地面に疼いただろう
悲しくはなかったか
声は苦しんだだろう
胸は裂けたか
息継ぐ暇もなく 綺麗に溶けゆく
ママに逢いたいだろう
傷は増えたか
美しくなかったろう
じぶんのものす ...
少し焼けた肌と
サンダルの跡
朝焼けのなかの接吻と
切ない思い出
手術の日から
三回目の
誕生日を
祝おう。
ぼくの
誕生日プレゼントのひとつは
きみの
じゆうが
羽ばたける
新築の家
おめでとう
みち
一時間の
外出許可を取り ...
あの弁当の中からたくさんの手が食料を求めていた。
僕は肥後刀をとりだして、これを切りおとして、弁当にして食べた。
とてもゆかいになってマンガの主人公みたいに
足を何本にもふやして走り出した!
...
探してる探してる
特に見当たらない気持ち
自前の希望は役立たず
持ち前の優しさも五里霧中
はがゆさの塊は投げるたび
弧を描いて僕に向かって
探してる探してる
特に気に入らない気持 ...
生きている物はいつかは
いなくなってしまう
どんなに大切でも
どんなに愛していても
どんなに憎んでいても
どんなに生きていてほしいと
どんなに消えてほしいと
...
擦り切れた思い出ならばいくらでも 再生 再生 上書きできない
今はもう 懐かしいとか遠いとか 耳をかすめて 波の音から
一度でも あなたと海へ行ったなら 波の合間に溺れていたなら
白 ...
今日も妻と
市場でリンゴが安かったのよ
という妻の言葉を
忘れえない
揺れる電車でそっと
僕につかまってた妻
一緒にいつもいつも
続けた伝道ボランティア
今日も妻の三枚目の ...
お隣の女子高生は友達ででも他人だからときどき冷たい
十八の夏を迎えて忘れてゆくよ恋したこととか恋したこととか
いい子だねって言われたらうれしいし子ども扱いするなと言 ...
スキの逆はキスなんだよねぇ
好きの逆は嫌いなのに
おかしいよねぇ
あたしたち、キスばっかりしてて
おかしいよねぇ
飛び出してしまいたい
絶望の淵
暗い部屋
僕の部屋
声が聞きたい
幸せの音
光の彼方
最果てのロバ
雷鳴が聞こえる
僕の心は
この程 ...
御都合・格好のみの日本国一皮はげば猥褻なエロイぜ!
メーソンに睨まれ大和プシュー
坊主の呪詛に 天皇はなあーんだ たたり ...
やがて
海へ漕ぎ出すのだ
背後の松林を
寂寥が吹き抜ける
空疎な日をうめるように
浜木綿が群れて咲く
その眺めだけは
今が
夏だということを
信じてもいいのだ
日が落ち ...
雑踏のあちこちに
発生する
ポップな電子音
それぞれの手のひらの中
ぽろぽろと
カラフルな想いをつかまえる
まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけた
ねじれた言葉が小窓にな ...
陽のあたらない
暗い道を
ポツン ポツンと
とぼとぼと
ただ一人で
歩いて行った ――。
やがて むこうから 青い快晴のもとに
真っ黄色の向 ...
私は
あまりの寒さに
洞穴で身をかがめていた
外の雪山の吹雪は鳴りやまず
待てど暮らせど帰れやしない
あてもなく途方に暮れかけていた頃
ようやく救助隊が駆けつけた ...
どこもかしこも黄色い
広さもわからない
究極に狭いのか
それとも無限に広いのか
ここはどこだろうと隣に座っている人に聞いてみる
問い掛けた後で気付いたが、
その人はただ座っているだけで ...
どんよりとした くもり空
晴れてるのに、霧が濃くて、暗い
今の私にぴったりの空
なんだい、俺が今まで一度だってペシミストでなかったことがあったとでもいうのか君は。
たださっさと楽に死にたいだけだと言えば君は満足するのかね、なあオイ。 違うだろう。
...
アブラナ科の呪文はアブラカダブラ
彼ら素晴らしく汎世界種なのです
たとえば菜の花が売られているのが
異国の八百屋でも花屋でもいいし
たとえば暮鳥や蕪村よろしく
世界中で夕暮れに「いちめん ...
先生私変でないですか?
先生私変ったのです。
先生指導してください。
先生教えてください。
親に感謝します。
親を尊敬します。
親の約束守ります。
親を悩まします。
私はヤンチ ...
あのさ
君にはずっと黙っていたんだけど
実はね
僕は土星人と暮らしているんだ
あっ
いつものつまらないジョークなんかじゃないよ
それと
僕はたぶん正気だから心配しないで
えっ
ヒ ...
とんぼの様にぐるりと回る目ん球で
時計の針のような時間をぐるぐると眺めた
少しずつずれはじめた周りと僕はしかし
真っ直ぐな重力で決して切り離される事無く
ただ回り続けた
ただ回り続けそうして ...
陽炎燃える
ユニフォームにはシミができ
汗にまみれながら白球をおいかける
楽しいから
負けられないから
どこまでも上に行きたいから
色々な思惑が行き交うダイヤモンド ...
瞳を覗き込んで
悪戯に誘いをかけてみようか
優しい風に乗せて
悪戯に愛を囁いてみようか
こころを曇らせて
悪戯に雨を降らせてみようか
今夜の三日月ぐらい薄っぺらなこころで
...
色彩アラベスク
黒い空 黄色いライト
オレンジの腕 汗は光る
コンパスはあちこちと動き
ベイジュと紫
赤の縁どり
白い球はくるくると舞い
無花果の実は赤し
オレンジの足は地を ...
その飛翔を
だれかの鞄に詰め込んで
機械的な作業で
きみは缶になる
密封空間に
足首を垂らせば
秘密の合言葉が
世界中から聞こえてくる
透明な羽をなんども
一瞬をし ...
恋の引力
毎日太陽が上る様に
そこに存在しているのがあたりまえの存在に
甘えてた
どんな大切な存在か
僕の横にいるのがあたりまえなのに
考える事さえ
ナンセンス
...
人が欲しかった未来的な機能
過去へのタイムスリップを可能にしたのは
彼らだろう
半永久的に維持され
薄れゆく記憶にも臆さず
少年の笑顔が少年であり続けられる場所は
も ...
なつの朝に
くりかえしくりかえし
泣きながら、うまれる
声と声と声が
遠くの地球
むこうにしろいくも
横ばいに漂う
わたしたち
くりかえし生まれて
体操して
朝の匂い
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マリア・カラスへ
十二支蝶
自由詩
1
08/8/11 23:41
夏の落し物
いのせんと
自由詩
0
08/8/11 23:39
ボン・シャンス
草野大悟
自由詩
3*
08/8/11 23:22
物語に 僕は中で
パラソル
自由詩
1*
08/8/11 23:06
遭難
くろね
自由詩
3
08/8/11 23:03
儚き命
リシア
自由詩
3
08/8/11 23:01
そして、また波音
衿野果歩
短歌
2
08/8/11 22:45
今日も妻と
生田 稔
自由詩
3
08/8/11 22:37
ふえてゆくこと
春日
短歌
5
08/8/11 22:27
キス
くしゃみ
自由詩
5*
08/8/11 22:12
雷鳴
三上山一己
自由詩
5
08/8/11 21:43
日本の終わり方
アハウ
短歌
0
08/8/11 21:02
浜木綿
Etuji
自由詩
5
08/8/11 20:40
ゼリービーンズ
渡 ひろこ
自由詩
21*
08/8/11 20:35
旅の途中
長谷川智子
自由詩
7*
08/8/11 20:35
寒空のなか
〃
散文(批評...
0*
08/8/11 20:31
黄色い檻
アオイリョー...
自由詩
2
08/8/11 20:29
中途半端な空
長谷川智子
自由詩
1*
08/8/11 20:21
ガラスは俺によって割られたんだ。
榊 慧
自由詩
3+
08/8/11 19:56
大根は一茎でも花束
海里
自由詩
1
08/8/11 19:48
先生!
ペポパンプ
自由詩
3*
08/8/11 19:15
告白
nonya
自由詩
6*
08/8/11 18:55
それが生きると言う事の。
プル式
自由詩
4*
08/8/11 18:42
プレイボール夏
テルテル坊主
自由詩
0
08/8/11 17:59
薄っぺらい三日月の端
皆月 零胤
自由詩
6*
08/8/11 17:17
色彩アラベスク
生田 稔
自由詩
9*
08/8/11 12:33
鯨
ゆるこ
自由詩
3
08/8/11 11:44
恋の引力
夢乃 綴喜
自由詩
3
08/8/11 11:34
アルバムと写真
doon
自由詩
2
08/8/11 8:25
なつの朝
唐草フウ
自由詩
16*
08/8/11 6:17
4834
4835
4836
4837
4838
4839
4840
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
4854
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
加筆訂正:
黄色い檻
/
アオイリョーキ
[08/8/11 20:39]
直すたび、蛇足が増えるよ どうしよう
5.98sec.