I君は言った
貴方の右目は本当だが
左の目は嘘をついている
I君 君は正しい
私が語ったことは
心底そう思っていることで
私が喋ったことは
受け売りだった
...
今日の日を反省してみるもう少し自分の方から動けたものを
アイダホに舞台を移すアニメ歌何故あんなにも繰り返すのだろう
戯れ言は得意では無い歌ならば特に衒いは無くも語れる
夕食のマーボードーフキンピ ...
大きな風なら
風力計で測ります
そよ風はアネモネで
ちいさな花が頷いたり
うぶ毛や
睫毛が震えるさまで
よく似た種類が
この国では翁草と呼ばれています
風に震わせるのは白髪と美 ...
山の一番大きな木に
ホウセンカズラの灯が燈ったら
お祭の合図です。
各々この夏手に入れた
一等綺麗な思い出を持って
おいで下さい。
カササギのアオ爺が
その質に応じて石をくれます。
...
雷が ガリガリと鳴って
コップを グニグニと 洗ったので
菜の花を 見に行ったのだった
ねえ 菜の花を 見たこと ある
たくさんの 菜の花よ
いちめんの 菜の花よ
歌にも あるのよ
...
素直に話す
信頼する
思いやる
大切にする
もし2人でいたら
もし蝶になったら
心を許し
体を許し
花は咲き
実がなり
鳥が食べ
運ばれる
半錠の
薬を飲んで
半笑い
半人前の
僕はTシャツ
一年に一度だけ
小さくて大きなお祭りがある
それは真夜中に行われる
ひっそりとした お祭りだ
男も女も大人も子供も
じいちゃん ばあちゃん 寄っといで
忘れちゃ ...
年増のぶよぶよのししむら短歌と
若草の少年の鎖骨なる俳諧
一気一息で緊張をはらむ俳句と
二息で折れる汗のデブ短歌は
心臓にペースメーカー挿入中 執 ...
女に大麻を吸わせてフェラさせた
抱いて欲しいなんて
言うもんだから
すすめた大麻も素直に吸った
歯があたって
ヘタクソなフェラだった
もし、俺にカノジョがいなかった ...
雨が降ると
さいきんプチ豪雨だ
二、三年まえからかな
東南アジアが舞台の
映画や小説って
こんな雨、描いていたのかな
そのメタファ
異国の雨、
不 ...
泣いてしまう程に愛しい
他の誰か何かをその眼に移す
ただそれだけでさえ
この心は焦ってしまう
「私だけを見ていて欲しいのよ」
言える筈はなかった
苦しみの恋なのだろう
届かない響かな ...
潜水艦の側で
男の子が風に吹かれてる
まるで交差点のように
滑舌が悪いから
今日は何処にも行けない
僕はシオカラトンボを
指で触るのが楽しい
ブラシに絡みつく抜け毛と空っぽのペットボトル
切れた糸がぶら下がった窓べで
一心に爪を縫う
板に書かれた言葉は私
縫いとめられた糸は黒々と指と指をつなげて
道を通り過ぎてい ...
金魚だった
時の記憶がよみがえる
透明な水の中で
息をしながら
その向こうに
白い建物が見える
人だった
時の記憶がよみがえる
わたしは今
どちらなのかわからない
夢 ...
床
いっぱい 散らかしたビー玉
転がしてはじいて
赤いのひとつ なくしちゃった
甘い甘いハート形のチョコレートは真白なお皿に安置済み
で
また 転がして はじいて
青いのが そこに
...
イメージは白と赤。点でしかなかった赤が白を浸食していき、最終的には赤の方が支配的になっていた。ついさっきまで見ていた夢だが、思い出せたのはそこまでだった。今見えているベッドランプの黄色と、その光が ...
お前も落ちたなと内面からの声
畜生にても超自我は語りき
我が一息もうたた寝も慈悲の発露としたし
烈夏の太陽が輝きを増している
夏空にたゆたう ...
君の弱さに
僕はなりたい
呪文のように繰り返される
「歴史」、
「力」、
「強さ」……
はいはい。
悲しみも怒りも
...
握った砂を
こぼれ落とす
ゆっくりと時間を掛けて
小波の中
夕日が散っていくのを感じながら
また握ったとき
私の中で一つの時代が
眠るように終わりを告げた
アナタの顔も名前も声も
知らないけれど
アナタは私の憧れです
アナタの頭で作りあげられた
詞(コトバ)の言霊を電波に乗せて
アナタの心の声で伝えられる
アナタのコトバは
私 ...
砂浜からおーいと呼ぶけれど
友だちはもうみんな遠くへ行ってしまった
かもめかと思っていたら
船だったので
白い帆はどんどん小さくなって
水平線の向こう側へ
目的地が ...
僅かな希望を視界の端にとらえる。
子供の頃夢にみた幻想に、未だ憧れているなんて。
細やかな気遣いだ。
夜は、さらに暗く更ける。
蛍光灯、蛾。
光るのをやめた。
化学物質 ...
男は
働く
金を稼ぐために
男は
金を稼ぐ
遊ぶために
男は
遊ぶ
女を楽しませるために
男は
女を楽しませる
女を幸せにするために
男は
女を幸せにする
...
のどの乾く夕ぐれ
雲があかいのは
燃えているからか
くろい腹の雨雲が
こげた水を降らす
声が出ない火傷
つめたい水が喉の
痺れをあらい流す
希望がむなしい
なまぬるい雨と
煙り ...
ドラマに飲み込まれたマンマ
主人公していると
せっかく
プログラムに仕込まれて
ヤリコマれたまんまなテレビどおりの人達の
悲しい姿に気付けているのに
壊されるよ
ドラマに ...
列につく羽ある係から鶉
時雨の色を尋ねられ戦慄く銀行前
舟作り海ひけらかしに発つおとつい
鳴きもせず竃のそばをうろつく山羊
産卵終え肩からだらんと垂れる鳥
染めたての布か ...
絶命した蝉は最期にジュっと鳴いた
夜の電車の扉の側
踏み付けた男はそのまま電車を降りた
JRの片田舎の駅
ジュは呪術の呪だろうか
それは男に向けられたものだろうか
それを男にさせた無関心な ...
小さな塵が蒸気を集めて
やがて雨になっておちてくるように
僕の小さな悲しみを
あなたが優しくくるんでくれるから
ほら
こんな簡単に泣けるのを
僕は雨のせいにしている
誰がため 戦い忘れた人のため 集う我らは九人の戦鬼
『サイボーグ009』
踏まれても踏まれてもなお逞しく 芽を出し伸びる麦になるんじゃ
『はだしのゲン』
ゴムの様に伸びるカラダとこの野 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不幸な時代
青い風
自由詩
5*
08/8/7 21:59
ラフな短歌
間村長
短歌
2*
08/8/7 21:58
wind flower's wind/そよ風とアネモネ
海里
自由詩
2
08/8/7 21:43
ホウセンカズラの灯
亜樹
自由詩
2
08/8/7 21:41
Brassica
嘉村奈緒
自由詩
5*
08/8/7 20:11
きっときっと
ペポパンプ
自由詩
4*
08/8/7 19:53
未熟な量
さかまき
短歌
1
08/8/7 18:55
水のための夜
そらの とこ
自由詩
4*
08/8/7 17:58
和歌猥褻事件
アハウ
短歌
3
08/8/7 17:16
ルドンの赤
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/8/7 17:08
雨
〃
自由詩
1
08/8/7 17:06
大好き
AKiHiC...
自由詩
1
08/8/7 15:15
ペーパー・シープ(指)
たもつ
自由詩
1
08/8/7 14:51
暗澹
リーフレイン
自由詩
5*
08/8/7 13:34
夢の中で
小川 葉
自由詩
3*
08/8/7 13:02
縁日に眠る(改)
凛々椿
自由詩
5
08/8/7 12:54
染めてくれない - dye scarlet over whi ...
橘柑司
散文(批評...
0
08/8/7 11:08
畜生道
アハウ
短歌
0*
08/8/7 10:12
物陰
草野春心
自由詩
0
08/8/7 10:05
昭和
doon
自由詩
2*
08/8/7 8:57
眩しい太陽/まだ見ぬスクリーン越しのアナタへ
蜜柑
自由詩
1*
08/8/7 8:20
友だちと夏
さだあいか ...
自由詩
9
08/8/7 2:56
ひとりになる
ふたつ
自由詩
2*
08/8/7 1:35
男
かいぶつ
自由詩
5
08/8/7 1:11
水のうえの夜
木屋 亞万
自由詩
1*
08/8/7 0:58
エラそうに説教だねこれ、詩なんて書けたためしないし。
よーかん
自由詩
3
08/8/7 0:58
牛
黒川排除 (...
川柳
1
08/8/7 0:27
月の影 蝉の骸
プル式
自由詩
6*
08/8/7 0:05
「優しい雨」
ベンジャミン
自由詩
18*
08/8/7 0:04
誰がために詠む?〜漫画・アニメ・特撮で五七五(第3話)
AKINON...
短歌
6
08/8/6 23:30
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
4854
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
加筆訂正:
untitled
/
かとり
[08/8/7 1:30]
加筆しました
9.3sec.