さよならは言わないで
いつかまたどこかで
あなたと会う日の為に
刹那
百京分の一の間隔
それは果てしなく短く、今も刻み続けている。

刹那
目を閉ざしても見えず
耳を澄ましても聞こえぬ
人にとって不可能に近い境地に在る感覚

それでも「刹那」は今 ...
恋をしてもいいですか
この思いを隠さなくても
構わないと勇気の出ない僕に
後ろから軽く背中を
押してやってくれませんか

覗いた万華鏡に拡がる
美しい鮮やかな世界
白い兎が手招き
こ ...
(きみは近く
 足元から古い崖が、伸び悩み

 きみはすぐ下のことが分かる)

 ひどく、近く
 じっとしている
 長いこと
 息を奪われて、呑みこんだ夜
 ふさわしい音はながれ ...
高校で処方されたトローチを
ずっと舐め続けている
いつか消えるという
先生の言葉を信じて



大学生にさん付けされ
上司にはくん付けされる

しかし口の中にはまだ
トローチが悠 ...
いっその事
責めてくれれば楽だったのに


きっとここは器の中
さほど大きくない器の中に私は居て
蓋が閉じられた状態を夜と呼んでいるだけ
暗闇の中でも動けるのは知覚が生きている ...
 
追い込まれて
火が点いて
 
叱られて
気が付いて
 
 
人生はいつも
そんな感じ
 
さようなら

つづきはないのです

たぶん

このつぎに遭うときには

それはまた

あたらしい出会いになるのでしょう


さようなら

わたしのことを

なにも知ら ...
星月を見たいときには

その場所までいける 

そのことの

幸せ

美しく染まる水色の朝に

生まれた紅の光に見惚れることのできる日々の

その

幸せ


しか ...

家の前の道路はアスファルトで覆われていなかった
雨が降ると水たまりが出来て
長靴で入って行って遊んだ
夏の前

学校を休むと
斜め隣に住む同級生が
授業の内容を四つ折りにした白い紙 ...
扇情的な色彩の西日を背に塀の上を歩いて行く子供達の姿、木々に囲まれた小さな公園、冷たさを感じさせないジャングルジム、手にこびりついた錆を払い落とし、強い風に押されながら、見下ろした風景。

鎖骨の ...
段ボールの中で震える色に
夜を食ってみたらと言った
白でいようとしないでいい
黒になることを恐れないで
灰色であることを咀嚼しろ
翌日その猫は町を飛びだし
その後の事を俺は知らない
ただ ...
あの日を
あの日、と呼ぶことは
思いも寄らないことだろう
あの日の
僕には



時は
流れてゆくものだと思う
追い越せないことは
確かだけれど、
離れ過ぎずに
ちょ ...
苺模様のゆめをみた


甘酸っぱい


せかい


飛べそうな 気がしたけれど


こわがりなあたしは
ただ 目を閉じて


溶けるだけ


確か ...
うそでもいいのにね
またね
また明日

その次も
その次の日も
また明日
明日ねって

まるで
点描画のように
近づくほど君が見えない

ボクは
時々思うんだ
世界の
...
小さな書道家の
書道家のような事をしたい演劇好きのジェームスは背格好には大き目の
和室には不釣合いな本皮製ブラックの「作業着」に着られて立っている

閉じられた目の奥ではどんな風景が流れている ...
あは
きょうもよってしまつた
かくも
はなはだしくも
わすれたいことがあるならば
そう
わすれてしまえばいいのに
このあるこーるといっしょに
いのなか
だいちょうをとおして
...
 睦夫は金星棟を目指して通路を歩いていた。そこで奈々子といっしょに、仁乃から勉強を教わるためだ。
 ふと足を止めると、睦夫は二つにわかれた分岐点に立っていた。一方はまっすぐ進んで水星棟へ、もう一方は ...
浮遊する
旅に出る
ひとりを逃げる

暗いとこからお月様をみる
お星様と電話する
猫ごっこをする
紫に赤と黒を足すと黒くなる
をやめる

紫をすみれ色にする
春への近道をみつける ...
ぴったりと纏わり付いて拭えない匂いに
いつからか執着している
往なすのは衝動であり欲望には素直な態度
君が言うその
自然体とかいう三文芝居に惑わされてみる

齧った林檎は粉になっ ...
{画像=110417071821.jpg}


壁にもたれながら先輩とふたり
休憩をした。
明け方までの青果市場のアルバイト。
色々な野菜が振り分けられて、
段ボール箱に入れられた。
...
 
 
 
クラムボン
私はクラムボン
 
 
四面体の水槽を睨む私を
光は反射によってガラスに映し出し
中の私はコバルトブルーを染み込ませ
小さくゆらめきながら流されて
 
...
アメン君が持つ無意味の王様
理解されようとされまいと
規格外それは不変の観念
(ほら、恋愛が科学で証明出来ないのと
同じ事だよ。要するに未知なんだよ。)


形容するならシヴァのピルエッ ...
孤独は

暗い

明かりが足りない


誰かの温もり

明かりにしたい
愛の実は
赤い色で揺れている

ひとつ
またひとつ
色づいて
薔薇に鶯 このはなさくやひめ

ぽっぴアートの色合いが
なんだか てらてら 西方浄土
ふわっと浮遊 の フレンチボッサ

薔薇に鶯 このはなさくや
新春 色彩 ぽっぴが伝統
飾り羽子板 ...
その日
あきらめきれない ふたりは

しびれをきらした 家族たちから 
置いてきぼりにされて
先のみえない白い世界に
佇んでいた

握りしめたじいちゃんの
手から伝わる熱だけが
た ...
温泉に行った
ほっかほかにあったまったあとは
冷たい麦茶がいい

自動販売機のまんなかに 麦茶があったっけ

からん

コインを入れた


熱をもった ほっぺたに
瓶をくっつ ...
空間のほとばしり
陽射しは くね くねっと のたうち

ホ・ト・バ・シ・ル

春だったりする日
肉体は軟らかく 伸びきって
太陽を握りつぶしてみたり
口の中のキャンディーだったり
ア ...
指でつよく弾いた煙草追い風に乗って

柵の向こうの砂利に落っこちた

よく晴れた日

めずらしく暖かい日差しのなかで

弾かれた煙草ゆらゆらとのぼる煙

柵にもたれ掛かるのは僕
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
[三行詩] さよならは言わないで電子ノ猫人自由詩008/1/9 5:18
刹那自由詩108/1/9 5:14
幸せ万華鏡AKiHiC...自由詩308/1/9 3:39
心臓をたもつ為の、遺された石田 圭太自由詩2008/1/9 3:37
変わるくらい佐々木妖精自由詩25*08/1/9 3:02
「いつか」菊尾自由詩0*08/1/9 2:51
15次元☆★自由詩208/1/9 1:18
さようなら蒼木りん自由詩208/1/9 0:08
自由詩408/1/9 0:06
ループチアーヌ自由詩308/1/9 0:01
屋上龍二自由詩208/1/8 23:29
_猫之面自由詩108/1/8 23:11
河口千波 一也自由詩7*08/1/8 22:24
ストロベリー・マーブルユメミ リル自由詩008/1/8 22:08
イル・サバンナuminek...自由詩2*08/1/8 21:44
たまもこもこわた...自由詩0*08/1/8 21:39
めいていススメ自由詩208/1/8 21:03
七人の話 その5hon散文(批評...008/1/8 21:01
黒からピンクまでのグラデーションれんげ自由詩508/1/8 20:36
「確かめるように」菊尾自由詩1*08/1/8 19:56
夜明け時のアルバイトbeebee自由詩2*08/1/8 19:48
クラムボンからくり自由詩1*08/1/8 18:54
222hzmanabe...自由詩808/1/8 18:49
孤独夏川ゆう自由詩108/1/8 18:46
ハートの小箱を開けたらユメミ リル自由詩1*08/1/8 17:09
薔薇に鶯アハウ自由詩508/1/8 17:08
摩周湖池中茉莉花自由詩1*08/1/8 16:12
いちごみるく自由詩3*08/1/8 16:05
春だったりするアハウ自由詩608/1/8 15:11
古い写真のこと 思い出のこと 憧れのこと水町綜助自由詩5*08/1/8 14:37

Home 戻る 最新へ 次へ
5149 5150 5151 5152 5153 5154 5155 5156 5157 5158 5159 5160 5161 5162 5163 5164 5165 5166 5167 5168 5169 5170 5171 5172 5173 5174 5175 5176 5177 5178 5179 5180 5181 5182 5183 5184 5185 5186 5187 5188 5189 
5.92sec.