白いところを無くした爪は
何処か痛々しくて
彼女のそれに似ていた

こんな些細なことにすら
彼女の面影を探してしまう


深爪すぎるよって
今は誰に言われてるの?

付け ...
 

手刀で
斬れたらきっと
夜になる
星空の下
あなたに会える



からっぽだ
なんて言うなよ
青がある
恋もしてるし
愛もそろそろ



好きと言い
呟 ...
大きな大きな
それはそれは大きなフルタさん 
おじいさんのフルタさん 
100年いつも
磨きに磨きぬいてピッカピッカの 
黒光りがご自慢のフルタさん 

おじいさんが生まれたときに
既 ...
花びえ 底びえ・・・・・・
「気」のみちはとざされ
 「血」のくだはしずみこみ
  「水」のすじにはヘドロのシミ跡が

あゝ 熟成しかけのゴマ塩あたまよ
   おまえはまさしくそっくりであ ...
空色が失われた夕暮れ
プラタナスの老樹は幾重もの
たわんだ ながい枝
微風が、
せわしなく滑り抜ける

教会につづく坂の並木は、
夕日に染められ

刈り込まれたばかりの
青い芝生の ...
すくいあげたら
手のすきまから
零れ落ちる水のような
瑞々しい時間
無駄にしている


仕事疲れの頭から
想像力が遠ざかる
文明に踊らされて
断ち切れない糸が
だらりだら ...
なんとなく書きたくなったので。ざくっと。軽く。軽く書いたら怒る人は怒りそうだけど。今回は怒られるの覚悟で。ホームレスのことで思い出すこといろいろ。



とりあえず、正直なところ、こんな程度 ...
こんなに
わかりあってるのに
どうして
かたちが必要なの?

こんなに
わかりあってること
おたがい
わかってないのかな?

「しるしなら
きもちを銀でかためて
くりぬこう ...
逃げぬ僕の苦悩へと飛来し、
物体なのかを問う停留所へと、
紅鮭の缶詰の蓋を利用し微笑んで、
怒りだけ増幅する孤独を、
僕だけ砂漠の縁に立つことのない、

鋼鉄の鎧を身につけて、
手足に盛 ...
僕の立っていた
その深夜の中にひとつとしてすら見えない
世界を流れる 一人の夜のそのひとつとしてすら
そこに見えた路地裏へと立っていた
海の その遠浅の世界だ
君が立っていた深夜の
そこに ...
肌やきもちが敏感になって あしたにはきえてしまいそうな夜 何度言葉を重ねても恥ずかしい
しにたい
しにたい
しにたい、の
そんなことばっかりゆってたら
友達の姉が死んだ
3月24日に事故、25日に通夜26日に○○にふしましたとメールで連絡があった ...
東京タワーの先から発射されます

私が僕になる瞬間。



東京タワーは上に幾度に細くなります

細くなって

明るく明るく僕を包み込む

場所がないからエスカレーターは細く乗 ...
専門を出てすぐ就職したさきは
なんとも不思議なお店で
美容師になるために入ったはずなのに
夜の11時をまわると
バイクや車いじりが始まりました。
私は薬剤の名前の前に
工具の名前を覚えまし ...
純粋な愛は歌のなかにしかない
ひとりきりでずっといる
名前が散乱していて
それがいままで出会った
だれでもないことに
泣いても
みな立ち上がって
拍手する
純粋な愛は歌のなかにしかない ...
チョコレイトはいくら食べてもたりないね

まよなかちょこれいと

いくら言ってもおさまらない

ぼくらのあまいあまいことばを

残さず食べちゃって

そうして肥えろ

ちきゅう ...
{引用=

まっしろに結晶化した蜂蜜を ひなたでとかすきみをあいした


寒い
だから余計目は開かない
遠くの方から誰かが僕を呼んでいる
そっと
頬を叩いている

猫が空を飛んでいる
1匹じゃない
何匹もの猫が
鳥が飛ぶ代わりに猫が飛んでいる
僕は喉を鳴 ...
春一番 片目帽子に 花の雪

捲くる袖 駆ける足先 跳ねる春

うたた寝の 宴の桜間 浮世月
今朝よんだ本にかたいものがはさまっていて
誤ってのんだらしい

私のカラダの中を
ゆっくり ときどき急いで
まわるついでに 観察してるようだ

なんとかとりだそうと本を探してみる
巨大 ...
           初めて君と会ったのは
           空の碧い夏だった

           君は微笑みながら
           僕の元に駆けて来て
            ...
ぼくのせいで旦那さんが死んだことを
ぼくもそのとき死んだことを
奥さんが33ヶ月投獄されたことを
こどもの成長のためだけに奥さんが死ななかったことを
あなたたちのこころのひかりが
ほんとうに ...
眠い眠い眠い
遊びすぎて
寝不足です。

結局「赤い靴の女の子」は
見つからなかった。
赤レンガの倉庫は
行けなかった。

麻花は高かった。
肉まんは高かった。
外人と話をした。 ...
{引用=




なぁぼくは受話器で泣いてるきみを抱けん。その泣き声さえも「ほんもん」ちゃうんや。



気の強いきみの受話器が黙るんは なんでかわかるよ、ぼくにはわかる。


...
春風は あの子のスカート ひらりとめくる 甘酸っぱい僕の日々



かっこつけてクールを装い 隠してるんです ポケットの中身を



たまには不真面目を演じてみたい 僕にそんな勇気があ ...
久しぶりに
君を思い出して

君と笑いあった日々や
抱きあって喜んだ日々を

ふとした瞬間に

ご飯食べながら
泣きそうになった


“ずっと”なんてない
“永遠”なんてない ...
きみと僕をつなぐ場所は
また今日も開かれる

きみと出会った
きみと過ごした時間を
連れて


きみと僕をつなぐものは
きみの笑顔と
手首のしるし


そして共に
上から降 ...
眉しかめ あなたはベッドを ずり上る 肩に手廻し 僕を沈めた {引用=きみの なまえ なに?
なんの なまえ なの?
それは、
いい においが するの?
さわりごこち いいの?
どんな おとが するの?
おいしい ものなの?
あったかいの? ...
春って、五感をなくしても、わかるような気がするって、
ずっと前から思っているけど、
ほんとうに、まぶしいんだ。
いたるところで生命がうまれてる。
みえるところでも、みえないところでも、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
深爪柊 みん自由詩010/4/9 12:02
青空短歌短歌6*10/4/9 12:00
大きなフルタさん花形新次自由詩3*10/4/9 11:50
四苦の日2010/04/09信天翁自由詩110/4/9 10:30
Street people月乃助自由詩10*10/4/9 6:39
潜在寒雪自由詩310/4/9 6:22
ホームレス状態の人のこととか真島正人散文(批評...8+*10/4/9 3:52
かたちはるな自由詩010/4/9 2:21
ランチ考番田 自由詩010/4/9 2:16
夜の詩を読む自由詩010/4/9 2:15
はるな短歌210/4/9 2:08
お花見に行きたい。ki自由詩010/4/9 1:33
空に流るる自由詩010/4/9 1:20
昔の回想3こころゆくま...自由詩010/4/9 0:48
lordイシダユーリ自由詩610/4/9 0:09
ちょこれいと・どりーむki自由詩2*10/4/9 0:08
はにーあぐり短歌6*10/4/8 23:25
Flying CatsOz散文(批評...410/4/8 23:24
春間ススメ俳句110/4/8 22:57
吸収朧月自由詩610/4/8 22:51
あの日の空は鵜飼千代子自由詩5*10/4/8 21:46
こころのひかり吉岡ペペロ自由詩610/4/8 21:37
もう月餅は置いてないペポパンプ自由詩3*10/4/8 21:05
あめのちあめ。あぐり短歌9*10/4/8 20:49
ミツバチ短歌6*10/4/8 18:16
あい宙空 心自由詩110/4/8 17:54
しるし自由詩110/4/8 17:52
hesitationハイドパーク短歌4*10/4/8 17:43
なまえをひとつゆうと自由詩3*10/4/8 17:34
フレンチスリーブ散文(批評...2*10/4/8 17:29

Home 戻る 最新へ 次へ
3966 3967 3968 3969 3970 3971 3972 3973 3974 3975 3976 3977 3978 3979 3980 3981 3982 3983 3984 3985 3986 3987 3988 3989 3990 3991 3992 3993 3994 3995 3996 3997 3998 3999 4000 4001 4002 4003 4004 4005 4006 
4.53sec.