偶然はいつしか奇跡にかわる
コンクリートとコンクリートの間で
巻き起こる突風を浴び
どこかからながれる
なんらかの原因で流れ込む黒いガスを
僕は吸い込み体内にと ...
ちいちゃな水溜りに
蟻をひょいと浮かべては
もがく様子に薄笑い
生と死、表裏一体の瞬間
否定は出来ない征服欲
いつの頃かヒトは人と成り
あまた欲求を抑え込む
解放の時期は死ん ...
赤子をポストに捨てる母親は自らの不遇に涙するのか
捨てられる赤子は産まれた時から泣いているというのに
夜が青く明けてゆく頃
除雪車の音が聞こえている
ひとつの戦争のように
降り積もる雪を魂に置き換えて
作業は続く
まどろむ真冬の月の目は
わたしたちと同じ
出来事だけを音で ...
しんりがすき
わたしは追いかけるしんり
楽しいことがすき
一番すきで楽しいものがあるから
わたしはしんりを追いかける
人が苦しむのがきらい
だか ...
さくな
さくら
もう、す・こ・し
さくら
さくな
が・ん・ば・れ
さくな
さくな
さくら
さくな
あの子が
ここに
かえって
くるまで
少しだけ前よりも大人びたキミの声
ぎこちなかった再会に
穴埋めをするかのように
キミの心を探して
やっと手を繋げたような気がした
あの日なみだぐんだのは
い ...
今はここわかれ道で君のそば花咲く速度で涙を落す
雛たちが巣立つ喜び悲しみを抱いて鳴いてるウミネコになる
ないているウミネコのいるこの海よりしょっぱい涙を流したのかな
潮舟 ...
街のあらゆる隙間から
浸み出てくる泥に追われて
JR駅構内の暗がりの
打ちっ放しのコンクリート壁に
ひっそりと身を寄せる
壁に走るひびはハイウェイ
ところどころ露出した
砂利 ...
かつて一日の始まりが
夜明けでも
日没でも
それはどちらでも良かったのです
かつて夜明けや日没が
一日の始まりでも
終わりでも
それもどちらでも良かったのです
けれども
昼の ...
he said watch going to like everyone ,he said got soul! soul go to my hope,
what is just to yours ...
太陽の 恵み詰まりし 向日葵よ
愛し人 追うがごとしの 向日葵よ
キラキラと 夏を纏いし 向日葵よ
サンサンと 夏で満ちにし 向日葵よ
サンサンと 向日葵色の 日差しかな
夏盛り 向日葵色が ...
カルピスの底みたいな白濁色に
おぼれてしまう人を笑うことなど出来ない
明かりがいつも灯っているわけではなく
でも闇ばかりというわけでもない
はっきりしない色に囲まれて
遮られた視界を ...
in dark,fire in myself,he got to god,
sick stacked tell me,look tell before,
what sad,sad talking ...
著作して書物と化すは永遠の命
驚愕の若き才能書き継ぐる
窓の外大気ぬるまり春加減
わき立つ春一人秘かに本を読む
淡白を炙るような詩句欲しく
春の影が歩いている
人のふりをして
わたしのふりをして
わたしが振り返ると
影も振り返る
いったいどんな過去を
振り返りたかったと言うのか
影は
わたし以外に知らな ...
山小屋があって お互いに区別のつかない たくさんの小人が 暮らしているらしい 一つも窓がなくて 丸いテーブルを囲んで おいしいごはんを食べている その時うしろの方で 微かな鳴き声が聞こえて もしかした ...
眼を見開いてもいいのだ
つつじが丘の鉛色した もがりぶえにも
プリズムいろを放つ
「血」の意図は息づいている と
耳をそばだててもいいのだ ...
嫌な奴とは
付き合わなくていい
共感できる人と
付き合えばいい
心の苦しみ
心の痛み
心の傷
心の過去
嫌な奴とは
口をきかない。
好きな人といる
心が満たされるって
...
竹の音
剪定の音
切符切りの音
みかんの皮
トランポリンで
飛び跳ねて
コーヒーの匂い
三線の音
じゃららん
宝石沢山つけて
どこ行くの?
無欲自然
氾濫する
春の本流を立ち泳ぐ
辺りには甘い毒素が満ちていて
脳から先に侵されてゆく
あらゆる感情の結び目は解けて
それがいいことなのか
悪いことなのか
判断さえおぼつかないまま
い ...
枯れた花と風の色が
変わりそうでずっと見ていた
流れて行く雲の顔は笑っていた
そんな気がした
このまま世界の中に
紛れてしまえたら良いのに
壁の空 ...
□二十二歳
夢見る春の日の昼下がり
桃色の風に吹かれ顔を綻ばせた魂は
三十を望めないことを直感した
冬にどやされ春に癒され
季節風と共に歩む魂は
道が途絶えていることを知った
丁寧に ...
□悲しみの一人旅
悲しみが流れていった
悲しみはミズナラの葉に乗り流れていった
初めての一人旅だった
悲しみは沢を越え堤防を眺め、いつの日かの冷たさを思った
夏の気だるい湿気から ...
窓際を覗く
あなたの瞳は
いつも
風の彼方の
虹を探している
窓際を覗く
あなたの耳は
いつも
時間の足音を
聴いている
窓際を覗く
あなたは
...
おぼろ月夜に
醤油をかけて
チュルルと
流し込んでも
うしろめたい後味が
背筋を駆けるだけだからって
桜の散り際を
ゼリーで固めて
トゥルルと
頬張っても
安っぽい哀しみが ...
かつて空き地だった道路を前にして、
置き石のようにガードレールに座った君よ!
軽トラックが、廃棄解体寸前のオーディオを
山ほど抱えて走っていく。死んだも同然。とはいえ、
車輪の音とともに虫 ...
祭壇の遺影の陰で
その人がまんじゅうを食べている
もぐもぐ
甘いものは好きじゃなかったんだけど
ずっと食べていなかったからねと
老いた未亡人の言葉が涙を誘う
導師の読経は熱を帯び
喪主の ...
野球選手から空を奪うなと
誰か言ったとか言わないとか
日本じゃとっくに権利もない
雨風しのげばいいみたい
そんなぜいたくいうなって
日本人に生まれてきたんだろ
それ以上もう ...
たくさんの
思い出に囲まれた
箱の中で
春まであと少しと
必要なものを丁寧に
包んでいく
持てないからと
選ぶしかない別れにも
振舞いだけは潔く
過去も未来も
考え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
馬鹿でかいBGM
こめ
自由詩
8
09/3/20 22:04
個人の世
真紅
自由詩
1+
09/3/20 21:50
落涙
桐野修一
自由詩
2+
09/3/20 21:44
除雪車
小川 葉
自由詩
7
09/3/20 21:41
いつまでも歩きたい
青風
自由詩
1
09/3/20 21:30
桜さくな
草野大悟
自由詩
5*
09/3/20 21:28
涙のきもち
青風
自由詩
2*
09/3/20 20:59
はるうた
うみとゆう
短歌
2*
09/3/20 20:48
泥
壮佑
自由詩
19*
09/3/20 20:05
色鉛筆のためのパレット/天長地久の長い午後
海里
自由詩
1
09/3/20 20:02
day everyone
奥津 強
自由詩
1
09/3/20 19:04
向日葵&夏日 (2008.6)
guchi_...
俳句
1
09/3/20 18:58
カルピス
あ。
自由詩
14*
09/3/20 18:46
sick before good myself
奥津 強
自由詩
1
09/3/20 18:42
春加減
アハウ
俳句
0
09/3/20 18:09
春の影
小川 葉
自由詩
4
09/3/20 17:52
エピローグ
砧 和日
自由詩
6
09/3/20 17:34
独り言(三)
信天翁
自由詩
3
09/3/20 17:01
NOと言える人
ペポパンプ
自由詩
7*
09/3/20 15:34
タンタタン
〃
自由詩
3*
09/3/20 15:33
春乱
佐野権太
自由詩
25*
09/3/20 15:14
ディバイダー
蟹太郎
自由詩
2
09/3/20 12:19
二十二歳
林 立平
自由詩
1
09/3/20 11:50
悲しみの一人旅
〃
自由詩
1
09/3/20 11:05
『窓辺の彼女』
あおい満月
自由詩
4*
09/3/20 10:57
春景色
nonya
自由詩
11*
09/3/20 8:56
空いた土地
プテラノドン
自由詩
1
09/3/20 8:21
遺影
オイタル
自由詩
3*
09/3/20 7:45
僕を後楽園に連れてって
日雇いくん◆...
自由詩
1*
09/3/20 7:22
身支度
未完
自由詩
5*
09/3/20 5:38
4538
4539
4540
4541
4542
4543
4544
4545
4546
4547
4548
4549
4550
4551
4552
4553
4554
4555
4556
4557
4558
4559
4560
4561
4562
4563
4564
4565
4566
4567
4568
4569
4570
4571
4572
4573
4574
4575
4576
4577
4578
加筆訂正:
夢物語〜心、染まる 紅〜
/
もこもこわたあめ
[09/3/20 20:52]
タイトルちょっと変更
はるうた
/
うみとゆう
[09/3/20 20:52]
五首目、「ピンクの靄」→「うすピンク」
5.13sec.