かたりとなる昨年の暮れから
おそらくかなしばりにあいながらみる
まつげのさきの閉じかけのまぶたが愛らしかったとか
ぬるくひかっている足の爪のはがれぐあいだとか
いつも指をうごかしている完成をみ ...
080709
新装開店のお店の前
チラシを配る男の子
チラシを受け取る男たち
木登りが上手だねと
褒められたことがありますか
危ないから木に登 ...
人気のない
アパートの群れ
立っているのは
草木のみ
洗濯物が干して
ある
雨が降りそう
ヒゲをそる
友人に電話する
寂しい
BGMを流す
スイングしましょう。
初めての釣り場に行くときには、はちきれんばかりの期待感の裏側に、喉元に
つっかえてまとわりつくタンの様な不安感が頭のどこかに鎮座する。
特に淡水域での釣りではそれが如実に現れる。どこから入ったらい ...
あなたのことを悪く言ったから
熱に魘され、変な夢を見てしまった
それでも私は、しゃべるのを
やめたりはしないよ
38.7℃ ある夏の夜
夢に出たのは 隣の席の君
笑い飛ばし ...
何もかも
やってはみても
失敗の
ならずもがなに
草笛ふいて
牢の革の袋に乾く舌を出す
木がみしみしと呟く 月齢を取り込み
雑居する密度が裾野となる火山
激流林を抜け竹を燻す夜明けに突っ込む
不燃の沢の正体見たり束の伝票
岩抉れてバ ...
{ルビ掬=すく}い取れぬもの
沸きたち噴きだす火口に押しこめようと
小さな突起ごとわしづかみに{ルビ掴=つか}んでは
肥大してゆくこころ
そっくりそのまま、ひとのところへ返そうとする
無 ...
枕よけ 耳をふとんに 押し付ける
トントン包丁 幸せな朝
モーターと 洗濯槽と 水の音
もっかい寝ようか 朝のまどろみ
目覚ましが けたたましく鳴く 朝7時
...
ぱちん、と、弾ける音は車に掻き消され
なんか、弾けたんじゃない?
なにが、弾けたのだろう?
少し、痛い気がするわ
棘でも、刺さったのかしら
でも、もう痛くはないけれど
雨は夕方から降り ...
人は空を見ていない
都会の中のビルの隙間にさえ
ちゃんと空はあるのに
人は空を見ていない
雲の端から溢れる光や
夕焼けの美しさに
気付こうともせず
冷たい日常にうつむいた ...
ひらかない花など、あるだろうか
どんなにか速度をかえようとも
いつかは、ひらき朽ちていくものなのだろう
とどまることのなく
枯れおちていくからこ ...
焼きはらわれた、夕暮れ
に
わたしたち
それぞれは
ただひとりの者として、
心を
あつめている、
ひときわ明るい光に
焼き
はらわれて、誰でも
いいような
ただひとりの
者 ...
妻目覚め今朝は咲かずと朝顔が
ゆう暮れのふたりで麦酒の快楽
夜は更けて蟠りなきすずしき日
伸ばした舌の先に
ビルがある
冷たい窓枠、の震える
階段のない腕で
わたしたちは穴を掘り
整地を繰り返す
積乱雲の遥か下
茂る葉がホーム
ざわめく
誰をも騙すことない
黙秘の ...
青のインク
絵の具のチューブ
クレパス
全部ひっくるめて
投げやりな空を、描いた
何枚も何枚も
繰り返し
気がつくと
床が、海になってた
1 詩人の恋
詩人には愛する女性がいた
詩人は二回目のデートで
その美しい女性に告白をした
彼女の答えはこうだった
臭いセリフ吐かないで。
落胆している詩人はその ...
久しぶりに会ったのに
懐かしい匂いがしないのは
二人の時間と思い出の
多さによるためだろう
話す話題も特になく
分り合った二人は
ただ歩く
諦めきれない 不器用な俺は
そっけな ...
帰り道
夕暮れを背にしながら
赤とんぼが稲穂の森で羽を広げていた
真っ赤に燃える夕日が地平線のうえで
カゲロウが揺らめいている
...
スーパーに
金色の腕時計をした
パートのおばさんがいた
おばさんというには
懐かしい感じがしたので
お姉さんと呼んだ
鉛色の空
ふるさとは
雪が降っていた
とこしえに巡り逢う運命
うたかたの時代を越えて
さまよう永久と刹那の宙
深なる海に眠る静かの{ルビ禍神=まがかみ}
たそがれの遥か 煌く流星
くれないに染まる {ルビ大地=おおつち} ...
ほこりは
たてるから
まとわりつくんだよ
のらいぬに
やさしくするから
ついてこられたり
かみつかれたりするんだよ
ほっとけ
ほっとけ
それもやさしさだ
小学生の頃。
トノサマガエルを嬉々として解体してたあの娘とまたあそびたーい!!!!!!!!
石で毛虫潰しゲームとかおぼえているの????
ザリガニ共食いさせちゃおうペット屋さんごっことかおぼえて ...
裾を引きずって階段をのぼる
踊り場がすきなの
どこにもいかない
ちゅうぶらりん
冬と冬の木とさざんかの赤色
窓 窓
手のひらをつけると
とてもつめたい
誰かになって ...
{引用=
滑らかに先行する感性
安心のブランド
いちどきに逸る鼓動
誘惑に阿鼻叫喚する観衆
は自らの慣習を省みることはなく
私はただ袖の端をつまみ
目じりに這わせる
の
...
詩の代わりにアルコール
僕も青い実だったよ
週日は懸命にはたらいて
染みた汗水土日に流す
そんなことを夢見ていた
それは本当に夢になった
一枚の紙と隠れていた軋轢
狂ってしまった人の ...
シーツの滑りが良すぎて
窓辺に頭を預けられない
身体に力が入らない
部屋は底から白んでいく
ペンキのはげたベランダから
甘いクリームが弾けていく
ただの牛乳だったので
私は
生クリ ...
葦を
くわえている
(目と 鼻とを とじて)
水が圧す
身じろぎせずに 黙っている
(黙っている)
指を
動かす
日が
つかめそうな気がするから
(本当にそんな気がする ...
裏切りの表は優しさに満ちて
別れの言葉一つを並べて
彼女は泣いていた
理由はわからない
彼も泣いていた
理由はわからない
瞳の中から零れた雫
そっと手のひらの上に乗 ...
グレープフルーツの中に
何かがあるんだと思う
沖に出たときの風
外国へ行く船
大切に持ったままの手紙
何度読んでも分からないところがあって
おたがい誤解しているんだと思うけれど
説明 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
とかが
ひとあめ
自由詩
5
08/7/9 21:07
木登り
あおば
自由詩
6*
08/7/9 20:06
空虚
ペポパンプ
自由詩
3*
08/7/9 19:34
内水面の釣り場と詩
北村 守通
散文(批評...
3
08/7/9 18:19
高熱
はち
自由詩
1
08/7/9 15:10
原っぱにて
yoyo
短歌
1*
08/7/9 13:35
アマノメアグレ
黒川排除 (...
川柳
1
08/7/9 13:31
抛(ほう)
clef
自由詩
2*
08/7/9 12:55
朝
ユメサキハル
短歌
0*
08/7/9 11:30
小さな煮こごり
キリギリ
自由詩
2
08/7/9 10:45
空を
ヒロシ
自由詩
3
08/7/9 10:29
ひと粒、
終
自由詩
3*
08/7/9 9:22
_
こもん
自由詩
7
08/7/9 9:01
朝夕
生田 稔
俳句
2
08/7/9 8:58
ホーム
たもつ
自由詩
2
08/7/9 8:39
無題
長谷川智子
自由詩
3*
08/7/9 4:59
靴墨の詩
かいぶつ
自由詩
1
08/7/9 4:52
別れ
kei99
自由詩
3
08/7/9 3:04
帰郷
ウチヤマン
自由詩
2
08/7/9 2:28
腕時計
小川 葉
自由詩
1
08/7/9 1:56
トキノカイロウ
相良ゆう
自由詩
1*
08/7/9 1:55
さわぐやつがはんざいしゃよびぐん
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/7/9 1:33
初恋の相手は殺さないといけないと思います!!!!!!!!!!
うおくきん
自由詩
1
08/7/9 1:04
テオ、必要な名前をあげる
ミゼット
自由詩
2*
08/7/9 1:00
souvenir
鎖骨
自由詩
1*
08/7/9 0:39
青い実
〃
自由詩
0
08/7/9 0:37
クリームシーツミルク
木屋 亞万
自由詩
2*
08/7/9 0:07
untitled
かとり
自由詩
4
08/7/9 0:06
偽善者
海月
自由詩
0
08/7/8 23:56
グレープフルーツ
ふるる
自由詩
9*
08/7/8 23:54
4825
4826
4827
4828
4829
4830
4831
4832
4833
4834
4835
4836
4837
4838
4839
4840
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
4854
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
加筆訂正:
朝
/
ユメサキハル
[08/7/9 11:35]
5・7・5・7・7を改行した書き方から、上の句・下の句で改行した形に変えてみましたww
5.53sec.