避けるようにしてたけど
どうしても避けて通れないのかなぁ…
文字だけのセカイ
信じられない
全部冗談に聞こえてしまうんだ
「またまたぁ
なにいってるの〜(笑)」
って何気ないふうを装 ...
ふと歩いてみようとわき道に入った。
平らだった。
平らで、細く、集荷場のコンベヤのようで、
あたしは進むしかなかった。
大きなバスが停まっていて、女の子たちは
そ ...
爪の先が
黒ずんでいる
また誰かを
壊したいと願う
目の奥が痛い
充血していく
爪が本当は
特定している
苦しめたい人
右手の皮を剥いで
肉に塩と胡椒を
擦り込んでいく
...
人は
誕生日に
呪われた
だから人は
その呪いを
打ち消すために
誕生日を
祝うのだ
どれだけの不運だとて不幸にならねばならぬ道理はない
バイクが壊れた夜 赤いスピードメーター
まわらないエンジンキー 雨
赤い三日月からしたたってくる涙は一体誰の
ミラーがシートが血に染まって
私が私が千切れてく
死にたいと思う身体
...
この世でうまくやるために
生まれてきたわけじゃないんだぜ
俺は本当のことをいうよ
誰かがそれで傷ついても
この世でよろしくやってくために
生まれてきたわけじゃないんだぜ
俺はや ...
「もうすぐ0時になります」
そう言ったきり、0時ちょうどを告げなかった
「まあ!この靴私にぴったり!」
その声は
時報の女性
「おお、私の愛しきシンデレラよ」
生温かい涙が頬を伝う
これは諦めであり、決意でもある。
冴えた月のさきが
零れだす嗚咽をさめざめと照らし出し
あなたはこんな暗い森に置き去り。
ヘンゼルが、白い石を指差す時間
あな ...
オレンジの錠剤を
窓から投げ飛ばし
袋に入った白い粉薬を
流しにジャーと流し
黒っぽいみずぐすりは
観葉植物に飲ませた
そしてい ...
スプーンで
粉っぽいくせに
白いお砂糖と
むりやり
無理矢理だよ
ぐるぐるってさ
なんとなく
計算なしに
ぐるぐるってさ
ねえ
私たちに似てるかも
なんてこと
なかったのにさ
...
山のあなたの空遠く
はっきりはっきり目が覚める
布団を押し上げて
燃えてしまっている
あなたが幸いではなく
きがかりだ
何の関係もなくきがかりだ
そう
そういうこと
きがかりだ
み ...
少数派の暴動が始まる
惨めな結末になるのは分かっていたのにね…
美しい風景を見せてくれ
さもないと殺してやる…
僕は狂っているから
善良な人々は僕を許さないだろう
強くなるしかない ...
あったかくて親密な壁との対話に
身体の内部が地震になるほど
たましいがふるえすぎて沈んでいたんだ
そろそろ何か、雌豹なムードを求めたくて
つっかけ履きで捨鉢気分で
買い出しっぽく突然外へ抜け ...
「伸ばしたときには
すぐ先の庭で
私のしたいが
転がることでしょう
時に、唇は
鼓膜を
突き動かすために
震えるのだといいます
背後に広がるうみ ...
{引用=
Meruki『海に似た形の』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=151980
}
何から話し始めるべきだろう。この作品の「彼女」、 ...
小学生の頃、父と釣りに行った
昼過ぎから夕方まで
魚は一匹も釣れなかった
はら減ったべ?
タバコを吸いながら父は
僕にそう聞いた
きゅうにおなかが空いてきて
おもわず
...
コンパの語源は
カンパニー
蛙の肌を思い浮かべる
ヌメヌメかザラザラか
隣の奴が話してる
笑いながら話してる
今日は大学へ行った
熊には会わなかった
猿と雉だと桃太郎
...
出来なくなって死ぬのは仕方ないが
したつもりになったり出来ないつもりになって死ぬのは馬鹿だ
傷や染みのひとつない手は綺麗だがそれだけであるように
日付変更と同時に更新しなくてはだめだ ...
長い間待ち望んでいた瞬間が訪れる
受付の看護士さんに案内され
病院らしい匂いのする待合室の長椅子に
わたしはひとりで腰掛けていた
手術自体はあっと言う間ですから
こころにメスを入れる ...
視線の先に
ころがっている
ビン
捨てられた現実を
超えて
光っている
劫初からの光を享け
光っている
ビンが在る。
追い風が吹いて
帰り道
ポケットに手を入れて
どこに帰ろうか
遠くで
口笛が聞こえる
部屋では
猫が待っている
たぶん
窓際に座って
通りを見下ろして
新緑が
...
線路にそって
坂道を歩いていると
葉のみどりに雨粒が
そしてどうしてってかんがえる
どうして
葉はみどりなの?
どうして
雨は水なの?
どうして
花はきれいなの?
どうして
...
そよ風
ゆらゆら
揺れて
ハート
ゆらゆら
揺れて
あの子はきっと
今頃
泣いている
こころ
ゆらゆら
揺れて
砂漠の真ん中に
ペンギンの死体があった
穏やかな光の祝福を受けて
左右非対称に腐れていた
耳をすませば
崩れる音も聞こえた
老いた男はか細い腕で
窓を閉めた
風で砂が入るのを嫌っ ...
使えないのは仕様です。開き直りたくもなる。
できない理由を問われても聞かれたこっちが聞き返したい。
不器用さが格好いいのはテレビの中の話です。
現実は目の前にしか現われない。
夢見がちな年頃だ ...
コンピュータの前に一人の男が座っている
白い髭を豊かに蓄え
禿げ上がった頭を気にしながら
彼はサイボーグの父親だ
その心の原子までズームインしてゆきたいが
サイボーグの父 ...
小指をなくしてしまったのと
あなたは淋しそうに言う
けれどあなたの手には
たしかに五本の指が
すらりとあって
僕からみると
ほかの指より少し短いその指は
いちばん右といちばん ...
桜葉のような少女の手を
抱いて
うら若きわたしが泣きます
波濤の白にいくつもの
瞳は
飲み込まれて
月がいつまでも
母恋しと
ひかります ...
古い畳の上の
小さな端切れを見ていると
きものをきるのと同じくらい
楽しくなる
五月の空の下を
どこからか 不意に
クチナシの香り
五月の風を感じながら
香りの行方を
探したくなる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
迷
朱華
自由詩
0*
08/5/4 3:08
ラージ、ラージ、エクストラ
Ohatu
自由詩
1
08/5/4 2:45
ブレイクハンズ
木屋 亞万
自由詩
0
08/5/4 1:58
誕生日
相良ゆう
自由詩
1*
08/5/4 1:00
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/5/4 0:26
フルスロットル
朽木 裕
自由詩
2
08/5/4 0:15
life for good
udegeu...
自由詩
4+*
08/5/4 0:03
時報の女性。
そらの とこ
自由詩
1*
08/5/4 0:01
暗い森の童話
水島芳野
自由詩
3
08/5/3 23:49
ばんのうやく
むむ
自由詩
1
08/5/3 23:43
ココアの気持ち
uminek...
自由詩
15*
08/5/3 23:32
マテリアル
石川和広
自由詩
8*
08/5/3 23:27
157
ピート
自由詩
0
08/5/3 23:11
絵日記
jin
自由詩
9
08/5/3 22:28
ラプンツェル
山中 烏流
自由詩
3*
08/5/3 22:20
海に似た形の、しかし実体のない女を語るように
2TO
散文(批評...
4*
08/5/3 22:15
タバコの思い出
小川 葉
自由詩
8
08/5/3 22:09
内観
kei99
自由詩
1
08/5/3 22:03
酸素バーに浮遊
鎖骨
自由詩
2*
08/5/3 21:47
待合室のひと
恋月 ぴの
自由詩
36*
08/5/3 21:47
ビン
Etuji
自由詩
0
08/5/3 21:00
帰り道のブルー
風音
自由詩
9
08/5/3 20:06
どうして
ふぁんバーバ...
自由詩
5
08/5/3 19:37
ゆらゆら
風音
携帯写真+...
2
08/5/3 19:28
祝福
たもつ
自由詩
4
08/5/3 18:48
『実直に』
東雲 李葉
自由詩
2*
08/5/3 17:39
サイボーグの父親
草野春心
自由詩
2
08/5/3 14:24
「なくした小指」
ベンジャミン
自由詩
10*
08/5/3 14:09
五月
森さかな
自由詩
4*
08/5/3 12:09
移り香
フクスケ
自由詩
1
08/5/3 11:37
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
4950
4951
4952
4953
4954
4955
4956
4957
4958
4959
加筆訂正:
マテリアル
/
石川和広
[08/5/3 23:33]
註をつけました
7.86sec.