まゆに包まれて いくようです
あなたも わたしも

目をつむると
おくるみに くるまれた あなたが聴こえる
全てが崩れ去ってゆく
全てが消え去ってゆく
今まで築いたものが
無になる。

寂しい事だ
喜びも悲しみも
苦労も皆水の泡
思い出だけが残る

心の隙間
できる限りの事はした
悔 ...
一瞬に 空を走った 電光が
   爆音、連れ来た 明け方の雨


雨はもう 上がったらしい 遠くから
  鳥たちが言う 「もう朝ですよ」


鳴りだした 窓の外から 目覚ましが
   ...
ペットに名前を付けるように
感情にも名前を付けたらどうだろう
俺は苦しみをポチと名付けた
ありきたりだがわざとかわいらしい名前にしてみた
そうすればこの苦しみの苦しみらしさがいくらでも和らぐか ...
感受性は
時に
人を殺す
温度になる

プラスチックケースの中に
俺の夢はないよ
薄いブラウスの中にも
俺の愛はないよ

スリーピースのあいつらは
ギターの中に押し込んだ
強盗 ...
最初はそれなりに期待していた
散々魅力的な話を聞かされたから
小さな希望も胸の中で芽生えていた

だけど現実は思っていたより味気ない
大人だって思っていたより大人気ない
それは惰性で噛んで ...
清らかな波を重ねて作られた
海は上質なつづら折りのキリム

潮騒 風の音 ウミネコの泣き声
響きあうハーモニーはadd9

空の映写機に投影された
夕暮れのスクリーンを背景に

僕は ...
新入社員のボーナスなんてたかが知れてる
有給休暇も簡単に使えやしない
悔しいな こんな時は旅行雑誌片手に
つかの間の脳内バケィション



夏はやっぱり南の島がいいな
焼け付くようなエ ...
 どうしてこんな狭苦しい部屋に閉じ込められているのか、俺にはさっぱり分からなかった。壁紙一枚貼り付けられていない打ちっ放しコンクリートが八方を囲み、天井と地面はチェス盤が敷き詰めてある。チェス盤の白い ... Aメロ
晴れた日はすがすがしくて
The fine day is fresh.
どこか遠くに行きたくなる
It comes to want to go far away somewhere. ...
本来ならこんなG
内側から掛かるはずないのに
掛からないはずなのに
Aメロ
遠くを見つめていて、
The long distance is gazed at.
自分の現在位置を確かめる
My present location is confirmed ...
路上の
トランペッターと
テナーサックス

割れるような
張るような感じの
音色

その独特な渦に
耳を澄ましながら

考えるのは
彼のこと

今頃
どこかの大通りで ...
ときめく鐘 辺りに鳴り響き

ちぎれがちなウロコ雲
ピンク、パステルカラーに色づく


流れる空 流れる距離

やがて染まる ネイビーブルーに
人は、花としてつくられた。 

翼を広げる鳥の旋回する 
空が 
地上に立って見上げる人を 
咲かせよう 
咲かせようとしている 

花の顔をひらいて 
人は 
空を、見上げる。  ...
{画像=080713003723.jpg}
風が通りすぎる
通りの梢が静かにゆれていた
梅雨が上がって空は青く
雲ひとつなくて
高く青く澄んでいた


いつものイタリアンレストランは
...
車が好きだ。

それも改造車が。
一般的には嫌われる
改造車が好きだ。

親父も
そんな改造車に乗っている。

うるさいエンジン音。

本人は気持ちがいいんだよ。
好きなものに ...
また新しい朝に、自転車でくだる、長い坂道で
To moreover, a new morning 、It goes down by a bicycle.、 . On a long slop ...
蝶は虚構の中で
自在に飛び回り
隙を狙い天国に
紛れ込んでいく


根の支配する地底
ないまぜの死体が
植物に甘い粘液を
いくつも咲かせる


夏の風に膨らむ帆
高すぎる ...
生きることを諦めたら
死にも辿り着けないのに、

あたしは 今も
虹をさがしてる。

君は 今、
空を見てる?

明日の空を知らぬまま
灰色の街を歩いてる...

そうか、 ...
あまりよく、覚えていない

ふらふらと適当に帰りついた夜
白く重たいドアの先で
お父さんが
ガチガチに冷凍されていて
あれ、しっかり保存されていたんだ
そうドアの前の過去に
気が付つい ...
この闇に留まるおくびの飛ぶ
片手は上手に動ける

目頭のした 深く凍える蛙
この闇に留まるおくびの飛ぶ
片手は上手に動ける
すばらしい天井は天井に穴を空け
すばらしい天井は天井に穴を空け
あたしが流した涙

大粒の涙



淋しくて

誰かに守られたくて

流した涙



碧い葉に

こぼれ落ちた

丸い雫



あたしのかわりに

涙は ...
月曜日
仕事から帰って
メイク落としシートで顔を拭いた
ゴミ箱に捨てる瞬間
シートがため息を吐いたような気がした


火曜日
上司に怒られた
理不尽なことが世の中には詰まっていて
...
吉祥寺をブラリ
カラオケガンガン
ビールギンギン
ヤキトリガツガツ

髪結屋
カフェスタンド
ストリートライブ
ドイツパン

回転寿司
メンチカツ
献血スタンド
自然食品の店 ...
キスマークつけてしまった代償に

なまでいれなきゃならなくなった

たった十五分のカプセルのなかで

くちゃくちゃ暴れるだけなのにさ


暗闇でひとつの蒲団

そのリスクヘッジ
...
あなたは私の体を
アイスの当たりくじを探すように
一生懸命舐めるんだね




はずれ
暑さにも耐えて文月のペン習字

水撒きて二人腰掛け書を読めり 

緑葉の風に揺れいてつよき陽よ

風鈴のカタカタ鳴りて見回せり

汗ばみて紅葉のもとに坐り居り

真昼なり俳句を六っ ...
ディスプレイに “助けて” の文字が浮かぶ

このメールを 受け取った日
わたしは夢で あなたの骨を拾った
手のひらのうえ わたしの皮膚を あなたが焦がした
突きぬける 痛みが あなたを喪っ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
池中茉莉花自由詩4*08/7/13 10:31
崩壊ペポパンプ自由詩7*08/7/13 8:45
目覚ましユメサキハル短歌008/7/13 7:55
苦しみのポチ新守山ダダマ自由詩6*08/7/13 7:09
感受性kei99自由詩2+08/7/13 6:35
ガム1486 1...自由詩11*08/7/13 5:45
キリム自由詩2*08/7/13 5:21
グァム自由詩008/7/13 5:14
良い文章が書けないから良い作品が作れない、なんてバカのロンポ ...影山影司散文(批評...308/7/13 4:43
素晴らしい日こめ自由詩308/7/13 2:03
長谷川智子自由詩0*08/7/13 1:15
ウェ〜〜〜ブこめ自由詩208/7/13 1:06
ゆるむ長谷川智子自由詩2*08/7/13 1:06
浦上天主堂通過自由詩1*08/7/13 1:04
花の人 服部 剛自由詩5+08/7/13 0:36
幼児と前菜の関係 / いつものイタリアンレストランでbeebee自由詩3*08/7/13 0:33
ちいさなエンジン音xたろおx自由詩308/7/13 0:25
題 未完成夏休みこめ自由詩308/7/13 0:17
Eastern stamp木屋 亞万自由詩2*08/7/12 23:49
虹の向こうIzm自由詩4*08/7/12 23:41
二瀬自由詩16*08/7/12 23:35
レモン十二支蝶自由詩108/7/12 20:49
産流自由詩008/7/12 20:43
想撮空間。「分身しずく」愛心携帯写真+...1*08/7/12 20:40
メイク落としシート小原あき自由詩22*08/7/12 20:39
ジョージブラペポパンプ自由詩3*08/7/12 20:24
カプセル吉岡ペペロ自由詩108/7/12 20:08
アイスくしゃみ自由詩3*08/7/12 18:12
暑き日生田 稔俳句108/7/12 17:41
悪夢池中茉莉花自由詩1*08/7/12 17:41

Home 戻る 最新へ 次へ
4820 4821 4822 4823 4824 4825 4826 4827 4828 4829 4830 4831 4832 4833 4834 4835 4836 4837 4838 4839 4840 4841 4842 4843 4844 4845 4846 4847 4848 4849 4850 4851 4852 4853 4854 4855 4856 4857 4858 4859 4860 
加筆訂正:
手紙/「ま」の字[08/7/12 23:16]
08.7.12小改 12.5.12
7.5sec.