今日も妻と


市場でリンゴが安かったのよ
という妻の言葉を
忘れえない
揺れる電車でそっと
僕につかまってた妻
一緒にいつもいつも
続けた伝道ボランティア
今日も妻の三枚目の ...
お隣の女子高生は友達ででも他人だからときどき冷たい


十八の夏を迎えて忘れてゆくよ恋したこととか恋したこととか


いい子だねって言われたらうれしいし子ども扱いするなと言 ...
スキの逆はキスなんだよねぇ
好きの逆は嫌いなのに
おかしいよねぇ

あたしたち、キスばっかりしてて


おかしいよねぇ
飛び出してしまいたい

絶望の淵

暗い部屋

僕の部屋


声が聞きたい

幸せの音

光の彼方

最果てのロバ


雷鳴が聞こえる

僕の心は

この程 ...
御都合・格好のみの日本国一皮はげば猥褻なエロイぜ!
  メーソンに睨まれ大和プシュー


坊主の呪詛に 天皇はなあーんだ たたり ...
やがて
海へ漕ぎ出すのだ

背後の松林を
寂寥が吹き抜ける

空疎な日をうめるように
浜木綿が群れて咲く
その眺めだけは
今が
夏だということを
信じてもいいのだ

日が落ち ...
雑踏のあちこちに
発生する
ポップな電子音

それぞれの手のひらの中
ぽろぽろと
カラフルな想いをつかまえる

まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけた
ねじれた言葉が小窓にな ...
陽のあたらない

暗い道を

ポツン ポツンと

とぼとぼと

ただ一人で

歩いて行った ――。

やがて むこうから 青い快晴のもとに

真っ黄色の向 ...
私は
あまりの寒さに
洞穴で身をかがめていた

外の雪山の吹雪は鳴りやまず
待てど暮らせど帰れやしない

あてもなく途方に暮れかけていた頃
ようやく救助隊が駆けつけた ...
どこもかしこも黄色い
広さもわからない
究極に狭いのか
それとも無限に広いのか

ここはどこだろうと隣に座っている人に聞いてみる
問い掛けた後で気付いたが、
その人はただ座っているだけで ...
どんよりとした くもり空

晴れてるのに、霧が濃くて、暗い

今の私にぴったりの空
なんだい、俺が今まで一度だってペシミストでなかったことがあったとでもいうのか君は。
たださっさと楽に死にたいだけだと言えば君は満足するのかね、なあオイ。 違うだろう。




...
アブラナ科の呪文はアブラカダブラ
彼ら素晴らしく汎世界種なのです

たとえば菜の花が売られているのが
異国の八百屋でも花屋でもいいし
たとえば暮鳥や蕪村よろしく
世界中で夕暮れに「いちめん ...
先生私変でないですか?
先生私変ったのです。
先生指導してください。
先生教えてください。

親に感謝します。
親を尊敬します。
親の約束守ります。
親を悩まします。

私はヤンチ ...
あのさ
君にはずっと黙っていたんだけど
実はね
僕は土星人と暮らしているんだ
あっ
いつものつまらないジョークなんかじゃないよ
それと
僕はたぶん正気だから心配しないで
えっ
ヒ ...
とんぼの様にぐるりと回る目ん球で
時計の針のような時間をぐるぐると眺めた
少しずつずれはじめた周りと僕はしかし
真っ直ぐな重力で決して切り離される事無く
ただ回り続けた
ただ回り続けそうして ...
陽炎燃える

ユニフォームにはシミができ

汗にまみれながら白球をおいかける

楽しいから

負けられないから

どこまでも上に行きたいから

色々な思惑が行き交うダイヤモンド ...
瞳を覗き込んで
悪戯に誘いをかけてみようか

優しい風に乗せて
悪戯に愛を囁いてみようか

こころを曇らせて
悪戯に雨を降らせてみようか

今夜の三日月ぐらい薄っぺらなこころで

...
 色彩アラベスク

黒い空 黄色いライト
オレンジの腕 汗は光る
コンパスはあちこちと動き
ベイジュと紫
赤の縁どり

白い球はくるくると舞い
無花果の実は赤し
オレンジの足は地を ...
その飛翔を
だれかの鞄に詰め込んで
機械的な作業で
きみは缶になる
 
密封空間に
足首を垂らせば
秘密の合言葉が
世界中から聞こえてくる
 
 
透明な羽をなんども
一瞬をし ...
恋の引力


毎日太陽が上る様に
そこに存在しているのがあたりまえの存在に
甘えてた

どんな大切な存在か
僕の横にいるのがあたりまえなのに
考える事さえ
ナンセンス
...
 人が欲しかった未来的な機能
 過去へのタイムスリップを可能にしたのは
 彼らだろう

 半永久的に維持され
 薄れゆく記憶にも臆さず
 少年の笑顔が少年であり続けられる場所は
 も ...
 なつの朝に
くりかえしくりかえし
泣きながら、うまれる
声と声と声が
遠くの地球
むこうにしろいくも
横ばいに漂う

 わたしたち
くりかえし生まれて
体操して
朝の匂い
...
自分で思い出すより

誰かに話しながら思い出したほうが

色鮮やかに甦る

あの涙を

いま、この手で拭えるように


僕らは大人になってゆく

俺にもこんな時間があったのか ...
あのね、本当はね、「いってらっしゃい」って送り出すの嫌なんだよ?

アナタがいない間淋しいんだもの。
アナタがいなくなったら反動が酷いんだ。
楽しかったら楽しかった分、嬉しかったら嬉しかった分 ...
だらだらと過ごす夏の日35度 汗ダラダラとただただ垂れる 室内灯の明りを落とし
明日の為にと目を閉じて
今週は何を片付けようかと
算段を繰り返している

かつては夢を見ない夜が嫌いだった
意識が途切れてから数秒後には
当たり前の朝を迎えていたか ...
             080811




4次元のポケットに石を詰めて
軽く振ってみる

4次元ポケットに石を詰めて軽く振っていたら
猫型のロボットが目を覚まし
頭の構造を簡 ...
鎖骨の
においが
こぼれ落ちたら、

さかなのゆめに朝がくる



ことば未満の愛を交わして、
ゆっくりとたしかめる
てあしの記憶

水の
においの
シーツを背中に
...
大空の風景画
蒼白のその中を
登り詰めて行く
小さな蛙

お前は何処から来たの?
お前は何処へ行くのだろう?


張り付いた硝子は
お前を天に導いてくれるのだろうか…


このちっぽけな日常にしが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
今日も妻と生田 稔自由詩308/8/11 22:37
ふえてゆくこと春日短歌508/8/11 22:27
キスくしゃみ自由詩5*08/8/11 22:12
雷鳴三上山一己自由詩508/8/11 21:43
日本の終わり方アハウ短歌008/8/11 21:02
浜木綿Etuji自由詩508/8/11 20:40
ゼリービーンズ渡 ひろこ自由詩21*08/8/11 20:35
旅の途中長谷川智子自由詩7*08/8/11 20:35
寒空のなか散文(批評...0*08/8/11 20:31
黄色い檻アオイリョー...自由詩208/8/11 20:29
中途半端な空長谷川智子自由詩1*08/8/11 20:21
ガラスは俺によって割られたんだ。榊 慧自由詩3+08/8/11 19:56
大根は一茎でも花束海里自由詩108/8/11 19:48
先生!ペポパンプ自由詩3*08/8/11 19:15
告白nonya自由詩6*08/8/11 18:55
それが生きると言う事の。プル式自由詩4*08/8/11 18:42
プレイボール夏テルテル坊主自由詩008/8/11 17:59
薄っぺらい三日月の端皆月 零胤自由詩6*08/8/11 17:17
色彩アラベスク生田 稔自由詩9*08/8/11 12:33
ゆるこ自由詩308/8/11 11:44
恋の引力夢乃 綴喜自由詩308/8/11 11:34
アルバムと写真doon自由詩208/8/11 8:25
なつの朝唐草フウ自由詩16*08/8/11 6:17
あの日の思い出短角牛自由詩508/8/11 2:44
大切な人。依玖侘 なつ...自由詩108/8/11 2:40
だらだらと橘柑司短歌108/8/11 1:52
夢を見ないで眠りたい松本 卓也自由詩408/8/11 0:49
演算ロボットあおば自由詩3*08/8/11 0:46
プロミネンス千波 一也自由詩24*08/8/11 0:35
硝子に浮かんだ蛙のように遊佐携帯写真+...3*08/8/11 0:21

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加筆訂正:
黄色い檻/アオイリョーキ[08/8/11 20:39]
直すたび、蛇足が増えるよ どうしよう
5.35sec.