青空にレリーフ
少女は命を受け継ぎ
誰かをしあわせにする
風はつばさを授け
太陽は希望を授け
僕は王冠を授けよう
昼と夜とが
逆転する頃には
自ずから輝けますように
...
きっとまだ
折り返しにすら着いていないと思う
それでも
人生の半分以上
きみがいた
裁縫の授業が苦手で
いつも居残りしていた
なかなか針が進まないわたしを
いつもこっそり手伝っ ...
さいきん身体がやわらかくなったので
じめんにも両手がつきます
ふくらはぎの辺りを覗きこむように
ダイブする寸前の
ポーズ
*
夏に向けて
競りあうように
伸びてゆく
ふぞ ...
はるか太古の時を知る粒子たちが
わたしというヒトを構成する
きまぐれな偶然の重なりが
悠久の時の流れの中にわたしが存在することを許した
ほんの100年間だけ
自分で自分を造り ...
真昼の月の窓辺に
通り過ぎゆく
硝子の世界
なにかが在って
なにも無い
誰かがいて
誰も居ない
ジオラマの影
週末の真昼の東京は
目を開けたまま
眠っている動物のように
...
ヒトは
決まった時間に瞼を開け
決まった時間に瞼を閉じる
自分で自分を縛る『時』の縄
憧憬はいつしか退廃したパラレルに
ドラマも
映画も
漫画も
きっと
ワタシの日常 ...
あたしはちっとも
いい女じゃない
見返りをきたいしている?
今どっちの立場が有利か
かんがえている?
ばかみたい
そんなのは
全部はだかんぼうで
愛し合うために
ひつよう?
...
サイケデリックな朝焼けにくるまれながら
春先賑わう潮騒と
柔らかに靡く飛沫の行方を
粒羅なその瞳で追いかける童心を忘れないでおこう
そこに巌として存在し
晒され削られ続けた岩壁のように生 ...
もびいる
カラ かさ
しにん
の
ほね
ほね ほね
われる
あきぞら
の
した
むぎほ むぎのほ
ゆれ ゆうらり
ひ ...
誰もがきっと探してる
心の穴を埋める
たった一粒の薬を
誰もがきっと求めてる
この世の果ての薬局にいる
あの不思議な薬剤師を
群衆に紛れた君が
ビル風に飛ばされそう ...
生産性をアップさせるために
無駄をとれとかいうけれど
それはたぶん素晴らしいことだと思うけれど
承服しかねるじぶんもいたんだ
無駄なんてない、って
月あかりが万物にしみていました
...
五月の夜の石畳に
月の色のような店の明かりが
ぼくはひとりで歩いている
ツツジの緑の甘い息を
幸福でも嗅ぐように聴いている
あれはどこだったか
手をつないで歩い ...
普通に分かると思っていた
この没落された国家が
何の機能もしていない
パンドラの箱だということを
沸点をこしてもまだ沸騰しない
涙のアパートは
決して崩れるといった選択 ...
水平の闇が
けものの声を響かせて
よじれるように傾(カシ)ぐ
見えない神事のために
鳥居の下を
泣きながら
往き来する巫女の袴
拝殿の奥の
不規則な
太鼓の音が
夜の鼓膜を
共振 ...
近すぎるよ
近すぎて、
世界ときみとの境界が曖昧だよ
私たちが細胞でできているように、
世界が私たちでできているのならば、
私たちはさっさと境界を捨ててしまおう
間違うなよ、
縁取ってい ...
失いゆく中でのグラデーション
喧騒より逃れた、感性からなる淡い理性....
アルコールの影に揺れる
溶けて消えた真夜中の針
移ろいゆく時は褪せて ...
わたしの心は凍てついて
透き通って
淋しいくらいに鋭くて
全てを見失いそうに
なる
その先の方で
あなたの心の奥に
突き立ててしまったらと
考えることすら
ひたすらに侘しいのに
...
言葉を鋭くしたくて鉛筆を削る
青空
もういいかい
まあだだよ
雲さん かくれんぼ
鬼さん こちら
とう かぞえるよ
お日さま ひとりぼっち
あか鬼さん
夕がた 来たら
たき火もするよ
...
「ずっと想っていられる自信なんかない」
「永遠の愛なんてありえない」
「今は好きでも明日はどうかわからない」
***
明日 アナタが死んだとしても
私は明日もアナタを愛し続 ...
禍々しく106ミリ無反動砲を六門装備した
巨大な蟹のようなM50オントスの装軌式車両が一台、
まったく人気のない夜の街を過ぎて
ビルに潜んだ甘い夢を殺しに、兵士たちは散った
すべての忌わし ...
北半球の地上の大多数がセンチメンタルにぬかるみ泥に足をとられながら
もうなにも考えてない白目の部分に霧をあびながら歩く
誰かを殴りながら笑う子供たちや大人たちが事実的に母親をレイプしたり父親を殺し ...
僕の心の中にある引き出しは
誰に見られてもいいように
いつも綺麗に整頓してある
みんなはそれを見て綺麗だと言う
たまに散らかしたままでいると
らしくないねなんて言われる
だからみんなには話 ...
彼女がいない
友達とは電話で
話すのみ
ペットもいない
時間がない
金がない
暇がない
余力がない
飲む事
食べる事
歌う事が
唯一の楽しみだ
淡き想ひも現に夢に染むる響に露一つ
番いの猫を見た、真昼の雨の中、二匹は体を寄せ合って、互いの毛並みを舐めあうように、お互いを確かめ合うように、彼らは存在した。短く、途切れ千切れて、俄に声が聞こえる。わたし達は繋がっている、いちばん下の ...
足首から透かして真っ青な血潮が猛るように遡ってくるのが、
みえるよ!
気付いていたかい?知っていたんだ、きみは!
今摂取した食物が喉を通って捻れ巻かれた管を通り越して、
降り注ぐことを!
...
朝、目が覚めたら
右の手のひらがチクンとした
キップだった
日付はちょうど1年前の今日
行き先は書いていなかった
チクン
今度は胸が痛かった
その日付を忘れるはずがない
忘れら ...
幸せ者
行って来い
笑っていられる人よ
幸せ者、行って来い
泣いている人よ
幸せ者、行って来い
歩ける人よ
喋れる人よ
病人よ
怪我人よ
幸せ者だ ...
背が高いとは限らなかったよ
ちいさいやつもいた
まあちいさいのもでかいのもばかだった
さわらなきゃいいのに火にさわるのはやつらだった
火傷したくなけりゃ
火からすこしだけ離れていたらすむ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
未来少女
オリーヴ
携帯写真+...
9
09/5/9 23:19
友へのてがみ
あ。
自由詩
11*
09/5/9 23:08
明日の予定
ことこ
自由詩
4*
09/5/9 23:03
それを生という
イオ
自由詩
1
09/5/9 23:02
『真昼の月の窓辺』
あおい満月
自由詩
5*
09/5/9 22:30
『国民総無感情計画〜演者の晩餐会』
Leaf
自由詩
1*
09/5/9 21:51
おんな
はちはちよん
自由詩
2*
09/5/9 21:28
『摩耗カタルシス』
Leaf
自由詩
0*
09/5/9 21:22
葬式
ゆびのおと
自由詩
1
09/5/9 21:10
「 猫ノ薬 」
服部 剛
自由詩
7
09/5/9 20:57
無駄なんてない、って
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/5/9 20:54
甘い香り
〃
自由詩
1
09/5/9 20:20
パンドラの箱
こめ
自由詩
7
09/5/9 20:00
巫女
フクスケ
自由詩
1
09/5/9 19:40
距離
鈴木まみどり
自由詩
4
09/5/9 18:00
グレイグース(ウォッカ) イメージ
一平123
自由詩
1
09/5/9 17:46
氷柱
笹子ゆら
自由詩
1
09/5/9 16:42
今日もまた
光井 新
自由詩
2*
09/5/9 16:02
小詩三篇
乱太郎
自由詩
16*
09/5/9 15:56
嘘つきな愛人。
wister...
自由詩
0*
09/5/9 14:45
甘い夢 ☆
atsuch...
自由詩
15*
09/5/9 14:13
売春
モリマサ公
自由詩
4
09/5/9 13:55
引き出し
1486 1...
自由詩
1*
09/5/9 12:55
寂しい日々
ペポパンプ
自由詩
4*
09/5/9 12:38
雫
柊 恵
伝統定型各...
4*
09/5/9 10:57
蝶つがい
aidani...
自由詩
2
09/5/9 9:43
件の愛
〃
自由詩
2
09/5/9 9:43
キップ
ルナ
自由詩
14
09/5/9 7:33
幸せ者へ
doon
自由詩
1
09/5/9 7:15
かわいいやつら
佐々宝砂
自由詩
11*
09/5/9 4:53
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
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4498
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4500
4501
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6.16sec.