捻り出された想いは
ホースを伝い
溢れる言葉に変え
シャワーヘッドから降り注いで
散々になった言葉は再会し
絡み合っては離れ
魅惑の扉へと
吸い込まれる
瞼を開いて
仰げば一 ...
たくさん
たくさんたくさん
たくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん
の、はな
*
汚れた雑巾で机を拭きながら
それでも掃除をしてるつも ...
{注=*高尾山口〜陣馬高原下〔東京都・神奈川県境〕}
☆
鉄路行くひとはしらずや檀香梅{ルビ=だんこうばい}
車窓はるけく 山蔭に噴{ルビ=ふ}く
☆
でんどこど ...
夜にこてんと横になったときの
すべり台の温かさを知っています
昼にそんなことしてると
子どもが降って来ますからね
そこかしこのベンチは
どれもこれもなんだかんだされてしまっていて
星や ...
「わたし、あなたのこと嫌いなの」
と、笑顔で言ってしまえよ。
群がることが大好きで
独りを嫌う君達。
そのくせいじめたがって
独りを生むのが得意。
嫌いなやつとも
なかよ ...
諧謔の逆恨みが背ビレを落とした。松子は不審げな眼差しで次々と串刺し、にする。わたしはそんな中で胎児の如くひそやかに息づき、シダの如く教室に根を張る、わけだが、じゅりゅり、じゅりゅり、と泳ぐ松子にとって ...
宅配便の到着を知らせる呼び鈴に立ち上がると
私の下半身を跨ぐように放屁ひとつ
あけすけな音と不摂生な臭さにパタパタと手にした雑誌で扇ぎながらも
これが夫婦ってことなのかと改めて考え直すまでも無く ...
なんにもないんなら
僕の言うことをただ聞いていればいい
それもできないんなら
それ相当の扱いしかできない
離れていても僕の指は君の唇の音を立てて
似通った深層は心 ...
軽やかな装いの男が
日がな一日長椅子に座っている
うららかに、年老いた象の目回りに皺が刻まれ
陽気に溶ける大袈裟な風船どもを
バービーたちが追いかける
とりわけ足の速いバービーが
長 ...
あなたが昔くれたものだけ
眺める生活に飽き飽きしている
あなたが昔くれてものだけ
大切にする生活に飽き飽きしている
どうして私の手足には何時までも
こんな枷
自由にならない夜中に
...
帰り道は
いつも心が弾む
悲しいことや
辛いことがあった日も
雨の日も
雪の日も
いつも同じ道を辿り、あなたが待つあの家へと歩いて帰る
どんなに疲れていてもどんなに悲しみにうちひしがれていよう ...
ぼってりと
赤い花びらが
葉の間に
傾げる
月の光の冴える頃
時満ちて
ゆっくり
地面に
落ち
横たわる
花びらを
伝い落ちる
露は
誰?
桜咲く
胸痛くなる
木蓮がそれを告げる
傷つく準備かたくする
君と再会してしまえば
宇宙の碧まで連れてゆかれる
暗闇のような碧まで
堕ちてゆくように舞い上 ...
夜中の2時半頃目が覚めまして
閑散とした部屋の床に
月が煌々と
其の明りを灯しておりました
わたくしは喉の渇きを癒すべく
水道の蛇口を捻り洋碗に水を注ぎます
泡を含みながら溢れ出す水を ...
誰かが見た 夢のような
デタラメな 映像の洪水
想像イメージは
暖色系 寒色系が
入り乱れる マーブル
色に溺れながら
「あの・・・」
と 生まれてき ...
枝先からしたたりそうな、
花びらの数々
春のご挨拶は
今日も僕らに、みがかれた朝をもたらそうと
せわしなく羽ばたいている。
忘れたくないものすべて
抱きかかえてなどいけない
けれど
おもいだし ...
dawn, down the wind
西風が
暁の女神を迎えに来ました
眠気覚ましに
またたびたみん
リリエンタールの飛行機械に
薔薇の装備
ペットボトルロケットには花の種
...
地球の海が
初めて澄んだときのことを覚えている
水色はフォーレルの一番
それからまた
スノーボールになったり
ノースポール咲かせたり
命のスープの花束
幾つも束ねて
雨上がり
...
鵜飼い鮎 二度も闇を 潜(くぐ)りたり
鵜飼い鮎 生命拾いも また喰われ
鵜飼い漁 丸呑み鮎を かっさらい
食べし鮎 喉で止まりて 口惜しき
潜り鵜の 喉を潜りし 鮎食す
鮎漁や ぬか喜びを ...
電灯が砂の雨を遮る
右肩がざらつく
悴んだ小指
血の管が萎れる時は
無力だったと思う
音は暗い風の下
焦げた海には
おとなしい月が泳いで
引き込み線にお辞儀していた
やがてト ...
もくもくと
床磨き
とんとんと
整理整頓
掃除を
したのに
てんてんと
足跡が付き
上手ね
ほらできた
よしよし
いい子だ
君ならできる
こっちは忙しいから
あっちで遊びましょう
これはねーこうやるんだよ
ありがとう
すばらしい
バツはクスグリ
愛情たっ ...
世界の秘密
そんなものが本当にあるのかは分からないけれど
それはあるとき確かに僕を迷わせ、惑わせ、道を踏み外させた
陽に照らされて虹色に染まる冬の雲や、
轟々と響く生温い春の風、
ひぐら ...
雨上がり。
外へ飛び出す。
思いきり風と交じって透明になる。
腹が立っている。
なぁ〜にが腹が立っているといったって、自分のメールアドレスから自分宛にヘンテコなメールが届くというのが腹が立つ。それもご丁寧にしっかり『北村守通』からのメールと表示されているの ...
吹く風に神想起して聖書揺る
春行きて肉体は啓く霊は閉じる
天空の秘かなひみつ街の風
貴方が仕合わせだと私は不仕合わせなの
貴方が不仕合わせでも私は不仕合わせなの
如何したら貴方と二人で仕合わせに成れる
嗚呼そんな事
所詮無理なの無謀なの
分かっているわ
そ ...
一昨年の
夜店ですくった
金魚が一匹
水槽の中
いつも
そこにいるのが
あたりまえの
或る朝
白いお腹を
空に向けて
ぷかりと
浮かんでいた
涙は
流れなかった
...
梅雨前線南下せよニッポンマイマイ銀に光れり
紫陽花に雨の痕のみ印されてかたつむりなぜ隠れ家に棲む
貝を模し縞模様模し花を模し粘膜粘る雌かたつむり
銀泥の涎を垂らし歩む牡そ ...
若しかしたら全部嘘なんじゃないか
この痛みも何もかも
だって私が考えなければ今までと何も変わらない
きっと過去の出来事がフラッシュバックしているだけなんだ
それで勝手に痛みを感じた様な ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
希望の宇宙(せかい)
三之森寛容
自由詩
2*
09/3/24 0:17
祝辞
れつら
自由詩
7
09/3/24 0:08
「鳥のみち」*
Giton
短歌
1*
09/3/24 0:07
暗くなってから公園
小池房枝
自由詩
7*
09/3/23 23:43
嫌われ者の憂鬱
ナ ヲ ト
自由詩
2*
09/3/23 22:38
諧謔の逆恨みが背ビレを落とした
xxxxxx...
自由詩
1
09/3/23 22:30
ふだんのひと
恋月 ぴの
自由詩
21*
09/3/23 22:04
アイスコーヒー
satyri
自由詩
0
09/3/23 22:00
春、摘まれたとして
嘉村奈緒
自由詩
8
09/3/23 21:28
飽き飽き
さき
自由詩
2
09/3/23 21:27
家路
遊佐
自由詩
3*
09/3/23 21:18
椿
フクスケ
自由詩
1
09/3/23 21:13
桜咲く
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/3/23 20:23
月と部屋
AKiHiC...
自由詩
1
09/3/23 20:06
ある朝の光景
サバオ*
自由詩
5*
09/3/23 19:50
春の粒子
水島芳野
携帯写真+...
2*
09/3/23 19:42
88鍵のためのエチュード/飛行機械
海里
自由詩
1
09/3/23 19:37
88鍵のためのエチュード/天地無用
〃
自由詩
2
09/3/23 19:36
鮎&朝もや (2008.7)
guchi_...
俳句
0
09/3/23 19:00
支線
しべ
自由詩
2
09/3/23 18:58
くりかえし
未完
自由詩
4*
09/3/23 18:54
子育て
ペポパンプ
自由詩
7*
09/3/23 18:44
世界の秘密
五十里 久図
自由詩
1
09/3/23 17:54
雨上がり
ユメサキハル
短歌
1*
09/3/23 17:20
私信機能についてのエトセトラ
北村 守通
散文(批評...
2
09/3/23 17:14
神の風
アハウ
俳句
2
09/3/23 15:43
アナタノイロォゼ
ユキムラ
自由詩
1
09/3/23 15:29
金魚
未完
自由詩
1*
09/3/23 14:46
かたつむりの栖 五首
非在の虹
短歌
0*
09/3/23 14:28
憧れの植物人間
ユキムラ
自由詩
0
09/3/23 13:26
4533
4534
4535
4536
4537
4538
4539
4540
4541
4542
4543
4544
4545
4546
4547
4548
4549
4550
4551
4552
4553
4554
4555
4556
4557
4558
4559
4560
4561
4562
4563
4564
4565
4566
4567
4568
4569
4570
4571
4572
4573
加筆訂正:
私信機能についてのエトセトラ
/
北村 守通
[09/3/23 23:48]
再考の上一部削除しました。
私信機能についてのエトセトラ
/
北村 守通
[09/3/23 21:59]
ラスト3行を追加
詩的世界のグラスファイバー
/
北街かな
[09/3/23 19:53]
修正しました
5.81sec.