君がいるこの街を僕は何も知らない
君がここにいる訳さえも
ただほんの少しの駅前の通りを歩いて
似た人を見ては違うとつぶやいていただけ
格好悪いったらないだろう?
僕がいるあの街を君は何も ...
家族のために
家族がある
家族の中に
仕事のための
仕事があるので
クッキーも焼けない
お母さんに
僕は
勉強のための
勉強がありますので
おやすみなさい
さようなら
明 ...
そうやって 君はさぁ
またいつものように 情けない声で 怒り出して
仕方ないだろって
ぐずる僕をただただ
叱って 叱って 叱って
僕の話なんて 聞きもせずに
ああまた その結論 ...
新聞もとらず
テレビも見なければ
その日はふつうにいってしまう
その日にむけての特集も
なんだか減ってきている気がする
今年の夏は
戦争を意識しない夏だった
...
ただしさはぼくでもなくきみでもなく、
ぼくときみとのあいだにある
そこは暗い地中だ
酷薄なアスファルトの下で
だれがその闇の深さを知るだろう
行き場のない叫びが
硬くのしかかる中
陽の記憶がうごめくのだ
絶望をしりぞけ
陽の記憶のままに
永遠 ...
今日も
魚たちの移住を阻止しようと
夕刻、空がダイエットする
泳げ
カラフルな蓮をよけて
詩を詩たらしめるもの
それは何?
綺麗な言葉を並べて、叙情的な表現を並べることになんの意味がある?
君の言いたいことは、僕の言いたいことは、そんな文字で伝わるのかい?
僕は ...
人が人を産むように
笑顔は笑顔を呼び起こし
涙は涙で癒され
手を重ねる度にその手は温められ
憎しみは憎しみをつくり出す
ものは結局ものに過ぎず
ものさしは結局ものさしに過ぎない
...
炎ノ骸となりて荒野で叫ぶ者の声なる
我が後半生が刃物の31文字を叩きつける
さあ宣戦布告だ!日本国 お前らの堕落腐臭は全世界を覆い
神の怒り炎 ...
実(じつ)より名を とりに行く人
きらびやかな世界
みたくて まといたくて
いつか そんなひとたちの
実(じつ)が埋まる日はくるのかな
そしたら 名を持たないあたし
小さな赤い木の実 ...
ヒューーと花火の玉が上がる音が聞こえ、
パァッと大輪の花が咲く
花が大きく咲いたその瞬間、人々の歓声があがり、
少し遅れてドーンっと音が響く
夏の夜空の風物詩
人々は花火が大 ...
あなたはギターじゃない
あなたはレコードじゃない
あなたは消しゴムじゃない
自分を傷付けないで
自分を責めたりしないで
その傷跡で悲しい気持ち
残さないで
どんな ...
君は歯のないイルカと同じと云われ意味を問うたら笑って去った
すっぱりとアルバムみたいな白い花陽はみそらより夏を焼きつけ
待望の立ち食い寿司でしゃれた服行き先聞かれ図書館と云い
たとえば読み ...
闇夜に浮かぶ灯達
それに集う虫たち
ひょうしに合わせて踊る騒ぐ
光と音に現実は少しずつ離れていく
ドンドン
カンカララン
水で冷えきったラムネ
瓶から滴る水滴
...
ランランラン
静かな日
大切な思い
喜び
本を読み
料理して
コーヒーを飲む
梨を食す
犬にキスをする
奇跡が起きた
犬が姫様に
変身した。
あの日の高い空と
りんどうの青むらさきを覚えている
明日からのひとりを
蜜のような孤独だと
わたしは微笑んでいたと思う
傍らの古いラジオが
虫の声のように囁き
夏色を少しずつ ...
碧い空を掴んで
波の下から投げると
チカチカして
目が眩んだ
君の目に浮かぶ波紋に 似ているなと 僕は考えるのだけれど
それは擬似的なもので
その波紋は君だけのもの、だということに
空も ...
僕の舌に
冷たい
宿舎が建った
犬は犬の形を
少し崩して
それを見上げた
今日は良い日和なのに
窓などを開けて
海に行く人もない
僕は何もできない
勉強もできないし
スポーツもできないし
手先だって不器用
だけど僕にはロックンロールがある
そう、何もできなくても
僕にはロックンロールが ...
空を誰かが引っ掻いた。
鋭い爪で、何度も、なんども。
空の爪痕は、広がっていった。
大きく大きく、手当が出来ないくらいに。
空は涙を流さなかった。
どんなに痛くても、我慢 ...
夜に爪を切ります
迷信は知っています
そのとき をあれこれと想像してみます
みっともないほど泣きわめくかも と思います
ハンカチが二枚は必要でしょう それとも三枚かな?
鼻紙も忘れずに用意し ...
豊田さん…。
あぁ、豊田さん…。
君は僕の後ろの席に座っているよ…。
君は美少女ゲームに興味があるかい君は美少女ゲームに興味があるかい
君は美少女ゲームに興味があるかい
僕の「電撃G's ...
青春18切符に
年齢制限はないのです
だからこそ青春と名づけたのであれば
それはとても正しいことです
暖かくなると頭に何か湧いている人が出る
とはよく聞くが
暑くなると いっそう頭が釜茹でで
どうでもいいようなことばかりを考える
むしろ思考停止
蛙の輪唱 蝉の輪唱
いや 蝉は臨床
釜茹で ...
PETボトルが爆発し、粉砕
ホログラムよって分譲型マンション階下にひねもす
頭が高い
双子座の球児、よもすがら蟹座の次女を思い詰めミルク
順番も理解らないまま嫁が施す手料理―その白昼夢 ...
ちっちゃな小人がテクテク
あたしのココから 彼方君の
君たちのハートへ向かって歩く
沢山の形を抱えて 色とりどりの気持ちおぶって 持ち上げて
息切れしながら 『大好き』を背負う
...
夜明けごろ
朝日で空が白くなるまでの
わずかな時間を
朝焼けが埋め尽くしていく
それは壮大な宇宙のシンフォニーの序曲
あの向こうにあるのは
きみとぼくのハーモニー
信じることと
愛すること ...
隣町で行われた口喧嘩大会の優勝者が不毛な砂漠のこの町で哲学者だと誉め称えられていた。
僕は昨日設置されたばかりの障害者専用ポストに手紙を投げ入れたところだ。
普通郵便と同じ切手を貼るのと引き替 ...
雨も夜明けも飽きてしまった
漫然と死にゆくために
生きているわけではないはずなのに
すっかり感覚も磨り減って
のびきったゴムのように
慣性さえも失くしてしまった
あたり前の情景が
八ミリ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和「爪」
虹村 凌
自由詩
3*
08/8/17 23:16
日本人としてのイチロー、あるいは日本人になれないわたしたちに ...
小川 葉
自由詩
1
08/8/17 23:09
そうやって
ウデラコウ
自由詩
1*
08/8/17 22:54
終戦記念日
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/8/17 22:42
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/8/17 22:05
タンポポ
Etuji
自由詩
5
08/8/17 21:34
ポリシー
氷水蒸流
自由詩
1
08/8/17 20:37
矛盾
知恵
自由詩
0
08/8/17 19:36
人が人を産むように
さとう 星子
自由詩
1*
08/8/17 19:29
宣戦布告
アハウ
短歌
0
08/8/17 19:13
才の実
佐和
自由詩
5
08/8/17 18:35
夏空に咲く花火
知恵
自由詩
2
08/8/17 18:34
君の傷
テルテル坊主
自由詩
2*
08/8/17 17:16
歯のないイルカ
kawa
短歌
3
08/8/17 17:04
祭、幻想
テルテル坊主
自由詩
0*
08/8/17 17:03
雨
ペポパンプ
自由詩
6*
08/8/17 16:10
夏色日記より
銀猫
自由詩
10*
08/8/17 15:15
波風
揚羽 欄符
自由詩
1
08/8/17 14:32
ペーパー・シープ(舌)
たもつ
自由詩
3
08/8/17 13:30
teenage rocks
ピート
自由詩
0
08/8/17 13:21
創書日和「爪痕。」
狠志
自由詩
2
08/8/17 11:26
創書日和「爪」 爪
北野つづみ
自由詩
2*
08/8/17 10:34
豊田さんが泣いちゃった。みんながなかなか死なないから。
青木龍一郎
自由詩
10*
08/8/17 9:53
フルムーン夫婦 青春18切符の旅
海里
自由詩
2
08/8/17 9:45
空蝉
紫音
自由詩
1*
08/8/17 9:26
思春期の跡は凸凹
詩集ただよう
自由詩
1
08/8/17 6:55
無数の小人がテクテク歩く
きりえしふみ
自由詩
3*
08/8/17 6:45
夜明けの歌
ヒロシ
自由詩
0
08/8/17 4:35
海猫へ
詩集ただよう
自由詩
0
08/8/17 2:03
カラカラカタカタ
紫音
自由詩
2*
08/8/17 2:02
4826
4827
4828
4829
4830
4831
4832
4833
4834
4835
4836
4837
4838
4839
4840
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
4854
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
5.99sec.