もうそれ以上
近寄らないで
もうそれ以上
腕があたるから
もうこれ以上
本気にさせないで
もうこれ以上
好きにさせないで
君はまるで{ルビ蝶=バターフライ}さ
自由気ままで良 ...
あんた
さけ
のみなはれ
のみなはれ
ってうたってんのか
千葉の空が高い
ツーストのゼッペケのハチの羽音みたいな排気音も高く
犬吠埼へ行った昔
犬は ...
偶然の思いつきで始まってしまったんだ。
何となく後には引けなくなっちゃって、
自分と誰かを傷つけてしまいそう。
離れてしまえばそれで済むと思ってたけど、
君が履いてるのは今も煤けたシューズ ...
昨日見た夢を思い出せなくて
描きかけた画用紙を白紙にした
ひどくのどが渇く
あなたの輪郭が霞むころ
部屋に残った器は
あなたのかたちをふちどったりするから
急いで水を注いだ
...
人は人にしかなれぬ
それがゆった時の
人らしい言葉
心臓 綱を渡ろう
白い めぶたを渡ろう
かけがえのない きっと かけがえのないと待っているから
臭くなると響く擦る目の糞元で
からだにささろう
闇 綱を渡ろう
手を繋ごう
かけが ...
心臓 綱を渡ろう
白い めぶたを渡ろう
かけがえのない きっと かけがえのないと待っているから
臭くなると響く擦る目の糞元で
からだにささろう
闇 綱を渡ろう
手を繋ごう
かけが ...
檻ごしの瞳の圧倒的な力を知らない娘は
不遇な出会いを恨めず
ただ無邪気にはしゃぐしかない
不憫な娘に、私は
一体何を伝えられるか
空間が違えただけで
私たちは安全に包まれる
遠く離れ ...
ジョシ.ムーアが歌を作ってくれた
新しい歌だ タージリンティーを
2つのカップに入れながら聞いた
感想を求めず彼はお茶を飲んだ
「最近の寒さのせいでマフラーが
必要なんだ」と言 ...
ひとり遊びしてると
きゅうに孤独を感じることがある
ひとり遊び
という言葉を知らなくても
たしかに僕は孤独だった
夜遅くに
父さんが帰ってくる
忙しくて食べられなかった
と言 ...
固く握りしめた
拳をぶつけあうような
ギラギラした発芽だった
街をなぎ倒すような
雨が降り続く深夜
裏口からもぐりこんだ
潰れた小さなブティックのフィッティング・ルームで
言 ...
今日 キミの夢を見た
もう居ないくせに
「いつも見てるよ」と言うのだ
薄曇の外光が窓から入り込んで来て
中途半端な空間を作るので
夢の端っこを掴んだまま手放そうとせず
意識が行った ...
触るとすべてを溶かしてしまうだからみんな
溶かしてしまった
触ると溶かしてしまうから
三日前に投函された手書きの手紙も封を開ける前に
アメーバのように指の間からぽたぽたと
がくりとポストに手 ...
味わう前に
切れてしまった賞味期限
消費して、
何のチカラがつくだろう
それでも、
食べたかったのよ
身体を駄目にしても、
食べてみたかっ ...
それからどうだったか。愛の告白をした友人は二度とナイフを手首に添えることはなかった。彼が命を賭して口説き落とそうとしても、誰一人として落ちる女性はいなかった。それが、たった一夜限りの関係であったとし ...
*
ずっと泣いていたの?
溜まった水の中
新しい命 光るよ
ここで待ってたの?
不足気味の酸素
だけどさ 少し温かい
やがて ここは海
海になるよ
...
わたしがどんなに折れた線を描いても
きみと交わることはないようだ
なら、わたしはきみの存在を忘れ
線を描くのではなく
点を打とう
わたしは
線を描きたいのではなく
点で描きたかったんだ
...
7月の朝
ピアノのある部屋の
ソファーの上にある
馬鈴薯に
花がついているのを
見た
夜露で濡れていた
そいつを
僕はタオルで
ゆっくりと拭った
馬鈴薯
受刑者のような
放浪者 ...
ピンボールマシンの
メッキボールが
欲しかった
ラムネのビー玉より
重たく思え
それが
なんとなく魅力的で
惑わす鉄のボールは
ゆっくり放たれると
知らない道を駆け登り
ポコンと落ちる ...
こんなに辛いのに、悲しいのに何度も思い出すのは、大切だと思ったあの人がその記憶のなかにしか居ないからだ。また出会ったら同じことを繰り返すと思う。何度も好きになって嫌いになって離れていく。それでも私の ...
『プラットホーム』
月を見てた
満月でも新月でも
三日月でも半月でもない
月
見てたら
そのうち
ぼやけていた
...
冬の立つ前の最後の雨です。
サルビアの花が燃えるように赤くなる。
(巷に雨の降るように)
さびしいさびしい晩秋です。
山ははらはら葉を落とす。
(巷に雨の降るよう ...
好きになってもいいですか
貴方を好きになってもいい?
貴方を信じていいですか
口づけをしてもいい?
貴方の事をもっと知りたい
過去も現在も未来も
好きな事を、
そして私を知って欲しい ...
本当に
本当に
好きだったんだ
愛してたんだ
・・・本当に
世界が反転した夜に
オリオン座流星群が
真横を通り過ぎて
その残像がある ...
トリスタン・ツァラの
傷ついたガラスの翼が
電線にとまっている
厚い黒雲の下
かすかな光を受けて
誰でもない誰かの夢の投影機
初期宇宙のスープの中を漂っていた
清潔な怒りは
未来で ...
{引用=
一 まざり、あう
かぜをすする、と
むねは
しずかさを
とりもどす
むかしむかし
おそらくぼくは
みずうみだったのだろう
かわではなく
うみで ...
真夜中に
「はい、これあなたの分」と
天井から降りてきた手にレの音を渡された
なんで?どうして?あんたはだれだ?
戸惑っているうちに
レがほっぺにくっついてとれなくなった
慌てて救急外来に ...
遠い空とつながったきみが
小さな点になる
それは消失してしまいそうな
さびしい孤独であるのに
ふしぎな水色に輝いている
逆さまから立ち上がるときのきみは
やさしい速度でやってくる
淡 ...
待ち受ける困難や痛み
なんて
わかんないけど
意味も見出だせないまま
正しさと虚しさ
重さ以上に
理解をこえてる。
今はただ憂いを抱いて
枯れた花のように
揺れる時を眺めるだけ
風の色は悲しく
モノクロームの冷たさと
隣り合わせの絶望が
静かに溶けてゆくのがわかる
土が湿り 空をも動かす
...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
それ以上これ以上
ペポパンプ
自由詩
2*
08/10/24 12:08
さきっぽ
水町綜助
自由詩
7
08/10/24 11:39
夢の瀬戸際
BOOKEN...
自由詩
1
08/10/24 8:37
蕾のココロ
さくら
自由詩
9*
08/10/24 7:29
踏み場
十二支蝶
自由詩
0
08/10/24 5:11
サル
〃
自由詩
0
08/10/24 5:05
_
〃
自由詩
0
08/10/24 5:04
動物園にて
いっと
自由詩
2
08/10/24 1:47
赤いマフラー
crowd
自由詩
1
08/10/24 1:16
ひとり遊び
小川 葉
自由詩
12*
08/10/24 0:43
火傷
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
08/10/24 0:12
キミノコエ
千月 話子
自由詩
21*
08/10/24 0:02
サイダーは引き戸を開けたから
KETIPA
自由詩
4
08/10/23 23:32
賞味
fluffy...
自由詩
2
08/10/23 23:17
夜のナイフ、君はとても美しい。
ブライアン
散文(批評...
0
08/10/23 22:53
グレード・マザー
からくり
自由詩
1
08/10/23 22:48
印象
ここ
自由詩
2
08/10/23 21:43
馬鈴薯
真鍋 晃弘
自由詩
3*
08/10/23 21:39
ピンボールの行く先
北斗七星
自由詩
2
08/10/23 21:18
朗読
湖月
散文(批評...
1
08/10/23 21:00
『プラットホーム』
瀬田行生
自由詩
3
08/10/23 20:52
ノスタルヂア
亜樹
自由詩
2
08/10/23 19:42
好きになってもいい?
ペポパンプ
自由詩
3*
08/10/23 19:11
世界が反転した夜に
セルフレーム
自由詩
2
08/10/23 15:44
自由
ぎよ
自由詩
5
08/10/23 15:24
小詩集【かなしみ】
千波 一也
自由詩
4*
08/10/23 14:04
レ
明楽
自由詩
2
08/10/23 12:46
空中ぶらんこ
佐野権太
自由詩
19+*
08/10/23 12:16
いま
Izm
自由詩
1
08/10/23 9:36
Tears of blood
〃
自由詩
1
08/10/23 8:51
4729
4730
4731
4732
4733
4734
4735
4736
4737
4738
4739
4740
4741
4742
4743
4744
4745
4746
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4748
4749
4750
4751
4752
4753
4754
4755
4756
4757
4758
4759
4760
4761
4762
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
加筆訂正:
( 秋の日の断章 )
/
服部 剛
[08/10/23 21:46]
仮タイトルをつけました。
冬の燕 ☆
/
atsuchan69
[08/10/23 10:15]
最終連「愛ゆえに、たかが愛ゆえに・・・・」を削除。
5.31sec.