星たちの輝き
静まりかえった町
ピアノの音
ノックターン
古時計の歌
ちょっと良い気分
ブランデー片手に
ランとじゃれる
ゆっくり時間が流れる
戸を叩け、すれば開かれん
一 ...
高校はへんさちで言うと
中の上のへんで
商店街の本通りが見下ろせる
屋上でいつも
ちよちゃんと並んで
お弁当を食べました
たわいのない話
ゆめや
男子のこと
テレビや
音楽のこ ...
こころを一部
切り取った
切り取られたこころ
わたしを離れ
苦しそうに跳ねる
しかしまたすぐ
新たな血管が生まれ
弱々しくはあるが
規則正しく
収縮し始める
もうわたし ...
前回の模様→http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=99109
前々回の模様→http://po-m.com/forum/threadshow.php?di ...
「取れないのよ」
薄紫の煙草のけむりのような輪を
月桂樹の冠みたいに
ぐるり と頭にのせて
隣りの席でカノジョがボヤいている
アノヒトのことが
頭から離れないと言う
そう ...
雨の街 ただ歩き続けて
意味もなく笑ったりした
ずぶ濡れでもかまわないから
生きてみようとした
弱いのですか 弱いのですね
ダメになることすらできない
相変わらず空は雨を落としてる ...
あれは土星です
あれは金星です
あれは三日月。
東の空、地平線の近くに
水星が太陽に寄りそっています、
地平線の下にしぶる太陽を手招きしています。
太陽が顔を出すまえの
冬の朝の ...
こぼれ落ちた涙にそっとささげよう
君がいま失くした愛の破片を
生きてることに少し疲れてるようだね
遠くへ行きたいと云ってはため息ばかり
そのあとに笑ってみせるのは悲しみのせいだろう
抱きしめ ...
ぼくが司会をする朗読会の前に
亡き友の魂に祈る為
愛する作家の遺作に出てくる
上智大学のクルトルハイムを訪ねた
洋館の重い木の扉を開くと
暗がりの壁に
一枚の肖像画があり ...
言葉に溶かされて
解けないようにきつく縛って
精巧なもつれ合い
眼差しはわざと冷たく
仕草だけを頭に残す
置き去りにして後味は吐き捨てて
どうなったって構わないなら
ゆ ...
あなたがくれたプレゼント
あたしに全然似合わないじゃない
あたしの感じと全然違うじゃない
全くの見当はずれ
欲しくないものランキングの上位にいきそうだよ
でも
...
くしゃみをひとつする、と
私たちは地球儀から滑落して空に溺れる
あの日グラウンドから送った影は
手をつないだまま鉄塔に引っかかっていて
捨てられたビニールのレインコートのようだった
バス ...
くうきをふるわせることば
きみのもとへはとどかない
さびしいかい、さびしいよ
かなしいかい、かなしいよ
こころのなかでこだまする
すき、すきだよ、とても
それはつらいだ ...
総武線に乗る
今日もはっきりと黄色いが
乗ってしまえばわからない
終電の一本前
日本シリーズの直前とくれば
立っているひともいない、
空いている席もない、
という絶妙な乗車 ...
しとしと落ちる 泪の粒に
あの娘の顔が うつってる
道路に落ちた ネオンの影を
タクシーが轢いて はじけ翔ぶ
音に消されて
踏めば波打ち
ユメトウツツヲノミコムミゾハ
ドブ板の割 ...
一の一。
恥ずかしながら、こうした何かしらの文章を書くようになってから、アダルトなもの、いわゆる"AV"を見るようになった。
最低、週に ...
冬の日の午前
ちょうどそのくらいの影や音
たいせつなことを
たしかめるための明るさは
冬の日の午前
ちょうどそのくらいの影や音
ブイサイン作りながら、その間に温州蜜柑を挟んだ思い出
覚えているのは僕くらいだった
クラスのみんなは大人になってて
できちゃった、できちゃったとませた増産結果を報告してる
順番とはなに ...
「全て私の責任でございます」
年金問題も
餃子に毒が入っているのも
空気が汚れていくのも
高齢化が進むのも
戦争が起こるのも
赤ん坊が夜泣きをするのも
「全て私の責任でございます ...
虹を見ていた
空に放物線を描く光の帯を
虹を見ていた
あの日君と眺めた七色の輝きを
虹を見ていた
ただ黙って見ていた
思い出は今も胸に消えない懐かしい橋をかける
あの日僕らは雨上がり ...
マグカップは一人暮しの部屋
マグカップは白い木製の机の上
白いカーテンは大きなベランダの窓
白いカーテンが小さなソファに触れる
ピアノが鳴っている向かいの一軒家
ピアノの音が途切れとぎれに越 ...
逃走
激しくイレ込む黒毛の逃亡者
疾走
足元が背景になる
失速
ペース配分がブドウ糖を浪費する
42.195キロを完走するため
ハワイと日本が近づく速度で脚を上げ
顔面を強打する
1 ...
記憶は山裾を落ちる雪に巻き込まれながら
つるつると滑ってゆくのでした
雪の襞にしょぼくれた顔が見え隠れするたびに
胸のひとところが痛むのですが
折りたたまれた日光のまぶしさに
真昼の星の ...
空は雲ひとつなく
どこまでも
青く澄みわたっている
ぼくは腹が立ったので
空のやつに思いっきり石を投げつけてやった
そしたらあいつ激しく打ち返してきやがった
おじいちゃんの後ろ姿が
霞んで見えるようになりました
小さく丸まるおじいちゃんは
小さい頃より幼くて
厳格な表情まで
真ん丸の大福みたいになりました
時折寂しい声をあげて ...
しらしらと騒ぎつづける常夜灯。白ちゃけた腕と、シーツと、骨と。
言葉なく羊の群か葬列か 食堂へ並ぶ人々の背中
膏薬を塗りたくっても痛いまま白いカルテと暦を散らす
...
香り立つ春の訪れもう少し
梅林雨に降られて薫り死ぬ
梅の香に釣られて歩く遊歩道
僕らは
また
あの光を探しに
旅にでよう
確かにあった
あの
ある光を探しに
魔法を握りしめている
オタオタぬりつけている
透き通るまで引き締めている
母親が調合していた
カードダスの代わりに集めてた
花の名前は知らないが
花の香りの瓶だった
魔法を握りしめている ...
赤縛の空
薄く研いだ朱墨をぶちまけたように
赤が漏れ出していて
まるで感情のよう
それは女性
それは幼児
それは永遠の少年
隣で手をつないでくれる憧れの君は
少し飽きたように
空を仰 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
宵の口
ペポパンプ
自由詩
5*
08/2/18 21:59
ちよちゃんと屋上で
ふぁんバーバ...
自由詩
6*
08/2/18 21:55
ポケットにこころ
こゆり
自由詩
7*
08/2/18 21:12
第3回批評祭!!!
過去ログ倉庫
08/2/18 20:55
環状感染症候群
渡 ひろこ
自由詩
18*
08/2/18 20:47
傘もささず、立ち尽くしたら雨だった
涙(ルイ)
自由詩
2*
08/2/18 20:17
冬の朝の出来事
寅午
自由詩
2
08/2/18 20:01
抱きしめたい
涙(ルイ)
自由詩
0*
08/2/18 18:35
イグナチオの涙 〜クルトルハイムにて〜
服部 剛
自由詩
3
08/2/18 18:25
「離別」
菊尾
自由詩
0*
08/2/18 17:50
プレゼント
夕焼け空
自由詩
8*
08/2/18 17:47
青を、
Rin.
自由詩
30
08/2/18 17:36
ぼくだけの恋
ゆうと
自由詩
3*
08/2/18 17:20
寂しい会話(実話)
よしおかさく...
自由詩
3*
08/2/18 16:34
空の泪
poorgu...
自由詩
0
08/2/18 16:25
「 だからぼくは書いてオナニーして読まれてセックスしたい。そ ...
PULL.
散文(批評...
0*
08/2/18 16:07
しずかな光
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/2/18 15:58
古い物を思い出すとき
フクロネヅミ
自由詩
3
08/2/18 14:32
そうです、全て私が悪いのです。
fuchsi...
自由詩
1
08/2/18 14:21
虹を見ていた
未有花
自由詩
17*
08/2/18 13:51
朝の隙間
木屋 亞万
自由詩
0*
08/2/18 12:31
不適応
佐々木妖精
自由詩
1*
08/2/18 11:53
その向こうへ
clef
自由詩
0*
08/2/18 11:48
空
fomalh...
自由詩
0
08/2/18 11:36
遺書
ゆるこ
自由詩
4
08/2/18 8:40
白い施設
高島津諦
短歌
2*
08/2/18 8:04
薫り
夏川ゆう
俳句
0
08/2/18 7:51
ある光
風音
自由詩
1*
08/2/18 6:42
笑いじわ
佐々木妖精
自由詩
4*
08/2/18 4:05
情景と関係
秋也
自由詩
1*
08/2/18 2:58
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
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5063
5064
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5.16sec.