めて
いる
が
暮らしは愛をつらぬく矛盾のような鋼鉄だと
珈琲をすすって
天井など
眺めて
いる
し
私は土の壁に生きたトカゲを塗り込む係りでした
仕事になれた頃
一匹逃してしまいました
でかいのを
走り去るトカゲのうしろ姿が
忘れられません
さようなら
さようなら
みんな簡単に手をふるけど
この夏は
一度きりの夏
君も
甘夏色の麦藁帽子をふって
家路につくんだね
エーゲ海の青
カルフォルニアの青
ナイアガラの青
奥入瀬の青
夜明け前の青
私の青は
さまざまな色取り
青く澄んで
青く澄んで
輝く白銀となる
真剣なトキ、お子テルみたいに恐い顔しテル
わらテモ、かお、引き攣テルよ
いつカラダロ、フタリ見つめ合テ、ニラメ子
今は何時ダロ、ナンジカン経ったの?
アナタお子テルよ、裏切られたトカいて、
...
千九百四十九年
世界の中の『紅い星』
新中国は成立
黄河 長江の濁した流れが
その時 悠久を語っていた
システム 国家として成った
新国家中国
へんげのごとく 目まぐるしく
...
ある朝の食事に
味噌汁とヨーグルトが
でた。
合わないと思った。
携帯がひっきりなしに鳴る
メールの嵐
でも業者からのメールは
掛かってこない。
何が欲しいの?
何をしたいの ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
鉛のゆびさきに
キメラ
自由詩
4
07/11/21 22:03
飛行訓練
s
自由詩
3
07/11/21 22:00
ダンス(同じ小節)
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
07/11/21 21:22
春夏秋冬春
優羽
自由詩
2*
07/11/21 20:57
「土曜日、手前」
菊尾
自由詩
1*
07/11/21 20:29
「息」
〃
自由詩
0
07/11/21 20:26
「通る人」
〃
自由詩
0*
07/11/21 20:25
メイデンの猫
かるび
自由詩
2*
07/11/21 20:18
ふしぎな道
服部 剛
自由詩
3*
07/11/21 19:57
I see.
manabe...
自由詩
2*
07/11/21 19:56
ある日の戯れ言
guchi_...
自由詩
0
07/11/21 19:17
富士
瑠音
携帯写真+...
2*
07/11/21 19:06
サイレン
1486 1...
自由詩
2*
07/11/21 17:53
色とりどりの
風音
自由詩
1*
07/11/21 17:44
わきまえ
フクロネヅミ
未詩・独白
4
07/11/21 17:12
元気か
佐々木妖精
自由詩
1*
07/11/21 16:52
接木された若木
アハウ
自由詩
2
07/11/21 16:36
水たまり
風音
携帯写真+...
4*
07/11/21 16:31
図形
涙(ルイ)
自由詩
2*
07/11/21 15:35
夜
ムラコシゴウ
自由詩
7*
07/11/21 15:21
かぜのいれもの、のなかで
たりぽん(大...
自由詩
11*
07/11/21 14:51
サイダーフェルト
黒川排除 (...
川柳
5
07/11/21 14:33
遠吠え
佐々木妖精
自由詩
1*
07/11/21 14:25
あなたへ 五
A-29
自由詩
3*
07/11/21 13:09
あなたへ 四(トカゲ)
〃
自由詩
0*
07/11/21 13:04
夏
渡辺亘
自由詩
2
07/11/21 12:41
青
〃
自由詩
1
07/11/21 12:39
コトバsぜめ おぷしょんキス
狩心
自由詩
1*
07/11/21 12:21
秘められた日本
アハウ
自由詩
0
07/11/21 11:02
プチ芸人
ペポパンプ
自由詩
3*
07/11/21 10:49
5164
5165
5166
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5200
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5204
5.57sec.