虚言癖の少年が膝を抱えてロッカーに沈む
鏡の中で暗闇を笑うその唇は月の鬱屈に鳴く
空白は色を失った兎のようにふらふらと漂う
滑る黄色を懐かしむその瞳に痛みをそっと、
...
互いの輪郭を際立たせて
秋晴れの下で対峙
真白いオブジェと青空
特異点となって風景に楔を撃っている
オブジェとしてしか存在できないから
存在意義をまだあらわにしていないから
...
そんなふうに
できたかもしれないのに
しなかったことが
いいと思う
しようとしたのかもしれない
けれでも
窓辺の通路がなくなるから
しょうがなく
しなかったと思う
それ ...
デリバリー・ピザのスクーターがどうしようもないエンジン音を響かせて街路を乱暴に駆け抜けるとき
君は安物のアルコールの酔いに侵され遅れた右足にイラついてい ...
几帳面でまじめ
比較的穏やかで優しい
そして一途
私は違う
こんなのは私じゃない
って
知ってるのは私だけ
昨日の私も
きっと明日の私も
...
手をつなごう
君が雲の向こうに行っても
僕はその手を探し出し
しっかりと
しっかりと
握り締める
手をつなごう
君が苦しいときに
助けを求める相手は ...
風
風が吹いてくると
潮のにおいがしないかと期待して
きっとそんなことはないんだろうと
わかってはいるのさ
東京 東京
なんてさ
てぃん とぅん てん とぅん
聞こ ...
すーっと長く伸びる道を
ぼーっとしながら歩いていたら
見たことの無いおばあさんが
垂れた目尻で微笑んで
知らないうちに 僕の手を取っていた
とても可愛い笑顔だった
手を繋い ...
海のように青い
あなたの青い目が閉じませんよう。
眺めることが出来れば
よいのです。
もう
瞳の端にさえ
私が
映ることが無くとも
ねがう
お空のように青い
あなたの青い目 ...
もしかして 僕には彼女がいたりして
もしかして 車でデートなんかしちゃったりして
もしかして その彼女がめちゃくちゃかわいかったりして
もしかして 彼女がちょっと露出度の高い服を着たりしていて
...
花びら
フィボナッチ数列といえば
花びらたちの花における並びです
13日の金曜日では
あらまー不吉?って感じしかしませんが
フィボナッチ数列第7項の金曜日とさえいえば
週末に向けて
...
芽生えた苔の深みに甘えることもなく
煎茶をすする老婆のよう
ビデオ打ち寄せた浜では
描画のゴリラの躍り回り
胸を打つ
響く言葉は反響し
なあみてくれよ
蔦はまるで
...
流されまいと必死で泳ぐと
いつかは疲れて溺れちゃう
体の力を抜いて
波を感じてみる
ほら見上げた空に浮かぶ雲が
形を変えて流れてゆく
上り坂を登るんじゃなくて
下るんでもなくて
寝 ...
爆音も何処か哀しかった
ごつごつとした手のひらで
けれど子どものように遊ぶ指で
かれのギターは夏をいつくしんでいた
いつかかれが詩に書いていたが
...
秋の日に桜の枝を締め殺す
王冠が水に溶けて
変なの! 変なの!
明日のない海の、揺れの
静かに氷が焼け 氷柱が身体の芯に
首傾げる山脈
あなたの願いは叶うように出来てい ...
ベランダから見える青空は
薄暗い部屋からだと
とても明るく
雲が風の速度で動けば
この絵も少しずつ変化をする
ぼくは絵の具も筆も使わない
ただ風の歌を聴くだけ
代議士の舌の上、
に住まう
なら、
斗南を喰らって
飢えを飲め
狂れ心に共鳴する
喉元、
みそ汁で火傷
掻っ切らなくても
真っ赤、真ぁっ赤
...
歩いてきた道が
とても不確かに感じて
もう一度確認して来たくて
つい
振り返ってしまう。
戻れないとわかっていても
何度も何度も繰り返す。
...
頭を振り
腰をひねり
拳を上げる
体が動く
躁状態で
ハイテンション
頭の中ハチャメチャ
ギンガムのズボン
俺達は自由なんだ
病気なんてない
ご利用は計画的に
追っかけは ...
低血圧もなんのその
早朝から鳴く雀の子3羽
寺の境内にはススキが5本
日曜だから公園に小学生
休みくらい寝てりゃあええのに
ボールの音に、高い声ばっか
笑っても男か女かわからんわ
柴 ...
別に何か一つ決めて、それを絶対にしろってんじゃないけどね。
決してナイ。
神ってのはまあ、自分の信じるもの。
信念とかポリシーとか考え方とか生き様だとか魂とか愛の形だったり道徳とか常識とかテンシ ...
頭の先はながない足の先指が 無い
からだの先からだがない骨のさきこねがない
まちがいのさきくるわない話を聞かない
それがすべて
私の先くだまった愛がある青色の愛がある
気持ち悪い愛と ...
人はなぜ生きるのか
何もないこの世界で
悲しみと切なさと野望しかないこの世界で
あなたはなぜ生きているのか
その答えを知っているのか
人はどうして生ま ...
友達が夢を諦めた時
私はホッとしました
後輩が離婚をした時
私はほくそ笑みました
先輩が恋人に振られた時
私は喜びました
私はみにくい ...
あなたのその胸に
飛び込むのが怖い
恋をしたのは
初めてではないけれど
こんなにも切ないほど
誰かに心奪われたのは
あなただけ
...
最近、嫌な奴ばかり目にする気がする
世の中が冷えてきたのか 俺の心が冷えてきたのか
「袋ご一緒でよろしいですか?」「はい」
コンビニで温めてもらった弁当と、冷たいコーラを同じ袋に入れてもらう
...
口笛で呼んでください思い出を真昼の空に漂っている
だれひとり走りつづけることやめぬ屋上からみた校庭スロット
きのうより遠くでそよぐ口笛がきこえるならば、きこえるならば
ゆれるゆれる秋桜の群れ
さわわ さわわと秋の風にゆれる
わたしの方へ傾いてゆれる
一面の花
花は献身的だといつか聞いた
それはほんとう
うす紅 こい紅
すべての花がいっせいに
わた ...
何かが落ち 水煙がたつ
鳥が空に背を向けている
滴がどこかへ着くまでの
光のふるまいを見つめている
夜が海辺の岩をつかむ
幾度も幾度も つかんでは離す
道のまたたき ...
それは魂の会話
アンタが望むなら
世界はそうなるだろう
オレの望みはさ、
その世界の終わりだよ
サヨナラとおざなりの先に見えるもの
世界を知らない
ままならない繋がり
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
イヤホンマニア
ゆるこ
自由詩
1
08/10/21 23:53
作りかけの風景
kauzak
自由詩
1*
08/10/21 23:41
模様替え
小川 葉
自由詩
1
08/10/21 23:20
余計なものを連れてくるから
ホロウ・シカ...
自由詩
0+*
08/10/21 23:15
間違い探し
yoshi
自由詩
1
08/10/21 23:08
手をつなごう
〃
自由詩
1
08/10/21 23:04
てぃん とぅん てん とぅん
AB(なかほ...
自由詩
5
08/10/21 22:38
繋ぐ
高橋魚
自由詩
1
08/10/21 22:18
目
僕
自由詩
1
08/10/21 22:10
もしかしたら、もしかして。
柚木
自由詩
1*
08/10/21 21:45
フィボナッチ数列第7項の金曜日
海里
自由詩
2*
08/10/21 21:36
緑色の鴇
詩集ただよう
自由詩
0
08/10/21 20:43
「脱力系」
広川 孝治
自由詩
0
08/10/21 19:30
物語の夏—真島昌利に
草野春心
自由詩
1*
08/10/21 18:53
山もみじ血
ヨルノテガム
自由詩
3
08/10/21 18:46
9
カフカ
自由詩
4
08/10/21 18:43
パブロフの犬の唄。
うわの空。
自由詩
1
08/10/21 18:23
淋しげな夕焼けに
蓮川ヒロ
自由詩
1
08/10/21 17:51
いけない活けてるロック
ペポパンプ
自由詩
3*
08/10/21 17:40
あれチャウチャウちゃう?(チャウチャウちゃう、柴犬や!)
木屋 亞万
自由詩
2*
08/10/21 16:45
世の中には神が多すぎる
BOOKEN...
散文(批評...
1
08/10/21 15:36
風邪
十二支蝶
自由詩
1
08/10/21 15:18
罪
星月冬灯
自由詩
3
08/10/21 14:15
みにくい子
〃
自由詩
3
08/10/21 14:14
恋する気持ち
〃
自由詩
1
08/10/21 14:13
ご一緒でよろしくて
新守山ダダマ
自由詩
3
08/10/21 13:29
口笛がきこえる
アイバ シュ...
短歌
4
08/10/21 13:08
秋桜(コスモス)畑
小野カオル
自由詩
0*
08/10/21 12:10
みどり来るみどり
木立 悟
自由詩
3
08/10/21 11:16
そう
BOOKEN...
自由詩
1
08/10/21 8:31
4731
4732
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4766
4767
4768
4769
4770
4771
5.71sec.