涙はしょっぱい
だけど、海のしょっぱさと
同じだったか
ここ最近
ずっと
海に行っていないから
海の味を忘れてしまっていて
確かめようがない
海はしょっぱい
だけど、涙の ...
月光が 静かにそそぐ 林かな
月光に つつまれ心 静かなり
月光や 世界を銀に 変えにけり
青白き 月の光に 満ち満ちて
月見上げ 心しずかに 光り浴び
月見上げ 心ははるか かの地な ...
傷ついた心を癒す詩は 自らが傷ついている時にしか書けない
心を弾ませるような詩は 自らの心が弾んでいる時にしか書けない
自分の感情に嘘をついて 本心じゃないような詩を書いても ただ空虚 ...
「見えるのね。」
返答することに戸惑い、躊躇する私を見て、彼女は自分の得ようとしている答えを得ることができた様だった。同時に私も一つの情報を得ることができた。
私の足元に存在し、燃焼し、発 ...
デンバスの丘を駆け上がれ
そこには 真がある
早く早く駆け上がれ
そこには 愛がある
デンバスの丘の真ん中には
底がある
深い深い底がある
そこには 醜がある
悪の掃きだ ...
世界に追いつけないでいるわたしに、椅子が用意され
明日という不在について語れと言う
目を閉じたときにだけ、
かつて捨ててきた言葉たちが 戻ってくる
根を、そこここに生やしては 日々 ...
暗い鉄の扉の鉄格子の中で
はりつけに された
叫んでも わめいても
誰も来ない
来るのは食事と薬の時だけだ
あ〜ぁ 狂ってしまいそう
今日は好き明日のことは明日聞いて
そばにいて うんと言えないあなたは優しい
捨てられたタバコの空き箱思いを馳せる
ネックレスわざと忘れたわけではないけど
サッカーに嫉妬していた ...
自分を守るため。
そう言い聞かせて、自分の周りに壁を作っていた。
出来るだけ高く、高く、俗世間の風景が目に入らないように。
だけど、私を守っていたはずの壁は、私からあらゆ ...
私はあのとき本気だった
生きていることが辛くて
堪えられなくて
でも仲間や家族のことは本当に大好きで 感謝していて
でも辛かった
私を取り巻く現状に
押し潰されそうで
窒息しそうで
...
夜になるとどんな人でも少しはセンチメンタルになるらしい
それは昼間の自分に比べたら、ということらしい
だから深夜2時の私が考えていたことが
12時間後の今の私に通用するはずがないの
...
「風の歌を聴け」
だとか
「花の囁きに耳を傾けて」
だとか
あなたは言う
私はいつも
へぇ キレイね すごいね、感動するね、
と言ってはみるけれど
本当は少しも聞こえて ...
そらにはあらゆる匂いがある、
くうきにはあらゆる色がある;
ぼくのいろが、くうきにとけてしみてゆく、
きみのにおいが、そらをうすくそめてゆく;
ぼくのとけたそらがきみにふきよせる、
きみ ...
★人の性につき考えてみよう。性風俗の乱れは国力の衰退を生むということがよく言われている。ローマもかくして滅んだという。性の氾濫を防いできたのは宗教ではなかろうか、特にキリスト教は、そしてその聖典である ...
おととしもきょねんもことしもらいねんも無鉄砲を撃つ火薬が濡れて
あす会える
君に伝える
この瞬間
あすえとのびろ
手を振り続け
境目が悟りアクロスユニバースどろどろ溶ける偽善の愛撫
オブラディのオブラダ願望強いからうやむやのうちに彼女とバイバイ
公私恋全てが僕を裏切ってうなだれ見上げるお空にルーシー
僕だ ...
なつかしい声がする
し、と、す、のあいだ
あなたが人差し指で押さえた
かすかなつぶやきのように
わたしの中で目覚める
し、と、す、のあいだ
声にならない言葉があふれて
あとからあ ...
ぼくらにはもう
がんばりシロがなかった
夜空にはにっこり月が
ぼくらにはぽっかり傷が
独裁者の頭のなかにある
理想の平和なんて
実現できやしない
正しいこ ...
しとやかな抱擁たちが群れをなして
乾いた砦を叩き割る
きみもまた 再会の水蜂
くるって咲いた唇を
諧謔の雨にたとえて
今日もタイルを剥がしていく
かしずくだけの無邪気な棺桶
ねぇ ...
色がつかない 日々の体内
深緑のあなたに
浸っていく 浸っていく
色がつかない いらだたしい
例えきれない一日が来る
夢がすべて 愛がすべて
今になり染まりだす ...
電車が
夜になると光るのは
恋をしているからよ
夜の街を
急ぐように駆け抜ける列車の
まっすぐな光の筋
あのカタブツが
淡く夜光するさまは
なんともいじらしい
だから ...
携帯が久しぶりになったと思ったら
ママからだった。
女子大生のひとり暮らし なんて
本当はすごく地味で
例えばツタヤのイケメン店員に
なんとなく惚れてみたりして
そうやって ごまかしてる ...
{引用=だれもしらない
ぼくがいて
だれにもなれない
ぼくがいる
とおくのけしきは
のんびりで
ちかくのけしきは
はやあしだ
ぼくは
なにもかもをすてたって
...
どうしても
きみの笑顔が見たい
力いっぱい抱きしめたい
でも
きみは僕から遠すぎて
ぽろぽろ ぽろぽろ
今にも 泪になりそうだ
嵐はまだ訪れてはいなかったが、それは時間の問題であるように思われた。一度風が吹き始めれば、それが合図となって世界が歪み始めるはずである。やはり確証無き確信に過ぎないことではあった。ただ、じきに遭遇す ...
俺が恋したあの人は
町の外れに住んでいて
暗い部屋から俺を呼ぶ
「坊や、ちょいと町までおつかいに行ってはくれないかい?」
「悪いけどさ……俺、坊やなんて呼ばれる年じゃねぇぜ」
闇から ...
{引用=きみは散り散りになって消える
そしてぼくは忘れる
だけど思い出せる
透明になったとき
きみが言ったことばを
ぼくは呪文のように
何度も何度もくりかえしている
...
何を見ても、見たとしても
わからない振りをしていればいいよ
と教えられた昔日の雨に濡れる窓の中に、わたしは
まだ閉じ込もったままでいる
そうしているほかないのだ
だってひとはとて ...
無言電話がかかってきた
その人の部屋にある
テレビの音が聞こえているだけだった
わたしはその音を聞くけれど
その人には聞こえていない
わたしはテレビを持っていないから
その音をた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
涙と海
小原あき
自由詩
6*
09/2/4 18:56
月&客 (2003.9)
guchi_...
俳句
0
09/2/4 18:46
うたう
エルメス
自由詩
0*
09/2/4 18:26
人魚・3 〜対話〜 【小説】
北村 守通
散文(批評...
2
09/2/4 18:15
デンバスの丘
井上尚人
自由詩
1
09/2/4 17:58
未完の、ソネット 「春」
望月 ゆき
自由詩
22*
09/2/4 17:44
はりつけ
井上尚人
自由詩
0
09/2/4 17:41
はるいちばん。
ゆきちゃん。
川柳
4*
09/2/4 17:21
ぶち壊せ
知恵
自由詩
2*
09/2/4 17:16
あのとき
真琴
自由詩
1*
09/2/4 17:00
ねえねえ。
ゆきちゃん。
自由詩
5+*
09/2/4 16:57
自分勝手
〃
自由詩
3*
09/2/4 16:16
ありふれたぼくらのラブレター
Giton
自由詩
5*
09/2/4 16:11
新国富論(2)
生田 稔
散文(批評...
0
09/2/4 15:13
賭し念
伊月りさ
短歌
1*
09/2/4 14:59
あすへ
井上尚人
短歌
1
09/2/4 14:03
ビートルズ短歌
かめたろう
短歌
1
09/2/4 13:46
雪に踊る
石瀬琳々
自由詩
8*
09/2/4 13:37
アメリカよ
吉岡ペペロ
自由詩
5
09/2/4 9:23
VOLLMOND—フルムーン—
カナシミルク
自由詩
0*
09/2/4 8:46
ロシアンハット
三上山一己
自由詩
0
09/2/4 8:11
夜光列車
RT
自由詩
7
09/2/4 3:39
正夢。
ゆきちゃん。
自由詩
7+*
09/2/4 3:39
ぼくになりたい
ゆうと
自由詩
2*
09/2/4 2:27
遠い
cass
自由詩
1
09/2/4 2:24
人魚・2 〜蝋燭〜 【小説】
北村 守通
散文(批評...
2
09/2/4 1:56
物の怪くずれ
瀬戸内海
自由詩
2*
09/2/4 1:41
空気になって
ゆうと
自由詩
2*
09/2/4 1:20
2009/2/4
鎖骨
自由詩
4
09/2/4 1:16
無言電話
小川 葉
自由詩
1+
09/2/4 0:35
4548
4549
4550
4551
4552
4553
4554
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4559
4560
4561
4562
4563
4564
4565
4566
4567
4568
4569
4570
4571
4572
4573
4574
4575
4576
4577
4578
4579
4580
4581
4582
4583
4584
4585
4586
4587
4588
8.7sec.