散文では少しばかりお久ぶりですね。
かと言ってこの散文を正座して待っているような人はいらっしゃるんでしょうか?いないと思うので、これからもマイペースに書き続けていこうと思います。

 さて、先 ...
何故かあのひともそうだった


年上の素敵な奥様がいて
それなりに幸せな家庭を築いていた
そしてそんな男の軽い浮気心に惚れてしまう女がひとり

初めて出逢ったのは真冬に逆戻りしたような夜 ...
 
バスが終点に近づくと
乗客はわたしたち家族以外に
誰一人いなかった
息子が車内をみまわして
どうしてみんな座らないの、と
終点に着くまで
そんな不思議なことを
言い続けていた

...
超えていく、
日付の壁が
目まぐるしい程に光るのを
横目で蔑みながら
今日の境目を探す

誰も、私のことを
見てはいないから


急いで履いた靴下を
だぼつく
とい ...
粘土と唾液で造られた都市から悪臭が漂って来る
鼻の詰まった男達が希望を語り合っている
酷く発達した上腕筋
愛撫はハンマーの一殴りだ

雷鳴の方角を探れ  ひび割れた夜空の
耳垢だらけの男達 ...
長く続くキャラバンの行列
オアシスを求めさまよい歩く

メサから眺めた蜃気楼
近付くほど遠ざかる逃げ水

わずかな荷物を背負いながら
生きるために牛を殺し水を売る

砂漠
そこはか ...
海岸沿いの道を歩いている
知らない街の
あたたかい夕暮れ
家族連れも恋人達も釣り人もいない浜辺
白く砕けては打ち寄せる静かな波の音
水平線の向こう側はぼんやりとやさしく霞んで
パステルで創 ...
アルカリ電池をシリアルで接続するのはやめてくれ、
理科の時間が割り振られるたび豆電球は叫び
エコ!エコ!エコロジーに気を配れ!!

孤独を測るには小学校の30センチ定規で十分、
天体望遠鏡も ...
相模大野だ絵筆だ、と
空間表現で失業保険をやりくりしながら
住宅街で、木造アパートの中の
描こうとしていたことが、ならない、錯綜していく、街角や僕へ、何かに

パシパシ…ヒィィーン…

...
私が、勝手にカテゴライズした妄想作詞ということをやっています。
意味は洋楽の曲を聞いて掻き立てられ、妄想してその世界観を
自分の解釈で再構築し、勝手に詞を付けるという
他の人にとってはどうでもい ...
夏になると 春色づいてた花は散り
青々と茂る緑の木に変わる
木は二本 三本と増えていって
林になる
林がたくさん集まるといつの間にか
森になる
コンクリートの社会に住む現代人は ...
どうも。俺、今度高校進学することが先日の6日に決定致しました。

…だからといって皆々様には精々「ふぅん」「へーあっそー」くらいにしか思えないでしょう。「だから何?」ってね。でも公開自慰( ...
クルクルとあなたが泣いていたから
私はあなたを放せない

クルクルとあなたが鳴いてくれるから
あなたの傍らから離れられない

小さなあなた
今日も大きな目で私を見つめて
食事をねだる
...
世界は下らない。
そして俺も下らない。


言ってしまえば
何か全てが
下らない。


そんな
下らない世の中で

俺は一生懸命
呼吸をしていて

やっぱり
下 ...
じゅうきゅう歳もうあと少しで二十歳です二の足を踏む小さい子を見て


過ぎし日の忘れたくない思い出もひこうき雲のように消えゆく


振り向けば夜空に広がるスターたち夢を捨てるの早過ぎたのか ...
不意打ちの
ボディータッチは
ズル過ぎる
モラトリアム、
という響きの甘甘しさ

ポストに届いた
夕刊には
今日一日のこまごまとした出来事が
刷り上がっています

口にふくんだドロップが
とけてしまわないよう
息をとめまし ...
耳のようなかたちをして
母のおなかの中でうずくまっていた
そのとき私は
ひとではなかったが
確かに
ひとの一部のかたちをしていた

二十歳の誕生日に
ストローの束をもらった
もうすぐ ...
真っ暗な夜で月。

そんな背景に
潜む笑みは

確かに悲壮で

見えない。


月が見えない。


この濁りも靄も通して

月夜。


もう2度ときちんと見えないか ...
 時折見せる
 あなたのかなしい微笑に
 わたしは茜の放課後をみる
 琥珀に澄んだ
 あなたの真直ぐな瞳のなかに
 わたしはゆらめくさかなの影をみる
 あなたは そう いつもやさしい
  ...
空と呼ばれる蒼い壁が、

仮の神から地上に23枚ぶっささっている。

それらは夏を、夏の影を、ゴム草履で踏んで固定しておく

逃げ水が逃げ水をおいかける。

白球をぶち当てて、灰球を否 ...
騒ぐ鼓動が駄目だと叫んでも
はぐれた心 繋ぎとめておきたくて
涙を流してすがりついた
醜いその姿をはずかしむより
失うことを怖れて
私は空に手を伸ばす

掴んだ手の内が空っぽ ...
いくぜー あーはー 行こうぜ いくぞー

俺たちにできることは 世界の光をぶっつぶせー
ヘイヘイヘイ
俺たちにできることは 天使の羽をひっこぬけー
ヘイヘイヘイ

スピードフリークは弾丸 ...
横たわる白い身体に
そっと 口づけを
愛しいと感じるだけの
幼い気持ちを吸い込んで
冷ややかな速度で萎む想いを
止めることが出来なくて
愛している、と熱を持った言葉も
今はこんなに頼りな ...
 君は遥かな天を目指す
 一頭の鷲

 孤高なるその瞳
 僅かに夢を携える
 鈍色の爪先

 雨のなかで
 しゃがみ込んでいた肩を
 浚われたわたしは
 
 君とともに昇っていく ...
僕が語ることの出来る中で、最も美しい物語を君にあげよう

それは過去形で語られる未来の物語
街を埋め尽くす春の予感
通り過ぎるたびに生まれ変わる新緑の境界
果てしないものは、
広がり続ける ...
散ることを急かされている梅の花よ紅梅なれば君も紅さす

公園のわきの草木は繁茂してふくよかなりし君と寝転ぶ

温かい君のからだを引き寄せてただ君の手の冷えたるを知る

色白き君が寝転ぶ真昼 ...
どこのひとでもない
という私
普通の会話の中
会社での事

不況の中 仕事があったりなかったりで
決まった担当をはずされ
ある仕事をいただいている

慣れている仕事 慣れていない仕事 ...
空を見上げながら
ずぶずぶと
沈んでいく足元

気づいていない
気づいたら
あたりは真っ暗
ぼくはひとり


悲しんでいる
暇はないよ
よくは見えないけど
空には枝が ...
「冬だからね」

ああ 冬だからね
花が咲くには寒すぎるから
フラワー団の悪事もめっきり少なくなった

怪人水仙男との対決はすませたばかりだし
先日は駅前で一般人に果実を根こそぎもがれて ...
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