ハルオは女の眼球をぐぬりとえぐり出した。ぶちゅり、ぐちゅり、じゅぽ。その音と指先の温かさに快感が重なった。鳴き喚き逃げ惑う女を高揚感と羞恥心の中、ただただ見つめていた。 ハルオは自分の瞳がえぐられそこ ...
なにもたべずに、朝
あたらしい電車のはしっこからはしっこまで
わたしは仕事に出掛けていく
どんなに長い距離も
君のそれと交差することはもうないけれど
それでも駅に停車する度、未だ息が止ま ...
辛いのなら死ねばいい
そんな答えを
出してしまった
すると
強烈な解放感と共に
「何か」に足を絡め取られた
痛みは無いが
全く別物の痛みを感じた
死ぬことへの
...
おおきな掌に
染みこめずに零れた憧れる思いは
小さな波紋をつくる波になり
それは透きとおっており
言葉も理性もみずからを恥じて押し黙るほどに
透きとおっておりまた鋭く
それはま ...
何をしていてもどこで誰といても
与えられるもの降ってくるもの落ちてるもの
砂や社会の排泄物に塗れているものを必死に
追いかけてるかき集めてる気がするよ
近いうちにまたきっと泣いてし ...
いちごのキャンディなんかと正反対
この心臓のうごめきは
重く苦しい悲鳴だ
がまんがまんと生きてきて
人の一人も殺しやしない
命の大事さを知っているためじゃないのに
理不尽な結果だ
...
大塚
都電の線路沿い
ホープ軒の隣の隣にある世界飯店は知る人ぞ知る世界飯店
一番の人気メニューはぱりっとした鴨焼飯
1000円
B級グルメというジャンルがあるらしい
B級
俺が今 ...
明日
というのは
明るい日
らしい
少年は
少女を追いかけて
過ぎ去っていく
少女はいつまでも
少年よりも早く
大人で
少年は
たぶんずっと子どもで
だから
少年は夏の日のま ...
やっぱり、あなたしかいません
私は信じてる。
また、あなたの子を…
暮れてゆく夏のかたむく日差しのように
あなたの後ろすがたが遠ざかってしまう
今日あった嬉しいこと、虹
久しぶりに見れたこと
あなたの後ろすがたが遠ざかってしまう
淋しさがぼんやりと浮 ...
合唱団に所属する機会に恵まれた私は幸運だったと思う。ステージに上がろうが、人前に出ようがもの怖じしない心臓、声の飛ばし方等々を覚えることが出来たし、何より様々な詩に向かい合うことが出来た。合唱曲は詩の ...
電器店で洗濯機の購入手続きをしている間
に降り出したゲリラ豪雨は雷を伴って
ドドドォーンと雷鳴が店内に響き渡る
電器店の1階にあるセミオープンの駐車場
にも雨が吹き込んでいて
(それは水 ...
今日はすきなことをしましたすきな子にはすきな子がいてすきなことばかりしているのであたしのすきな子もすきなことがすきですようにと祈りましたすきな子にはすきな子がいましたすきな子はすきな子がだいすきでした ...
{引用=或いはまたほかの上官からすでに彼はダメだと烙印を押されていながらも、なお自分では無心に空しい努力をしている兵隊を見る時、可憐だと思う。彼らにだって彼らの世界はあるのだ。彼らが誇りかに自己主張す ...
冬でもアイスが
買えるようになってから
妹がいる
冬でも愛した
恋人と暮らしてから
それでもまだ
妹がいる
冬にアイスを食べた後
当たりなのか
つい
確かめてしまうよ ...
科学捜査官が呻く
放射された放射能が大気に拡散した
というニュース。
テクノロジイが参戦しました
地下にも帝国を造りましょう
地上はもう狭すぎるのです
地下を使い果たしたら ...
あなたはもう 私のことなど
忘れてしまっているのでしょう
私が次から次へと目の前に襲い掛かる困難に
行く手を阻まれている間に
あなたはもっと遠くへ 行ってしまったから
あなたはもう ...
080820
夜というのは
夜があるのは
地球人には当たり前
でも
太陽人には不思議なことで
夜なんて
何処にも売ってない
もしかし ...
イヴが食べたのが梨だったら
きっと世界はもう少し潤っていたはずだ
乾燥肌の女の子のためのパックはなくなって
ドライアイのお父さんのための目薬もなくなって
水分が体の50%をきっても
人 ...
太陽のない
惑星の
生きもののように
夢を見てる
漆黒の意識の中
聞こえない
囀りと
見えない鳥
あの空も
雲も
地平線と
沈みゆく太陽さえ
目を覚ます
...
昼と夜とを見分けるように
私と何かの二つの瞳が
昼と夜とを見分けるように
陽光の梯子の下か
昼か夜かを許しあうのは
ただその瞳を見つめるのみに
昼か夜か 理性と ...
影が 舞う 影が 走る
影が 伸る 影が 縮む
剣舞 の 躍動する 影
たいまつに 映し出される影
影が 躍る 影が 回る
影が 跳る 影が 座む
剣の影 扇の影 ...
迷惑ですか?
いまさらこんなメール出してごめんなさい。
でも、どうしても今出さないと おかしくなっちゃいそうで・・・。
夏休みも終わりに近づきあなたもきっと充実した毎日を送られていることでし ...
「飛」〜まるで蝶のような〜
僕の背中に乗せて
「燃」〜戦うことを恐れない闘志〜
どんなときも魂と共に
「呼」〜仲間を守り続けたい〜
いつまでも僕の手をつないでいてほしい
「真」 ...
果てしない闇の中
なぐさめの月を抱く
その瞳に映す僕の罪は
笑うたび優しく刺さる抜けぬ棘
欲望は満たされることはなく
偽りのぬくもりは
終わったその瞬間から
この手の中から零れ
漆 ...
豊かにいでし
乳房の先
一掴みの
仏手柑
彼女は座りて
文字を書く
夜の湯に
ふくらみてほの赤く
和人の胸に
昼のできごとは
宿る想い
湯舟に漂える
乳房のごとく
女は ...
わたしの手紙はビンの中。
海原浮いて届きます。
わたしの手紙は風船に。
雨雲さけて届きます。
わたしの手紙はあてもなく
あるとき誰かに拾われます。
あるとき初めて読まれます。
よく晴れた日に
おまえは旅立ったから
空に
おまえを探して
けれど、見つからなくて
わたしはなおさら
寂しくなった
道ばたの
すこし汚れた草たちが
いつかの ...
足先まで
汗がにじむ
ぬるい風
重ねられたまま声をころして
白い白い窓辺から
青い夏を眺めている
(あ、あ、あ)
青空が
(あ、あ、あ)
流れていく
...
この身は
まるで
ちょうちょ雲のように
ただ
ふわふわと
流れに
流れて
風が吹けば
そちらへ
すいっと
...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ほねばった膣
詩集ただよう
自由詩
1
08/8/21 2:45
てこの原理
コトリ
自由詩
9*
08/8/21 2:34
望言と我
赤澤るろる
自由詩
2+
08/8/21 2:31
あいだよあい
鎖骨
自由詩
0
08/8/21 2:18
ひとり
〃
自由詩
2
08/8/21 2:09
いちごキャンディ
naru
自由詩
1
08/8/21 2:00
世界飯店XXXチャイナ
rabbit...
自由詩
10*
08/8/21 1:00
夏の日の少年
紫音
自由詩
1+*
08/8/21 0:50
信
平 哉人
自由詩
0
08/8/21 0:22
虹色 ・ レインボー
タマムシ
自由詩
2*
08/8/21 0:17
二次的創造性を生ませたい
北村 守通
散文(批評...
3*
08/8/21 0:09
夏の終わりのはじまり
kauzak
自由詩
8*
08/8/20 23:57
すきなことすきなこと
アサリナ
自由詩
4*
08/8/20 23:39
カレン
ブライアン
自由詩
0
08/8/20 23:21
アイス
小川 葉
自由詩
5
08/8/20 22:57
愚かな夢を聴いた
KETIPA
自由詩
2
08/8/20 22:55
あなたはもう忘れてしまっているでしょうけど
ウデラコウ
自由詩
1*
08/8/20 22:21
夜球
あおば
自由詩
13*
08/8/20 22:06
なし
ゆるこ
自由詩
1
08/8/20 21:09
夜球
小川 葉
自由詩
5*
08/8/20 20:43
視覚 - ある一つのテーマ -
kope*c...
自由詩
1
08/8/20 20:23
躍動
guchi_...
自由詩
0
08/8/20 19:16
【迷惑ですか?】
つむじまがり
自由詩
6*
08/8/20 18:34
飛燃呼真哀愛(ヒショウコシンアイアイ)
さとう 星子
自由詩
1*
08/8/20 18:33
アウグストゥスの月を抱く
皆月 零胤
自由詩
11*
08/8/20 17:17
乳房
生田 稔
自由詩
3+
08/8/20 16:51
小さな手紙
音阿弥花三郎
自由詩
2
08/8/20 13:46
よく晴れた日に
千波 一也
自由詩
8*
08/8/20 13:14
青い夏
依
自由詩
3*
08/8/20 13:07
ちょうちょ雲
星月冬灯
自由詩
1
08/8/20 12:58
4822
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4862
5.13sec.