三角コーナーから
芽が生えて
もう、そろそろ
ひと月になるのでしょう
靴下の要らない
そんな気温が
続いたものですから
私の足は
いつの間にやら
...
明日できることは明日する
今日しかできないことはあきらめる
定時まで残り時間を数えつづけて
何回休憩できるか計算をする
返事は良い
小言は真面目な顔で聞く
メモだってとる
たいしたこ ...
風鳴れど 業のはなびら 散りあへず
つめたい沼に立ち通す鳥
☆
氷る融ける カルボン酸の雲の下
梢は青い喪神を吹く
☆
春寒し 洋燈{ルビ=ラムプ}点れる花 ...
ツバメを見つめるそしてもう君に、僕の…
花一輪をその先にして
ミスチルを歌えば
ああ、川のほとりに吹き乱れる風
菜に黄色に溶かされていく−
佐野元春にゆれている−
営業車で街中回らされ ...
物語を失ったとあなたがいい
足を組んだ瞬間に春色のスカートの裾が膝のうえまで捲くれ
気づくまでの17分間
『夜のシャボン玉をすべて打ち落とすには
鳩が3万羽必要よ、きっと
あなた ...
まっ白い空のぱんつから落ちてくるおしっこたまらなくてくさいの。
おまんこみたいな夕暮れにはぐちゅぐちゅのトマトぶつけてみたくなる。
射精したばかりのおち ...
きみはいつも
つめたくて
とおくて
とおくて
ちかくなったら
みえなくなって
ふれてしまったら
きえちゃうひと
それでも
やさしさは
あたたかく
いつも
ぼくを ...
おととい
バイトを終えたあと
たばこをぐだぐだと吸ってから
そろそろ冬が春へと切りかわりますな、と
ひとりで会話して
お茶を買いまして
地下鉄へ向かい
すべり ...
久しぶりにログインしようとしたらパスワードが、少し引っかかるものはあったが、思い出せなかったのだった
人のブログに以前読んだ本の感想があるのを見たが、ストーリーが思い出せない
自分が書いた感想 ...
家から少し歩くと公園がある
公園と言っても小さな広場にベンチがあるだけで
駅の側だし隣はパチンコ屋だし
おまけに向かいはコンビニがあってネオンがまぶしく
つまりは大変に騒々しい
気持 ...
駄々をこねて
駄々をこねて
駄々をこねあげて焼きあげたビスケット
熱々の出来立てに
ズムルズリナあいすくりーむを添える
椿が咲き始めたのはいいけど
春の嵐も
立て込んでいたらしい ...
きみの輪郭がまだあわいときのこと
ぼくは涙をながしながらきみの詩を書いた
不器用なことしかできないから
瞼にうつるやわらかいきみの形とかそういうものを
一生懸命にことばにして紙にのこし ...
もう少しがあっていい
私が生きるための安寧は
笑みが交わされた挨拶だから
もっともっと息をしてていい
あったかさは
人の体の中にあるから
もちろん、いつ食べてもいい
一生懸命には ...
水と銀をころがしたらびぃだまになって
予定調和がうつくし過ぎてシケモクに火を点ける
昔日の積雪がこげついた肉をやわらかくして
おみおつけのかおりのようにささやかな音
出窓を押し開けたなら風 ...
書き物机に
やわらかな風が届いて
湿っぽい単行本の
頁が少し浮いただけ
ペンは置かれたまま
日記帳は白いまま
包み紙のなかで
キャラメルが
じっと待っている
...
「愛されてる」なんて
思った事はありません。
被害妄想はいつだって
私の脳を駆け回って
私の中の弱気な悪魔が
「君は邪魔だ」とささやくの
悪 ...
白っぽい視野の中に
草の生えた道があり
知らない樹木が立っていた
母は和服を着て
道にひとり佇んでいた
すると向こうから
何年も前に死んだ父が歩いて来た
ぱりっとした背広を着 ...
紺碧の空・黄色い太陽・煩い蝉時雨。
八月に雪が降る。
眩暈がする。
前頭部が酷く痛む。
仕方なく、私は暗がりを探す。
私の目玉は欠陥品だ。生まれつき、水晶体に無数の細かな凹凸がある。
...
何度も何度でも言い続けるよ
きみ、さよなら。さよなら。
きみが、一番に大事にしてくれたらよかった。
君を一番に愛せなかった。
さよなら、さよなら。
二度と ...
もう一度君の声を聞きたいと思うことを
僕は決して恥じたりなんかしない
途切れた場所にどんな言葉があったとしても
それは僕らが築いたものとは何の関わりもないこと
もう少し時が経ったら ...
紅い錆の匂いの工場でお昼から夕方にかけて
カビた野球帽子の骸骨がやさしい手つきで万華鏡をのぞいて
開いた目の骨に虹彩がきらめく
小さなきらきらしたセイギのプラスチックとか好きだった僕 ...
列車は/一度も地面を見ずに走って
みどりの駅でようやく息をはいた
何もかも続きすぎる/って全然気にしなかった
終点のことは噂で聞いた
だけど
じだんだをふんだってこない
...
水雲の秘めたる力都市襲う
辞書をひく紙の音さえ懐かしむ
遠くまで春宣言し我あゆむ
あなたに会えない夜は
あまりにも長くて
ごろごろ布団の中を転がりながら
いつのまにか 眠りについて
いつのまにか 朝が迎えに来て
あなたに会えない今日を
また 過ごして ...
私は信じる。
西洋文学史を見よ
結ばれぬ愛にこそ高き評価がくだり
月下美人への評価は
その短命さに荷担されている
曲も詩も小説も絵画も
哀を知らずには美しき芸術にはなりえず
...
いつもより仕事が30分早く終わった。気分は最高。
最高のはずだった。
俺は何故、一駅乗り越してしまったのか。悔しくて悔しくてたまらない。いらいらするね。
ぼんやり ...
鰈を煮る
味を染みこませるため
クッキングペーパーを被せると
白い肌や
薄黒い鰭や
卵の赤い色が透けて見える
顔に布を被せられた
祖父の顔にも
同じ色が透けて見えていた
...
{引用=白くまどろむ間に、世界がまだらになってゆく。わたしを失う、あなたが生まれる。胎内で蠢くわたしの海が絶え間なく波を造るのは、きっと、その全てをあなたが揺らしているからだ。
まだ冷たくはない。た ...
もう手放さないといけない
ばらのようなほほえみが懐かしい
手のひらの上の海で
神様を泳がせていたころもあった
僕らの瞳はシベリアの氷みたいに
青くつめたくとがっていたね
黒 ...
ぶかぶか三月のすそを引きあなたは駈けてゆくこけてころがって。
ふかふか春のじゅうたんは準備中痛くないよ!だってたのしいもの。
たのもしいタンポポさんは二度踏 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
迎春
山中 烏流
自由詩
5*
09/3/8 2:12
無敵の男
haniwa
自由詩
5
09/3/8 2:04
修羅を読む(1)
Giton
短歌
0*
09/3/8 2:03
飛び込み営業を辞してから
K.SATO
自由詩
0*
09/3/8 1:49
(無題)
キキ
自由詩
7
09/3/8 1:09
「 くさいの。 」
PULL.
短歌
0*
09/3/8 0:47
白銀
ゆうと
自由詩
3*
09/3/8 0:35
クリスチャン・ベイル
露崎
自由詩
1
09/3/8 0:18
ストーリー
半分
自由詩
1
09/3/8 0:09
公園で
あ。
自由詩
8*
09/3/8 0:06
色鉛筆のためのパレット/待ち侘びすけ
海里
自由詩
1
09/3/7 23:59
少女と詩人
宮野
自由詩
3
09/3/7 23:44
もっと もっと
はらだよしひ...
自由詩
0
09/3/7 23:39
水銀
しろう
自由詩
3+*
09/3/7 23:19
曇らせる遊び
jin
自由詩
2
09/3/7 23:10
愛と悪魔
三奈
自由詩
5
09/3/7 23:09
夢
壮佑
自由詩
19*
09/3/7 22:42
幽霊の心地
亜樹
散文(批評...
1+
09/3/7 22:34
さよなら
終
自由詩
0
09/3/7 22:30
声明
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
09/3/7 22:26
終わり / ハクイ40
satyri
自由詩
1
09/3/7 22:23
from a-so-bo-atic
あすくれかお...
自由詩
3*
09/3/7 22:16
昨日・今日
アハウ
俳句
2
09/3/7 22:07
毎日
BOC
自由詩
0
09/3/7 20:53
哀美離—舞
邦秋
自由詩
0*
09/3/7 20:21
いらいらするね
(悪)
自由詩
0+
09/3/7 19:46
鰈
小川 葉
自由詩
4
09/3/7 19:31
胎動
笹子ゆら
自由詩
1
09/3/7 19:07
リトルミンツ
アヅサ
自由詩
5*
09/3/7 19:00
「 三月のぐりん。 」
PULL.
短歌
3*
09/3/7 18:51
4556
4557
4558
4559
4560
4561
4562
4563
4564
4565
4566
4567
4568
4569
4570
4571
4572
4573
4574
4575
4576
4577
4578
4579
4580
4581
4582
4583
4584
4585
4586
4587
4588
4589
4590
4591
4592
4593
4594
4595
4596
5.2sec.