とても高いところから
飛び降りていたなんて知らなかった
飛び降りていた自覚もないのに
それこそが生きてる証だった
飛び降りながら僕らは
顔を見つめ合い皮膚などに触れた
泣い ...
君は路上の空き缶みたい
行く先を決めず
カラカラ 音を発て
蹴られたり 轢かれたり
潰されたり
ジッとしてると思ったら
何時止むやも知れぬ
突風に流され
カラ カラ コロン
...
(一つの遊星から覗かれない花嫁の髪の空洞)
花ざかりの森の神秘を研究する記帳の桝目が不足する
躓きたい意思の上で青空が焚きあがるまで
あたしは何も口にしたくない
牆のさきの道を躄るがんぜな ...
あばら骨一つの欠けもない体凡人という心の安らぎ
さらばさらばはじめから散るここちぞと春は往くなり
サラダバーお好きにどうぞと差し出される葉の青さ苦さ春の冷たさ
友達が上京してきました。私に会いに。
夏に会ったとき、彼女はもう1つ道を持ってて、まだ持ってなかった私はいいなぁと思って憧れの眼差しで見つめてました。
私も2つ道を持ち始めたところで春になって会い ...
ちょいちょい〜、何してんのー?
俺も混ぜてくんね?
一緒に飲もうぜ!
四人で飲もうぜ!
ヤベーよ、三人共超可愛いよ
芸能人で言うと、右から順にえびちゃん、もえちゃん、ハリセンボン春菜
早速 ...
全ての始まりと終わりのボール
そのボールを中心点としたいくつもの同心円
全て円に支配されている空間
ピッチャーの描く楕円の軌跡
その楕円の頂点で極まる静寂
投げ放たれたボールは円錐形の衝動の ...
拳には残っている
殴りつけてしまった
感触
顎の骨と
サンドイッチしてしまった
頬肉の
感触
殴りつけられた
痛みよりも
殴りつけてしまった
感触が
拳にまとわりついて
まとわ ...
お父さんと、お母さんは仲良し。
それは子供にとって、かけがえのないもの。
大切な心の宝石。
ただそれだけで、しあわせ。
みんな、しあわせ…
よろこびもかなしみも分けあっていたのに、
ど ...
二十六だった
そういえば
こんな季節、三月も終わりの頃
夕暮れの商店街を歩いていた
腹立たしいことがあって
その日は早くに職場を離れた
そんな時間帯の
光にい ...
人はいつまで経っても、一人なんだろう。
誰かと繋がってたって、いつも一人で。
独りで、淋しがっているのだろう。
ほら、こうやって独りで僕は唄を聴いている。
誰にも聞こえないよう ...
朝日が眩しい
視線の蛇行を
押さえ付けようとして
けものの息を吐く
人語を解さない内耳
に地面の足音が脈打つ
前世が
ひとか
けものか
草木だったか
忘れた
目に映るものには
...
春の列車が
終着駅についたので
降ります
列車はまた
新たな終着駅へと
折り返していきます
ありがとう
ここから先は
歩いていきますから
レールの上
とやらが嫌になった ...
とおい秋に
実るものはなんだろう
わたしが実家の門を通るときに
ふと、かいだ
祖父が築いてきた
歴史のにおい
短いとも長いともつかない
毎朝はやく
仏壇に水をあげる、祖父
...
単線の川を何本も越えて
夏も冬も残滓などという
あやしい斑点に化ける
枕の肌木に叩きつけるのは
雨粒より緩やかに傾斜した海
星なんて数駅も前から消え失せて
今は小指の先に宿る鈴蘭よ ...
知られざる神殺さむと闇に伏す汗の額の酷く光れり
ネフド砂漠越えれど海は見えず{ルビ身体=からだ}延べて砂漠の土は甘し
進水式すみしドックに高波の波おしよせる暗き海より
海 ...
紡いでいく
で、あろう/はずの
ことば
と呼ばれたものは
意識、という
こころのざるで
ふるわれたのち
いつも
肝心なところだけを
失ってしまう
...
小さな公園
いつもの様に
早起きして
円柱型の椅子の上
この世界は我がもの
なんて演じてみたり
そんな私は
猫です
トボトボ
トボトボ
仔猫はうつ向いて
“死んじゃったの ...
口内炎が痛むのが、僕のせいではないように。
きっと、この心の痛みも、僕のせいではない。誰かのせいだ。僕以外の誰かのせいだ。
そう思い込んでると、治らない傷。
青ざめた夕暮れの中で
世界のすべてが滅んでしまったような
そんな気がした。
地図のような街並みの中に
夜桜が零れる。
世界が素知らぬふりをする
僕だけがまるで迷子のように
突 ...
4月1日から当駅では
全面禁煙になります
と書いてあった
ご丁寧に駅長って署名まで
駅長って誰よ?
当駅って?
せめて駅の名前だけでも書いてくれよ
ルールだらけね
どこ ...
身を粉にして働く
マメねー!
と言われる。
そうですマメですよ。
愛をばら撒く
皆が可愛い
皆の{ルビ僕=しもべ}
皆の足を洗う
命を大切に
命を平等に
命に責任を
命に ...
とりあえず死んでくれと言われて
刺された私は魚の釣り針になった
奥歯は虫歯になっている
口内炎はもう十年前の話だ
腐れ縁がドン引きする
人工の地下通路が張り巡らされている
ただっ広い荒 ...
自分と対話し過ぎて 圧力で死んでいくのと
自分と対話できずに 流されて死んでいくのは
同じことだ
ブレーキとアクセル どちらもマゾヒズム的な快楽を持ち
衝突により サディズムが発生する
...
十字軍は戦いのさなか、異教徒への征伐を御旗に掲げた
一向一揆の門徒は、南無阿弥陀仏を唱えながら抵抗を繰り返した
アメリカは民主主義とキリスト教の名のもとに戦争を起こし
日本は天皇を象徴に、日の丸 ...
駅前の百貨店には、入口に警備員が常駐しているけれど
強盗団がやってきたら
彼らは無線で連絡を取って警察官を呼ぶしかない
洋上で
海保が不審船を追跡したり
韓国の漁船を追い払ったりしているのを ...
しあわせを数えて
ありがとうを発信する
予報よりも少し早めに
桜のつぼみが開き始め
相変わらず月も綺麗で
喉の奥がきゅっ、と鳴る
ひとりでもふたりでも
ひゃくにんでもせん ...
{引用=時折胸を締め付ける、
この糸はなんだろう。
どこからきて、いつ消えるの?
いろんな色、ぐるぐる巻きになって
ぼくは赤なんて
信じちゃいないよ。
ただ、いろんな人がいて
...
風の中で震えていた瞳
あの日突然奪ったくちびるを
二度と忘れはしない
美しい少女よ
一生分の愛を君に捧げよう
自分勝手な愛で
君を愛し続けることを許して欲しい
例え永遠にこの ...
夜の花畑や
夜の川は綺麗だっただろう、
けれど君は
こんな腐れ切った世の中の方が好きっていうから。
君はよほどこの世界で生きたかったんだろうなあ。
午前一時には一人門に訪れて
深々とお ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
飛び降りる
小川 葉
自由詩
2
09/3/25 1:08
君へ
三之森寛容
自由詩
0*
09/3/25 0:59
魔窟
アングラ少女
自由詩
1
09/3/25 0:54
あばらさらばさらだ
亜樹
短歌
1
09/3/25 0:53
キラキラする花
つゆ
携帯写真+...
3*
09/3/25 0:35
蝶のように、刺す
光井 新
自由詩
3*
09/3/25 0:31
野球って最高のスポーツだよね
rabbit...
自由詩
6
09/3/25 0:30
記憶はデリート不可能だった
北村 守通
自由詩
2+*
09/3/25 0:07
しあわせ
柊 恵
散文(批評...
1*
09/3/24 23:52
夕暮れへの出奔
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/3/24 23:40
理由。
狠志
自由詩
0
09/3/24 23:06
けもの
フクスケ
自由詩
0
09/3/24 22:32
ホーム
ことこ
自由詩
7*
09/3/24 22:23
実る
かんな
自由詩
7*
09/3/24 22:06
降り出し
しべ
自由詩
1
09/3/24 21:50
神殺さむ Ⅰ 五首
非在の虹
短歌
1*
09/3/24 21:49
透化
山中 烏流
自由詩
6+*
09/3/24 21:43
ある仔猫の一生
三之森寛容
自由詩
1*
09/3/24 21:37
口内炎
エルメス
自由詩
1*
09/3/24 21:12
世界で唯一、僕だけが、
水島芳野
自由詩
1*
09/3/24 20:34
エックス君⑫
よーかん
自由詩
0
09/3/24 19:25
豆まき
ペポパンプ
自由詩
8*
09/3/24 18:47
革命の火に告ぐ、嘘からの断絶
狩心
自由詩
3*
09/3/24 17:11
「SM的ゼロ思考」の簡単な説明
〃
自由詩
2*
09/3/24 17:08
善意
※
自由詩
1
09/3/24 16:56
何事
〃
自由詩
1
09/3/24 16:46
余らないほどの感謝を
あ。
自由詩
5*
09/3/24 14:39
シュガーフリーの風と声
ゆうと
自由詩
1*
09/3/24 14:17
アネモネ
未有花
自由詩
17*
09/3/24 13:38
午前一時
きるきすみー
自由詩
1
09/3/24 12:01
4531
4532
4533
4534
4535
4536
4537
4538
4539
4540
4541
4542
4543
4544
4545
4546
4547
4548
4549
4550
4551
4552
4553
4554
4555
4556
4557
4558
4559
4560
4561
4562
4563
4564
4565
4566
4567
4568
4569
4570
4571
4.32sec.