デジタルは
繰り返すものの調べ
デジタルは
コピーされた微笑
デジタルは
言い聞かせられる快楽
人から
事象から
自然から
手帳は未来を記 ...
泡立てられたクリームはベッドで寝かしつけられた子供の夢そのもの
冷ややかな時の流れ身を任す私たちに、
つかの間にしては充分過ぎるほどの温もりを与えてくれるだろう。
そうして、客の大半は棺桶まで眠 ...
かげろふやガソリン一滴惜しむ日々
花散るや小猫は野辺に腐りつつ
病む祖母のひとみ濁れり藤の花
わが胸は花花花とうづきけり
秘めごとは肉の匂ひや落椿
佳き人のお尻は白し夢の ...
あのこの
スカートの
プリーツを
風が
ほどいていく
その
光景を
いつまでも
忘れられない
あのころの
ぼくたちは
輝いていて
まるで
かみさまに
...
とろけるように融けていく
心
「ありのままでいいんだよ」
君の言葉が
私の耳朶に響き
遠く五月の空まで
轟いていく
せーの、の掛け声で ふたり は飛び出していけなかった
一斉に駆け出した白いシャツたちは何処へ行った?
追いかけようか
いや、やめよう
ああでもやっぱり、いこうか
登りかけの坂の向う ...
『詩の言葉と、僕が知る限りの詩と言葉の境界について』
「わたくしという現象は・・・ そのとおりの心象スケッチです 巨大に明るい時間の集積のなかで・・・ 発見するかもしれません」(宮沢賢治 ...
(メールで)
きっと起きてるよね
きっとどうかしてたんだ
おかしくなってただけなんだ
だから冗談だよ
本当にジョークだよ
水飛沫が飛び、
小屋から突き出た銃口が火を吹く。
猟師は手ぶらで家路に着く。水鳥はゆっくりと
水面の夕日を濁す、夕方。
線路を走る列車が、陸橋をがたがた揺らし
ボルトが緩みつつある。壊れつつ ...
流れる風
世の中は晴れ渡り
渡り鳥が舞い降りる
なんだか楽しい
落語は最後に語りを落とす。
何を血迷っているのかKさん。
どんな事をしても
今日の日は過ぎてゆく
体にオイルを差 ...
凍りつく寸前の
ずしり
それは
深い深いみずうみの
4℃
絶対温度で横たわる
好きです、って
告げたら最後
深みで眠れ
ことばよ
声よ
東京のさかなは
全然ダメです
死後
七日目ですかって
そんなことを思ってしまう
電車から眺めると
無数の家だ
孤独
の意味を私は思う
ヘッド・フォンで武装して
右側をガ ...
赤紫の記憶は消せないみたい
でも時は流れていて
曇り空が晴れて今日神聖な今日晴れていて
囲いから出たなら
監視が怒るのは無理もない
望みを絶つ言葉を塗りかえる言葉
...
太陽がブスブスと燃え尽きて
街がポツポツと独白を始める
厚化粧した流行が
人工の闇を闊歩する
巻き起こる風にそよぐビル群
氷だらけのジュース
灯りのない部屋に切り取られた小さな窓
ひとつ ...
・
眼を閉じるとそこは
金木犀の香る秋のベンチで
横には
もう何度も思い出しているから
びりびりの紙のようになってしまった
いつかの君が
黙って座って煙草をすっている
周囲がいやに ...
耳の奥で同じ音階を繰り返す午前二時に僕は落ちる星を見る
のを石の深く深くで彼女も感じ取る咲く花の一つとしてない荒野
一面の黒や白は幸福の象徴何故ならつまらぬ思考を黙らせるか ...
山のふもとで犬と暮らしている男はある朝
冷えた鉄を額に押し付けた
男は日の出と共に起き、歯を磨き、顔を洗った
薪ストーブの上でうどんを煮込み味噌で調味し食べた
丁寧に茶を淹れ、少し冷ま ...
耳
耳
フ_=
於
...
檻の中で過ごしていたようです
どうやら僕はあの頃のまま
で、居たかったのかも知れません
さようならが言えない僕が
鏡の中で嘲笑しても
あの頃の季節を覚えています
愛が憎しみに変わる前に ...
ソックス好きのサックス奏者はデラックスなフォクスのソックスをマックスまでサックスに装着。ルックス的にはハイソックスの方がオーソドックスであるがコンプレックスを無くすためパラドックスとしてあえてサックス ...
地下室で独りが笑い、地下室で一人が怒り、地下室で独りが泣く。
同時刻、地上の街では大勢が笑い、大勢が怒り、大勢が泣く。
そして、独りは、地上の街を悲しむ。
笑いと怒りと泣きの種類が独りとは違うか ...
?
エロティックな関係プラトニックな関係
浮気をされたとしてどちらが辛いだろうと
問われてエロティックな関係と答える
そんな青くさくて即物的な僕は
人の心の機微を分かっていなかったと
...
そうやって闇を光らせる、
例えば手をとって、
もう一度、
ただもう一度、
命に値段があるのなら、
ぼくはいくらつぎ込めるかな、
ひりひりと痛がった、
涙だけをのこして、
消える ...
あいじょう
というものをたいせつにしてください、と
卒業式のとき
せんせいからいわれた
あいじょう
というものはこういうかたちをしています
これはサンプルですが
たいせつにする練習に ...
鼻の下を長くしている
おっさんが
ジロジロこっちを見る
私はおいしくないよと目で言う
その目をおっさんが見る
キモイと小さくもらしたら
おっさんがピクピク動いた
よく見る ...
またもや不意打ちに
なげこまれたアクシデント
水面がざわざわ騒ぎだす
バリケードをはりめぐらせたつもりが
いつもほんの一瞬のスキをついて
とびこんでくる
ズン と重く腹にしずん ...
あぁ人はなぜ生き急ぎ
絶望の果てに死を見るか
現世に飽いたか後悔か
それを知るのは唯一人
電子の海のさざなみに
耳を澄ませ心委ね
瘴気を纏い没する様は
哀れというのもあまりあり
...
逃げ去った陶酔も何もかも、
瞳孔が閉じるのを感じた
冷たい空気を、感じた
奴は走る
息を切らし、
爆発しそうな心臓を抱え、
深い夜を、
たったひとりで、
(――そこでならなにが ...
その川の子供の神様が
いつからそこに居たのかは
神様自身にも分かりません
気づいた時にはもうそこに居て
そのほかの子供の神様や
村の子供たちと楽しく遊んで暮していました
村の子供たちが夕方 ...
なにもきかない
なにもきかないで
ぼくの目だけ見て
・
遮断機がおりる
ぼくの前で
引き裂かれる
地図の裏側は
ただ白いだけじゃなかった
・
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
CHOICE THE WORLD
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/5/1 19:36
そして、クリームの中で血が滲む
プテラノドン
自由詩
3
08/5/1 18:53
行く春
三州生桑
俳句
6
08/5/1 18:48
光の子
ゆうと
自由詩
1*
08/5/1 18:16
氷解
渡辺亘
自由詩
3
08/5/1 17:41
天へ行く
musi
自由詩
0
08/5/1 16:04
「詩と言葉に関する覚え書き」 その1
ベンジャミン
散文(批評...
2*
08/5/1 14:58
過ちは
REMING...
自由詩
2
08/5/1 14:45
陸橋、棄てられた車
プテラノドン
自由詩
1
08/5/1 12:31
ホリディーチケット
ペポパンプ
自由詩
6*
08/5/1 12:19
4℃
uminek...
自由詩
8*
08/5/1 10:01
東京ヘッド・フォン
〃
自由詩
16*
08/5/1 9:22
今日晴れていて
山崎 風雅
自由詩
7
08/5/1 6:40
退廃日報
餅月兎
自由詩
6
08/5/1 4:51
君を思い出している
吉田ぐんじょ...
自由詩
25
08/5/1 3:34
星
鎖骨
自由詩
1*
08/5/1 2:30
静かな生活
udegeu...
自由詩
2+*
08/5/1 2:13
脚を食す時
井岡護
自由詩
0*
08/5/1 2:00
終わる時
AKiHiC...
自由詩
2
08/5/1 2:00
クスクス
木屋 亞万
自由詩
2*
08/5/1 1:26
心の地下室で独りが笑う
うおくきん
自由詩
2*
08/5/1 1:20
破局
kauzak
自由詩
3*
08/5/1 1:14
声に出すのが苦しいからとひっそりとつぶやくだけの日々が増えて ...
春日
自由詩
3*
08/5/1 0:52
サンプルのためのサンプル
君の、
自由詩
2
08/5/1 0:12
エロレロレ
そらの とこ
自由詩
2*
08/5/1 0:05
内面鏡
渡 ひろこ
自由詩
26*
08/5/1 0:04
[四行詩集] 死を憂う歌
電子ノ猫人
自由詩
0*
08/4/30 23:41
鴉片
路守 緒世留
自由詩
2
08/4/30 23:28
創書日和【神】 川の子供の神様
大村 浩一
自由詩
7*
08/4/30 22:58
開かずの踏切
ゆうと
自由詩
5*
08/4/30 21:57
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
4950
4951
4952
4953
4954
4955
4956
4957
4958
4959
4960
4961
4962
加筆訂正:
退廃日報
/
餅月兎
[08/5/1 19:28]
加筆しました。
5.74sec.