繋ぎそびれた手はあてのない旅に出る前にポケットにしまって、
聞いていなかった話の続きを頭の中で作って笑う。
どうしたの?なんて言われる前に糸口を爪で引っ掻いて剥いだ。
患っている。百も ...
宮沢賢治とは

修羅である。自分の存在を青い有機交流電灯の照明だとする。
人を食らって生きて行く。
焼身願望
人のためとは
赤い眼をした鷺の視線
己 誰かの視線
カンパルネルラの自 ...
なんとなく

うそ、みたいな気がするの

一緒にオムレツ食べたり

れんげの花道歩いたり

刹那は、永遠

永遠は、刹那


そうよ

そうじゃなきゃ

お月さまが
あんなに輝くはずはないもの
瞬間見えた隙間に
飛び込んで
五線譜に記された過去と未来を
現在に引き戻す
柔らかな肉の感触が
夢の中で甦る
もう少し先を見たかったのに
覚醒は強制だ

飛ぶ鳥がいなくなっても
空 ...
得体の知れない自己にさよなら
汚物まみれの過去にさよなら
もはやこの地に神はいない


オレがここにいるために
神を地獄で堕落させることから始めよう


そして
空いた場所 ...
 
 
むねからひばながでる
ぜんまいのおもちゃであそんでいたのは
きのうのことだった

そぼがそれをみていた
それはきのうのことではなかった

さんじゅうねんの
としつきがすぎて ...
 
 
目を開けた
まま眠ってる
アパートの
水槽の部屋
見知らぬ魚
 
 
おおきなつづらを背負っている
つづらを背負って鳥居をくぐる
そこにまっ黒い小坊主が寄ってきて
その中には割れた茶碗が入っているんだろう
ぎっしり詰まっているんだろう
と にやにや笑いながら言 ...
古い服を売却した
レシートはなくしてしまった
疲れていないのだと すべては
何にもない 騙された

何にもない私だった
ものさしで先生にひっぱたかれた 被害者だ
そうして歩けば
すれ違 ...
晴れた日には私自身、釣りによく出かける。釣りに出かけたとしても特に魚など釣れはしないのだけれど、以前バスプロについてのことをフォーラムに書きこんでしまったことを深く反省している。そんなふうに昔は最近の ... 爪で引っかかれたときの痛みは沸き上がってくるかなしみの熱に似ている
金切り声をあげて泣きじゃくる君の手から生まれたそれは、人類が証明できなかった平行線を僕の頬に刻んだ
君は言葉を暴力的に僕に投げ付 ...
 
 
ひとはうまれたとき
いちばん
しゅっせしてる

ぶちょう
とりしまりやく
ひっとうかぶぬし
それどころではない

このせかいで
さいこうのちいを
ひとはうまれたときに ...
にんげんはどんどん美しくなっていく
美しいにんげんが美しいにんげんとけっこんして
より美しいにんげんをうみだす
あまり美しくなかったにんげんも
美しいにんげんとまざりあううちに美しくなる
美 ...
人生 ケ・セラ・セラよ
母の口グセだ

以前のあたしは
母のこの言葉の意味を
斜めからみていた

もっと 真剣に生きろよ

若かったあたしは
そう 思った

いつも一生懸命
...
いきがいの はきちがいで いきちがいになり きちがいになる 君が明日自殺しようと思ってたと
さらりとゆう
あなたに話しかけられてなかったら
自殺してたよ
それ、ほんとですか。
...
こないだ酒の席で
目の見えない人と一緒になった。

産まれつきだから
中途失明よりも
葛藤を起こすのは少ないよ。

と、明るく言う。

缶チューハイと缶ビールを
手でまさぐるように ...
夕方の空が好きだ
なぜならそれは
あたしの精神のカルテだからだ
群青に染められてゆくそのまえ
夕方の空が一瞬しらんでから青を濃くする
あたしのカルテが空に広がる
首をあげて見つめている
...
初めてプロレスを見に行ったのは
小学生の低学年の頃だと思う。
今はもう無いけれど
中島スポーツセンターに
とうさんが連れてってくれた。

三人兄弟だったのに
ボクだけを連れていってくれた ...
真っ暗に点す
山霧の薄い鞠

電信柱を包み
無味な綿実を育む

粛々と夜を描けるなら

草露に浮かぶ涙も
からかえるのに


緑の看板が ぽつぽつと
糸を引く


小さ ...
 
 
買ってきた水槽を膝に抱えて
ひとり部屋に座っている
金魚を入れたかったのに
家のどこを探しても
見つからない

代わりに大切なものを入れようとするけれど
透きとおって中身が見 ...
ものをあつめることは呪われていて
まずあつめたからといってえらくなるわけでない
ますます 下劣になる
あつめればあつめるほど
執着がつよまって

あと 本業で評価をえていないにんげんが
...
ブラウン管に映る天皇裕仁をテンちゃんテンスケと嘲罵するほど軍国少年
であった父は明らかに左翼で、党から除名されても宮本議長(当時)の不
撓不屈や不破書記長(当時)の才気煥発に敬服やまず、一般紙の他 ...
夜道
を往く

飛び出さぬように
胸に手をあて

前を屈んで
見れば

アスファルトの
地平線
そびえたつ


きっと
扉を開けたら
内臓物が
詰まってるから

...
つつじの季節が訪れた
   アベニューのまばらの路肩に
鳥待月は「昭和の日」
    北からのかぜが西みなみのかぜに変って
白髪を一挙になびかせる
  白骨の丘へと
にびいろの四次元を償却 ...
ちぎられる紙
ちぎる紙
はざま はざま
せめぎあう

扉の前の
やわらかな不都合
光の前の
しじま つまさき

背のびをして しずく
背のびをして 白詰草 ...
四月

{引用=Ape real et p reel 
A pull eel Apple wheel}

赤いあめ玉あなたにあげる 
あまいあまあい愛をあげるよ
あたしのあんよはあめんぼ ...
メシを腹一杯
残飯を漁る犬みたいに
腹がふくれたオレ
満たされているオレ


ベッドでうまく眠れない
イラついて
時計を盗み見る
さえた目つきのオレ
満たされていないオレ
...
花をふむ人はきよらか春はゆく

おとうさんと正しく発音する練習

夫婦雛三人暮らしテレビ見る

母の家すすきは痩せて羽根に似る

花の散る頃とはいつか母を待つ


(没句)
ど ...
恵まれない世界などない
恵まれない者がいるだけのお話しだ
人生は映画にたとえたい
監督はだれ
脚本はたれ
金集めはだれ
みんなじぶんの人生じぶんが主役だ
監督もできない
本も書けない
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
水族館百景雨を乞う自由詩110/4/30 10:29
賢治 Kenji MEMO……とある蛙自由詩6*10/4/30 9:49
満ち欠け風音携帯写真+...110/4/30 9:41
仰角within自由詩17*10/4/30 8:55
Exist寒雪自由詩110/4/30 4:45
年月小川 葉自由詩310/4/30 4:09
短歌410/4/30 2:34
つづら春日線香自由詩410/4/30 1:51
毎日の夜番田 自由詩110/4/30 1:40
円盤の空散文(批評...110/4/30 1:38
平行線15フィール...自由詩010/4/30 1:28
出世小川 葉自由詩310/4/30 1:18
ゆめ木屋 亞万自由詩4*10/4/30 1:03
ケ・セラ・セラ森の猫自由詩6*10/4/30 0:49
ちがい板谷みきょう短歌1*10/4/30 0:22
ハルジオンki自由詩210/4/30 0:16
当たり前ということ板谷みきょう自由詩6*10/4/30 0:07
カルテ吉岡ペペロ携帯写真+...710/4/30 0:00
プロレスとうちゃん板谷みきょう自由詩4*10/4/29 23:24
葡萄のホテルしべ自由詩410/4/29 22:38
動物園たもつ自由詩610/4/29 22:11
ものをあつめることは呪われているa自由詩010/4/29 21:48
メーデーsalco散文(批評...14+*10/4/29 21:12
夜道佐藤伊織自由詩110/4/29 21:11
血のあがき(三)信天翁自由詩210/4/29 21:06
夜めぐる夜 Ⅱ木立 悟自由詩710/4/29 20:32
shigatsu, gogatsusalco自由詩12*10/4/29 20:24
Well寒雪自由詩010/4/29 19:09
習作五句古月川柳4*10/4/29 17:45
世界吉岡ペペロ自由詩310/4/29 16:57

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