新しい芽が出る
それは心に生まれるわが子
おはようという
答えはない
それでも生きていると答える
葉っぱが答える
上を向いて、生きている
上だけを見て、生 ...
悲しみに落ちてゆく
ご主人様を待つ為の時間は
あまりにも長く長く
孤独な世界に傷が増えて
手首に貴方の標を
――お願い、もう独りは辛いの
首筋に当てる冷たさで
生きていると言い聞 ...
何時の日からだろう?教えてよ
僕がその距離を誤ったのは…
誰も彼も僕を指を指し嘲笑う
人という輪郭の醜さ
その中で信じられたたった一つの声 心から叫んだ
鼓動は闇に鳴る
全てが立ち止ま ...
僕の涙が零れる時、
誰かの涙が止まれば良い。
僕の血が流れる時、
誰かが幸せになれたら良い。
僕が死ぬ時、
誰かが笑顔だったら良い。
それくらい簡単だったら良いのに。
色 ...
大気に混じる
誰も知らなくても
僕たちは此処にいて
ゆるいラインを描く
誰にも見えない
涙も笑みも葛藤も
あの音に溶かして
ずっと続く
ずっと続 ...
君の事を許せずに
過ぎていく
失くした気持ちを補えないまま
ずっとこれからも
心の中で
怨みつづけるんだろう
顔に出すことはないけど
『代償』
たとえ最果てまで追いつめ ...
飛び越えてごめんなさい。
折れなくてごめんなさい。
そんなつもりは、ないんだけど。
郵便屋さんの原付バイクが
通り過ぎるか過ぎないかで
外に出るかどうか決めるような私です
一丁目の角を曲がると犬がいて
それがギャンギャン吠えるものだから
いまどのへんにいるのかわかります ...
今日は僕の誕生日
パーティーの用意をして待つ家族の元へ急ぐ途中
途中で階段を踏み外して後ろから真っ逆さま
ケーキではなくて葬式の蝋燭に灯が燈る
そんな儚い人生
たとえば
ハムからは肉が見えない
考えて動かす
そのしなやかな筋肉が
薄くて向こうが透けそうな
ハムになるまで
少し考え過ぎたけれど
もっと考え過ぎた人がいたので
その魂を背負っ ...
ボックスシートに座って
どこか遠くへ行こう
この街を北へ抜けて
知らない街まで行こう
夜明けに出る始発電車に
乗せるカバンなんて何も無い
朝が来るまで何度もキスをして
昼になるまで深く目 ...
階段の上で陽気な彼女を
横から飛び出した男が突き落とす
狂気に満ちた顔は
道化師のように愉快で
彼女はケラケラと笑う
彼女は空中で踊る
手足を優雅に伸ばし
...
{引用=
ゆびきりすると
あいまいな
きいろがいなくなる
、むらさきも
ぼくたちは
みえないもので
つながってる
あいたいときに
あえないのは
きっとそのせい
、だか ...
四つ足のけものは
君にはみんな わんわんだ
からすはわかるのカア カア
あとはみんなこここ
音の並びと
ねえ
大好きだよって言葉を
知っているんだろうか
今日もせんせいは 嘘を ...
さっきタイヤで踏んだやつ
ビニール袋だったのかな?
何かの動物だったのかな?
暗くてよく分からなかったけど
動物だったらどうしよう
大きさ的に人間じゃないし
戻って確かめるほどでもない ...
錆を組み合わせて作られたジャングルジムのてっぺんにいる少年を見上げた。
木陰が伸び、川沿いを走る高速道路と連なる煙突の向こう側では黄色と橙を混ぜ合わせた太陽がその顔を覗かせ、今日の終わりを知らせる鐘 ...
小春日和もうれしいものだが
一週間も続いた曇天が
フェードインする
梅雨の晴れ間もひとしおである
しらはえが光のやさしさを
...
職場の同僚に教えてもらった
初夏の広域農道は明るく開放的で
自然と車の速度も速めになっていく
ストレスフリーで思うがままに操る車
エンドルフィンが漏出して
ハイな気分で
車を操って ...
一日働いていれば
あちらこちらから
いろんな形をした石が
飛んで来る
痛みなんかはないふりで
ほんとうは、あちらこちらに
こぶは膨らみ
あざは残り
なんでもない ...
仕事帰りに立ち寄った
ファーストフード
若い女の店員が
次から次へと
メニューに追われ
調理に追われ
カウンター内を
ひいひいとした顔で
荒っぽく動いているのを見 ...
指先で君のシルエットをなぞる
旋毛から始まって
細い顎の線
しなやかな首筋
震える肩
細身の体躯
その肩に
軽く手をかけて
その
...
ぼくよりもっと すてきなぼくを
きみのなかに みつけました
ぼくよりもっと みにくいぼくが
ぼくのなかに いるというのに
ぼくよりずっと すてきなぼくは
なんだか ...
あなたはもう少し
いい加減で良いのじゃぁないかな
お父さんは酔っ払ったんだし
わたしは薬の副作用
お父さんとおかぁさんが結婚したときには
あなたはいなかったのだし
今のままでは
つかれち ...
毎年
命日にも帰ることができなくて
申し訳ありませんでした
ずっと歩きまわって
とても広い世界を見ていたのです
が結局
この縁側に戻って来ました
少しの間だけ
かけさせてもらっ ...
{引用=
病気の身体で生きていてもしかたないよ
さっさと死んで生まれ変わってさ
今度は五体満足な身体で生きたいね
}
輪廻転生論を都合のいいように考える君は
よくそんなことを言 ...
満天に輝く星が失せ月満ちたなら
花咲き誇る野に出でよう
春霞、薄絹の衣を纏い夜露に身を沈める君を鎮める為に
蒼い青の光受け
愛を藍に染める君の
儚くも甘美な情を探りに出かけよう
刻は宴の盛り
時 ...
映画館出る時みんな評論家
君の顔怒る時だけ劇画調
マックにてスマイルだけを頼めるか?
ばあちゃんに席譲ったら孫座り
ペヤングが出来る直前電話来て
ファミレスでメニューに迷 ...
ずらりと並んだ かの人のつくりし 楽器たち
かの音が響き渡る 人々の心へと
念仏のごとく 梵鐘のごとく
かの人を思いて なごりをおしみて
共鳴し合う心と心 静かなる波紋に満ちて
波紋の形の楽 ...
桜が好きな君と歩いた人通りが少ない桜道
嬉しそうにはにかみながら桜を眺める君
そしてその姿を見つめる僕
「また、雨が降って。桜も散ってしまうね」
愛しそうに桜を眺める君がポツリとつぶや ...
ただ、咲いているだけ
でも
咲くことに意味がある
「名も知らない花」
咲いて、散って
はい、おしまい
儚いからこそ美しい
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ごく身近な命
doon
自由詩
4
08/6/7 7:06
檻の中の舞踏曲
AKiHiC...
自由詩
1
08/6/7 5:07
花束とロストメモリー
Kuro:N...
自由詩
0
08/6/7 3:38
LIFE。
狠志
自由詩
2
08/6/7 3:04
遺書。
ゆきのかけら...
自由詩
1
08/6/7 2:50
代償
chocoa
自由詩
0
08/6/7 2:29
苦労知らず
むくげ
自由詩
1
08/6/7 1:29
「三丁目の奥手さん」
ベンジャミン
自由詩
5*
08/6/7 0:25
Happy Birthday???
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/6/7 0:18
ハム
小川 葉
自由詩
3
08/6/6 23:58
グリンピース
虹村 凌
自由詩
3*
08/6/6 23:37
階段
三上山一己
自由詩
3
08/6/6 23:36
ゆびきり
ゆうと
自由詩
1*
08/6/6 23:33
呼名
縞田みやぎ
自由詩
4*
08/6/6 22:55
ビニール
1486 1...
自由詩
3*
08/6/6 22:47
ジャングルジム
龍二
自由詩
2
08/6/6 22:41
軌道のそよぎ
信天翁
自由詩
3
08/6/6 22:31
皐月ドライブ
kauzak
自由詩
5*
08/6/6 21:17
ましろい顔
服部 剛
自由詩
2+
08/6/6 21:02
風の会釈
〃
自由詩
3
08/6/6 20:55
せめてる
愛心
自由詩
1*
08/6/6 20:49
ぼくよりもっと
蜜 花
自由詩
5
08/6/6 20:24
あなたは。
すぬかんなが...
自由詩
1
08/6/6 19:38
三丁目の奥手さん
AB(なかほ...
自由詩
3
08/6/6 19:27
冗談よりたちの悪い若気の至り
相良ゆう
自由詩
4*
08/6/6 19:27
月の下に
遊佐
自由詩
5*
08/6/6 19:26
ファミレス関ヶ原
新守山ダダマ
川柳
3
08/6/6 19:08
波紋
guchi_...
自由詩
0
08/6/6 17:17
一時の春を君と
進羅
自由詩
3*
08/6/6 17:01
君の名前は?
三奈
携帯写真+...
4*
08/6/6 16:16
4929
4930
4931
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5.27sec.