どこかの畔を歩いていると
とても微かな音がして
それは体のようでした
背びれが少しだけ切られ
ログハウスで休憩することにしました
コーヒーを飲みながら
そのことを思いだしていました
...
{引用=
目が覚めたのは君だけださあ早く、首のバーコードをひっぺがせ!
}
もどれないことはしってた 朝のこないうちに固く結んだ靴ひも
どこまでいってもどこまでいってもこの道は ...
縫い針で血芽吹くほどの詩語欲しき
夕日さす壺の深みに嵌まりしを
せせらぎの小川は歌う護岸にて
山崎川の
堤には
桜が
満開だ
老婆と
会った
今度の
大戦のころは
桜のように
散れ散れと
言うとったが
あれは
みんな
嘘やった
ささやいて
何処とも ...
路肩に沿って歩く野良犬の後をついていったなら
冬を終わらせずにすむと思ったー小春日和のためにも。
行けるだけ行って不意にひるがえしたコートも
二月と三月の境界線を行ったり来たりしたのちに ...
長い長い階段の果てに
きみがいる
駆け上がるぼくと
待ってるきみの
心臓の音が
共鳴して
待ってて
息もつかずに
駆け上がって
すぐに
きみを
抱きしめるから
被告の名が告げられた
その名が法廷に響き渡った時
傍聴席はエクスタシーに飲み込まれ
男も女も腰をくねらせた
皮膚が硬く臭う者それは裁判官だ
検事も弁護士もシャツをはみ出させ
法廷は不潔 ...
僕は考えて考えていた
僕自身が殴っているだろうそのとき
君に幸せや幸福が僕にではなくて
あまり疲れてもいなくて 今になく
空っぽだろうことに
中ならばと僕のルーラに唱えようと自転車ではな ...
昔書いていた言葉を求める
子供心に傷つける視線
俺を見る程俺を知っている風に語りかける
今は書きたい言葉は違うって振り切っても
抜け出せない扉がそこにある
逆らっている心境と ...
ことばのなかにことばが宿った日曜日
その子はとがったりまるかったりすることばの中の羊水で
じっくりことこと煮込んだコンスープのコーンのように
ゆっくりと優しさと厳しさを噛みしめて
ゆっくりと心 ...
{引用=――続・The Poetic Stigma}
こんにちは。
こんにちは。
僕たちは呼びかける。呼びつづける。誰に向かってなのか、何に向かってなのか、僕たちにもわからない ...
探すのは大変だったけれど
探そうと思えば結構探せたりして
ぼくは
真夜中に眺めては
羨望して
嘔吐していた
もし願いが叶うなら
ぼくが鈍器を用意 ...
曇りから 晴れへ 変わるとき
外が静かになる
その後 光が部屋に 少し来る
その後 ざわざわ 鳥の声
今はまだ 雲はいっぱいあるし
光も 漏れてくる程度
でも これから もっと明 ...
荒々しさを感じる、海の呼吸が聞こえた。
僕と一緒になるのを拒むような。
光りと波の見ていると。
頭の中まで調和されて。
ゆらゆら、揺らめいてただけ。
いつか、僕も呼吸をするだろう。
大きく ...
その向こう側まで。
ご一緒しませんか?
あなた以上の あなたではなく
あなた以下の あなたでもなく
あるがままの
あなたが素晴らしい
あせらずに ガ ン バ レ
「どこまで脱げば交われるかしら」
下着も爪も髪も皮膚も
不必要なものとして棄てられる
歪みの中、唯一迷い無き輪郭をした
一匹の毒蜘蛛と対峙する
私は私を守るもの全てを廃棄して、すると
...
職場の休憩時間のような
物音ひとつしない冬の陽だまりのなか
黒ネコがチータのまねして
道路をのそりのそりとよこぎった
あれっ あのシルエ ...
さやぐ森のいたみを抱きとめ
私たちは目覚める
陽光の届かない場所にも
太陽がのぼることを願い
川へ小さな葉をながす
それは
ゆらゆら
やすらかにたゆたうので
そのうちに
ながれに ...
あくまで第三者でしかなく
客観的な見解
それはメディアの言葉
と、何ら変わりのない
無慈悲で、
自己中心的なものだと
教科書など何も、教えて
なんかくれず
そのページ ...
凪ぐ音
寄せる音
満ちる音
凪ぐ音
打つ音
荒れる音
凪ぐ音
寄せる音
...
(1)建物に窓があることによって、?内側と外側は窓の面に和声を張ることができる。?外の光は死に場所を見つけることができる。?建物は不要な密度を排泄することができる。?植物の有機的な欲情は建物の無機的な ...
かたいコンクリートの上かかとまで根を下ろし生えるまで生えるまで。
ねじくれ枝を葉を伸ばし月を浴び今日いちにちのこころ吐き出して。
ねじくれ痩せた枝が折れる時 ...
写真を撮りたいときは
いつだって真夜中で
撮れる技術やカメラは
いつも
僕の手にはなかった
夜が集まって静かに騒ぎだす
黒い影
夜の一つ一つに色をつける
黒い色は様 ...
ほぐれていく組織
空間の中で一人の身体は
たゆたい
しずくになる
ほころんでいく意識
小さな月と太陽が
ベッドの脇で遊んでいる
影のない蒼い部屋
とある真夜中、の事
苦味薫る、珈琲缶を片手に、握りしめ
渋さを漂わす、煙草は片手に、塞がった左右
(煙草、吸いながら、飲み物を口に、含む人っているでしょ?)
それでも唇 ...
うそになる
わけを探せば
同じこと
あいもわかれも
理など能わず
調律が合わなくて
ピアノが港を発ってゆく
小さな港で
すばらしい音楽を奏でていた
そんなピアノが
指先から音がした
触れてはいけなかった
白と黒の鍵盤に
わたしの小さな罪 ...
(承前)
P:いや、たいへん気持ちよく聞かせてもらった。君の話は、オリュンポスの丘を渡る風のように、右の耳から左の耳へと心地好く通り抜けたが、ぼくの頭にはただ一つの印象だけが残っている。それは、君 ...
(承前)
A:Ηは人非人でした。しかし、私がそのことを理解したのは、彼が私の目の前にはもう現れないこととなった時なのでした。
私はその時以来、人を信ずることができなくなりました。私の前に愛する ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
音
kiriko
自由詩
2
09/2/28 18:34
バミューダ海峡一番乗り
しろいろ
短歌
5
09/2/28 18:26
壺・・・
アハウ
俳句
1
09/2/28 17:28
老婆と桜
じゅらいち
自由詩
0
09/2/28 17:01
コート
プテラノドン
自由詩
1*
09/2/28 16:18
待ってて
風音
携帯写真+...
3
09/2/28 16:17
被告
非在の虹
自由詩
3*
09/2/28 16:16
黒人の殴り合いを巻き込む
K.SATO
自由詩
0*
09/2/28 15:35
my self
流希-Яuk...
自由詩
0
09/2/28 15:30
言いたいことも言えないこんな世のなかじゃ…コンスープ
土田
自由詩
1
09/2/28 15:29
非在のかたち
岡部淳太郎
散文(批評...
4
09/2/28 13:42
さがしもの
はな
自由詩
2
09/2/28 13:35
曇りから晴れへ
あふみ
自由詩
0
09/2/28 13:25
調和。
狠志
携帯写真+...
0
09/2/28 13:18
想撮空間「青の果て。」
〃
携帯写真+...
0
09/2/28 13:14
君に贈ることば
青い風
自由詩
3*
09/2/28 11:38
毒蜘蛛
甘雨
自由詩
4*
09/2/28 11:15
冬の鏡(十)
信天翁
自由詩
0
09/2/28 11:15
願いのうた
ここあこころ
自由詩
5*
09/2/28 10:23
お偉方様は常に上
琥霙ふうり
自由詩
1*
09/2/28 9:55
音
m_on+
自由詩
1
09/2/28 8:21
窓
葉leaf
自由詩
6*
09/2/28 8:20
「 ねじくれ。 」
PULL.
短歌
0*
09/2/28 6:42
夜の写真
佐藤伊織
自由詩
4*
09/2/28 4:32
切り取られた空間
かのこ
自由詩
1
09/2/28 4:02
【恋しいだけ】
琥霙ふうり
自由詩
2*
09/2/28 3:32
理由
柊 恵
短歌
2+*
09/2/28 2:46
航海
小川 葉
自由詩
10
09/2/28 2:41
絶望についての対話(3)
Giton
散文(批評...
0*
09/2/28 2:40
絶望についての対話(2)
〃
散文(批評...
2*
09/2/28 2:37
4568
4569
4570
4571
4572
4573
4574
4575
4576
4577
4578
4579
4580
4581
4582
4583
4584
4585
4586
4587
4588
4589
4590
4591
4592
4593
4594
4595
4596
4597
4598
4599
4600
4601
4602
4603
4604
4605
4606
4607
4608
5.94sec.