イヴが食べたのが梨だったら
きっと世界はもう少し潤っていたはずだ
 
乾燥肌の女の子のためのパックはなくなって
ドライアイのお父さんのための目薬もなくなって
水分が体の50%をきっても
人 ...
 
太陽のない
惑星の
生きもののように
夢を見てる

漆黒の意識の中
聞こえない
囀りと
見えない鳥

あの空も
雲も
地平線と
沈みゆく太陽さえ

目を覚ます
...
昼と夜とを見分けるように

私と何かの二つの瞳が

昼と夜とを見分けるように

陽光の梯子の下か

昼か夜かを許しあうのは

ただその瞳を見つめるのみに

昼か夜か 理性と ...
影が 舞う   影が 走る
影が 伸る   影が 縮む
剣舞 の  躍動する  影
たいまつに 映し出される影
影が 躍る   影が 回る
影が 跳る   影が 座む
剣の影  扇の影  ...
迷惑ですか?
いまさらこんなメール出してごめんなさい。
でも、どうしても今出さないと おかしくなっちゃいそうで・・・。

夏休みも終わりに近づきあなたもきっと充実した毎日を送られていることでし ...
「飛」〜まるで蝶のような〜
僕の背中に乗せて

「燃」〜戦うことを恐れない闘志〜
どんなときも魂と共に

「呼」〜仲間を守り続けたい〜
いつまでも僕の手をつないでいてほしい

「真」 ...
果てしない闇の中
なぐさめの月を抱く
その瞳に映す僕の罪は
笑うたび優しく刺さる抜けぬ棘

欲望は満たされることはなく
偽りのぬくもりは
終わったその瞬間から
この手の中から零れ
漆 ...
豊かにいでし
乳房の先
一掴みの
仏手柑
彼女は座りて
文字を書く
夜の湯に
ふくらみてほの赤く
和人の胸に
昼のできごとは
宿る想い
湯舟に漂える
乳房のごとく
女は  ...
わたしの手紙はビンの中。
海原浮いて届きます。
わたしの手紙は風船に。
雨雲さけて届きます。
わたしの手紙はあてもなく
あるとき誰かに拾われます。
あるとき初めて読まれます。
よく晴れた日に
おまえは旅立ったから

空に
おまえを探して
けれど、見つからなくて
わたしはなおさら
寂しくなった


 道ばたの
 すこし汚れた草たちが
 いつかの ...
足先まで
汗がにじむ

ぬるい風

重ねられたまま声をころして

白い白い窓辺から
青い夏を眺めている


(あ、あ、あ)

青空が

(あ、あ、あ)

流れていく
...
 この身は

 まるで

 ちょうちょ雲のように


 ただ

 ふわふわと

 流れに

 流れて


 風が吹けば

 そちらへ

 すいっと

  ...
 あなたが好きだったライム

 一口囓(かじ)った

 口の中に広がる酸っぱい味


 こんな真夏の眠れない

 夜には


 あなたの顔が浮ぶ


 あなたの細い長 ...
 私は女

 着物の裾から

 ちらりと白い足


 真夏のじりじりとした

 昼時に

 白い日傘を差して

 坂を上って貴方に逢いにゆく


 どこかで蝉が鳴い ...
わはっは
おほほほ
きゃっきゃっきゃ
あっはっは

ふふふふ
えへへへ
かっかっか
くすくす

ははは
ほほほ
うふふ
ひっくひっく
締めつける熱が
塔を液状化する
ほどなく生じる蒸発熱が
同心円状にテりトリイを拡大する


水分の脱落した葉脈―維管束
地球の一点に液体は集結する

水蒸気を切り 飛ばし 搾り出し
...
僕らが見なければならないのは夢と幻
窮屈すぎる日常と
電車の傾きをも気にしない非日常
混み合った道路と時間のジレンマ
そこらへんに転がっている無数の意味

太陽は少しずつ傾きながら変わり続 ...
もし私のポエムがおっぱいならば

あぁ私は自分のおっぱいで悦ぶことが出来ない!!
あなた方は他人の目でこのたわわな実りを眺めることが
出来るんでしょうね。とても羨ましいです。

私のポエム ...
我がふところに すっかり秋めいた 風忍び込み
            夏の課題の読み挿しの本ら高く積まれ


しんみりと空見上げれば秋風の
          立つ神々の衣は雲か


...
一人称にわたしを選んだときに、わたしの中で何かが定まったような気がしたことにも気づかずに生きてみました。誰もが等しくも、そんなに愛おしくもないけれど、立ち止まる分には時は同じように流れるみたいに。 ... 月がわらってくれたから


がんばれるよな気がしました。
育ちすぎた入道雲と
肌を突き破る陽射し
それに
一向に降り止まない雨になった蝉の声
それらに押しつぶされた脆弱な身体は
不揃いなアスファルト
その隙間を這うように
とろけて流れてゆく夏の ...
結んでひらいて
またすぐ忘れてぐるぐるぐる

冷房の部屋で風邪をひくより、またジーパン履いて、
ヒールを捨てて、
夏を歩いて汗を拭たら、
蝉を踏むのが生きることかな
醜い自分
瞳いっぱいに映した








 
流れ出る何かは
とても綺麗だった
とんとちゃぷんが同時に聞こえる。赤い長靴をはいた嬉しそうな女の子。コンクリートを叩く音。それと水を叩く音。傘なり溶ける。遊びながら彼女は舞う。雨を演奏しながら無邪気に躍る。花も舞い。塵。花となる。空気 ... 「よくあることだ。平凡で幸せだとさえ思っていた。大きな幸せを経験したとも。」
ぶつぶつ言い歩くペンギンが、何回目かの卒業式終わりの送迎バスで手足の置き引きにあった。助けて欲しいペンギンは、派出所か ...
たたかわないやつにかぎって
かちだのまけだのいいたがる
きみがすきです
だからきすしてもいいですか
そのやわらかいほほにきすしてもいいですか
よったいきおいで
うみにいきましょ
いまからでも
いいじゃないですか
くろいうみ
くろいうみ
そ ...
下卑た興奮の先に在るものが言葉を連れていこうとする
熱い海青いマグマ溜り通電する神経化学物質の分泌不全
溜めければ感情は発現しない
堪えなきゃ血の音は染みつかない
色も温度も直ぐに ...
駅にころがるセミ爆弾を拾ってほおばり目覚まし時計ごっこしていたら眼病手前の女がSuicaをくれた

なんて幸せな月曜日の朝!

あの日僕は身につけるものすべて黒で統一して上機嫌で学校へ向かった ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
なしゆるこ自由詩108/8/20 21:09
夜球小川 葉自由詩5*08/8/20 20:43
視覚 - ある一つのテーマ -kope*c...自由詩108/8/20 20:23
躍動     guchi_...自由詩008/8/20 19:16
【迷惑ですか?】つむじまがり自由詩6*08/8/20 18:34
飛燃呼真哀愛(ヒショウコシンアイアイ)さとう 星子自由詩1*08/8/20 18:33
アウグストゥスの月を抱く皆月 零胤自由詩11*08/8/20 17:17
乳房生田 稔自由詩3+08/8/20 16:51
小さな手紙音阿弥花三郎自由詩208/8/20 13:46
よく晴れた日に千波 一也自由詩8*08/8/20 13:14
青い夏自由詩3*08/8/20 13:07
ちょうちょ雲星月冬灯自由詩108/8/20 12:58
ライム自由詩108/8/20 12:57
一途坂自由詩208/8/20 12:55
笑いペポパンプ自由詩4*08/8/20 12:39
洪水KETIPA自由詩108/8/20 12:01
太陽とオルガズムプル式自由詩6*08/8/20 11:04
もし私のポエムがおっぱいならばキリギリ散文(批評...408/8/20 9:51
夏の課題アハウ短歌108/8/20 9:28
ある日のデッサンかんな自由詩7*08/8/20 8:39
いっぱいいろいろあるけれど、夕焼け空自由詩4*08/8/20 8:24
真夏日明楽自由詩408/8/20 6:57
靴がない猫のひたい撫...自由詩208/8/20 2:58
ネリウムの最期赤澤るろる自由詩1*08/8/20 2:52
Rained Flower詩集ただよう自由詩108/8/20 2:04
猫爬虫類の羽毛布団自由詩008/8/20 2:00
_夢頭制作委員...自由詩008/8/20 1:58
ほーむki自由詩008/8/20 1:43
蓋をされた臭いもの鎖骨自由詩108/8/20 1:19
青空と瞳孔sunaos...自由詩108/8/20 1:11

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