飲んだくれた翌朝 
鏡に映る 
寝ぼけまなこに 
髭ぼうぼう 

この薄汚い 
ぼくって奴の内側で 
もし 
ぴかぴかの魂があるならば 

宇宙に一つの、宝の星だ。 



...
世界の片隅で
絶望と
欲望を携えて

今日も日を暮らす

夜が訪れれば
少しは迷いや悲しみも
隠してもらえそうな気がした

ゆっくりと僕らは

墜ちていく

影となり
幻となり

未知の
ブラックホー ...
「赤信号」で車を停めて、
サイドブレーキを引く。  

車の外に見えるのは 
数ヶ月前、脳梗塞で世を去って 
デイサービスにはもう来ない 
お婆さんの民家の庭 

いつも杖を支えに 
...
涙をこらえた夜も
涙を流した夜も
空には満月が浮かんでいた

夜空は 月の光でうっすら明るくて
ときどき雲が流れてくるから
その光を遮ったりした

悲しくないよ
だって
溢れる涙は ...
心が枯れていく
こんな冷たい日常の中で
疲れ果てて
涙も出なくて
呆然と立ち尽くす

時間は流れていくのに
僕はまだここにいる

助けてよ
神様
まだ生きていたい


変わりたいのに

動けない
逆境に負けない強さと

発想の転換があれば

ピンチをチャンスに変えられる



ひとりではなく 仲間と共に

進んでいく道は 険しくても

切り開いていけるだろう


...
 
 
近所の用水路で小さな魚を捕まえた
家にあった水槽に放し
部屋の日当たりの一番良いところに置いた
魚は黒く細っこくて
その頃のわたしは
なんとなくまだ幼かった
 
+
 
...
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 こんな時代ですから、読みたくも見せつけられたくもない文字情報が軽重長短そこいら中に溢れているこんな時代ですから、むしろ必 ...
言えないことがある
言わないことがある
それは男と女だから
話せないこともある
それはつらい
それはずるい
ふたりにしかわからないのに
あなたにだけは言えないから
世界中誰に話しても
...
ここはなんて
静かなんだろう

泉に石を
投げても
水音がすることはない
切なくて
小さく歌ってみても
言葉は
メロディは
花びらとなって舞い落ちた
それでも
他の所へ行きたい ...
いつも心のなかにある
あなたへの気持ちを
飾らずに話したならば
きっと楽になれるでしょう
けれどもわたしは
銀に輝く月から
走るように去っていく
あの雲のようになりたくて
あなたが風に ...
雨はキライだけど、夜の雨音はすきです。

わずわらしさ満点だけど、たまあに逢いたくなります。

君のココロはいつだってナゾだから、明日の空が待ち遠しくなるんだろう。

なんにもない。もうそ ...
涙は流れます

悲しい時も

悔しい時も

辛いときも

涙は流れます

うれしい時も

楽しい時も

涙は流れます

心が重い時

心が想いで溢れた時

涙は ...
まだ暖かいベッドのうえで深い利きで
はすりつけようとしている

白い目ん玉の奥にはなぜか
見えないような気がしている

色んな世界 色んな唄 順序追って説明するからちょっと待っててね

...
 ながいながい変わりゆく道の、いま入り口に立っているところで とそのように思えみえるのは、この世の中であり世界のことです。

 いまリーマン・ショックなどから俄に表立ってきた(それ以前からすでに進 ...
そっちが
あっちで
こっちが
あっちだからよ
境目で
コンダクターが
金糸
振り回して
ぶち狂ってるだろう
ありゃ、一週間は髭剃ってないぜ
「いいんだよ、それで」
オマエはどっち ...
お前は金に嫉妬した方がいい
金持ちに嫉妬するんじゃない
金そのものに嫉妬するんだ
だってあいつほどモテモテなやつはいないじゃないか
どんなイケメン俳優よりもどんな美人女優よりも人気がある
し ...
「詩人不在証明」

不在を、証明せよ、と、書き殴られた、黒板、放課後、幾つめかの、チャイム、掃除用具入れの、造形美、誰もいない、教室の、大気。


足元から伸びる影を追いかける、ような、 ...
さっきから思ってる
生きている価値を
ここにいる価値を
1秒1秒が大切で見逃せない
そんな日々に押しつぶされそう
そのくせ結局最後は同じ
後に残るのはただ虚無感と後悔

一瞬一刻が大事 ...
かわいい虚勢
見えないふりをする
プライドごと君を守りたい

夕暮れ
いつも君のほうが寂しがった

いまさらの手つなぎ
約束なら破らないけれど
こちらからはひとつも願わない

切 ...
I love

I love you very much

I want

I want to see you

By all means

I can't stop me

...
あでやかな音楽は
チェロ バイオリンか
夕暮れの野焼き
朝の霧
まぶたにうかぶのはいつも故郷

ちらばった 氷の粒
ギターはあの人の奏で
似ている この曲
私は峠を越えていく

...
{引用=What kind of person are you?}
君はどんな人?

{引用=Are you tender?}
優しい?

{引用=Are you reliable?}
...
あなたはそば屋で待っていて
熱燗をちびちびやりながら

私を見るなり、ほっとしたような
困ったような

薄汚れたテレビの中で笑う
若いお笑い芸人たちの姿は
遠い、遠い、都会を思わせる
...
空を殺した鉛色が
凍える水面を
錆びた銅鏡に

そんな遅い朝
鳥たちは巡礼に訪れ
しきりに頭を下げる
もう幾度も焦がれては
言い出せずのどを鳴らし
奥歯をかみしめる

本当に辛い ...
〈とってもフロンティア〉で展開される使いまわされた陳腐な言葉の羅列が一日国家元首の発言集として販売されることになるのであろう。怒濤の如く拡大再生産される煮えくりまくった腸の酢漬けが憎しみなる内容を乗せ ... 夜の車は魚のよう

鯨のお腹を撫でてごらん

石ころは皆ラッコの卵だよ

広場の彫刻に影が貼りついている

向こうで手を降ってるのは誰だろう

口の端から小さな泡

泡に浮 ...
肌を滑りながらも胸を揉み 肩へ行く
次は踊る髪を捕えようとしたがパサと散らばった
耳奥から伝い散らばっている 髪とはこのようなものなのか
あるものが短いからではない これは異性だけが持つしなり
...
 
こどもの頃
お正月とお盆になると
母の実家に行った
山々にかこまれた盆地に
田んぼが海のように湛えられ
島のように点々と
街や集落が浮かんでいた

遠くに見える
おおきな島に駅 ...
しゃりしゃり
ふわふわ
さくさく
かりかり
ちゅるんちゅるん


  夜を噛めばいろんな味


今夜だけだよって、おじいさまに言われたけど……。

やみつきになっちゃいそう
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
宝もの 服部 剛自由詩108/11/6 18:07
ブラックホールヒロシ自由詩008/11/6 17:59
坂道の上の空 服部 剛自由詩208/11/6 17:59
悲しくないよ百瀬朝子自由詩0*08/11/6 16:53
ヘルプヒロシ自由詩008/11/6 15:30
心をひとつにすれば 大業が成せるなつみかん自由詩1*08/11/6 14:34
ねむらないたもつ自由詩72+08/11/6 12:53
ハンサムめくり。小池房枝おすすめリ...4*08/11/6 12:12
恋人未満よしおかさく...自由詩4*08/11/6 10:56
泉のほとり自由詩2*08/11/6 10:56
通り過ぎる自由詩2*08/11/6 10:55
喉モト過ぎればBOOKEN...自由詩008/11/6 8:39
名無し自由詩008/11/6 6:29
間我砲真 クカ十二支蝶自由詩008/11/6 6:13
詩のふもとへ問いを発する前夜に白井明大散文(批評...1+*08/11/6 4:38
R-○×X <あーる-まるばつエックス>秋也自由詩0*08/11/6 3:41
金と世界新守山ダダマ自由詩108/11/6 2:24
「詩人不在証明」rabbit...自由詩14*08/11/6 2:07
THIS WORLDmmm自由詩008/11/6 1:46
いつも君のほうがRT自由詩108/11/6 1:42
I want to see youcass自由詩1*08/11/6 1:37
ラジオkiriko自由詩108/11/6 1:33
hitomeborecass自由詩108/11/6 1:18
時計と熱燗うめバア自由詩308/11/6 0:39
巡礼、訊ねることもなくたりぽん(大...自由詩208/11/6 0:35
エキドナの庭に評論家が迷い込んだようです2012自由詩1*08/11/6 0:24
夜の魚小禽自由詩1*08/11/6 0:05
マリK.SATO自由詩1*08/11/6 0:02
傷跡小川 葉自由詩308/11/5 23:55
夜を噛むそらの とこ自由詩6*08/11/5 23:36

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