悪いけれど硬質な言葉を紡ぐ機会は生憎持ち合わせていないので、絹にはなれず綿にもなれないレーヨンの立場から言わせて貰うと、矢張り立場が不利である。斜交いに物事を見る奴だとか、根性が曲がっているのだとか、 ...
振り上げた
右手で
雲を蹴散らせて
光りを掴む
あなたに
男は、レミオロメンを知らなかった。いや、そればかりかサラ・バレリスもブランディーさえ知らなかったのである。しかしそれが彼の生活にあえて格別の影響を及ぼすということではなく、ただ美しい天使たちの歌声か ...
マージャンに負けた
久しぶりにした。
疲れるだけで
何の役にも立たない。
農業の本を施設に
寄付した。
喜んでいた。
総額45000円なり
君はまるでバタフライ
好きな花に止 ...
妻の笑い声で目が覚めた
夢の中でも笑いたかったのか
夢の中でしか笑えなかったのか
出会った頃のように
無邪気な声だった
揺すっても起きる気配もなく
いずれにせよ
生まれ育った故郷か ...
いつの間に
砂浜は深く削られてしまっていて
いつの間に
潮溜まりは浅くなってしまっていて
何年か
何十年だかしか
経っていない
留守にしていた
その間に
海はすっかり歳をとり
荒い ...
二〇一一年七月二十五日、僕は帰宅するとテレビをつけた
そこには砂嵐が吹き荒れ、或いは無音の世界だった
懐かしさを感じながら
数十秒ほど
見とれていたと思う
それからラジオのスイッチを入れると ...
年越し派遣村の村長、湯浅誠さんは
厚生労働省に真摯たる対応を求めていたけれど
村に設置されたハローワーク
就職希望者は数人しか居なかったらしい
国会周辺を、デモ行進したけれど
憲法を守ろう
...
ハートがいっぱいで
あなたへの想いが
わからなくなりました。
あなたからの想いも
わからなくなって。
すっきり整理したくて、
でもそれも虚しくて。
それでも
明日を迎えるために
きちんと整理し ...
朝、
窓を開けたら
そこに春があった。
柔らかい日差し。
爽やかな風。
甘い花の香り。
鈴蘭の白が
新しい季節を呼び込んでいる。
そう、
否が応でも
季節は ...
ペットボトルの風車がきゅうきゅうと鳴った
日だまりの静寂
文化住宅の隅にさっと過ぎる影
いつまでも続きそうな
退屈で穏やかな時間
揺らぐ平行感覚
ここが向こう
ここが空
地面から放たれ ...
春ですね。暖かい季節です。暖かいとこれでもかと、たがの外れた人たちが出てきますね。
春になり、陽気な陽気に誘われて、変態どもの、酒の後。
花見もそんな人たちの集まる場になりつつありますが、出来 ...
長い長い、ゆめが落下して
重さを忘れたわたしは、大きな幹の鼓動を聴いている
その音と音のリズムが春の速度と似ていて
甘い甘い、きみも落下する
そこらじゅうに溢れているのは、
多分、今年の
...
窓の向こうから 風の音が聞こえる
少しだけ暖かくなった 冬の午後
いつも歩いてる道端に
小さなちからを感じる 春の夕暮れ
夜になると目を覚ます あなたのように
雨の降る真夜中から 歩 ...
例えば
絡まった糸を
丁寧にほどいていくように
例えば
築かれた壁を
一つ一つ壊していくように
話して、泣いて、理解して
受け止めて、笑って
...
よっこらしょ
そんなことばが口癖となった
ひとしきり身の回りの片づけを終えると
臨月の大きなお腹を抱え物干し台兼用のテラスへ這い登る
白いペンキを塗り重ねた木製のデッキチェアに身を委ね ...
校庭に伸びる影に背中を向けて
私の影は抜けていく
年老いた校門は歯をなくしてしまったのか
カラカラとは、もう聞こえない
(赤錆の、涙。手を這わす。記憶の跡、に。ほろ、り。)
...
憧れのあの先輩の
おはなから芽が出ていたよ
悲しい事実
いままで つくった かんけいが 微妙に かたちを かえて ゆく
そんなとき ことばすくなに ただ 微笑みあい おたがいのぜんとを いのる
ぶつかりあい まなび ならい たたえ しっ ...
夜明けの街
ビルの硝子は空を映して
深く青く
深海のように深淵のように
瞬きの度に光の差す時間を
吸い込んで見上げれば
頭上には群青
鳥が泳ぐ青い海
私なんて実はいない
誰かが成り済 ...
季節を生む長針は
花の踊りを軽やかに刻み
日常を運ぶ短針は
轟音の突風で
踊り子のフリルをゆらす
瞬間風速
一面に立ち込めるのは、この春の香り
シャッター音
静止する時間が ...
欠けた皿や茶碗を
もったいないから、とそのまま使う
いっそまっぷたつに割れてしまえば
いや、こなみじんになってしまえば諦めもつくのだが
普段使いには支障ないから、と、貧乏性
荒れた生活 ...
日はでても見えぬ季節と
なり タワァ排煙をのぼせ
葱嶺{ルビ=パミール}いよいよひかり
☆
むねをつく はばたきの音
夢ときえ
夜半{ルビ=よわ}の水面{ルビ=みなも}に ...
「いい人」とガードの堅い君が言う
(俺も守りに入ってしまう)
相変わらず恋の詩しか書けないぼくだった。
きみは、相変わらず誰かの死を願っていた。
なんだか切ない、
風景は綺麗だ、
ルーレットは廻る、
ふいふいふ♪と口笛を吹く。
なんと ...
まずは網膜と虹彩の特性を
知らなければならない
細めた瞳に形、またはそのありか
私は照らされて存在する
ただ視界になりたいときには
井戸の底に住みたいと思う
遠い水面に朝と夜を
切り ...
始発のバスに乗ると
一人でどうしたの
と尋ねるので
怪我をして病院に通ってることを
運転手さんに話した
発車時間が近づくと
大人がたくさん
バスに乗り込んできた
知らない ...
一般市民向けのやさしい科学技術セミナーを受けに
漢字でも六文字を費やす「六本木一丁目」という
バス停みたいな名前の駅に向かっている
どんな話が聴けるのか楽しみにしながら
ホームドアで隔離さ ...
羽化したてのちょうは
前翅も後翅も完璧
ログインごとの一期一会に
すぐぼろぼろになっちゃうけどね
心機一転
見事に身辺整理されてしまったとしても
春は大掃除の季節
憤懣の宇宙を飛び回 ...
おねがいだからさ
愛して
ほしいの
ねぇ
お願い
あたしを愛して
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
てにをはにはめを
aidani...
自由詩
6
09/3/17 21:46
声援を
未完
自由詩
2*
09/3/17 21:45
折り返しのある男
atsuch...
散文(批評...
11*
09/3/17 19:51
人の役に立つ
ペポパンプ
自由詩
4*
09/3/17 19:27
朝方
たもつ
自由詩
9
09/3/17 17:44
知らない故郷の道を走る
北村 守通
自由詩
4
09/3/17 16:47
アナログ
※
自由詩
1
09/3/17 15:55
哀の劇場
〃
自由詩
0
09/3/17 15:47
heart
風音
携帯写真+...
8
09/3/17 14:00
窓を開けたら
〃
携帯写真+...
3
09/3/17 13:54
風はうたう 僕はここに居る
プル式
自由詩
7*
09/3/17 13:50
春だ花見だエロ祭
〃
散文(批評...
4*
09/3/17 13:31
ゆめ 〜桃色の朝〜
さくら
自由詩
21*
09/3/17 12:06
冬の午後
BOOKEN...
自由詩
8*
09/3/17 10:04
愛し方の見本
三奈
自由詩
4*
09/3/17 9:53
潮騒のひと
恋月 ぴの
自由詩
30*
09/3/17 9:30
待ち惚け
琥霙ふうり
自由詩
1*
09/3/17 9:02
鼻毛
つゆ
短歌
1*
09/3/17 8:59
ありがとうさようなら
終
自由詩
2
09/3/17 8:29
『群青』
東雲 李葉
自由詩
3*
09/3/17 8:25
春風電車
夏嶋 真子
携帯写真+...
9*
09/3/17 7:06
家出したくなる時
白糸雅樹
自由詩
4*
09/3/17 0:27
春日幻影
Giton
短歌
2*
09/3/17 0:17
友情対恋愛
光井 新
川柳
3*
09/3/17 0:09
四度見の淀み
物語重力
自由詩
0
09/3/16 22:51
輝度
たりぽん(大...
自由詩
5*
09/3/16 22:51
知らない大人
小川 葉
自由詩
6
09/3/16 22:41
南北線
kauzak
自由詩
4*
09/3/16 22:31
色鉛筆のためのパレット/尾状突起が欠けても
海里
自由詩
0
09/3/16 22:27
叫びの唄
BOC
自由詩
1
09/3/16 22:17
4542
4543
4544
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4574
4575
4576
4577
4578
4579
4580
4581
4582
加筆訂正:
恋花(コイバナ)
/
渡 ひろこ
[09/3/17 20:31]
少々訂正いたしました
5.14sec.