できればなにもきめつけずにいきたい

自惚れては進まぬともの想いにふける日々

できればなにかを変えたい

郷愁に浸ってすすまぬ日々

芯も筋もないぼくらだけどどこか
自作の哲学に溺れて酔う日々

結 ...
一念発起でもしたのか
寝ぼけ眼をこすりながらも
真新しいランニングシューズに足を通す

ちょっと昔だったら
恰幅が良いともてはやされた下腹を揺すりながら
近所の公園に出かけていった

...
地球からながめると
原子核よりも
    ちっちゃな
          ちっちゃな
自分のからだの
   どきどきしている
       どっきどっきな
むねの奥で

ときどき ...
観測所には誰が居るんだ?
あの夜に僕らがはじめて気づいた
色とりどりの破綻は
今もまだつづいているんだ
君のあるいは君たちのともした火
砂漠の向こうから送られるシグナル
忘れられた庭園の扉 ...
どこにあるの?
あっちらへん。

どっちらへん?
あっち。

どっち?
こっち。

そっち?
こっち。

どこ?
あそこ。

どこ?
そこ。

ここ?
ここ。
...
端正な横顔には
少しばかりの憂いがよく似合う

彫刻の様に滑らかで、なまめかしい純白の肌に、
赤いレースの衣をかざせば
魂(資質)が、
美(生き様)と、
溶け合って、
不可思議が生まれる


女は ...
海を旅する船乗は
お星を頼りに進みます
 あんな遠くの光だけ
 あんな昔の光だけ
 

海を旅する船乗よ
お前はきっと
ご存じないだけ
 あれがもう亡いものだとは
 あれが果敢ない ...
ぬかるんだ道をそっと渡る。滑ると笑えないからって言いながら。
地面に靴の跡がつく。「この近くで事件があったら疑われるかもね。」
「ほら、また嫌な事言う君だよ。可愛らしいのをリクエストしてもいい ...
何から食べる?

何でもいいよ

とりあえず流れているやつ取って



次は何食べる?

何でもいいよ

君の食べてるやつ美味しそうだから

それと同じのが来た ...
あなたと過ごす
また夏が巡り来ます

松林の間から
輝きで溢れた
あの海を望み

ほら きらきら輝いて宝石のよう

見つめる海の予感で心がはち切れそう

遠い砂浜には
昼顔が群 ...
新幹線

夜の平野を走る

水銀のように

明かり

僕に縁のない地

水田のように


関わりは

地球の

命の

時いがい


新幹線

夜の平野 ...
むしむしとする

梅雨には禁煙をしよう

ニコチンを貼って

茶色い汗をだして

もう煙はやめにしよう


地平の夜みたいなとこで

女にFさせて

おれの先っぽ

...
落ちていく夕陽が一段と大きかった
真ん中に「キライ」と書いてあった
濃い橙色で燃え尽きる夕陽の真ん中に
真っ赤な色の浮き彫りで
真ん中に「キライ」と書いてあった
なんだか悲しいので目をそらし ...
痛みを知ることがなかったら
この愛おしさに気付くこともなかった。

ありがとう
私を好きになってくれて
こんなにも冷酷ですか青春は
アクセルふかす右手に雨が

風葬の乾く素顔に痛む風
友よ世間は残酷ですか?
今日は雨
誰もいない
ひとりの時間

お茶を
飲みながら
ちょっとひと息

ひとりで
いるのだから
こんな時は
音楽を聴くのも
いいよね

雨の日の午後
今はひとりの
...
おいしいと思うと体重増えそうで 鉛筆をかじれば答え出てくるか
捕らえられた
捕らえられた虎の剥く牙
捕らえられた虎の網を破こうとする爪
捕らえられた虎の牙と爪を折ってしまえ
捕らえられた虎折られた牙と爪

「もう狩りもできない」
「シナク ...
12時になったころ
ブラウン管で輝きだす


人の家庭に口を挟むあの人か
ギネスに乗るくらい暇なお昼を過ごすあの人か


人様のダンナより
100分の1の回答より
もっと大切な ...
ただの優しさとか
口癖とか
背中に回した腕とか
押し付けちゃった腰とか
もう面倒だから
すべて愛と呼んで
新横浜の風景を

しばらく品川と間違えていた

その風景にせつなくなっていた

品川にはきみがいるような気がした

白い光を放つビル

白い光に照らされた道

きみが歩いたかも ...
穏やかに

穏やかに時が流れていくなら

何も憂えずにいられるのだろう



晴れた日も在り

曇りの日も

雨だって降る



時をやりすごして

それでもか ...
回転する空から
星がこぼれた夜

間違って少し失って
傷口がまた開いて


どうして人は
手を伸ばしても星は掴めないのに
大切な人の傷口に
ナイフを突き立てることはできるんだろう
...
寒かったから
多分冬だった
カレンダーの数字が青かったから
きっと土曜日だったろう

その日わたしは
当時勤めていた会社のチラシを
マンションやアパートのポストに挟み込む
所謂ポスティ ...
あなたが嫌いだった


大きな体に
大きな声
私たちを日の届かない広い家へと閉じ込めた
そこは泣き声と罵声だけが届く家



あの日あなたが
たった一人愛した女が消え ...
どうしてか分からない
分からないからいいってことじゃない
だからといって悪いことってわけでもない

『選択』

僕は選びつづけている
選んだことすべてに理由があるわけじゃない
...
空気の中を泳ぐ?
溺れてるようにしか見えないぜエアロ

睡眠もろくに取ってないんだろう
足もとがふらついてるし
さっきから目をこすってばかり

君の頑張りは無駄じゃないが
報われるかど ...
待つ人がいなければこんな辛い思いはしないと思う

僕を待ってくれている人さえいなければ

待つ人がいるところへ
僕は行く
けれど
待つ人のところに行っても考えてることは
別のところで僕 ...
  その街につけられた百個目の名前



  暮れてゆく暮らしの中に
  現われる名もなき女神
  笑い泣く人々の叫び声が
  彼女の臓物を貪り食う



  女神は喋ら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
カムアズアン自由詩008/6/13 22:06
メタボなひと恋月 ぴの自由詩8*08/6/13 22:05
ゆらゆら乱太郎自由詩21*08/6/13 21:15
きらびやかな兆候塔野夏子自由詩8*08/6/13 20:51
距離の旅かいぶつ自由詩108/6/13 20:41
仮面遊佐自由詩2*08/6/13 20:22
船乗と星亜樹自由詩308/6/13 20:13
「彼女は無糖派」菊尾散文(批評...0*08/6/13 19:52
回転寿司1486 1...自由詩2*08/6/13 19:44
夏の押韻アハウ自由詩8*08/6/13 19:43
僕は無用な人吉岡ペペロ自由詩308/6/13 19:36
梅雨には禁煙を自由詩008/6/13 19:33
キライ小原あき自由詩14*08/6/13 19:04
いとしい湖月自由詩308/6/13 18:08
青春とは?哀愁冗句2n...短歌308/6/13 15:25
雨の日の午後妖刀紅桜自由詩708/6/13 15:00
無題川柳708/6/13 14:53
鉛筆川柳408/6/13 14:51
虎  〜音あそび〜桜瀬ろろ自由詩3*08/6/13 14:06
12時には忘れているんだよ自由詩1*08/6/13 13:42
愛と呼んでチアーヌ自由詩408/6/13 12:39
品川吉岡ペペロ自由詩608/6/13 12:31
風のように椎名自由詩108/6/13 11:59
Missing衿野果歩自由詩6*08/6/13 10:59
ポスティング業務のこと吉田ぐんじょ...自由詩1008/6/13 10:44
父へロリータ℃。自由詩408/6/13 8:32
選択chocoa自由詩008/6/13 1:27
もう息が続かない自由詩208/6/13 1:27
あの時が甘い。wister...自由詩1*08/6/13 1:20
偶像草野春心自由詩208/6/13 0:53

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加筆訂正:
箒星が夜空を堕ちていくあいだに/りゅうのあくび[08/6/13 21:02]
ザックリと整えました。
6.01sec.