コンコースの柱に尻を押し当てて膝を掴んでじっとしている 見上げた空から
はらはら 葉が
ながれていた

なみだ、かと思った
それは
落ちていたのではなく
夕暮れの空
まっすぐいちれつに
ならんで昇っていた


りょうてから
ふわり ...
曇り空

あの雲を
踏むことができたなら

頭の上には
見慣れない景色があるんだろうな


太陽の光が
雲に反射して
綺麗なんだろうな

一面に広がる白と青


その世 ...
風よ吹け 新たな日々よ 旗仰げ

誰もいぬ 春風青く 日は昇り

鳥は鳴き 又春も泣き 湖に
無情に泣くならアカネ色
光の獣、敬愛の人、
連れ去っていってくれませんか
黄金の人、あの角まで知ってる君で


無情に泣くなら隅っこの
過去になる、それをひきずる愚か者、
光の ...
人魚に本を読んで聞かせる
潜水する
ゴリラの頭にまたがった子ども
バランスをとって歩く細い船のヘリ
少女に帽子をかぶせる
少女のような女の人は空を泳ぐ魚をスプーンでペロリ ...
気前のよい兄貴のようで
ぼくはまた
例によって
半日を先生と過ごす


おやつを食べながら
いろんな話をして
アニメのビデオを観る

ぼくが気をよくして
喋りすぎると
先生のノ ...

それにしても狼
曠野を駆ける全能の捕食者
我々の祖先たる狼
その誇り高き彼らが
牙も毛皮も持たない猿のなり損ない共と
なに故友好関係を築いたのか
俺にとっての永遠の謎の一つ
信じた ...
今日あなたがしてたこと
ハッピーターンを人に配った

僕のターンが回ってきたよクルリと回って一回くだいたハッピーターンをかみくだく
僕はよくばり
ハッピーセットをほうばり
...
午前二時ほどになると
私は解放を許され
意の赴くままに翔べるのです

見慣れた街の尾根をちぎり
おもむろに景色は擦られて
ノスタルジツクな小旅行
海の見える場所まで退屈しませ ...
あめがふる
あめがふる
ぱらぱらと
かさにのる
あまつぶが
こぼれて
みずたまりが
できる

どんよりとしたそらに
うかぶぼくのかおはうつろ
あかいかさだけが
げんじつみを ...
青を求めていた
触れられるブルー

違う、滑り台は派手な赤
玩具みたいで少し残酷な

違う、雲梯はテカテカ光る緑
同じ緑なら地にへばり付く

違う、ジャングルジムは酸っぱい黄
見て ...
( 駅を降りてあなたに会いに行く
  草切れだらけの細い道を )


石に刻まれた文字は失っている
それは削り取られた石屑の体積
こなごなに飛散した言葉の
名残のように鋭く尖って傷付ける ...
 かえるがなくから かーえろ

夕暮れあぜ道 帰り道
日なたのにおいと土のにおい
からだにまとって
家路を走る

 きょうはたのしかったね

あっという間の
夢みたいな一日は
ま ...
遠ざかるたび変化するサイレンは君のメールを追いかける鼓動

夜の街の赤色灯に冷蔵庫思わず開ければ鰯と目が合う

波長ならもつれてからめて捨て去って眠れる夜のそんな誘惑
博多駅解体進む塀の中青と黄色の重機四つで いつも優しそうに

見つめてくれる瞳

いつも

愛しそうに

水をくれる彼女

庭に咲く黄色いタンポポ

いつも一緒だった人はどうしたの

そうか

また旅に出たんだ ...
静かにリンゲル液漏れ出で発熱する自画像

漏斗に浸水して饒舌やみぬ鴕鳥の如きソフィスト等
本の隙間から

ふとした時間の割れ目から

長くあけることのなかった引き出しから

ふいにあの頃のあなたが顔を出した


懐かしさに時間を忘れ
あの頃の自分になってしまう


...
鍵の開く音がして
夜空に取り残される留守番の少女
今日からきみも
誰かの探し物になってしまうんだね
小さなポケットつきの
コートを羽織っていこうとすると
また
ちゃりん、という音で
鍵 ...
ウインドウショッピングの延長線上で窓の向こうの鏡に映る遠ざかる君の姿を
ただ見つめてる
まるでドラマのワンシーンみたいに距離感のうつろなスローモーションにスタッフロールがながれるのを

(キャ ...
文字盤はそれぞれの時を刻む
でも歯車は繋がっている
君とはそんな風でありたいと思うんだ
手を握りしめる
懺悔でなく
まして後悔ではない
荒れた手を
その皺をつたう
しみる年月を
ただ握りしめる
切実にもつよく
握りしめる
細い手を
よわよわしい時を
迷妄のはての
...
いつも
笑顔でいたいと
そう決めたなら
決して泣かないように
そのかわり

一度決めたなら
最期まで笑いぬけ
すべてのことを包み込んで
心のうちにしまいこんで

簡単にあきらめる ...
電車の影 追いかけて
走っていた あの冬
桜の木に芽吹いた心
いつのまにか
花開いて 散っていたよ

君に出会えて よかったよ
今なら思える
君に出会えて よかったよ
本当にありがと ...
あの、ね

  君の語りの中にはいつも海があって
  壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
  波はいつの間にか言葉になって
  こだまする、喉の奥

赤いうさぎを抱いた少 ...
誰も死んだりしないように
狭い部屋のベッドの上でうずくまって願う
煙草の煙が太陽の光をまっすぐな筋に変えて
僕の心に突き刺さっている
誰も死んだりしないように
うずくまって願う

自分を ...
目を閉じて
貴方の顔を触れる
貴方を感じる時
貴方の匂いがする

頭が良いと分かった時
楽しくて笑ってばかりいて
顔を見ているだけで面白い
自然を感じる時

貴方がボケる7秒前
...
悲しい歌は
歌う事を禁じられている

いまは
そんなまばゆき時代らしい
分類して片付ける事を得手とする
訳知り顔たちの
摩滅してゆくカレント

時代という名の
光と影が彫刻した悲し ...
生理を迎えたときのように
始まりを得たのに何かを失った気がするのは
まぼろしだったらよかったのに

{引用=
紺色のプリーツスカートを下ろす
布と肌が擦れる音がする
それでも無音 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
老女行倒れA-29短歌0*08/4/27 15:42
空はわたしを抱くこゆり自由詩20*08/4/27 11:35
別世界舞狐自由詩3*08/4/27 7:30
読んであげてね♪奥津 強俳句108/4/27 7:04
光の獣のいる所榊 慧自由詩4*08/4/27 5:37
少女紀行ヨルノテガム自由詩308/4/27 4:58
カウンセリングの先生はREMING...自由詩308/4/27 4:01
愛する者と愛される者六九郎自由詩2*08/4/27 2:18
今日の出来事さわ田マヨネ自由詩1+*08/4/27 1:07
空蝉白井陽介自由詩108/4/27 1:00
雨にぬれるゆうと自由詩4*08/4/27 0:29
色鬼木屋 亞万自由詩2*08/4/27 0:25
海に続く道へは、もうたりぽん(大...自由詩408/4/27 0:10
暮色明楽自由詩308/4/26 23:37
イマージェンシーアイバ シュ...短歌108/4/26 23:35
福岡交通センタービル5Fからの眺めA-29短歌1*08/4/26 23:18
@たんぽぽ貴水 水海自由詩408/4/26 22:59
我と汝フクスケ短歌008/4/26 22:05
現実舞狐自由詩3*08/4/26 21:57
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クロノグラフネット詩の悪...自由詩108/4/26 21:25
握りしめるEtuji自由詩608/4/26 20:52
決心したなら春日野佐秀自由詩108/4/26 20:35
はるか〜愛しい君へ贈る歌〜自由詩108/4/26 20:28
あの、ねRin K自由詩38*08/4/26 19:34
誰も死んだりしないように虹村 凌自由詩10*08/4/26 19:22
貴方に恋する7秒前ペポパンプ自由詩5*08/4/26 19:06
霧の向こうに餅月兎自由詩408/4/26 19:05
nostalgic春日自由詩5*08/4/26 18:59

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