隣に誰かが住んでるのは
わかっているのだ
ときおりの咳(しわぶき)
まだ夜になりかけの時間に
聞こえるラジオの音
ゆるやかにまわる
洗濯機の水音
彼は
食事を終えると
すぐに ...
マシュマロの軽さで君と交わった優しい音のするこの部屋で
窓の外月のメロディー聴きながら繋ぎ合わせる昨日と今日を
おやすみと笑顔の数は数えない信じたいからもう泣かないよ
ラクダに乗って楽だ!
チーちゃん待って
じゃんけんポン
たんすでダンス
くだらない事言って
生きてゆく。
時間の共有
時間の長さに満足
如何に有意義に生きるか?
死とは何か? ...
雲ひとつない産業的な快晴だ。
その空に向かってタバコの煙を吐き出す。
炎症した気管支の血の味も心地よい悲劇性を放つ。
今日も工場の地響きをバックグラウンドにして、
レクイエムをこのまなざしで奏 ...
マシュマロを浮かべた紅茶に
溶けていく時間のように
君と繋いだ 温もり
優しくて 触れたくて
今にも
こぼれそうな
臆病なわたしのユメを
あたためていて ほしいな
...
幼子の手引く母の
足取りは重く
歩道の上
アスファルトに滲んでいく
いつの日も繰り返される
出掛けてしまった後悔を
抱いたまま家路を急ぐ
手に取る物がそこに在る
確 ...
運命というのはね、
そうやっていつも誤魔化す君だから
ついにやってくる終わりの鐘も
きっと聞こえなかったふりをするのだろう
はやく、鐘よ鳴れ
だってもう
あたしの魔法はとけてしまう
零時 ...
窒息目的の答えだから
踏み千切って
浅海色の空へ投げ散らかした
嘆くことにも好くことにも疲れてしまった私は
澱んで溜まって
イタズラに腕を掻く
6
5
4
...
さまざまな想いが込められた街角に
熱を帯びた顔をさらして
過ぎ去った日々を懐かしく思う
若さ故の過ちは多々ある
それは顔を背けたくなるような
恥ずかしいこと
それで ...
なんだかゾクゾクする。
身体中の関節が痛い。
熱があるんじゃないんだろうか。
もちろんあるに決まってる。
鼻は詰まるし
喉が痛い。
咳が止まらず
食欲も失せる。
彼は医者に行く ...
見えぬ鳥いだく重みに耐えかねて歩み止めし時そは飛び去りぬ
一枚を破いたはずが二枚なりお前をどこに葬ればいい
あなたにはあなたの石がわからないあなたの水に削れ ...
長い長い
旅の終わりが
こんなところだといい
荷を降ろして
火を焚く
そのとき
感じるのは
暖かき
幻
密やかに囁く
木々の擦れ合う音
朝はまだ
こんなにも早くて
この木々の下
わたしは
誰にも見られず
泣くことができる
誰も慰めず
心配もせず
手を差し伸べることもな ...
流れは知っていた
ただ、それを変えることが出来ない
捨てられない
せめて渦の中にいたいのに
手を拒み続けた罰、でしょうか
同じ部屋にいても
こころが離れていく
ムーブメント
あなたが
何を感じてるか
そんなのわからない
けど
ふたりとも
相手を残して
部屋を出ようとしている
ムーブメント
どちらが先か
お互 ...
死んだのだよ
誰も知らない場所で
その音を
騒ぎを私は早朝に聞いたのだ
あれは
お前の声なき声だったのか
顧みるに
お前は絶命をしたのか
私に
この心の中の残された ...
あなたと二人
倉庫の脇で体を寄せ合って
雪の中
白い息を吐いていた
わたしにもあなたにも
大粒の雪が積もっていた
それでも動けなかった
動きたくなかった
あなたのおかげで
世界に ...
雪どけ水の流れる静脈
光の片目を両手で包み
生れ落ちた日の鈍色を聴く
にじみのにじみ
花の洞の道
雪の粉の服
笑みの鳥の羽
ひびきがひびきを
見つめにきている
も ...
ひと針
ふた針
み針
花嫁衣装を縫うよ
かわいい娘や
笑ろとくれ
笑ろうとくれ
ちいさいおまえが
ついた嘘は
たとえ可愛えど
ひゃくやっつ
千の針 えん魔さんが
くださ ...
夕刻
白楽百番地は混濁する
路地を行くたくさんの影
色はまだらに四方に吹きつけられて
球殿からもれこぼれる喧騒が
雑踏の常時音に伏す時
スナックカサブランカの孤独はゆるりとほどけ
...
うさぎのはなし
みみをむすんで
はいたになって
しろいむすびめ
がいじのそれは
しろいりぼんだ
せーらーふく!
どうしたんだい
きみのめったら
みていられない
まっかに ...
三が日終えて初めてパスタ食う
新年に去年の仕事終わらせる
白菜が「鍋にいれて」と言ってくる
非常識ゆびの動きに旋律す何に喩えておんがくかたる?
飲み込めば海どこまでも海岸す遠い夜空に沈む航海
逆らえばごろっと未完こぼれだす胸の意識の底の明日の
...
さよならは言わないで
いつかまたどこかで
あなたと会う日の為に
刹那
百京分の一の間隔
それは果てしなく短く、今も刻み続けている。
刹那
目を閉ざしても見えず
耳を澄ましても聞こえぬ
人にとって不可能に近い境地に在る感覚
それでも「刹那」は今 ...
恋をしてもいいですか
この思いを隠さなくても
構わないと勇気の出ない僕に
後ろから軽く背中を
押してやってくれませんか
覗いた万華鏡に拡がる
美しい鮮やかな世界
白い兎が手招き
こ ...
(きみは近く
足元から古い崖が、伸び悩み
きみはすぐ下のことが分かる)
ひどく、近く
じっとしている
長いこと
息を奪われて、呑みこんだ夜
ふさわしい音はながれ ...
高校で処方されたトローチを
ずっと舐め続けている
いつか消えるという
先生の言葉を信じて
大学生にさん付けされ
上司にはくん付けされる
しかし口の中にはまだ
トローチが悠 ...
いっその事
責めてくれれば楽だったのに
きっとここは器の中
さほど大きくない器の中に私は居て
蓋が閉じられた状態を夜と呼んでいるだけ
暗闇の中でも動けるのは知覚が生きている ...
追い込まれて
火が点いて
叱られて
気が付いて
人生はいつも
そんな感じ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
A Man Next Door
風音
自由詩
5*
08/1/9 21:13
月の詩
ユメミ リル
短歌
2*
08/1/9 21:02
美感的死
ペポパンプ
自由詩
3*
08/1/9 20:28
まなざし、不可知、忘却
ケンディ
散文(批評...
0*
08/1/9 19:32
マシュマロ
ユメミ リル
自由詩
0
08/1/9 19:05
ゆらぐ
川口 掌
自由詩
4*
08/1/9 18:01
嘘吐き
具壱言
自由詩
3*
08/1/9 17:40
「既視感」
菊尾
自由詩
1*
08/1/9 17:37
北風の街
山崎 風雅
自由詩
1
08/1/9 17:24
風邪
風音
自由詩
1*
08/1/9 16:19
むすび たかなり
木立 悟
短歌
4
08/1/9 15:25
旅路
風音
携帯写真+...
1*
08/1/9 14:19
たとえ悲しみが体を波のように満たしたとしても
〃
携帯写真+...
2*
08/1/9 13:19
遠すぎて泣けもしない
fuchsi...
携帯写真+...
3
08/1/9 12:40
ムーブメント
風音
携帯写真+...
1*
08/1/9 12:36
年度末の出来事
doon
自由詩
0
08/1/9 12:27
糸の切れ端
チアーヌ
自由詩
3
08/1/9 11:41
降り来る言葉 XXXV
木立 悟
自由詩
2
08/1/9 10:59
嫁入り千本
フクロネヅミ
自由詩
4
08/1/9 10:09
白楽百番地
凛々椿
自由詩
3
08/1/9 9:33
、、、
昧
自由詩
3*
08/1/9 9:12
新年
夏川ゆう
俳句
1
08/1/9 8:01
非常識
本木はじめ
短歌
3
08/1/9 5:19
[三行詩] さよならは言わないで
電子ノ猫人
自由詩
0
08/1/9 5:18
刹那
〃
自由詩
1
08/1/9 5:14
幸せ万華鏡
AKiHiC...
自由詩
3
08/1/9 3:39
心臓をたもつ為の、遺された
石田 圭太
自由詩
20
08/1/9 3:37
変わるくらい
佐々木妖精
自由詩
25*
08/1/9 3:02
「いつか」
菊尾
自由詩
0*
08/1/9 2:51
15
次元☆★
自由詩
2
08/1/9 1:18
5148
5149
5150
5151
5152
5153
5154
5155
5156
5157
5158
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5160
5161
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5165
5166
5167
5168
5169
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5171
5172
5173
5174
5175
5176
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5183
5184
5185
5186
5187
5188
4.98sec.