あの夏のプールでずっと溺れてる 溺死するまでたぶん永遠
溺れる青、僕らの断絶、空、曖昧にdis・communication、沈む群青
週5日学生鞄に泡爆弾 すべてを咎め何も咎めず
...
2008-11-25 ルアーズ uminekoさん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=171822
魚に似せられてつくられたルアー。本物 ...
薄く
霜が降りる早朝は
透き通る柔肌に
衣服の滑り落ちる音
快く耳を澄ませる
街はようやくのこと
呼吸をし始めるそうだ
ふくよかに
乳房が笑いながら
云う
喧騒のない街には
...
私という事実は賞与や
垣根になる花から
なっていることに気づきました
だらだらと臭い息を吐きながら
日の目を見ることを夢見ています
哀れみの目で見られることや
好奇の目で見られるこ ...
世界を閉じて栞を挿れた
綺麗すぎる夜だから
目を閉じて君を隠した
消えるの見たくないから
空という言葉よりも
空の青が好きだ
君という言葉よりも
君の声が好きだ
言葉の入りこめ ...
憂鬱なビーフシチューの
だらけた牛肉を飲み込みながら
死にかけのパンを頬張る
乾いた生地がネチネチと
転げまわる口の中
手の指の皮はすべて冷え
もう二度と温まることはない
全身の筋肉 ...
アルミニウムの針を薄暗い雨の中に投げる
眠りから覚めようとせず朝のぬくもりを忘れる
無機質な生命線の上を滑り落ちて重なる偶然のパズル
淡々と過ごす日々自分の影にウィンク
すんだ空気を切り裂くよ ...
もちろん詩の話をします。
すごく硬度の高い詩を書く友人が、今月の29日にライブをします。
笹田美紀さんという詩の書き手です。
誰にも相談できない自分にただ苦しんでいる夜に彼女の詩を読むと、
...
貴方なんて嫌い
嫌い
嫌い
嫌い
何度言っても 言い足りない
そう
こんな風に
本当に『嫌い』になれれば
こんな独りよがりな苦しみ
知らなくて済んだの ...
ロマンとリアルの二項対立
希望と絶望の二項対立
理想と現実の二項対立
幸せと不幸の二項対立
信頼と裏切りの二項対立
生と死の二項対立
いつも喜びは悲しみを連れてくる
空にかかる虹は
な ...
悲しみはゆれる
ゆれた後
虚無がやってくる
虚無がやってきたあと
大地に希望が生える
その上に虹がかかる
その上に太陽が輝く
どうして希望は存在するのか
わたしの、からだが
このくうきのなかで
そだって ゆく
うごめくその べつじげんのせいめいたいに
なにか ふるえ、
・
彼女は夏に生まれた
しず ...
淡灰色の木綿
胸元に縫われた
鉤針編みの
ほんの些細な花を
両肘の下で袖をとめる
小さなボタンを
白いタイツを履いた
二つのひざに触る
生成色のピコレースを
顎の下か ...
溺れていく架空の感情と
傷付いていく僕の呼吸
限りなく嘘に近い紛れもない真実
また喧騒の中に
沈む、沈む
嘘と水と夜と
僕は花みたいに死んでいて
君が夢みたいに歌っていた
本当に楽 ...
雪のひとたちが
亡くなってしまった
雪のひとの魂を
雪の中に埋めました
雪のこどもは
なぜそうするのか
雪のお母さんに聞きました
雪の中に埋めたのは
またいつか
雪に魂 ...
この家に時計は六つある
それぞれがすこしずつずれた7:18 AMを報せ
わたしは一番遅いもので目を覚ます
それからカーテンを開けて窓を開けて
酸素をよく含んだ朝の空気を肺に取り込むのだ
曇り ...
風を辿ってみれば
春はいまだ遠い
待っているのかもしれない
病室にいる母に
思いを巡らす
どんな風景を、この雪
窓から静かに
眺めているのだろう
病を患って永い
爪の先からこぼれ ...
ランドスケープでみるゴーストに笑いかけてみる
歯茎が乾いてしまった
あたしは隆起した巨大なステージ
たとえばアリゾナをバックにスナップをとる
「もっと自然に!」
つきだしたピー ...
愛してない 愛してない
これっぽっちも愛してない
やさしく触れてこようとするその手が憎いの
「かわいいね」
と、言いながら
あたしを愛でるその行為
あたしの知らない快楽で
あたしの知らな ...
生温い血を流しながら踊ろう
取れそうな手首を取りあって踊ろう
すでにくすみかけた
白目を見つめあいながら
次々と
奇妙なうめきをこぼす
唇をふる ...
翼がほしい
自由に大空を駆る
大鷲のような
翼がほしい
仲間と空を飛ぶ
雀のような
翼がほしい
周りを引きつける
孔雀のような
ツバサがほしい
どこまで続くか分からない ...
僕は一株でいい、一株でいいんだ。
証券取引所という場所があるとすれば、
僕はそこで株を一株買って、
株券を庭に埋める。
そしたら食事会に出かけるんだ。
馬やリスのような顔の人 ...
私はあなたを探して生まれてきたのだろうか?
それは何のために?
あなたにちっとも似てない私
私にちっとも似てないあなた
生むとき痛かったでしょう?なんて
聞かないし思わないけど
私 ...
白に付いた
銀を削ぐ
白になど
付いてほしくなかった
かちりと鳴り
風が止まり
吸うようにひとふさ
寝床に入りこむ
寒さにしびれ
何も感じないのを ...
八つに裂かれてしまいました。
始まりはたぶん生まれた日に。
道徳だとか協調だとか
個性だとか信念だとか
我儘だとか論理だとか
金銭だとか健全だとか
そんな風な刃物が
繰り返し繰り返し
...
みっきまーすみっきまーすみっきみっきまーす
崩れ果てた瓦礫の中の
ぽくらのせかいのりーだーは
壊れたラジオのスピーカーから
みっきまーすみっきまーすみっきみっきまーす
子供達の遊ぶ声がしない ...
大人になることは
プレゼントの箱をひとつひとつ開けていく行為に似ていると思う。
箱の中には沢山の選択肢が入っていて、
箱を開けたらその途端に選択肢は一つになってしまう。
プレゼ ...
今年の幕開けとなる1月18日(日)の笑いと涙の
Ben'sCafe・ぽえとりー劇場で朗読したとものさんの
「crescent」という詩は、テキストとしても朗読とし
てもとものさんの詩の世界の魅 ...
火に呼ばれ
膝に呼ばれ
地にしゃがみこむ空から
したたり落ちる血に呼ばれ
前触れもなく終わり はじまる
何も持たない一日の音
傷は風に近くひろがり
傷は轟き傷はひ ...
雪女
もうそろそろ思い出して欲しいの
あの冬の日の美しい青年も
今じゃ肉色の雪だるまで7人の子だくさん
どうにも暑苦しくて耐えられないわ
今年も余計に雪を降らせてやったけど
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
溺れる青
○
短歌
8*
09/1/20 0:54
SRS4 ルアーズ/uminekoさん
露崎
散文(批評...
3*
09/1/20 0:26
あなたへと続く朝
ここあこころ
自由詩
6*
09/1/20 0:07
モスグリーン
crowd
自由詩
1
09/1/20 0:01
猫に栞を
青の詩人
自由詩
4
09/1/19 23:58
雪の中に埋めたのは
木屋 亞万
自由詩
0*
09/1/19 23:56
虹と孤独
フミタケ
自由詩
5*
09/1/19 23:50
笹田さんの詩のこと
イダヅカマコ...
散文(批評...
4*
09/1/19 23:43
傷心してるひねくれ者は泣き虫でした
愛心
自由詩
9*
09/1/19 23:42
二項対立
渡辺亘
自由詩
0
09/1/19 23:42
無題
〃
自由詩
0
09/1/19 23:34
冬虫夏草
ゆるこ
自由詩
4
09/1/19 23:24
ワンピース
氷魚
自由詩
5*
09/1/19 23:21
左頬にキスを
智鶴
自由詩
3
09/1/19 23:03
雪の中に埋めたのは
小川 葉
自由詩
4*
09/1/19 22:58
秒針
さいらと
自由詩
1
09/1/19 22:46
春を待つ
かんな
自由詩
6*
09/1/19 22:26
華原朋美
モリマサ公
自由詩
11
09/1/19 22:26
これっぽっちも愛してない
百瀬朝子
自由詩
4*
09/1/19 22:20
三拍子が変拍子(耐えがたい悪臭のワルツ)
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/1/19 21:59
ツバサ
華多哉
自由詩
1
09/1/19 21:44
株価
パラソル
自由詩
0
09/1/19 21:28
母
こうこ
自由詩
1
09/1/19 20:21
ノート(熱と朝)
木立 悟
自由詩
2
09/1/19 20:19
蛸
亜樹
自由詩
0+
09/1/19 20:18
ガザのマーチ
六九郎
自由詩
0*
09/1/19 20:10
プレゼントと魔法について、徒然。
R
自由詩
1
09/1/19 19:56
とものさんの詩の魅力について。
服部 剛
散文(批評...
5
09/1/19 19:18
熱と背
木立 悟
自由詩
2
09/1/19 19:17
百鬼夜行詩 <7>
nonya
自由詩
6*
09/1/19 19:12
4627
4628
4629
4630
4631
4632
4633
4634
4635
4636
4637
4638
4639
4640
4641
4642
4643
4644
4645
4646
4647
4648
4649
4650
4651
4652
4653
4654
4655
4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
4663
4664
4665
4666
4667
5.38sec.