恋愛ものの映画を、
切ない心で見ているのは、
この二人は結ばれないと
知っていたから。

どうして私は、
結末を知らない
あなたとの恋愛物語を、
切ない心で演じるのかしら。

...
頼りなく緩やかに
指し示した指先から
また、ひとつ
こぼれ落ちる

まるで
時間をかけて浮かび上がる
あぶり絵のよう

そっとのぞき込む君に
また、ひと雫
オレンジを搾る

...
関節がニチリと僕をわらう冬
もう、コートは脱げなくなった


ぎゃはぎゃは、あたしは液体をばくんとのみこむ、
頭パーンする
・・・なんで覆い隠しているんだろう 

若かった頃 
まだ色んな事に縛られないでいれた頃 

ボクなんかより若くてパリッとしていた頃 

このヒト
こんな風にいつも疲れたまんまの自分 ...
波が、体をおして来る
水の体でおしてくる
だからぼくらもおしかえす。
でもまた波がおし返す
夜になって波がきつくなり、
ぼくらは帰って朝になる
朝になると、弱くなり、
夜のつかれを休ませ ...
からだよ、もすこし待つんだよ
あしたにはスーパーマーケットへ行って
トマトを買ってくるからね
ひき肉買ってくるからね
ワインも買ってくるからね
おまえの欲しいもの
みんな買ってくるから ...
                    金あからむ茶碗のおと
                    禁煙席のけむり黄緑を
                    燐であえ口にほおばる
     ...
夜はすこしだけやさしくなる
引っ掻いただけで感傷


{引用=君の目に 星が浮かんで 流れてく
またたくたびに 鮮明になる}

闇の世界で光がおよぐ
さかなみたいに息をしている
...
私が疲れたら、
君はそっと
支えてくれるね。

そしてちょっと、
心配してくれるね。

その心配が、
君の疲れになったとき、

今度は私が
君を支えるから。


そんな、一 ...
本屋で映画の本を買っていく。
映画を買う時間は僕は勉強する。
いろいろな人と街を作る。
僕はその話をするのをやめる。
いろいろな映画を作る時に本を読みながらジュースを飲む。
音楽の話をしなが ...
河原町ジュリーの噂
子から子へ
語り継がれる都伝説
やつは
全てを
知っている

そして
全てを
教えてくれる

赤は全てを覆う虹の色
全てを覆す虹の色
淡い

花の色のように

でも

美しく

確かに

たくさんの ありがとう



経験しました

かすみ草のように

小さくではありますが

役に立てて良かったです




もらった分を

倍 ...
{引用=



咲く花の魂を抱きしめても
萌ゆる幸せは月光のように
透きとおってしまう



玻璃の盃に浮かべた幻想は
思い出のように甘くただようが
あなたの生命のときめきは ...
「言葉」を書いてはいけない。

そう聞いたとき、私が一番恐れていたことが、今、起きてしまった。

「言葉」が書けない。

いままで、キーボードの前に来れば、私の指は知らず知らずの内に、キー ...
はじめまして うさぎ
大きなうさぎ
隠れ家のうたげまで
丸いしっぽを振ってさ
顔と変わらないでかさのヘッドフォンなんかが
かつて愛を共に真似た
Northって名まえのしろくまに似ている
...
紅茶に毒を入れて飲んでみよう
そんなことをずっと考えていたら
いつの間にか法律が変わっていて
紅茶がまったく手に入らなくなった
僕の夢は叶わなくなってしまった
胡麻の実のかたまりを煎じて飲ん ...
犬に筍でぶん殴られて僕は死んだ
そんな馬鹿げた話があるかと思った
そしたらフランス人が200人やってきて
代わる代わる僕を抱かせてくれと言った
そのうちアロエの皮を剥いていた
玉子くさい息を ...
カゴの中の鳥は、ありがとうって言ってるのかな。
だいすきだよって、想ってるのかな。

肩から肩へ。

カーテンレールからソファーへ。

大きな翼は羽ばたいているのかな。

羽根を切ら ...
)鳥が叫んでいた、音楽の道。(僕はその先に小屋があって、小屋はビルの一階になっていることを知っている。沙漠の拡大は羞恥心により妨げられている。ビルの屋上から沙漠は始まった。音楽が細く放射していく、僕の ... 忙しそうに歩いてる人は、忙しいんだろうね。

カメラをいろんなとこに向けてる人がいた。楽しいんだろうな。

デート中の恋人たちは、終始笑顔だった。嬉しいんだろうな。

誰もいないとこで音楽 ...
覗き込んだら 電脳朧月
深夜のコーヒー もう何杯目だろう

君のすべてを零と壱に分解して
新しく未来に何を残せていけるのだろう

  知りたくない情報も鼓膜に突き刺さる


最近の音 ...
口ぶえは

水色の日だまり

悲しみは

春の日差し


君のリップで

白く光るから


僕は待てない

待ちたくない


カラスたちが

シャボンだま
...
テーブルから見るベランダに、橙に光る高速道路の景色はあった

白く、薄い、カーテンから透ける橙の光は、
いつもと変わらない部屋の景色に過ぎず、
光は、誰彼構わずに欲求を抱かせる原因だった

...
低いビルのレモン色の入口に

革ジャンにジーンズの女がたっている

マッサージどですか、

日本人ではないイントネーション

暗いオレンジ色の部屋で

中華系のバラードを聴きながら ...
ふれるめがねが社会を科学
  まるでおっきな象さんみたい

腹ばいになって日々開拓
  土を分けても退屈ばかり



くらげ踊る海の中で話したい
  そしたら心は今夜旅に出る ...
学生たちが
そこここに円くあつまって
華やいでいる
どうしたら
あんなふうに笑えただろう
そういえば、もう
何年も卒業していない

花壇のすみで
孤立無援だった球根さえ
新しい黄緑 ...
おはようの前に
貴女はもう起きていて
いただきますの前までに
ご飯を完成させている
いってきますの前には
弁当を手渡してくれる

小生はその後の貴女を知りません

ただいまの後は
...
埃の舞うなかで
それを吸い込んでしまうのは
致し方ないことだろう
それ故に
汚れていくのは
望んではいないにしろ
そうしなければならないのかもしれない

いつしか諦め
せめて綺麗な景 ...
死んでお詫びをします
そういって飛び降りた
卒業式で
大好きな学校、というべきところを
大嫌いな学校、といったのだ
責められても
大好きな、とはいえなかった
心を伏せて好きということがで ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
・恋愛物語・はち自由詩108/3/28 23:17
オレンジこゆり自由詩3*08/3/28 23:14
そういう因子短歌2*08/3/28 23:12
通勤快速にてよーかん自由詩408/3/28 22:49
渡邉建志自由詩1*08/3/28 22:35
こころよ、もすこし待つんだよふぁんバーバ...自由詩6*08/3/28 22:35
青春 II井岡護自由詩0*08/3/28 22:34
夜明け前ゆうと自由詩2*08/3/28 22:01
・運命の人・はち自由詩108/3/28 21:55
戦いは何かを捨てた街で歌が歌われる。霧一タカシ自由詩008/3/28 21:50
平安ブルー 23北大路京介短歌2*08/3/28 21:42
武器morio自由詩108/3/28 21:40
李伍 翔携帯写真+...3*08/3/28 21:40
春の小曲まどろむ海月自由詩5*08/3/28 20:32
スランプ愛心自由詩7*08/3/28 19:57
うさぎたちばなまこ...自由詩11*08/3/28 16:36
内臓がどうにかなってしまったセガール、ご...自由詩308/3/28 16:25
自動ポルノ自由詩208/3/28 16:24
創書日和「鳥へ。」狠志自由詩108/3/28 16:04
音楽の道葉leaf自由詩13*08/3/28 15:41
休憩。狠志自由詩308/3/28 15:36
電脳朧月北大路京介自由詩8+*08/3/28 14:36
春の日差し吉岡ペペロ自由詩108/3/28 13:37
ベランダの橙に光る高速道路をブライアン自由詩1*08/3/28 13:30
風俗小説吉岡ペペロ自由詩108/3/28 13:28
くらげ眠るまで日月自由詩1*08/3/28 12:31
春の準備体操佐野権太自由詩10*08/3/28 10:19
手紙木屋 亞万自由詩2*08/3/28 10:11
成る身だ太陽の獣自由詩1*08/3/28 10:11
十二歳の死宇宿一成自由詩008/3/28 10:04

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