カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
その時 私はまだ幼い少女だった
まだ言葉を覚えぬ少女だった
ただのひとことさえ 言葉を知らなかった
ある朝 目が覚めると 空は真っ青で 雲ひとつなく どこまでも晴れていた
た ...
長生きがしたければ お腹一杯食べなければ良い
全ての生き物は 腹7分目でもっとも長生きなので
長生きがしたければ 薄味のものばかり食べればよい
塩分の過剰摂取は胃がんを 高血圧を呼び込 ...
君は生まれ
死を目前とし
僕に願った
この手に触れて
この手に触れて
生きていたいと
死にたくないと
この腕を伸ばし
その腕を掴み
行くな ...
ポツポツと
感情の中に出来た
吹き出物
それは紅く
腫れ上がって
痛痒く
爪を立て
搔き毟ろうか
迷いつつ
軟膏を塗る
人差し指の胎で
くるくると
...
ナモ サダルマプフンダリカサ スートラ
さまよふ
啓示にみちたサガレン
☆
緑金の葉脈すかす 落日に
やなぎらん 光の点綴
☆
青びかるツンドラ遠く
樺 ...
死ぬ準備ならちゃんと出来ているよ
あなたを殺さない方法もわかっているよ
全てが本当なわけじゃないって気付いてるよ
あなたがわたしを愛せるはずないって知っているよ
それでもわたしが手放さ ...
とうとう雲雀がやって来て
春の幕を落としていった。
雪の下からのぞいた蕗は
眩しそうに太陽を見上げた。
早起きの蛙は
仄かに色づいた風に見とれた。
ずっと待ってた木々も
それ ...
腹をすかせている子に
乳とパンを与える
喜んで飛びつく
重圧を感じる。
長女に久しぶりね!
と言われる。
痩せたね。と気が付く
人の話に耳を傾ける。
あーいい加減楽になりたい
...
春を告げるなら
サヨナラの前にしよう
白い息を吐いて
抱き合ったぬくもり
競争して
部屋への帰り道
笑いあって
息を荒くして
そんな
冬の思い出
寒いのに
暖かな思い ...
声は届かず、
空白による想像
繰り返し重ねてみる
透過はやがて
いちいちきゅう、
の信号を打ち上げ
覚束無い足取りで
慣性の法則に辿り着く
_
水面下で白 ...
090310
くたばりぞこないが
へっついにもたれて
大あくびをしている
家の前を通りすぎる
死に神のような男に
会釈をしてから
次の男を品 ...
すべらかな声は
よるのはじまりの、そのすきまを
ゆるゆると 這って 消えた
(あしたまでには帰ってきて、)
たゆたう姿は
終わりだったか
始まりだったか、
でも
...
霧雨が舞っている。交差点には、今日も遅れずに午後四時がやってくる。
位相差。彼女の視野は位相差によって構成される。
赤信号と街灯、昨日の夢。混在するいくつもの現実と、次々に昇華する記憶。記 ...
ぼくの頭の中の目覚まし時計は鳴り響く
急いで飛び乗った電車は回送だった
、なんていう
そんな間違いをしたくないので
ぼくは終電を見送った
それが間違いだったかもしれないけれど
ぼく ...
火の境い光の境い冬ひとつ
穂の奥の鉛の森ぞ燃えさかる
岐に至る言葉のすべて水を招ぶ
にきにきと片手の光においけり
冬の背に失いしもの踊 ...
私はいろいろなことを思いながら
歩いてきたけれど
確かなことなどなにもなく
ただ歩いていくその風景があった
橋を渡れば
川が色々な色をしていて
私をそこに立ち止まらせる そして
空っ ...
指先に針を刺せば、私の体を廻る血液はドーム上に膨れ上がる。
何度も指先に針を刺すのは、その赤の中に世界がある気がするからである。
赤血球と白血球のようなものでなく、なにか知ることの出来ない世界が存 ...
美しさは
人見知りするのだろうか
いつもつつましい
声をかけられるまで
犬小屋でかくれんぼしている
驚きは
宇宙人なのだろうか
いつも未知との遭遇で
出会ったと思えば
突然消えて ...
果てるなら
果てるなら
あなたの瞳に
溶けて
今夜だけは
今夜だけは
あなたの唇に
触れたかった
桃より
柔い肌の傍ら
くちづけたなら
あなたの導くまま ...
春めくもつかの間一転寒風寄す
蕾もつ少女なる君黙読し
眼差しの貧しき部屋にインテリア
赤い銀がみを
しわを広げて
羽織り
巻きつけてみたら
わたしはすべてが
チョコレートになった
はちみつのような夢
蜂の巣を探す君
探しつづけている
わたしは流しで
洗い物を ...
シフトチェンジしてダイヤルロック。
今夜雨が降るだなんて信じられないな。
まあオレが信じようが信じまいが降る時ゃ降るんだろうけど。
たまには気まぐれで何か違うモンでも降らせりゃいいのに。
...
肩を叩かれた気がして振り返ると
日が沈もうとしていた
曖昧な藤色の空にうっすらと月が照り
のっそりと歩く野良猫の姿も徐々に溶ける
全ての輪郭がぼんやりとしており
書きかけのデッサンの ...
従事する仕事をかみしめる
とても落とされそうな現実だった けれど
指にされそうな夜の中
明日を まさぐる瞳に探している
なぞる指のラインを流れ
自分自身となり 他人を切ると
ベルリ ...
今
私はなんのために生きているの?
なんのために、こんな苦しい気持ちにならないといけないの?
なんのために笑わないといけないの?
もう、自由になったっていいでしょ!
私の人生なん ...
気取らない中国小説家余華の『許三観売血記』の文体
前の中国語生徒さんが中国語学習の意味がわからなくなったようで、ずいぶん上級の方なので、余華の中国語版小説『許三観売血記』を薦め ...
一枚の雨
窓しかない列車が
なくした足を探していた
わたしがいたら
遊園地がある
その先端の細っこいところ
かわいそうな叔父さんの観覧車は
とても鮫だらけなので
わたしはひとつひ ...
私が消えた
。
薄くなっていたけれど
。
消されるなんて
。
消されたんじゃない
。
消えたんだ
。
ううん
。
消されたの
。
自分を消す術
。
知らないんだもん
...
昼下がり
並列自転車のトンネルで
独りの黒猫に出会いました。
一目で野良だとわかるほど
やせ細った背中が
今にも消えてしまいそうに見えたので
カタカタ揺 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
廃人がポツリとつぶやく部屋9
過去ログ倉庫
09/3/10 21:23
空爆
楽恵
自由詩
2*
09/3/10 21:04
長生きがしたいですか?
会長
自由詩
0
09/3/10 21:04
Rem
梨玖
自由詩
0
09/3/10 21:03
吹き出物
未完
自由詩
1*
09/3/10 20:43
修羅を読む(6)
Giton
短歌
0*
09/3/10 20:29
浅はかな絶望
笹子ゆら
自由詩
2
09/3/10 20:25
冬を見送る子
昏(ヤッカ)
自由詩
0*
09/3/10 20:15
所帯染みた臭い話
ペポパンプ
自由詩
5*
09/3/10 18:57
春を告げるなら
風音
自由詩
2
09/3/10 18:52
call
琥霙ふうり
自由詩
1*
09/3/10 18:33
表現の自由
あおば
自由詩
7*
09/3/10 18:11
予感
yuri.
自由詩
3
09/3/10 18:03
記憶/ピアス
〃
自由詩
3
09/3/10 17:46
無人駅にて
ゆうと
自由詩
2*
09/3/10 17:25
晩冬夜
木立 悟
俳句
2
09/3/10 17:12
海へ
kiriko
自由詩
2
09/3/10 16:53
赤の世界
携帯症候群
自由詩
0
09/3/10 16:28
祈り
乱太郎
自由詩
22*
09/3/10 16:20
夜行列車
〃
自由詩
7*
09/3/10 16:19
晴れ・雨・曇り
アハウ
俳句
0
09/3/10 15:48
カカオ
唐草フウ
自由詩
4*
09/3/10 14:37
Correct answer
BOOKEN...
自由詩
3*
09/3/10 14:17
夕暮れに呼ばれた感情
あ。
自由詩
2*
09/3/10 13:34
農村で気化され
K.SATO
自由詩
2*
09/3/10 13:02
今
とわ
自由詩
2
09/3/10 13:01
気取らない中国小説家余華の『許三観売血記』の文体
里欣
散文(批評...
1
09/3/10 12:35
虹織
たもつ
自由詩
7
09/3/10 9:35
消されたわたし
m_on+
自由詩
0*
09/3/10 8:37
黒猫の航路図
夏嶋 真子
携帯写真+...
9*
09/3/10 5:56
4552
4553
4554
4555
4556
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4584
4585
4586
4587
4588
4589
4590
4591
4592
加筆訂正:
農村で気化され
/
K.SATO
[09/3/10 16:18]
z
4.64sec.