壊れそうだな、俺たち
でも壊れそうってわかってるのが救いだな
見えないひび割れなんてないからな
希望が必ず見つかるように問題点も必ず見つかる
人間を見くびっちゃいけない
俺たち人間 ...
 
わかっている つもり
だったのです
 
永く浸り過ぎたお湯の中
 
  でも おそと は
  さむすぎて
 
(見渡しても、白い群れに、拐われるの。)
 
静まりかえる
水 ...
 
ぶんぶん振り回しても
宙を、きる
 
 
この手 届かない 距離
 
 
がむしゃらな想い
哀しくも透明、を泳ぐ
 
 
この声 聴こえない 空間
 
 
(すん すん)

巡り巡った
碧色の雑草 ...
ポケットから小銭を出そうと手をいれると
百円ライターが六つも出てきた



こいつらが
いつどうやって入ってきたのか思い出せない


赤 みどり 黄色 ラブホ スナック 水色
...
 いくつかだけを覚えていれば良い
 喪ってゆくというのも
 何かを得るから喪うのだ

 人間が生きていて忘れるのも
 生きるために整理をしているだけなのだ
 ほんの少しの脳の
 我が ...
ぜぶんなよ、あんまり分け隔てるモザイクの。渡る道すがらアスファルトの熱あつい、夏だから。冬場はあたたかい温泉に入ります。細かく震える装飾音符です。せんぶん、イレブンPMを過ぎて立ち寄るコンビニエン ... 宮尾節子さんの『ドストエフスキーの青空』は、生きることへの肯定が前に押し出されている詩集です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877143394 ...
寒い寒い しんと冷えるね 今夜は雨か霙(みぞれ)になるらしいよ

肩が冷えて 体がカチカチだよ まいったな つま先はチリチリしているよ

だけどマッチの火みたいに私の心臓は燃えているよ 

...
アルコールランプのあかりでキスをする



黒煙を上げる町角 ガムを噛む



星を映す海 静まってゆく宇宙葬



まちじゅうのガラスを割ろうよ 春来る



家 ...
はじまりトおわりハ

隣合わせながら、

時々に手を結ぶ。


オワリの指が忍び寄り、

ちょぃ っ と 先を遊ぶと



始まりが、クユル。
僕は考える
今を考える 
考える、真っ赤な炎に 人間に考える
でも 考えさせられてはいないのか

よく知らないが 青く
考えさせられるから  地球との関係に
フレイム! 武器を持って踊り ...
忘れない。


君のことを忘れようとしたってできやしないから

酔っ払った時くらい


好きな言葉を手繰ろう。




とどきやしない



言葉なんて、意味のなさな ...
 
あの日とあの人が
ひとつだった
あの頃を知っている

お父さんはおれで
お母さんはわたしだった
そしてぼくは
いつまでも
ぼくのままだった

もう戻れないかも
しれないけど ...
あたしの町は線路の東
昔は深い森だった
ママが子供の頃だって
森が消されてしまったの
今は わずかに細長い
防風林か残るだけ…

夏休みまで あと少し
たいくつ過ぎる昼下がり
ぶらぶ ...
どこかの知らない住宅地で流れている

いびつなサウンド

それはまだ若い男が夢をあきらめず

努力ということをしている

それでも夢という狭き門に

自分は通れない事はし ...
しゃわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃわ

山奥の合掌造りで
祖母は暮らしていた
冬は深い雪に閉ざされ
ひっそりと
何もないところだった

祖母がまだ少女だった頃
屋根裏では
蚕を飼っ ...
本家の従姉妹3人が集まって
一年忌の手伝いのことを話していた
はずなのに

気が付いたら彼女たちの話題は
秋にみんなで行く旅行の計画に変わっている

機関銃トークは女子学生の専売特許
...
強い光は、痛みも苦しみも照らし出す。

眩しい。

でも、見たい。

自分の心に、光を思いっきり打ち込んでやりたい。



いつまでも闇に隠れていては、絶対に損をする。

光は、本来とても暖かいものな ...
鏡のふちに
霜が降りている
唇のはしが腫れはじめ
痛みがやむころに
枝先から影が落ちる
おもむろに声をあげようとして
言葉にならなかった音の破片が
ガラスを震わせる
あなたが
どこか ...
雲まで黒くて
月にはみえない

霧の畑に古いデミオが
案山子の山を見てまして
ワイパーもまあ静かです

株価がどうとかラジオが煩い
国道横の欅ちかく
電信柱がくすんでる

そろそ ...
A:およそ名前というものには実体がない。
 ぼくらの有限の時間の中で、やって来るものに対し投げつけられるのは、小間切れの仮の名であって、真実の名前は、去ったあとで、はじめて附けられる。だから、いつも ...
石鹸は 清潔感の象徴であるにもかかわらず


汚い手にその身をもみしだかれ その身を徐々に徐々に削り取られ


自らの一部が 汚らしさの象徴である下水道に 徐々に徐々に流れていくのを

...
放浪中の乗り合いバスで 
旅の鞄を開けたら 
電池の抜けた 
目覚まし時計が 
ぴたりと時を、止めていた。 

2本の針が指す時は 
午前5時30分 

あの朝旅を始めた僕が 
心 ...
猫公園にて奇妙な男を見る。

その男は私の隣りに車を停めると、後部座席から猫のエサを取り出し、群がる野良猫たちに与へ始めた。ドアを開けた時、私の車にガツンと当たったが、男はまったく知らんぷり。とて ...
時計屋さんって
何を売ってる?
もちろん時計を
売っている

時計と一緒に
何を売ってる?
時間じゃなくて
時刻かな

とどめておけないものに
名づける
時刻も
ことばの秘密 ...
夜道に浮かぶ洋燈は 
硝子の裡から暗闇を 
今夜も仄かに照らし 


人の胸にぽうと灯る 
たましいの面影です 
一昨日の朝食で
僕の耳に
ピーナツバターを
こびりつかせたまま
サニーレタスと一緒に
皿の隅っこに追いやったのは
誰だ

昨日の朝食で
僕の耳を
ホットミルクに
浸しこんだま ...
今月の「ぽえとりー劇場」のオープニングでは、 
一年前に世を去った詩友の快晴君に 
生前Ben’sCafeで会った時にもらった 
ホチキスで束ねた詩集から二篇の詩を朗読しました。 

...
もう帰るね、とあなたは行ってしまった。今度いつ会えるかもわからないのに。
アスファルトが光っている。どうして光っているのだろう。
夜空よりも綺麗に輝いているものだから、あたしはきっと今、逆さまに生 ...
灰色の雲の切れ目から見えた月みたいに
夢のような現実と夢みたいな過去が覗いた

その儚さは孤独にも似ていて大嫌いな言葉を想い
夢ならばさて何処へと迷いこむ


さてあの時よと想い泣くのに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ひび新守山ダダマ自由詩409/2/27 5:32
【遊泳】琥霙ふうり自由詩2*09/2/27 5:26
【雪柳】携帯写真+...3*09/2/27 5:10
水色煙カチキ自由詩2*09/2/27 4:32
忘れるdoon自由詩4*09/2/27 3:57
ゼブれつら自由詩409/2/27 3:18
生きることを肯定してくれる詩集 『ドストエフスキーの青空』イダヅカマコ...散文(批評...4*09/2/27 2:54
こころ小野カオル自由詩5*09/2/27 1:49
逃走経路しろいろ川柳609/2/27 1:26
めぐる。自由詩009/2/27 1:08
フレイムK.SATO自由詩0*09/2/27 0:54
さむでぃ。自由詩309/2/27 0:10
あの日とあの人小川 葉自由詩009/2/26 23:32
あたしの町へ柊 恵散文(批評...1*09/2/26 23:13
99%の努力と1%の才能こめ自由詩1109/2/26 23:06
ふるえる糸ことこ自由詩16*09/2/26 23:04
笑う門にはkauzak自由詩3+*09/2/26 22:46
陽光エルメス携帯写真+...609/2/26 22:43
(無題)キキ自由詩709/2/26 22:38
常夜灯しべ自由詩309/2/26 22:31
名辞についての対話Giton散文(批評...2*09/2/26 21:20
悲劇のヒロインエルメス自由詩4*09/2/26 20:12
Dream Land 服部 剛自由詩309/2/26 20:07
堕天使三州生桑散文(批評...109/2/26 19:58
時計屋さん時計小池房枝自由詩409/2/26 19:38
夜道の灯 服部 剛自由詩309/2/26 19:33
王様の耳はパンの耳nonya自由詩16*09/2/26 19:14
風になった友からの伝言 服部 剛散文(批評...509/2/26 19:13
ひかるゆきちゃん。自由詩109/2/26 18:11
まきちぇり自由詩009/2/26 17:24

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加筆訂正:
無題/よーかん[09/2/26 21:24]
いつか修正しようと思います。 嫌な部分をデリートしました。
うそ/よーかん[09/2/26 21:22]
デリートしました。 スミマセン。
5.21sec.