枯れ杉に藤のつる巻きそのつるにかずらの巻いて蝉の声かな しあわせは しあわせは
ぜんぶしあわせなんかじゃなーい
すこしだけ すこしだけ
なみだのかずがへればいい

ひとつだけ しあわせの
たねをのこしてあとはすてーる
かなしくて おしいけ ...
しあわせは しあわせは
ぜんぶしあわせなんかじゃなーい
すこしだけ すこしだけ
なみだのかずがへればいい

わたしだけ ひとりだけ
おなかいっぱいたべたってーさ
うれしくない たのし ...
 
子供の頃
日曜日になると
隣町まで習字の塾へ行った

習字よりも
塾をさぼって
町の本屋で立ち読みしたり
ゲームセンターでゲームしたり
そんな思い出ばかりが残ってる

ある日 ...
「 落雷の影響で 
  特急ロマンスカーは停車いたします 」 

( えぇ〜・・・ )という 
乗客等のどよめきに 
僕はぱっちり目が覚めた 

遅れてきた各駅停車に乗り換えた 
うん ...
   木漏れ日や 蝶もたゆたふ 契りの庵    車窓……



  曇り空。
  電柱、電柱、電柱、電柱、
  マンション、マンション、
  マンション、マンション、
  凸凹のビル、山並になって……
  曇り空。
...
小さなひかりに 記憶を混ぜて 
手のひらの感触をおもいだす
辿った道は短く 景色は春だった

横たわる体から流れるものは
赤くもなくただぼんやりとした脱力感だけで
遠くに消えた心は掴めば千 ...
静かに愛を伝える

この瞬間ほど

大切なもんはない
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています
愛しています ...
始めと終わりの間にあるもの・・・それは生命(いのち)。
だけど、生命は終わりがあることを知らない。

生命の始めと終わりの間にあるもの・・・それは心。
そして、心は生命に終わりがあることを知っ ...
錆びたバラ線のにおいは血液のそれだった。
立ち入ることのできない場所に立ち、触れれば噛みつくと、獣のように意思表示している。

(天気予報が雨を告げた時刻だ。まだ夕方というにも早いが、厚く曇り明 ...
道の真ん中で
前足に頭を乗せて死んでいる
薄目をあけて
スピードを落とす車のタイヤを見ている
右足が曲がってのびているが
気になるほどではない
話しかけると
少し顔を上げ、鳴いた

...
寝苦しい熱帯夜抜け
頬を撫でる風向きも変わる
部屋の明かり消して
闇に耳を澄まそう
きこえる きこえるわ
微かな鼓動 儚げな虫の音
戻りたい あのころに
なにも知らなかった
君を待つ寂 ...
結婚祝いの掛け時計
箱の中で眠ってた
曲がった針のその横で
若い妻と僕とが笑ってた


今は時を刻まぬ時計でも
思い出一杯刻んでる
僕は写真を取り出して
出窓に置いて眺めてた

...
死んでいない
だけど生きてはいない
君は生きていないのだろう
だけど死体ではない 僕ではない、君は
街の中 過ぎゆく笑顔の中の一つだろう

ちがう死んでいるじゃないか
呼吸はどこだ 笑い ...
君の目線には
いつも風が吹く

スカートの裾から
逃げて行く 夏の色


少しずつ
高くなる空に

ほんの少しだけ
背伸びして


昨日よりも多くの
風を 捕まえたなら

走る、走る
電池が無くなる ...
明るき蛍光灯の下で血清と血沈が分離されるごとく
                人の善悪が神の前で篩にかけられ


旧約がお似合いだぜ 日本国
       非情な神の逆鱗に触れ罪は富士より ...
ボクが子供の頃
コーヒーは珍しい飲みものでした
だから ボクの両親は
コーヒーは飲みません
コーヒーを飲むのは
ハイカラな人達でした
ところが先日帰省してみると
両親がやたらコーヒーに
...
タイ締め横目に謳い人が口笛。
知で知あらうおかしなやつら。
かっこうつけのよろこびにかっこうつけがかなしみ。
悩むなら悩んだ分動け、むち。
弱きが苦しめ、強きは空しめ。
抽象的のま ...
彼女の晩年は

ほんにんの生き恥をさらすものだった

ひとに気を使わせては

かげではひどく落ち込んで

それには素直になれずに

しかし正直すぎるように生きていた


がん ...
舎弟格の男に

姐さんのことで嫉妬した

組の大義名分を叫んで

その男にきつく接した

男は侠として私に惚れていた

私の子をうんだ女は三人いた

私がいちばん好きだっのは
...
夕方の六時に
ミュージックサイレンが鳴る
さみしく愛らしく
いぬのおまわりさん

七つの子のカラスではなく
赤とんぼでもない
ゆうやけこやけでもなく
家路でもなかった

だからとき ...
 
あら、どうも
はじめましての
ごあいさつ
 
 
お久しぶり、と
云うべきですか?
海岸に人骨が流れついた
それは標本だった
たまたま海岸を散歩していた八百屋が
それを拾いあげた


八百屋は考えた。
「これを、店にかざろう」
八百屋は、軒先に人骨を置いた。


...
INTERNET TELLS ME
YOU COULD HAVE A JOB

TEPO IS A CAT I HAD
VERY CUTE GUY

I LOVED HIM SO ...
なかったことにしてしまおう、すべて

昨日のことも、あしたの顔も

忘れてしまえばなかったことと同じ

忘れてしまえば自由になる

はじめに戻って、無垢なつもりで

なくな ...
駅前の公園で
大人になることをまだ知らない僕は
彼女の帰りを待つ友達のふかした
煙草の煙を吸い込んで
萎れた茎のような心を直視してしまう
どうしようもないから
雲の多い夜空を見上げた
そ ...
{画像=080907104708.jpg}

想いを繋ぐのはいつも
言葉だった。

小学生の時、
友達と口げんかをしても
さよならは忘れなかった。
またね、と別れると、
次の日はまた ...
太古の森から
響いてくるよ
蝉の声

ふとしたことから
すきになった
イニシャアルt

あなたのことがとてもなんだか気になって


紅茶を飲んでも
忘れていた
サイダーの味
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
山口 油谷にてA-29短歌2*08/9/7 23:48
しあわせのたね(はぴねす編)歌詞クリ自由詩208/9/7 23:29
しあわせのたね (イーハトブ編) 歌詞自由詩108/9/7 23:28
兄さんの背中小川 葉自由詩508/9/7 23:17
野球帽の少年 服部 剛自由詩308/9/7 22:57
( 報国寺にて ) 俳句108/9/7 22:30
車窓草野春心自由詩0*08/9/7 22:22
きおく湖月自由詩008/9/7 22:12
大切なもんfuji自由詩208/9/7 22:08
アカサギ榊 慧自由詩408/9/7 21:56
<生命(いのち)と心〜「四日間の奇蹟」を読んで>籠球次郎自由詩008/9/7 21:48
瞳孔月見里司自由詩108/9/7 21:02
その犬オイタル自由詩2*08/9/7 20:40
うつろいしずく自由詩408/9/7 19:21
妻(きみ)に捧げる詩青い風自由詩6*08/9/7 18:42
_K.SATO自由詩3*08/9/7 18:30
速度しげ携帯写真+...108/9/7 17:06
熾烈な神アハウ短歌008/9/7 16:54
コーヒーばんざわ く...自由詩3*08/9/7 16:09
日本橋労働者懐旧詩集ただよう自由詩108/9/7 14:11
生き恥をさらす吉岡ペペロ自由詩308/9/7 12:59
嫉妬自由詩208/9/7 12:52
風のうたyo-yo自由詩8*08/9/7 12:33
ごあいさつこすもぷ短歌208/9/7 11:55
八百屋と骨パラソル自由詩2*08/9/7 11:40
TEPO TELLS MEすぬかんなが...俳句108/9/7 11:20
_猫のひたい撫...自由詩008/9/7 11:12
夜が遠い飯沼ふるい自由詩508/9/7 10:44
コトバ / 想いbeebee自由詩2608/9/7 10:40
アールグレイ。すぬかんなが...俳句008/9/7 9:51

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