夜明けの頃、
目覚まし時計は鳴り響く

いくつもいくつも
鳴っている

私が
寝ぼけ眼で
順番にボタンを
押しているころ、

君はまだ眠っているだろう

あのあどけない寝顔で ...
                  2008年10月24日

 12Aという真空管は、パワーは小さいけれど素直な良い音ですと、写真の手ほどきを受けた大先輩からなんども聞かされていたので、いつか ...
                 090226




キュウバンナンボということばを読んで
急場の堕落をイメージしたことはない
旧番は何だったんだろう
急な改革が続く ...
プライドをずたずたにされた昼
黄色い電車の窓

ぼおっと外をみる
冬枯れの桜並木

一瞬、
その枝の先々がうっすら
ぴんく色に見えた・・・

もう 春なんだ
あと1ヶ月もすると花 ...
『拝啓、お元気ですか』を 書いたら “お”がなかなか上手にかけなくて“お”を何回も書き直しました、おおおおお
だんだん“お”が不思議に回って ふいに“お”が 生意気な 顔 に 見えてき ...
8月27日
あの日の夜

君は確かに笑っていた

いや
そうだったと思う

時間は容赦なく
すべてを抽象化していく

匂いも体温も
そして声すらも

おぼろげで
脆弱に変 ...
だれかとだれかが言い争いを始めて

怖いとおもった

今までは 頼られ征する立場だったから

こわくなかった

でも ここを出ていく日が近づくにつれて

僕はこわさを感じていること ...
だれもいない 
けれど だれかがいる 二人いるのだと思う 
自分と含めて そして あっというまに息絶えていく
だけど より多くなるよう 目を閉じて

動物は群れる
多くの仲間と勝つ、敵を探 ...
 罪状を忘れてしまったが私は禁固6720時間の刑期を勤めていた。生暖かくぬるぬるとした液槽に浸り、なるべく身を小さく丸めている。不思議なことにはじめ広々としていたこの部屋が、時間が経つに連れだんだんと ... 僕は切符を買うよ
いつもと同じ場所にむかう
日めくりをちぎるときに
忘れてしまうだろう、今日だから

僕は切符を買うよ
四十九枚の十円玉を投げ入れて
光るボタンで行ける場所
誰もが辿れ ...
僕の頬を伝う、これは。

海の味に似てて。

僕の中にも海が広がってるのかな、なんて。

思ってしまって。

けれど、それじゃあまりにも広すぎて。

また、頬を伝う。

あんな ...
ドラゴンボールで
ゴクウが元気玉をしたように
私たちもポエム玉
この星中から集めてみようか

今なら
二人でいるから大丈夫
砂時計の中の砂の収支のような
言葉たちの大循環

定まら ...
 かたちこそ

 のこるおもひを

 うつしけれ

 さすらふいろや

 いづこかをらむ
gerogeroto結婚指輪は雨蛙の口から吐き出されてくるのだけれど
げろげろと

あの日から消えてしまって指輪はどこをどう
彷徨ってるのか、分からないまま
ねえ
あんまりだよね、おれらに ...
初めて恋をした。それは今から8年前の秋のこと。
私の初めて好きになった人は、友達の恋人だった。

その人がある日突然、言った。「お前の方が好きになっちゃった」
彼は私に生まれて初めてのキスをく ...
胃が痛いので、胃薬を飲む。
ほとんど毎日飲んでいる。
先日それが母親にばれて、病院にいけと煩い。
だので、それからは隠れて飲んでいる。

 ねえ、かあさん。
 どうしてわからないんですか。 ...
憧れのギタリストの趣味は釣りで
彼の憧れはある釣り師だ
ヒーローにもヒーローがいて
みんな誰かと2ショット撮りたがってる

ピースなんか決めて
口角をずるりと上げて
夢の世界で居眠り
...
気付かず歩いて来た道のりに
たくさんの感情を織り交ぜながら
定期的にやってくるこの日は
僕に感謝を思い出させる

生まれる前からの巡り合わせと
生まれるために育まれた愛と
生まれるまでの ...
 
ふとその人の
意図してることに気がついて
糸がふるえている

わたしは煙草を銜えながら
返信メールを
打ちはじめたけれど

意図の糸が
いつまでも
ふるえているので
確信を ...
 白い霧の海が
 みつめている
 囁くように
 
 「この道を歩きなさい
 だけど未来は保証しません」

 誰かの
 冷えたことばを
 思い出す

 眼下に広がる東京湾は
 白 ...
君にはたくさん友達がいたけれど、誰も君の気持ちになることはできなかった。
だけど友達たちは優しかったから、君を笑わせたり、遊ぶことはできた。
しかしそれ以上は誰も君を救うことも、状況を変えてやるこ ...
息苦しさに耐えられず
今日も午前零時
バスタブに水を張って
顔を浸けて数を数える

(一、二、三、四)

ああもう何もかも
煩わしいことばかり
もう何も話したくない
もう何も話した ...
さんぜんいん
とおいか ちかいか
あててみよ あててみよ それ
さみだれ よいどれ

ふね は だせんが 
よいよい これりゃ
あすのあしたにゃ 
わたしたろ わたしたろ

ふねは ...
今日も面接でした



どんな仕事をしてましたか
辞めた理由はなんですか
しばらくブランクがありますが
その間は何してましたか


何をしてたもなにも
統合失調症にかかって
な ...
水深五千メートルの深海
あたしの心は沈んだまま
光の届かないそこを
闊歩する。

太陽光の届かないそこでは
光合成を
できなくなった植物が
みどり色するのを
やめた。 ...
ババロア
待った無しバッタ有り
アカシア
信じないをイコールで信じる
仕損じる
諳んじる

嘯く
欅に並ぶアカシア
跪く
神々しいババロア
籠もるを漢字で書く気分じゃない
痛い ...
ことことと雨のふる@ハルノこどものきせつが
今年もここにきてくれたから、言おうビバアース
もうすこしの命のマザー。

だって、あのこは、あんなに、まじめに、一所懸命に、
風邪でみいかなちかか ...
自由は、定義できない

定義できないからこそ、自由なのだ

しかし、「定義できない」と定義している以上、これは自由ではない


つまり、この世界に真の自由など存在しないことを、認めねばな ...
12月はやさしくあたためて、街は“忙しさ”に満足を感じていたのでわたしは走りながらサンダルをひとつおとしてきました。満足はできなかったけど髪の毛も手も足も全部乱暴にふりまわして、できるだけはやく走った ... 様々な
目に映るものに




様々な
自身の内側を
描く
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜明けのころwheale自由詩109/2/26 6:31
並四日記 その3 12A型真空管あおば散文(批評...6*09/2/26 6:15
ふるえる糸自由詩6*09/2/26 5:35
ぴんく色森の猫自由詩3*09/2/26 4:50
拝啓、う元気ですかこの子自由詩1+09/2/26 4:04
レプリカ大木円盤自由詩1*09/2/26 3:38
こわいとおもった短角牛自由詩109/2/26 2:54
暖かい場所に住むK.SATO自由詩0*09/2/26 0:19
肉−Born−影山影司自由詩109/2/26 0:08
僕は切符を買うよたりぽん(大...自由詩16*09/2/26 0:00
創書日和「なみだ。」狠志自由詩009/2/25 23:52
88鍵のためのエチュード/未必の恋海里自由詩009/2/25 23:49
冬花柊 恵短歌0+*09/2/25 23:49
赤い月草野大悟自由詩0*09/2/25 23:22
まりも散文(批評...409/2/25 22:55
ははおや亜樹散文(批評...1*09/2/25 22:53
ピースnaru自由詩209/2/25 22:45
BIRTH-day邦秋自由詩509/2/25 22:27
ふるえる糸小川 葉自由詩4*09/2/25 22:22
『霧の海』あおい満月自由詩5*09/2/25 22:15
少年の苦悩wheale自由詩009/2/25 22:11
過呼吸人魚【パート2】亜樹自由詩1+*09/2/25 21:55
わかばやしの囃子aidani...自由詩409/2/25 21:46
どうしようもない自己否定のその先に涙(ルイ)自由詩0*09/2/25 21:40
深海闊歩百瀬朝子自由詩6*09/2/25 21:34
アカシアの三田に来れるときaidani...自由詩1*09/2/25 21:18
コろSU草野大悟自由詩0*09/2/25 21:12
自由エルメス自由詩0*09/2/25 21:03
この子自由詩009/2/25 20:14
森羅万象の内側で北星三天自由詩0*09/2/25 20:05

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