ある休日の朝
久々に公園へ散歩に行った
公園ではたくさんの子どもが遊んでいる

砂場で遊ぶ3人の男の子は
青色のシャベルを使って
一生懸命にあなを掘っている
お城をつくったり
トンネル ...
神の家訪問

●神の家訪問1月十二日

真冬朝観光バスは出発す

黎明の第二名神朝すがし

山道を伝ってゆけば家ありて

鴨が二羽帰るや発つや寒空に

ガイドなく妻が口調の ...
一つひとつを確かめるようにして袋に詰め込んでいる。
違和感は突然その頭をもたげてくる。
目をそらすことだってできるけれど、そういう時に限って一番手に負えないのは自分だったりする。

創造し ...
陽の光指のフレームに切り取ると世界は消えて残る面影

携帯を開いては閉じリズム取り鳴らない音に膝が震える

夜道さえ静かならざる都市だからせめて黙って紫煙燻らせ

向こう側テレビに映る鏡像 ...
   冬

新緑の匂いなど知らない
今は深く眠るだけだという

獣たちの叫び声を閉じ込め
風の白い息だけが聞こえてくる

妖精のように踊っていた水
山々に見つめられても
厚い衣の下 ...
欲しかったのはこのテンションだ。
やっと見つけたんだ。このトビラをさ。
繋がりは時に煩わしさを伴うけれど、それと引き換えにオレは奪い取る。
仮面は結局ほつれて行くけれど、最後に素顔を見せなけ ...
あなたという
灯火が消えてから
わたしの世界は
真っ暗になった

どこになにがあるのか
手探りする日々

けれど
暗闇にも目が慣れて
普通に動けるようになった


でも
こころは暗闇のなかで


微か ...
岐阜市の金華山
標高328.9メートル
頂上にはお城もあるよ
囲いの中に栗鼠もいるよ

ロープウェイもあるけれど
健脚コースは結構きついよ
ぼくはもう不惑のおっさんで
ちょっと無理かも ...
夜半過ぎに雨は降った
大地は黒く浸透されて しっとりと
朝の目覚めに清涼な大気があり
吸う息 吐く息は冷たい湿潤を
血の通う暖かな肺腑と交換する

私の知らない夜
夢の潮に委ねた聖なる夜 ...
 

なんていうか恋をしていたりしなかったり。
ぎゃふん、ってゆう口癖。
それをわらう
きみの声が誘惑するからこうやってぼくが疲れる。

久しぶりのきみがやけに素直にぼくの名前を ...
たくさんのものを捨ててしまいました
あなたを追いかけるためにたくさん捨ててしまいました
でも、惜しくはありません
私の一番はあなたなのですから

胸にあるのはたった一つあなたへの恋の炎だけで ...
お風呂を掃除した
世の中は進み、合成科学スポンジがついた
お風呂場洗いが百円で買える

働き者だったはずの中身を置き去りに 
先に外機能が死亡したお風呂のスプレー洗剤 
さようなら

...
 
 仙台は変わった、と人は言うけれど、私はそうは思わない。たしかに、形而下の変化はあるにしても、変わったとすれば、それは人が変わったのだ。街を歩けば、古い地元の店は、休日だというのにシャッターが下 ...
昔の友人と長い話をした夜
帰りつきアパートのドアを開けると
一面に緑の草原が広がっていた
いつかのグラウンドのような匂いがして
至る所に
なんだかよく分からないものが転がっている
友人との ...
よるになると

いつも思い出す



嫌なこと

辛いこと



よるになって

じっくり考える時間になるときに限って

そーいうことばかり

思い出す

...
路傍のケーキのひしゃげるタイム
まるでぶれる分離機ね
言うべきことはなにもないわ
聞きたいことももちろんなくって
産み落とすだけの庭の鳥に
私はなりたい
寒い冬の日
凍った池の前で
あなたと二人
過ごしていた

言葉もなく
音もなく
赤色や黄色や茶色の
葉に敷き詰められた水面を
私たちは見続けていた

陽の光が緩やかに傾きかけた頃 ...
ご飯 と パン
山 と 川
過去 と 未来

交わることを知らない 2つのものが
手を繋ぎ会えたらいいのに 
白 と 黒

私の知らない時代、絵の具は白ばっかり
黒はたくさんあったの ...
青空は
レオタードの
きみの
笑顔をしている
あたしには欲しい言葉がある

愛してる

とか

宝くじ一等当選です!!

とか

君しかいらない

とか

本当は弱いんだね

とか。



誰もくれないから ...
ここは電子が積もってできた海です
僕はもうずっと長い間
女の子のアルミのような髪の毛に
終わりかけの夕暮れが映るのを
見ています
それはなんだか
シベリアの雪より南極の氷より
...
細かい砂つぶてを一身に受け続けるような目覚め
ちぎれる呼吸を統制しようともがきながら
窓の外に君臨する朝日の純潔さに
どうしようもない恥ずかしさを覚えてしまう始まり
俺の朝は裁きだ ...
だいっ嫌いなひとと別れられる日は
いつだろう

声は雑音にしか聴こえなくて
胸がざわざわしてくる
目を合わせたくない
顔も見たくない

わたしの視界に入ってこないでほしい
だいっ嫌い ...
今日から四、五日、大阪で仕事。明日、明後日は雨はなさそう。

それにしても、大阪は街をそぞろに歩いただけで楽しい。

昼間の地下鉄。中吊りに東芝のエアコンの広告。

「おかん、今日も ...
ぼくは少年のころ
特別な存在だった
月光が家の前の袋小路を照らすころに
宇宙から迎えの使者がくるはずだった

トイレの中の窓がまぶしく光る夜
ぼくは何事かと小窓をあける
袋小路に円筒の光 ...
もしもし、

ぼくは 周囲の人たちの期待に応えて構成された 架空の存在です
だから あまり難しいことを話しかけないでください

ぼくは 食事と排泄と睡眠と性交にしか興味がありません
だから ...
 

 飛び込んでいいかい?圧死する芥虫は誰かの靴底で汚れない月を羨む。待ち焦がれるのには飽きたのだ、もう惑う時間すら残されていないなら高く飛ぶ方法を考えろ。砕けた硝子の消えてしまいそうな傷跡が残 ...
アタシたち、決して

一つになれなくて

二人の心を繋ぐ糸

三度途切れてしまっても

四色の季節が巡るなら

五年先君との未来、きっと遠くない
ここを拠点に働いていると

はじめて話をする他県の方から

かならずあのことを聞かれてしまう

住民どうしだと

傷を見てしまうのが怖くて

あのことは聞かない

はじめて話を ...
吐きそう
吐きそう


あなたといると吐き出しそう

それはあなたが生臭いからかな

それはあなたがずっとあたしを見つめてくるからかな

視線を外したって感じる
あな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
子どもの視点桜 葉一自由詩209/1/19 15:36
神の家訪問生田 稔俳句109/1/19 14:44
お電話替わりましたBOOKEN...散文(批評...3*09/1/19 14:25
小集 「夜巡り」紫音短歌3*09/1/19 14:05
遠い呼び声/冬    月夜見・乱太郎乱太郎自由詩10*09/1/19 13:37
スローライフBOOKEN...自由詩1*09/1/19 13:10
暗闇風音携帯写真+...409/1/19 11:54
金華山の頂きにじゅらいち自由詩009/1/19 11:32
夜の雨アハウ自由詩209/1/19 8:02
一ヶ月の距離を哀詩自由詩009/1/19 7:43
幼い恋akane自由詩209/1/19 3:18
さようなら智哉自由詩009/1/19 2:17
雪のひとひら小川 葉散文(批評...7*09/1/19 1:48
消費者たち自由詩8*09/1/19 1:41
よる珠羅自由詩009/1/18 23:39
ショートケイクス詩集ただよう自由詩109/1/18 23:33
沈黙sekka自由詩309/1/18 23:26
ふたつとわ自由詩109/1/18 23:06
顕微受精草野大悟自由詩1*09/1/18 22:57
愛の無い部屋の隅でローザ自由詩209/1/18 22:37
スプーン一杯ぶんの女の子のロボットアヅサ自由詩5*09/1/18 22:28
執行猶予ホロウ・シカ...自由詩1*09/1/18 21:53
だいっ嫌いなひと蒼木りん自由詩209/1/18 21:46
そぼ降る雨の大阪A-29散文(批評...2*09/1/18 21:42
白い風船殿岡秀秋自由詩309/1/18 21:24
深夜の電話いねむり猫自由詩009/1/18 20:51
轢死は性干渉に似た味を帯びて雨を乞う自由詩2*09/1/18 19:17
一つ、二つリヤ自由詩009/1/18 18:27
震災について吉岡ペペロ自由詩409/1/18 18:09
自由詩109/1/18 16:48

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