飛び出しそう
遥かな世界へ
じめじめした下水道から抜け出して
身包み剥がされても
最後の1本になっても
自分に嘘をついても
コンタクトが割れても
従順なその姿は変わらない
栄養満点で
...
天女の衣


剥いちゃいました
たださぁ、風が吹かないんだよねぇ。

弱ったなぁ…
空虚な光のみちる
いまだしれぬ希望か

未完成な光
この静脈を流れるかなしみ
限りなく脈をうつ光源

おもいでの空は ほのか)
ほの暗くくしけずる黒髪の
源流へさかのぼりつづける
...
奨学金の返還誓約書を提出しなきゃいけないとかで
今日、はじめて三号館という建物の七階までのぼって
はじめてそんな高い場所からこのキャンパスを見おろした

僕は、
四年もこの学校に通って
そ ...
両夢に裂かれし妄造よ気抜く歯垢になって
再び爪にさなれよ
血液が温まって搾り混んで
何ひとつ 毛のない方へ岩を齧りついている

力さえ宙に浮かぶ
めにみえることが出来るお腹が減って
あのあな痕を 残したくって
いしきさえあおくそまればこけのなか ゴミゴミした宇宙の中で、いや
わたしの部屋の中で、いやらしいパンティーをカラスがくわえて
去っていったっきり、6月なのに雪が降ったり、
猫が炬燵を探し疲れて居眠ったりする
ハート型の天 ...
私が歌うたびに
一本の桜が植えられますように

みんなが笑うたびに
アカシアやパンジーの花が咲きますように

この星が輝きを消さないように、サクラサクラ、咲き続けますように

...
卵をふたつ

砂糖をたっぷりいれて

しょうゆで味付け

年季が入った四角いフライパンで

上手に  くるくるっと

黄色より もう少し茶色に近い 
焼き上がり

大好きだっ ...
  初めて死んだのは小学校二年生の時だった


足の届かない海に降りて
それから
真っ黒な海底と目があって
真っ黒の中に魂を委ねてみたが
白い太陽が目をこじ開けようとしたので
思わず瞼 ...
うんざりした顔も素敵だね。

切れた顔も素敵だね。

泣いた顔も素敵だね。

とでも思わなきゃ一緒にやっていけないよ。

羨ましい、人の悪口で笑えるんだね。

僕も合わせて、悪口言 ...
 大地に腰をしっかり下した木々たちに
 夜の帳は
 急がず降りる

 さりげなく夜風たなびく
 無邪気な星たち柔らかくホホエム

 ホホエム キラメク

 木々
 イロヅク
...
 
その噴水のある公園に
二十五になったばかりの
僕がいる

もしまだそこにいたならば
連れてきてほしい

そこにいてかまわないと
前置きしてから
やさしい声で伝えてほしい

...
だいたいさ、


失うときなんてのはみんな一緒なんだ。








あれもこれも、まとめて、どーんっ



って。







...
なむ、なむ。

なむな むななむ
なみ あにを なむ 

そのじるな 
そも なた なむ

すべ 
たのむずぎの 
あぎのなみまに 

ああ゛らぜで 
ものなすゆべたまへ
...
まずは携帯電話のメール
次に電車の切符
次はバスの時刻表
次は今更ながら電話の番号

次は手のひら
次はくちびる

きみへとつながるなにもかもが愛おしくおもえたら
きっときっととって ...
白く
抱かれている女の子を見て
きれいだな と思う
やさしくふれられて やさしいことばを感じて
ため息を漏らすの
メロディーのように
たぶん アイラインを落としても
つむった瞼にまつげは ...
しわがれつくせぬものたちと、
ナザレのを引っ張り出した
せせらわらいの背虫男たちの間では

ずっとけんかばかり。
「弱いくせにあいつら徒党組みやがって畜生!」
とはしわがれつくせ ...
君はミルクを温めていた
空白の時間を縫うように
冷えたキッチンをほんの少し
人の心に近づけようとするみたいに

昨日(一昨日かもしれない)、タクシーを盗ん ...
僕が苦しんでいる横で幸せだった人が
不景気で奈落の底に転落していくこと

僕が楽しんでいる横で苦しんでいた人が
不景気にもっと声もなくすぐにおちていくこと

僕はジプシーだ
日がなくだら ...
朝起きて僕はまず
鳥かごのひよちゃんとちよちゃんにあいさつをする
(おはよう
(ひょひょ
(ちょちょ

今日は曇り空だ
傘を持って家を出る
(いってきます
(ひょひょ
(ちょちょ
...
壁に貼られた
青い紙の端が
少しめくれて
その陰に潜む
小さな人

こちらへ
近寄ってらっしゃい
微笑んで
じわりと
にじり寄ってらっしゃい
その長い
指に
私の背中を
吸 ...
草臥れた声を変わらない歌に込め
枯れ葉に乗せて飛ばしたら
果てへと届いてくれるだろうか

鑑みて

猫背を庇って歩きつつ
とうに潰えた不相応さは
もう窓ガラスにさえ映らない

それ ...
なにかを選択してなにか可能性を捨てて今日も一日生き延びました
ああああ、確実に
自分を殺している実感を抱いて生きている苦痛が胸の真ん中にぽうかりと浮かびます

いつからでしょうかこの感覚は
...
首を絞める
誰だかわからない

知らないような
懐かしいような

力を込める
力のない私も
首を絞めるだけの力はある

よくもこんなことをしてくれた
何故産まれてきた
おかげさ ...
ポタージュが冷めるのを待てず
やけどする舌
冷たい朝に

湯気の向こうで
陽の光が磨りガラスにはじく
無邪気なほどきらきらと

関東地方の今朝は今年一番の冷え込み
半袖のニットを着た ...
++朝が無い++

  こころ風向きひとつ
  仕合わせも
  不仕合せも
  慈しみも
  憎しみも
  人は作り出して
  残酷すぎる現実さえ
  作り出して

  どんな人 ...
大切なものは手に入れない
失くしてしまったら悲しくて
その悲しさのあまり
手に入れてしまったこと自体
後悔してしまうから

大切なものは失くす前に
自ら手放すことにした
自分から望んで ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
栄養満点lsd_md...自由詩108/11/11 9:27
懺悔光井 新自由詩208/11/11 8:40
俺は俺の旗振って生きてんだよ!BOOKEN...自由詩3*08/11/11 8:34
くしけずる むすめこしごえ自由詩4*08/11/11 7:16
ドライチグトセ自由詩15*08/11/11 6:50
イヌオ シヌシ十二支蝶自由詩108/11/11 6:20
止み土 自由詩108/11/11 6:13
アタマルアルルタ俳句108/11/11 6:06
無味ヨルノテガム自由詩3*08/11/11 5:49
夢の中で少女が歌っていた歌山田隆自由詩3*08/11/11 4:25
今夜のおかずあさごはん自由詩108/11/11 2:40
優柔不断も積もれば山となる北村 守通自由詩108/11/11 2:02
ガマンだらけの優しさになってしまったなうおくきん自由詩4*08/11/11 1:58
月のきみ山崎 風雅自由詩208/11/11 1:57
写真小川 葉自由詩308/11/11 1:15
がぜん。メメズワイ自由詩108/11/11 0:40
「な、む。」 もしゅ自由詩008/11/10 23:59
いとでんわのいとのいろ真柴自由詩108/11/10 23:54
白い女の子たちばなまこ...自由詩21*08/11/10 23:53
「なんとなく」もしゅ自由詩008/11/10 23:52
甘く温かいミルクホロウ・シカ...自由詩5*08/11/10 23:39
_K.SATO自由詩4*08/11/10 23:36
鳥たちの雨そらの とこ自由詩10*08/11/10 23:35
小さい人オイタル自由詩2*08/11/10 23:28
友よ松本 卓也自由詩208/11/10 23:05
おいてけぼりです真柴自由詩008/11/10 23:03
まぽ自由詩5*08/11/10 22:35
白く。いつかの、いつもの。ku-mi自由詩21*08/11/10 21:53
誰か教えてくれませんかyaka自由詩4*08/11/10 21:32
ヒーローになれない百瀬朝子自由詩5*08/11/10 21:08

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加筆訂正:
緑色に黙って/かとり[08/11/11 1:31]
加筆
untitled/かとり[08/11/11 1:12]
大幅に加筆… むーん
untitled/かとり[08/11/11 0:54]
加筆…
untitled/かとり[08/11/10 23:14]
加筆しました。というか別物になってしまった… 点をいれてくださった方々には何と申し上げていいかわかりません…
窓辺の花束/もこもこわたあめ[08/11/10 23:04]
読み返して一部修正してみました
緑色に黙って/かとり[08/11/10 22:47]
修正しました…
まちぼうけの木の下で/もこもこわたあめ[08/11/10 22:39]
一部修正しました
5.22sec.