満月から三日目の
良く晴れた夜空に浮かぶ月が
一番高く昇るその瞬間
かぼちゃ畑に
化石が生えるんだって

クラスのおしゃべり
おとぎ話を聞いて
僕は計画をたてた
町一番大きなナップサ ...
思い起こすことがくるしい。
思い出すことが苦しい。
記憶を自ら消す。
何気ないきっかけがトラウマを呼び起こしパニックを起こす。

水が流れるように生きたいのに。
おまえはいつも私の流れに石 ...
雪化粧 天の羽衣 峰飾り
夕紫峰 天の羽衣 纏いけり
白むくに 天の羽衣 峰立ちぬ
空綿毛 枯れ木にかかり 暖かし
フワフワと 空の綿毛よ 寒の空
綿雲が フカフカふとん 寒の空
天の ...
雷鳴よ、
私を垂直方向に裁いてから誘拐してください
アイスピックのようなもので行為を強要し
体で完済できたなら、愛してください

雷鳴よ、
胎児のひらめきと死者の虚偽を報告いたします
行 ...
みすぎ
ききすぎ
はなしすぎ

なきすぎ
わらいすぎ
たのしすぎ

たずねすぎ
しんじすぎ
おもいすぎ

しらなすぎ
きづかなさすぎ
おこりすぎ

にげすぎ
かくれす ...
週休出勤の帰り道
駅のアナウンス(それも合成音声)が
曖昧な事を言っている

まもなく、普通、上野行きがまいります

普通って
それじゃ事によると
上野じゃない所にも行くんだ

...
 わたしのなかの
 過去と今
 現実と非現実が
 背中合わせで
 わたしを巡る
 蛍光色を発しながら
 わたしの頬や
 瞳を舐めていく
 
 昇っても
 昇りきれない階段と
 降 ...
まだか、少年チック
ごめんな、ピアスが捨てられなくて。

じつは、天然シック
これまで言わずにいられなかったが

まさか、怨念リップ
浴びせられたらやるせないからね

だから、残念サ ...
泣いてばかりの君も
火をつけられて数時間後には
カスカスの白い骨になっていた。
僕たちは黒をまとっているのに、
彼女だけは彼女じゃないみたいに、
白い針金になっていた
これが君を操っていた ...
誰かと話しただけで幸せな気持ちになれる程

心が敏感な日の後には

必ず、誰とも話したくなくなる程

心が敏感な日が訪れる



だからアタシは

生き心地が悪いと感 ...
闇よりも暗い海の底で
そっと 約束を喰い千切った

悲しい とか 苦しい とか
そんな言葉 もうひとつとして
聞きたくない 言いたくない

僕たちふたり
悲しみ以外のものを共有したかっ ...
狂ったようにチョコレートに噛り付いてる午前2時過ぎ。



現状において何が不満なのか。

いや不満なんて何一つないよ。

キミは今満たされているじゃないか。

これ以上に ...
たべたらなくなる

ミスドでは
アメリカーな音がバシバシ流れる

どうする?
なんか物凄い水煙に襲われて固まってますよ

店。

幟がもうダメだよ
左右から風雨のパンチ食らってぐ ...
下北沢の安いオンボロアパートメント

若くてブッ飛んだ一組のカップルのジャンクな生活

夜はどこかの爆音に揺らされて

帰り道モータープールでキスしたい

街はモノで溢れている ...
ドアを開ける。




廊下


渦巻く
すべての白が
クリーム色になりたくなかった/それは薄むらさきだった
漂白剤はもう
ひとかたまりになって それから朽ちて


...
((ア、

した、明日/
あわく、中に いる(の
遊泳す/る、書物の朗読するなかに/かんたんに
数えられるように、丹念に形成され(て
アネモネの、一文字を、切り、取ります
ア、ア ...
四角い四角い箱の中
あの子は皆に殺された



ジリジリジリ

あれは何の音ですか
あれはあの子を焦がす音


ガシャガシャガシャ

あれは何の音ですか
あれはあの子を壊す ...
宇宙と

そこに存在するものとのあいだには

違和感がある

物理学者も

宗教家も

画家も小説家も詩人も

私たちも

それと折り合いをつけようと

日々をいとなむ ...
ダッシュコマンドを使うと
壁にぶつかるまで止まれないから
砂漠のようなフィールドで敵に遭遇した

相手は炎系の魔法を使うモンスターで
僕は逃げるコマンド何回も失敗して
全滅しそうになってし ...
今日が決戦の日だ
そんなときでも
明日からのことを考えている
メモ用紙に
ぬかりないように
わたしは
臆病者
臆病な人の匂いを嗅ぎ分ける
臆病者の種類もさまざま
わたしは
気が付か ...
でけえ島日本は世界の文化記憶する
         メモリー持つべき土地の因縁


南海の少女の面影かわいい鼻に
        伸びた四肢白い肌もつ日本の{ルビ娘=こ}


チグリス ...
夜はいづこにはてすらむ
◇ 胸にふきそふ、若草(にこぐさ)の、
羽織れる吐息に生まる蟲、月柔らかに
◇ つづれる月の海(み)、まなかひの
みなもに沈めるペンひと ...
なにか良い案がひらめくとき
人のあたまの上で電球が点ります
あたまをいくらひねっても
なんにも思いつかないのなら
そろそろ電球の交換をしてもらいましょう

今日も電気屋さんは
町のみんな ...
人は産まれたときいくつか知れない確率の不運を
ギャーっと叫ぶ


人はパンクにココロを開いたときに
ギャーっと叫ぶ


人は得体のしれないモノとの出会いに
ギャーっと叫ぶ

...
気が付けば ボクの尻尾が切られてた
可愛いのにな、ゆらゆら揺れて。


草原を自由気ままに走ればいいの
緑の匂い、土の中を想像しながら


だって
きみと離れてしまえば
流 ...
トビモンオオエダシャクのタマゴはろくしょう色

トウカエデの樹皮に産み付けられていて

日本列島みたい

1センチ四方に百九十個

全体で千七百十個

つぶしたらきゃーときこえた
だって痛いから


傷口から咲く花が
美しくて不思議なんだ

君を含め


もっと見せてよ
もっとちゃんと
動かないで内側まで

透き通る肌が
浮かんでゆく


...
 
陸上競技の大会で
入賞した
優勝ではなかったけど

おにぎりが
少し塩辛い気がした
母さんが少し
変わった気がした
僕も

晴れわたる空
というわけではなかったけれど
い ...
金融不安っていうか
もう800円しかないから不安とか
死ぬまで童貞ぽくて不安ってのならまだ分かるけど
金融不安ってのは謎だよね
日経片手に金融不安っていうか、めでてーな
新しいファッションか ...
長い階段を登り切った僕は
僕を山手線へ、地下鉄から減速と
加速を交互にくり返している人の改札にのまれながら
なくなっていくような街の喧噪を出ていった

僕の目には上野の通り
たむろする ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
大姫月乃鱗草竜門勇気自由詩1*09/3/6 22:03
理不尽なこと村上 まり自由詩009/3/6 21:50
羽衣&綿   (2008.1)guchi_...俳句009/3/6 21:41
体を回収したいと考えています北街かな自由詩6+*09/3/6 21:36
花粉症m_on+自由詩1*09/3/6 21:35
純粋な意味に縛られてkauzak自由詩8*09/3/6 20:52
『スパイラル』あおい満月自由詩4*09/3/6 20:27
されど、千年トップ邦秋自由詩109/3/6 17:36
君は煙になったきるきすみー自由詩3*09/3/6 17:33
不眠症の朝グレコ自由詩109/3/6 17:30
闇よりも暗い海の底でセシル自由詩109/3/6 17:24
チョコレートとXX癖グレコ自由詩009/3/6 16:50
オールド◎ファッションしべ自由詩109/3/6 16:41
真夜中のビー玉ラブソンググレコ自由詩009/3/6 16:40
廊下因子自由詩209/3/6 15:14
ア、ア ネ モ ネ)aidani...自由詩509/3/6 15:06
徘回する音青井とり自由詩409/3/6 12:33
宇宙と存在の違和感吉岡ペペロ自由詩709/3/6 12:14
オートセーブ1486 1...自由詩1*09/3/6 10:28
メモ蒼木りん自由詩009/3/6 10:23
日本娘アハウ短歌009/3/6 9:04
夜Ⅱk.ジロウ自由詩0*09/3/6 6:53
ひらめけ!電球かいぶつ自由詩309/3/6 5:18
 ギャーっカチキ自由詩109/3/6 5:12
eveIzm自由詩309/3/6 3:29
タマゴA-29自由詩2*09/3/6 3:16
追憶Izm自由詩109/3/6 3:05
美しい夕暮れ小川 葉自由詩709/3/6 3:03
金融不安馬野ミキ自由詩709/3/6 1:58
僕の心の途中下車K.SATO自由詩109/3/6 1:39

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