世をはかなんで白昼堂々と身投げした
愛しのヤマトヌマエビを弔う詩を書こうとしたが
焼き海苔買ってきてと妻からお使いを命じられて
ちょっとの間留守にしたら
ヤマトヌマエビの死体は片付けられていて ...
こころにもないことを云うあの人の こころはいったいどこにあるのか
叫んでも
届かないけど
叫ぶんだ
じゃなきゃ絶対
後悔するから
綺羅星の王冠を眺めながら
骨のようにかたい胡桃をほうばる
失楽園からの贈物に
境目のない儚い理想を夢見ながら
昨日の怒りを
今日の喜びとして享受して
往ったり戻ったりする荒野の ...
ここが私の居る場所
天国ではないが天国を思い描かせる景色がある
地獄でもないが地獄を覚らせる場所がある
汚辱と言えば皆、汚辱
歓喜と言えば全て歓喜
何も言わず ...
愚図りだす
空
泣き出した
僕
哀しい
雨霰
ギャルが漕ぐ ガソリンを 残酷で
スタンド立てた 入れる代わりに 無慈悲な世界
自転車の キャサリ ...
一斉に
咲け、と命令されたから
季節たちは
夢中になって
駆けぬける
ひかり、が
まぶしいものであるほかに
匂うものでもあることを
なんとなく均衡に
ふりまいて
...
注)2009年秋の連歌と2010年春の連歌に書き込んだ自分の句だけを抜き出して、並べました。
止まらない メリィゴーランド 銀河系
水面の空を 傘先で突く
愛おしき 黄昏を追 ...
注)2009年夏の連歌に書き込んだ自分の句だけを抜き出して、並べました。
向いたきり 首振らせない 扇風機
いてもたっても いられなくなる
あなたには わかりますまい どれほどか ...
目をとじると
僕の
思い出の中で
君はいつも
笑っている
懐かしい
あのころ
楽しかった
何もかも
素敵な日々
忘れることのできない
懐かしい
あの日が
僕に
帰っ ...
いるはずのない
あなたの姿が
そっと目を
閉じていると
現れる
遠い昔
私が
初めて
愛した人
今は
思い出にしかない
あなた
どこにいるのか
なにしているのか
わ ...
雨の中を
ひとりで
立っている
ずぶぬれになるまで
家に
帰らず
雨の中を
ひとり
立っている
あいつと
別れたから
あいつに
ふられたから
わたしのこと
真剣 ...
看護師の熱い思いを膨らませ高いレベルの看護を目指す
哀しげに僕を見上げる捨て犬の心の扉半開きのまま
6.3キロの巨大猫を
ギュッと 抱きしめる
もう 中学生になって
しまった
ひょろ細い娘を
ギュッと 抱きしめる
自分で 自分を
抱きしめる
ギュッと ギュッと
でも ...
環境との調律を
合わせようとして
ズレていく音
聴きとれないまま
ぷつんと切れて
上下にも右も左も前後にも 動けぬわたしは一点のてん
点と点 離れていてこそ結ばれるくっついてたら ただの点
苦しみはどこにあるかと問われれば 破顔一笑ここだと笑える
幸せがどこにある ...
海のはなしをしよう
とりとめもないことでいい
海の青さや広さや深さ
どんなことでもいい
海のはなしをしよう
難しい言葉でなくていい
海の美しさや眩しさを
波のように繰り返しはなそう
...
{引用=
冬になると、一枚板の壁の隙間からは風が、骨の芯に沁み入るようで、いつまで経っても、身体は温まることがない。だから足先から、這い上がる冷たい手の平にうなされる夜は、一向に眠る気配を見 ...
人生なんて冗談でしかないって
お偉い先生が言っている。
そんなことは地平線まで見える丘に立ちすくんでいる下々の者である僕らにはとんと実感がありません。
大きく言えば 人生って 今生きているこ ...
小さい頃に
知的障害者の姉に
あほ って言えた自分がすきだ
叩きあいのけんかをした時の
自分の涙がすきだ
背負っている気がした
重かった
それは違うと諭されて
歩いていた道が消えた ...
人は血を流せば
死ぬ!
仮想現実が廃墟と化した
人々の精神から出現し
延髄をなで切りにして
呼吸を止めてしまう
友よ
おれは決して
悪魔と契約を交わしたわけじゃ ...
からだは正直なのに
わたしはことばを
つかうせいでうまくいえない
声の高い低いで
感情を伝えられたら
もっと楽なのに
バスルームから走り出て
受話器を取り上げた
声を聞くだけで ...
人を顔だけで判断するのならば
心の綺麗な人は
極僅かしかいないだろう。
人を髪だけで判断するのならば
信念の一本、真っ直ぐ通った人はあまりいないだろう。
人を手だけで ...
妄想の残骸と 覚醒の余韻の 間で 猟銃を構え 隠れ
祈るように 待つんだ
弱々しくても 灰色や黒色でも やがて射す
光の意味合いを 希望と 呼べるように
狙うんだ
...
夢は明日見たもので、
昨日見た夢はすでに
水引草の風が立つ丘に
順々に並ぶ透明な太刀魚のように
明日に向かって発射されていく
こわいこわい全てに向けて
{画像=100518032154.jpg}
幽霊坂という名前の坂は、東京都内にいくつも点在、
していて、神田淡路町、目白台、三田、田端など、に
ある。これらの幽霊坂は昼なお薄暗く幽霊でも、出 ...
さよならと つぶやく君の 背中だけ 目で追い掛ける 春の夕暮れ
先生の 正しい言葉 毒づいて 今日は悪魔に 心売りに行く
放課後の 君の耳を 塞いだら 愛してるって 言える気がする
...
私は透明人間だ
世界に 立ち続けさせられた
そう 私は透明人間なのだろう 世界に
体を探し続けた 私として
反射した 光を探させられた
光は 体を 躊躇した
私ではない きらめきを 立 ...
ひとり窓を見つめて立ちつくしていると、雨風が吹りしきっていた。緑色をしている雲なのかもしれないと思えた。青色をしているところは、港の方からの色だったのかもしれない。曲がり角を曲がりながら、道を探してス ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あるヤマトヌマエビの死
冬野 凪
自由詩
2*
10/5/18 21:50
さがしもの。
あぐり
短歌
5*
10/5/18 21:49
青臭い春
TAT
短歌
0
10/5/18 21:36
革命家はいらない
高梁サトル
自由詩
6*
10/5/18 20:45
私の居る場所
蒲生万寿
自由詩
1*
10/5/18 19:21
空模様
國朗
自由詩
0
10/5/18 19:14
チア・ガール
ハイドパーク
短歌
1*
10/5/18 17:55
タンポポ・リレー
千波 一也
自由詩
3*
10/5/18 17:54
無題 (連歌の付け句)春秋
かとう ゆか
伝統定型各...
2
10/5/18 17:49
無題 (連歌の付け句)夏
〃
伝統定型各...
1*
10/5/18 16:53
君の姿
そよ風さん
自由詩
4*
10/5/18 16:32
面影
〃
自由詩
2*
10/5/18 16:25
雨に打たれて
〃
自由詩
3*
10/5/18 16:20
看護
夏川ゆう
短歌
4
10/5/18 15:14
抱きしめる
森の猫
自由詩
2*
10/5/18 14:44
音叉
未完
自由詩
1*
10/5/18 14:18
ベクター
Dock
短歌
3*
10/5/18 13:25
海のはなしをしよう
ベンジャミン
自由詩
5*
10/5/18 13:17
散文詩-彼方に寄せて
黒木みーあ
自由詩
3*
10/5/18 12:57
丘の上に立って ーちへいへ2ー
……とある蛙
自由詩
4*
10/5/18 12:17
きょうだい愛
朧月
自由詩
3
10/5/18 11:27
仮想現実
寒雪
自由詩
0
10/5/18 10:16
ブルー・ルージュ
瀬崎 虎彦
自由詩
3
10/5/18 9:47
○=×=曖昧。
ユダ
自由詩
0
10/5/18 9:11
銃弾 / ****'02
小野 一縷
自由詩
4*
10/5/18 8:42
夢は明日見たもので
逆島夢子
自由詩
2
10/5/18 7:50
幽霊坂
岡部淳太郎
自由詩
8
10/5/18 7:43
今日はふとんに巻かれよう
桐谷隼斗
短歌
3
10/5/18 1:43
退社
番田
自由詩
1
10/5/18 1:35
カニミソ
〃
自由詩
1
10/5/18 1:34
3973
3974
3975
3976
3977
3978
3979
3980
3981
3982
3983
3984
3985
3986
3987
3988
3989
3990
3991
3992
3993
3994
3995
3996
3997
3998
3999
4000
4001
4002
4003
4004
4005
4006
4007
4008
4009
4010
4011
4012
4013
加筆訂正:
餓え
/
佐和
[10/5/18 20:55]
削除・修正しました
無題 (連歌の付け句)春秋
/
かとう ゆか
[10/5/18 17:51]
順番の入れ替えなどちょっと加筆したかも
無題 (連歌の付け句)夏
/
かとう ゆか
[10/5/18 17:51]
順番の入れ替えなどちょっと加筆したかも
9.09sec.