さかなになって
星を見つめる夢を見る
波打つ界面のもっと上に
潜る深海を見る
手をのばすと
満たされない世界を掴む
息苦しい自由と屈折率
さかなのうちゅうに
虹はない
夜 ...
さしすせ空には茜雲
まみむめもうすぐ日が暮れる
あいうえお空にお月さま
やゐゆゑようやく夜になる
たちつて遠くにお星さま
なにぬねのんびりおかあさま
かきくけこちらは変わり無く ...
凪いだ湖面は穹
白色の羊雲に
そうっとつまさきを乗せる
溶け出した肌色
ペティキュアの赤色が
波紋に引きずられるように
湖岸に打ち上げられるのを
静かに見つめながら
わ ...
愛と正義って何?
食べれるの?
消費税上げたら
何に使われるの?
それって食べれるの?
タバコにもガソリンにも税金かかってるけど
なんで消費税かかって二重なの?
どこに使われてい ...
疑うと詩が書けなくなる
あとは
幸せなとき
雲
大げさな絵の具のような
ありふれたフォーム
曲線
誰かがうつむいて
指折り数えてる
それは
ノルマとか銘柄とかで
ほん ...
「世界がもし百人の村だったら」の中で語られている「6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍」という一文を知って以来、その富の定義やその6人の具体的素性などに興味をもった。
...
ふと気配を感じた。とろりとろりとしたみずあめの海の奥深く、おおきな生き物の影が、ちらと見えた。息が苦しい。水が欲しいな。いっそあれに捕食されてもいい。おおきな生き物はそんな思考を察してか、ゆっくりと ...
君を傷つけたくなかったんじゃない
傷ついた君を見て
自分が傷つくのが怖かったんだ
君を傷つけたくないからと
自分に言い聞かせては
君に伝えたかった一言を
どれだけ置き去りにし ...
枝をつまんで
口にはこんで
種を
枝につけたまま
残して
きみは
二十五個の
さくらんぼを
おいしい、おいしい
と、むせもせず
たべたんだね
今日の
さくらんぼ ...
080628
明日は大雨ですから
透明なビニール傘ではなくて
しっかりした傘でお出かけ下さい
天気予報が告げる大雨の予測
雨が降るから傘をさす
...
メールが来た
日付けはなく 差出人の名前もない
蔵書を貸してくれという
家の居間から出ようとしただけで
不意にさびしい海岸に出てしまったなら
どうする?
まあ
椅子でも出して座っ ...
対流圏の天辺に住む生き物は
そこからさらに上のほう見上げて
あぁ空だなぁと思うのだろう
成層圏のその色は
地圏の天辺、気圏の底から
見上げたそれとは違うだろう
対流圏の天辺に住む生 ...
四季あふれ
日本の里は
輝いて
右目からビームが出るのはいいけどその間見えないんだよね
ほいで別にビームといっても熱かったり痛かったりしないんだよね
しかも自分で制御出来なかったりするから若干だるい
朝ご飯を食べない日はあんま ...
夏が来て
ちいさな歩道に
気のはやい病葉が舞いだすころには
わたしはもう
いないかもしれないけれど
いまはやわらかい
光のなかを飛んでゆくわたしを見てください
(きっとあなたは
...
牛タンゲーム イェーイ!
そんなことを一人でつぶやくようになったら終わりだ
わたしはとうとう終わってしまったのだ
朝から晩までそんなことを一人でつぶやいているのだ
ぎゅう たん ぎゅう たん ...
何の前触れもなく
私の
頭の中で、
光が
生まれる瞬間がある。
あなたのまなざしの
中心から
少しずれた
小さな部屋の中で
聞きなれない羽音が
響い ...
アヒルにオセロで完敗した
俺はアヒル以下のくず野郎だ
もう二度とアヒルとはオセロなんかしない
アヒルとオセロをするくらいなら
ケツからビールを飲んだほうがましだ
そう言い残して家を飛び出した ...
その喫茶店には
時計の音がいつも聞こえていた
チクタクという音とは逆に
時代から取り残された様な
ぼやけたオレンジの明かりの店だった
その喫茶店のテーブルには
温泉の記事の切り抜きが
...
星が消滅するのは
とてもはやくて
とてもとおくて
とてもゆっくりにみえた
ぼくたちは
死にゆく生き物です
だから
いまここで
おもいっきり
深呼吸をしたい
まばたきをし ...
定刻どおり
バスがまだ来ていないので
画用紙のうえには
バス停にいる人々の
シルエットが
壊れかけた
目覚まし時計の
秒針のように
記されていて
バス停で
麦藁帽子を
深くか ...
街路のはてに
遠吠えの声がたつ
土と風
空が放つ夜のにおい
わたしは月に
月がわたしになる
精霊がつかのまに
生をみせて消える
いまだ
途上なのだ。
眠る前心が不安になるのは
無意識に闇を恐れているから
このまま夜に取り残されれば
僕の世界の時間は止まる
今日まで大きな怪我も無く
平穏な日々を繋いでこれたけど
神様は時に ...
おんなのこになりたかった
わたしずっと
おんなのこになりたかった
からだはおんなのこ
おんなのこになりたい
こころはどうだろう
おんなのこになりたい
おんなのこに ...
教室の窓から
くもりぞら見上げて
君はつぶやいた
「雨のにおいがする」
君の予言を受けて
ほどなく雨は降り始めた
放課後
よくわかったね、と言いたかった君の
姿はもう、教室になく
...
お前はそれでいいのか?
にやりと笑ってやり過ごす
そのやり方に迎合するか?
疑問符は胸の奥底へ追いやって良いのか?
否定は悪じゃない 無意味な肯定はよせ
それでいいのか?
それでいいの ...
常識に縛られ お前の心は何処行った?
あーあ あくび ひとつすりゃ幸せだ
イカレタロックを叫べば 「まともじゃねぇ」
退け 退け 俺様のお通りだ
聴きたくねぇなら 耳栓でもして海に飛び込みな
...
ともかくその日いちにちは
みんなで音を出す日という決まりだ
なんでもいい
大きな音を出しまくる
金だらいをラッパでたたく
スリッパでエレキギターをはじく
屋上からドラム ...
伏臥の悦楽がやってきて
無音の法悦に浸りながら
大気の肌に触れたなら
読みかけの「ジャンクリストフ」
どんな偉大さでも、偉大なものはすべてりっぱである。
苦悩もその頂点に達す ...
海へ行こうか 人魚に逢いに
森に棲むことしか 知らなかったから
見上げた空から降る 見下した雨に打たれていた
虚偽の満ち引きの 浜辺を 彷徨いながら
脚萎えの君と 出逢えたことが 救い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
波打ちぎわで眠れない夜に
たりぽん(大...
自由詩
7
08/6/29 1:24
夜と五十音
プル式
自由詩
4*
08/6/29 1:02
入水回帰
朝原 凪人
自由詩
6*
08/6/29 0:43
戦え!愛と正義の為に!
灰色の夢の中
散文(批評...
2
08/6/29 0:35
パラレル
uminek...
自由詩
9*
08/6/29 0:14
富の分布データ
A-29
散文(批評...
3*
08/6/29 0:03
涅槃
こんぺき13...
自由詩
5
08/6/28 23:13
僕の優しさ
small ...
自由詩
6*
08/6/28 23:11
晴れ、今日はさくらんぼ
草野大悟
自由詩
4
08/6/28 23:02
雨の日の庭、傘から聞く風景
あおば
自由詩
16*
08/6/28 22:47
手紙
「ま」の字
自由詩
6*
08/6/28 22:17
微塵の空とミジンコの湖
海里
自由詩
1
08/6/28 22:12
日本の里
とよっこ
俳句
0
08/6/28 21:57
右ビーム
セガール、ご...
自由詩
6
08/6/28 21:42
もんしろ
「ま」の字
自由詩
4*
08/6/28 21:42
永久機関
セガール、ご...
自由詩
5
08/6/28 21:40
庭
むらさき
自由詩
5*
08/6/28 21:39
アヒルこわい
セガール、ご...
自由詩
7
08/6/28 21:37
喫茶店
プル式
自由詩
4*
08/6/28 21:18
星命
ゆうと
自由詩
5*
08/6/28 21:00
麦藁帽子のある白と黒のオマージュ
りゅうのあく...
自由詩
4*
08/6/28 20:44
月
Etuji
自由詩
1
08/6/28 19:58
心臓
1486 1...
自由詩
2*
08/6/28 19:56
pink
蜜 花
自由詩
5
08/6/28 18:43
雨の日にいっぱいの、におい大会
RT
自由詩
2
08/6/28 17:36
サイレン
電脳ノコギリ
自由詩
0
08/6/28 17:10
イカレタロック
〃
自由詩
0
08/6/28 17:06
もうひとつの耳のすませ方
ふたば
自由詩
5
08/6/28 16:56
読書の姿勢
アハウ
自由詩
6*
08/6/28 16:28
海へ行こうか
板谷みきょう
自由詩
1*
08/6/28 16:17
4840
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
4854
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
加筆訂正:
食事
/
小原あき
[08/6/28 17:18]
タイトル変更、ごはん→食事
5.58sec.