人は全てのものを独占することはできない
我々は
何かを得ることによって
何かを失っている
何故なら 我々は
この2本の腕でしか 持つことが出来ないし
この1つの身体で ...
人のない 砂場の山に 落つ銀杏
眠らせて 秋の妖精 どんぐりポッケ
長い夜に 蒼い香りが 目を覚ます
月明かり 照らしておくれ 腹の底
ふと見上げた空に
鳥が一匹
町を見下ろしていた
霜降の午後4時
そのレースで彼は亡くなった
何かいつもと変わった規則をひとり、
実行しているかのように
静かなポツネンとした顔見せの並びであった
前のレースまではきれいな三分戦が続いていた ...
また1つ歳を重ねて
私にとっての1年が
世界にとっての100年だと
認識するには途方も無い
膨大な生命の波のなか
何も知らない
私は生きている
20(ハタチ)じゃなくて、21
...
† わっ! やべぇ! 編み目が違う! だいぶ前.... 糸始末して切った5秒後
† 綴じ針で縫った部分を 右 左 引いて揃える シーソーゲーム
† ...
窓をあけて
冬の匂いがしたら
温かいコーヒーを一口
いつもとは
ちょっと
違う味
長い長いマフラーを用意しよう
可愛くて温かい手袋
お気に入りのコートと
あの人が好きだと言ってく ...
まだ*
{引用=
眩暈がするほど
大きな音で
音楽を聴いた
愛だとか恋だとか
言わない{ルビ詞=うた}を
一人で聴いた
あの人を忘れようとする私と
あの人との思い出を ...
フォーカシング、そして放した
私のものじゃない
から 、別に失くしたりもしなかった
分厚い衛星の空には
不思議と温かな穴が開いていて
その向こう側に 掌を衝き出してみても
何にも触れない
...
夜間飛行も羽田に近づいて
徐々に高度を下げる飛行機の窓に
房総半島が見えてくる
太平洋の海岸線をなぞるように
細く光る帯がネックレスのように
暗闇をまとう陸地に連なる
その華奢なきらめ ...
ビデオデッキにテープを入れて
リモコンの電源ボタンを押した
テレビ画面の中に
七年前あどけない少女だった君が
野の花の姿で
{ルビ宇宙=そら}から受信する
言霊を
小さい唇から ...
滲むのは、
疲れてるからなのだろう。
通勤帰り、
紺色をした他人のスーツに、
わざとらしく、
もたれ掛かる。
煙草の匂い。
微かに、
懐かしさを感じる事で浸るくらい、
...
傷ついたあたしを
これ以上癒さないで欲しいのに
つないだ手と手を切り離せないのはなぜ
あたしはあたしの意思でもって
癒されることを望んでいるというのか
あるいは
新たに芽生えたこの感情 ...
ゆらいでる 炎のろうそく吹き消して
咲きっぱなしの百合の花、
舞台の上はもう降りた
ラムと合うのは冷たい過日、
レターセット ...
それも、冷たい風が吹く日だった。故郷の駅に降りる。駅には誰もいない。紅葉が始まった山。駅前には農協の建物がある。それ以外、店らしいものはなかった。肩にかけた旅行カバンを下ろした。すぐに、と責める声が ...
釣りは飽きてしまったようだ
さかながいないからしかたがない
父さんだけが夢中になって
往生際がわるかった
ふりむけば
木のベンチで息子がねむってる
一億年前から
そうしていたよ ...
生活のために消えゆく詩人
嵐の夜よ
おまえはもう
アイツを連れてくる事はないのか
たくさんのものを見送っていく
蒼いあなたは
さびしみを歌う
霊的なまでの美しさで
新た ...
その笑顔
うつり
しんとうし
あたたかくなる
ゆうかんになる
私は私のままだろうが
もう少し生きてみようかとおもえる
たいしてうまくはいかないだろうが
もう少し頑張ってみようかとおもう ...
街の風景を愛しく想うのは
街が僕の延長であるからだろう
あらゆる物を僕は備えている
爪や血管、汚職や罰金の滞納ですら
何もかも僕に似ている
路地や神社や夕暮れの生殖器
傷跡を覆うように ...
時は漂う何年前かのこと
ただ跨がった時代を生き
悲しくも苦しくもないような道を歩み
辱めを避け 懐古を好む
私は熱を帯びた鳥のように
配慮と対処を無駄のように施す
思えば皺の数か ...
フランス帰りのイタリア人に愛想をつかして
街道レーサーに成り果てたはずのお前の恋人が
俺の家の居間でダイヤモンドゲームを1人でやっている
電話やメールでお前に知らせるのは嫌だよ
いつか狼煙をあ ...
徹夜でブドウ糖を齧りながら野球やりに行こうぜ磯野
安全な樹脂の開発を今すぐに止めて野球やりに行こうぜ磯野
素肌の潤いを保つ液体を路上に撒き散らしながら野球やりに行こうぜ磯野
出生の記録を保管して ...
角を曲がってすぐの駄菓子屋がいつのまにか潰れていた。
代わりにそこは近くのファミレスの駐車場に落ち着いた。
お爺ちゃんが一人で住んでた築50年の家が無くなった。
代わりにそこは時間制の小ぢんまり ...
吐こうとした言葉はすべて懐に隠して、手元で何度となく弄んできたようなものばかりを並べて、それを予防線と呼ぶことにしてなんだか満足した、申し訳なさを匂わせるみたいに段階的に光度を落として ...
「あの空」
ピンクのかわいい空。好きなんだぁ・・
「今」
想ってる人がいます☆
「海」
地球上をつなぐ水の溜まり場。いろんな生物を育む原点
「えさ」
いとしいお仔^^
「オー ...
魔女 というハンドルネームを
目にしなくなって
どのくらい経つだろうか
趣味のツボが合ったからか、掲示板にたまに書き込んだ僕の他愛ない数行の挨拶にもたまに続くメールにも
丁寧に ...
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大好きな色や音に包まれて眠っていたい
内なる声に耳を澄ませ
何かをつかんだ
からだのなかの、おと。
しょ ...
お昼休みはグラビアを見つめながら咀嚼されるおにぎりは具。
飯粒に飯粒に具。具に飯粒に具。飯粒に海苔。除化される具。
マイナスイオンに抉(えぐ)られる頭皮は激戦を続け。僅か
25年余りの損傷。抵抗 ...
{画像=081102135729.jpg}
解釈を越えて存在するもの
人に評価されることを拒絶する
見られること
それ自身も拒絶したい
自分は自分であり自分でありつづける
その完全なる ...
窓辺で枯れた観葉植物
一滴の涙とやさしい吐息でよみがえるのならば
枯らすことなどなかったのに
どうして気づけなかった
日に日に干乾びていくその姿
気づいたときにはカラカラで
ミイラみた ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
幸せ保存の法則
青い風
自由詩
1*
08/11/3 11:39
2008秋の句
かとう ゆか
俳句
1*
08/11/3 10:47
冬のお告げ
緋月 衣瑠香
携帯写真+...
3*
08/11/3 9:14
車輪
ヨルノテガム
自由詩
2
08/11/3 6:36
21 -twenty+one-
相羽 柚希
自由詩
0*
08/11/3 4:26
手芸短歌 その1
福本和馬
短歌
0*
08/11/3 1:43
冬の匂い
a_ya
自由詩
6
08/11/3 1:14
十一月の恋模様。
そらの とこ
自由詩
6*
08/11/3 0:34
太陽路
梶谷あや子
自由詩
5
08/11/3 0:34
夜間飛行
kauzak
自由詩
3*
08/11/2 23:59
星に願いを
服部 剛
自由詩
2
08/11/2 23:21
各駅停車
鯨 勇魚
自由詩
2
08/11/2 22:52
心に新芽が
百瀬朝子
自由詩
0
08/11/2 22:25
まやかし
猫のひたい撫...
自由詩
2
08/11/2 21:45
<SUN KILL MOON>-for
ブライアン
散文(批評...
0*
08/11/2 21:17
一億年前の休日
小川 葉
自由詩
20
08/11/2 19:24
diva
エスカルラー...
自由詩
5*
08/11/2 19:06
延長
ここ
自由詩
2
08/11/2 18:05
海面上昇6
rabbit...
自由詩
16
08/11/2 17:33
告白
crowd
自由詩
2
08/11/2 17:16
いきいき
セガール、ご...
自由詩
1
08/11/2 16:55
野球やりに行こうぜ磯野
〃
自由詩
25+
08/11/2 16:40
[駐車場]
東雲 李葉
自由詩
0*
08/11/2 16:19
ナイフ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
08/11/2 15:38
『46words about lightside and h ...
長谷川智子
自由詩
2*
08/11/2 14:30
aitai...
〃
散文(批評...
0*
08/11/2 14:06
「涙の数だけ抱きしめて」
〃
自由詩
3*
08/11/2 14:04
俗っていいとも!?
キリギリ
自由詩
0
08/11/2 13:55
岩 石 / ころんと転がっていたい
beebee
自由詩
9*
08/11/2 13:53
枯れた植物
百瀬朝子
自由詩
1
08/11/2 13:03
4716
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4756
6.27sec.