もう後は
いつお迎えが来ても構わないだの
早くお迎えが来ないかしらだの
そんなことを、此処のみぃんな 口にしてる
だども、
したら、なして
年寄り達が予約した時間のもっと前から
病院の待 ...
貴方に抱きつこう。

ぎゅっ。と優しく。
好き。って言葉を
染み込ませるように。

あたしに貴方が重なって

触れ合って

抱きつこう。

貴方のこと、嫌いじゃない。

好 ...
 今まであったものが、全く違って見える。かつて「他人だった自分」が、空に浮かんでいる。「自分」は近づきすぎてはいないか。遠くから見る月に。いつしか視ることで触れたのではないか。月を。触れる。接点が生ま ... あの穴の中を覗いた

そこに所定の置石があったなら私は私の宝石を置かないし

誰もいない部屋の椅子に座ったところで5分も持たない

天井が高い場所、椅子に座った数十秒

天窓を見上 ...
恋愛の詩、とくに相手のことを必要だ、という詩を書こうとして、書いたら全く違うところに行ってしまうという話をなんどもしたことがあります。

原因は「自分が知っている彼女を描こうとしていた」ことらしい ...
人間は固体だから
何とかして分かりあおうと
言葉という液体を使うんだ
それでもなかなか混ざらないことがある
だから根気強く
私の液体を君に降り注ごう
いつか混ざりあうことを期待して
ねぇ いつもより少し冷たい風が吹く夜
あなたは 言ったよね?

「もっと強くなりたいんだ。」

私ならあなたに魔法がかけれるの
知ってた??

いつでも あなたの栄養剤になれ ...
ラプンツェル、ランプ灯して
真夜中のキャベツ畑で何をしている?

キャベツ畑そぞろ歩きのラプンツェル
魔女にひっこぬかれてしまうよ

ラプンツェル、
腰に吊るしたランプが揺れる

夜 ...
空に放った矢が雲を引き剥がしてくる、その時刻の塊。一面に熱い空、概念の残像で傷つく。空に入浴する鳥たちは、空の傷から液体の星々を舐め摂る。雲の角度たちに照らされた矢は、角度の海の寝返りで折れて、鳥の影 ... あのそらは遠い
重い空気の鎖に阻まれて
息をすることさえ
億劫だ
 見慣れた日本橋を歩いていたが、風景がいつもと違って見えた。どうやら午前中のお祭り目当ての人出があったようで、いつもより歩いている人の数が多かった。ヨーロッパの街並みのように広い「中央通り」は高島屋か ... 家に帰る
玄関のドアノブに冷たい握手を求められ
蛍光灯の白い紐に疲れをのせて引っ張る

おかえり
とパチパチと拍手
今日もがんばったんだ
早く寝ようね


私より先に起きているカー ...
呼吸を確かめるように
胸の一番奥から
茶柱を吹くように
耳元にささやくように

わたしの呼気は
シャボン玉のように
きらきらふわふわと舞って
パチンと消えてしまう
不慣れなかたち ...
繋いだ手を



離れないように



強く握った
丸川はグラスを飲み干すと
辛い話をはじめた
世の中には
知らないほうが良いこともあるのな
彼は
泣いていた
ぎゅっと歯を喰いしばっているのがわかった
彼は盛んに
酔っ払ってるからこんな ...
 いとも簡単に
 超えていけそうな気がして
 窓の枠に手をかけた

 ぐらりと揺れた鉄格子
 そのもろさゆえに
 私は閉じ込められたままだ

 どの国へ行っても
 自由、という言葉は ...
君の部屋に行くとぼんやりした僕がいるからポンプで少しずつ邪魔にならないところへ追いやって欲しい/髪の毛に絡んだ蜘蛛の巣も今は空き家で枯れ葉舞う季節雪に埋もれる季節また芽吹く春が来ても変わらずにある/止 ... 僕はああ
はたらく 街を
どこかアメリカへと
景色をけずれ コンクリートブロックを
合流しては離れていくちらばりだった

キャットストリートで喫煙していると
なにかしらの声で注意され
...
いつもと違い
皆何でも話してしまう
正直に話してしまう。
人が分かる

嫌な奴
文句言う奴
人にやって貰っていたら
多少は妥協すべきだ

はりきりすぎて
腕が筋肉痛だ
頭は混乱 ...
エロオヤジ 宴会隊長 ひかれてナンボ

わが妻をカマキリと思い頭差し出す

パンツ脱ぎ「の」の字を描けとムスコに言われ

交際費稟議おりずに自腹切る

クリスマス サンタのコスプレ今年 ...
ひとこいし と鏡月を仰ぐ 目覚めると君はいなくて
僕は、すべてが夢だったことを知る
どうやら絶望を抱きしめて眠っていたみたい

奴に好かれてしまったみたいなんだ

悪夢なんてものは存在しない
よっぽど現実の方にう ...
怖くない



戦う理由さえあれば



寂しくない



愛することをやめてしまえば
なんていうこともなく秋が来て。

分厚くなった手帳をめくっていたら
仕事かライブか恋かしてなくて
秋が来ていた。

あたしの今年はなんだったんだろう。
こうやって生きてるのが危 ...
アイガー北壁に
陽光が差し込み
それは血の色になり
ホテルのデッキから見ていた
俺は微動だに出来なかった

トランペットの輝きになり
トリスタン和音を奏で
ブルックナーのフィナーレを
...
私は知りたい 眠らない夜のこと

貴方を止めない 何処へでも行けばいい

彼は忘れたい 影と光のこと


輪廻―バリアループ


近代的高層建築物
その波間に抱かれて 夢を見 ...
クリアブルーのスカイの中に融けてゆく影、背中に置手紙は無く
風に混じる最後の言葉も無かった

黒い刃物の様な
羽を広げたカラス、ある種の領域を制定するみたいに
いくつかのリングを ...
さかさまに作業療法士の寝息

繊毛が(気づかなかった)揺れている

剥かれつつなぞられてゆく葉脈比

半熟のすきまはここにある。アハハ!

歩いても減らない もはや雪の毒
リラックスしたくて

家の近くを独り旅。







独りで堂々と

猫や空を撮っていて

変な目で見られていたことは秘密…。
おそらく
だれもなんら関係のない所に
夜のキリンは住んでいる。

林の隙間から
青い光がぽっともれるのをみて
月が恋しいとなく
センチで風変わりなキリン。

恋しいと鳴いているうちに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
お迎え板谷みきょう自由詩4*08/10/26 23:09
はぐ愛心自由詩6*08/10/26 22:16
<SUN KILL MOON>-tooブライアン散文(批評...0*08/10/26 22:00
あの穴の中を覗いた猫のひたい撫...自由詩208/10/26 21:52
恋愛詩の教科書として読む『黒田三郎詩集』イダヅカマコ...散文(批評...2*08/10/26 21:06
液体ゆきこ自由詩208/10/26 20:35
Spring night さくら自由詩7*08/10/26 20:28
キャベツ畑のラプンツェル海里自由詩208/10/26 20:24
生空葉leaf自由詩508/10/26 20:09
高気圧ようちゃん自由詩2*08/10/26 19:14
季候に順う小野カオル散文(批評...008/10/26 19:10
みかたの声からゆきさん自由詩208/10/26 17:57
はじける、そらからたりぽん(大...自由詩508/10/26 17:35
君とほのか自由詩008/10/26 17:14
丸川真鍋 晃弘自由詩008/10/26 17:10
さなぎの夢伊那 果自由詩008/10/26 17:08
ヒエロムニス市内キリギリ自由詩008/10/26 16:23
日曜日の中でK.SATO自由詩2*08/10/26 16:09
バザーペポパンプ自由詩2*08/10/26 16:03
いつかそれを 愛と呼べる日に真鍋 晃弘川柳208/10/26 16:02
ひとこしごえ俳句1*08/10/26 15:42
目覚めの遺失ヒジキ自由詩208/10/26 14:40
在り方ごまんたれぶ...自由詩008/10/26 13:54
気付けば 秋高杉芹香散文(批評...6*08/10/26 12:11
夕焼けじゅらいち自由詩108/10/26 11:14
輪廻—バリアループセルフレーム自由詩108/10/26 11:05
休日ホロウ・シカ...自由詩3*08/10/26 9:49
いま、午前四時から九時中山うる俳句008/10/26 9:26
散歩蓮川ヒロ携帯写真+...008/10/26 9:19
青いキリンようちゃん自由詩8*08/10/26 6:40

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加筆訂正:
<SUN KILL MOON>/ブライアン[08/10/26 21:34]
リンクがうまくいきませんでした。
ひと/こしごえ[08/10/26 16:56]
「あおぐ」を「仰ぐ」に。
5.25sec.