落つる陽や さされる地に哭く あかね月
この浴槽を欲情で満たす牡丹雪
ひとひら、
口づけるたび、悲しみの温度が肌を焼く
ひとひら、
白い手に抱かれるまま、別れの雪を肌に降らす
この雪は溶けるため
この白は忘れるため
あなた ...
君の目は滲む氷雨に似ているよ
トチ狂ったフリをして黒人にニガーって言って歩こうぜ
トチ狂ったフリをして白人にレッドネックって叫ぼうぜ
トチ狂ったフリをして真っ白いスーツ着てカレーうどん早食いしようぜ
トチ狂ったフリをして女子 ...
みんなが何を言ってるのかわからねぇ
目に飛び込んでくる記号が日本語で
それぞれの言葉の意味は理解出来ても
それが重なっていくと
何を言っているのか全然わかんねぇんだ
別に難しい事を言って ...
追憶は、雪のようにそっとほどけていった。
舞うように迷うようにさ迷うように
夜明けまで踊っていられる?
「お安い御用よ」。
静寂の泉に息を流し込みながら
雪のように
沈 ...
ロドリゲスは真っ赤な革ジャンを着てこう言うんだ
100両編成の貨物列車を見に行こう
信じるか信じないかは別だけど
俺は買ったばかりの真っ黒い中古のロングレザーコートを着て
真っ白いセブンス ...
もちろん全ての詩についての論と同じようにこれは、私にとっての詩の書き方に違いありません。全ての詩についての論と同じようにイデオロギーであることは否定できませんし、多分違う書き方もあるでしょう。
...
空を舞う白いなみだ
近く遠く
リフレインする
乳白色の風
手のひらに
あるものはすべて
目を閉じていても
哀しみは
感じない
だけど
何故だろう
...
*
*
*
空の高い高い高い高いところから
落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて
ようやくたどり着いた地に触れた瞬間
消える
*
空の高い高い高 ...
ああ我は形ないものなり。
ああもはや何者でもなく、
ああもはや意志もない。
ただ揺らめく、
そのことさえできない。
粉雪になれたらいいな。
...
超える。
漢字と仮名の間に
読点を加え、
える、を片仮名に化かし、
我等が国
、
彼等が国
断絶する。
超、エル。
憐れなる哉。
くっ付ける助詞もなく。
超
敏 ...
来年へ雨の中を歩いている
機械の色々から
気力の音へ雨に聞かされながら
冬のゆがんだ街は進んでいく
その平面の体にああ
イカは噛んだんだ
吸盤だったがニューヨークを感じた
自然を潰し ...
誰もこの苦しみに気付かない。今日をひょいと乗り越える奴らが妬ましい。
賞味期限切れ、落第、なんでもいい存在、ただの風景。つまらない試験を受けて、うだうだ受け答えして、どうせ切り捨てられる仕事にや ...
全部、忘れたいと思うよ
消えていく空
消えはてた緑
思い出すのは、ふたたび目の当たりにしたときだけで
空白、空虚、はいきょ、きみがみた、しがいのかたまり、とかそういった
無機質なあこがれ
...
研究「緑川びの」(3)
三回目となる、緑川さんの作品はますます私の考えの中に深くいりこんでくる。彼女の形而上学とも言えるものがわかりだし、そして自分の内部でそれが、一層深化しだす。私は緑川作品 ...
爪キレイ お洒落しだして ココ躍る
もうずっとずっと昔のことだ
公園でかくれんぼをしていた
わたしは見つからないように
自分よりも背の高いしげみに隠れた
しゃがんでふと斜め上を見ると
大きな蜘蛛が巣を作っていた ...
壁に向かって僕は歌をうたっていた
隣の住人は何も言ってこなかった
そして誰かが線路に飛び込んで
そして誰かが樹海で首を吊って
そして誰かが誰かを撃ち ...
昼に依存しゆく
拙い日常に 僧が 落ちていく
・・・あの火が 盛るのを見よ
頂に 熱があり
真昼は 淡く染まるものの
それらの 悪女に聞いてくれ
昼に 町があって 慰霊碑が 立ち行く
...
カルピス海に散る散る満ちる 初恋の味 舐めてから
甘酸っぱく浮遊するのは 赤く脈打つ つぶつぶ苺
檸檬の島に 蜂蜜色の夕焼けがかけられて
浮き足のままで ホップ・ステップ・柘榴石
...
ひこうきが雲にとけてゆく
ひこうきの中
人が座っているのね
お茶をのんでいるのね
テレビをみてるのね
家の中のわたしとおんなじね
わたしは
まいにちまいにち
しっぱいや
べん ...
私たち いったい何を 伝えるか
ありがとう
その一言で癒される
胸の隙間に悪魔は住まう
銀色の透いた髪をなびかせて
くるりとした眼を緩ませて
ただたおやかに笑っている
狡猾な悪魔は隙を狙う
優しさを振りまいて
甘 ...
壊れそうだな、俺たち
でも壊れそうってわかってるのが救いだな
見えないひび割れなんてないからな
希望が必ず見つかるように問題点も必ず見つかる
人間を見くびっちゃいけない
俺たち人間 ...
わかっている つもり
だったのです
永く浸り過ぎたお湯の中
でも おそと は
さむすぎて
(見渡しても、白い群れに、拐われるの。)
静まりかえる
水 ...
ぶんぶん振り回しても
宙を、きる
この手 届かない 距離
がむしゃらな想い
哀しくも透明、を泳ぐ
この声 聴こえない 空間
(すん すん)
巡り巡った
碧色の雑草 ...
ポケットから小銭を出そうと手をいれると
百円ライターが六つも出てきた
?
こいつらが
いつどうやって入ってきたのか思い出せない
赤 みどり 黄色 ラブホ スナック 水色
...
いくつかだけを覚えていれば良い
喪ってゆくというのも
何かを得るから喪うのだ
人間が生きていて忘れるのも
生きるために整理をしているだけなのだ
ほんの少しの脳の
我が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あかね
ふるみ
俳句
2
09/2/27 17:48
牡丹雪
夏嶋 真子
携帯写真+...
12+*
09/2/27 17:03
君の目は…
前澤 薫
俳句
1
09/2/27 16:51
おやすみなさい
虹村 凌
自由詩
3*
09/2/27 16:38
偏頭痛
〃
自由詩
3*
09/2/27 16:31
朧雪
水島芳野
自由詩
3
09/2/27 16:25
ストロベリーストリート
虹村 凌
自由詩
1*
09/2/27 16:23
3時間で詩集の感想を書く方法
イダヅカマコ...
散文(批評...
7+*
09/2/27 15:40
『雪の日』
あおい満月
自由詩
6*
09/2/27 14:26
雪
ミサイル・ク...
自由詩
4
09/2/27 13:43
形ないものなり
前澤 薫
自由詩
1
09/2/27 13:37
超、エル。
〃
自由詩
0
09/2/27 13:32
うどん
K.SATO
自由詩
2*
09/2/27 13:30
暴言、
前澤 薫
自由詩
1
09/2/27 13:27
流れ星、まぼろし
アオイリョー...
自由詩
0
09/2/27 13:06
研究「緑川びの」(3)
生田 稔
散文(批評...
1+*
09/2/27 12:16
わくわく感
つゆ
俳句
2*
09/2/27 12:14
ふるえる糸
あ。
自由詩
6*
09/2/27 12:05
壁に向かって僕は歌をうたっていた
草野春心
自由詩
4
09/2/27 12:04
昼に依存される
奥津 強
自由詩
1
09/2/27 11:50
惑ひ星
楽恵
自由詩
3*
09/2/27 10:56
旅人の景色
昼寝ヒルズ
自由詩
5
09/2/27 10:50
_
まるちん
川柳
1
09/2/27 9:40
感謝
つゆ
俳句
1*
09/2/27 7:57
悪魔
ほしのみくず
自由詩
5*
09/2/27 7:33
ひび
新守山ダダマ
自由詩
4
09/2/27 5:32
【遊泳】
琥霙ふうり
自由詩
2*
09/2/27 5:26
【雪柳】
〃
携帯写真+...
3*
09/2/27 5:10
水色煙
カチキ
自由詩
2*
09/2/27 4:32
忘れる
doon
自由詩
4*
09/2/27 3:57
4570
4571
4572
4573
4574
4575
4576
4577
4578
4579
4580
4581
4582
4583
4584
4585
4586
4587
4588
4589
4590
4591
4592
4593
4594
4595
4596
4597
4598
4599
4600
4601
4602
4603
4604
4605
4606
4607
4608
4609
4610
加筆訂正:
うどん
/
K.SATO
[09/2/27 17:16]
zz
うどん
/
K.SATO
[09/2/27 17:06]
意味不明だと思います。
うどん
/
K.SATO
[09/2/27 15:04]
B
4.73sec.