ラムセス?世がくしゃみした
ラムセス?世の風邪菌が
ぼくの体内で増殖し分裂し
蝕まれていくエジプトの夕餉
お腹が空いたぼくは
ある日突然 はらぺこみのむしに変身し
スフィンクスを齧り
...
ゆびでそっとふれる
ふかふかしたものが
やがてしぼんで
くたびれて横たわる
むなしさをむねにしまう
かなしさを昇華する
垂直にいきたものは
ささえあってこそでしょう
あなたの ...
赤い陰部に
唇寄せて
黙々と味わう
オヤジさん
娘ほど
歳の離れた
ピンサロ嬢に
いれあげてしまった
オヤジさん
「陰部はこんなに
饒舌なのに、彼女(アリサちゃん)
の気 ...
100511
無我夢中で逃げ出した
空襲警報の夜
タミフルは打ったから大丈夫と
人は言う
新型も季節型も大嫌いだ
インフルエンザが蔓延して ...
誰もいない
部屋に
ぽつんと
置かれている
ピアノ
このピアノを
ひいていた
あるひとは亡くなった
世界で
有名な
ピアニスト
不治の病に
侵され
若い命を
閉 ...
何してる? クソ犬を 何してる!
デッドエンドに
アスファルト爪で 追いつめて ...
ぎごちなくてもいいよ
上手くなくてもいいよ
強くなくてもいい
弱くてもいい
よけいな
無理はやめる
誰かの振りも
やめる
そのままの
自分で
ゆっくり
生きていこう
...
体も心も
忙しすぎて
疲れてしまったら
大切な
休息の時間
心も
体も
くたびれている時は
無理をしないで
休ませるのがいい
生き直しが
必要なら
こんな時は
...
叫べ
ありったけの声をあげて
叫べ
腹の中を叩き出せ
これが生命だ
この生命を虚空へと放つ
闇よ目覚めよ
叫べ
もっと叫べ
暗 ...
真夜中にアンモナイトは目を覚まし月の光をたべてまた寝る
逃避するのは
悪いことじゃないですよ
カウンセラーはそういう
あたしも うまく
逃避して
現実をやりすごせるようになった
でも・・・
キミのことだけは
逃避すること ...
これをきめたらすぐ詩作脳に移行する
変だよなあ
まるでパブロフの犬
青は進めの信号
ゼロはゼロのまま
ずっとそうゆう記号と概念
ショックをそっくり徳利に注いで飲む
ろくろっ首、能生 ...
女王蟻みたいに言葉を産んで君、なにがかなしい?なにがかなしい?
しゃぶられたペニスの先に非常灯 回る回るよ 世界は回る
キャタピラの外れた人がキャタピラの人の波間に漂っている
望 ...
私は祖父が嫌いだった
まじめで 正直で 社会のために
人のために自分を犠牲にする人だった
自分だけでなく家族もそれに従わせた
だれもしていない
そんなことは理由にならなかった
し だれ ...
顔をあわせれば喧嘩ばかり
しょせんは他人なのだと
若い頃は思っていた
(25歳で家を出た)
ぼろぼろになるまで頑張ったのは
家を出たことを負い目に感じて
入院しても知らせなかっ ...
報われない汗が
涙に変わる
きれいごとなんて
もううんざり
もがいても
もがいても
出口なんて見つからないけど
入口だって見失ったから
前だと信 ...
空を見上げたあなたを覚えている
強いひとになりなさい
と言われたことがある
そのときのあなたは泣いていた
いつしか同じことを僕が言っている
気づくと僕は泣いてはいない
あな ...
眠れずに
話し続けて窓から見えた白い月
集合場所は明かされぬ森の中
獣達は眠らない
獣のような人間も眠らない
人間もまた獣のように目を光らせる
夜にメスを入れる ...
確か柄谷行人氏が、どこかで、「私が論じている精神分裂病(?)は実際の精神分裂病とはまったく関係がない」、とか言いながらも、でもそれについて色々と語っちゃっていて……。
あと岸田秀氏とかも、この人 ...
きみの寂しさを測定するのは机の上に置いてある二つの珈琲の表面のかすかなふるえだけで
あとは不可視のくうきになって異国の都市や砂漠や海や月の下や色んなところを回って結局は劣化なしできみに染みる、乾く、 ...
シスター
身に纏う着衣が黒いのは
己の本心を塗りつぶすためなのか
いくらストイックに暮らしていても
お前は
パンを食べるし
ベッドで眠るし
キリストに欲情してるのさ
シ ...
君の袖口はいつもあっけらかんと濡れていて、そのせいで俺は今夜も眠りを逃す、眠るべき時間に床を放棄してぶつぶつと詩をこまねいていると、それだけでなにか戻れないところまで逸脱してしまったみたい ...
黒人の肌 ぎらつき 呼吸に波打つ筋
それを照らす 白金の太陽
槍の尖 限りなく零に近い 一点に灯る
定められた使命 狩りの前の舞踏
散る 汗の
白人のガレージに隠された ス ...
夢から醒めた
セロファンの夜が千切れていく
いきを、してね
しっかりと
もっと
つよく
涙の通ったあとは、砂漠みたい
なにもかんがえられないから
脈をかぞえる
いち、に、 ...
手紙はシャーペンで書いてはいけないという暗黙のルールを知らなかった私は、
苺やら牛乳瓶の形に折られた器用な手紙に四つ折りのノートの切れ端を返すような女子だった。
生徒手帳の禁止事項よりも大切な法律 ...
藤の花が空から柔らかに降る春の日
青空は鼻水が止まらないようなだらしない水色で
しゃぶしゃぶの精液を塗りたくったような気持ち悪い白さに覆われている
穏やかな日差しが休みでない者たちの足取 ...
フラれたい
もう一度あの娘にフラれたい
いや何度でもフラれたい フラれていたい
フリ回されていたい
フラれた時のあの悲しみが忘れられない
あの時ほど愛が愛らしく感じられたことはない ...
もう三十年も前になるかなぁ
当時、私も若かったから
オリジナル曲なんかを作って
弾き語りをしてましてね
倶知安町のフォークシンガーで
みきょうさんと同じ苗字で
「板谷」って知りませんか ...
降り出した雨で
黒い道路がいっせいに音を立てて
激しく破裂した。
アスファルトの色が、
より深い黒に染められていく。
落ちることしか出来ないのに
精一杯、地面を蹴り上げて跳ねたが ...
あなたの詩を読むと
あたしはあたしのことが少し嫌いになってしまうのです
あたしの脳内が創る言葉は美しくないから
それでもあたしは
濡れた髪のままドライヤーさえ忘れて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ラムセスⅡ世の風邪菌
冬野 凪
自由詩
0
10/5/11 20:03
いちばんたいせつな
唐草フウ
自由詩
8*
10/5/11 19:57
陰部の唄
花形新次
自由詩
2*
10/5/11 19:52
がな
あおば
自由詩
3*
10/5/11 19:46
ピアノ
そよ風さん
自由詩
3*
10/5/11 19:25
笑顔のトリプティク
ハイドパーク
短歌
1*
10/5/11 19:23
自分らしく
そよ風さん
自由詩
3*
10/5/11 19:21
故郷
〃
自由詩
1*
10/5/11 19:18
叫べ
蒲生万寿
自由詩
0*
10/5/11 19:13
めざめ
sh
短歌
6*
10/5/11 18:57
逃避
森の猫
自由詩
2*
10/5/11 16:53
薬物光明
ぽこぽこへッ...
自由詩
0
10/5/11 16:46
島を目指して×16
〃
短歌
6*
10/5/11 15:57
祖父からの伝言
朧月
自由詩
2
10/5/11 15:39
MOTHER
ベンジャミン
自由詩
2*
10/5/11 15:26
私は私でいたいから
夕焼け空
自由詩
2
10/5/11 14:21
こころ そらの
AB(なかほ...
自由詩
6*
10/5/11 12:23
知覚する嬰児
within
自由詩
13*
10/5/11 12:10
現代思想系の人たちが語っていたこと
藪木二郎
散文(批評...
1
10/5/11 11:06
喫茶店で日が暮れる
15フィール...
自由詩
1
10/5/11 11:05
Dear Sister
寒雪
自由詩
1
10/5/11 7:56
眠くなるまでやったなら我慢して寝るしかない
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
10/5/11 3:03
詩作過程 / ****'04
小野 一縷
自由詩
7*
10/5/11 2:12
爛々麒麟
オオカミ
自由詩
5
10/5/11 2:02
『海の中の蛙』
東雲 李葉
自由詩
5*
10/5/11 1:46
藤の花が空から柔らかに降る春の日
木屋 亞万
自由詩
1*
10/5/11 1:21
フリ
新守山ダダマ
自由詩
3
10/5/11 1:09
ライブのあとで
板谷みきょう
自由詩
3*
10/5/11 0:55
雨
山岸美香
自由詩
5*
10/5/11 0:20
五月病
ゆきちゃん。
自由詩
2
10/5/11 0:14
3983
3984
3985
3986
3987
3988
3989
3990
3991
3992
3993
3994
3995
3996
3997
3998
3999
4000
4001
4002
4003
4004
4005
4006
4007
4008
4009
4010
4011
4012
4013
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
5.83sec.