角へと近くの自動化された売り子が曲がり歩く、
ガムを売り歩く先には販売機だ、
傍らには改札も、
実家に持って帰ってくすねた区役所から椅子は点在、
田舎の一個が新しい卵、

一個前の子がレジ ...
朝。
春のさえずりに、
青い欲望が目を覚ます。
風に誘われるまま、
ベッドから這い出して。

左足にスニーカー。
右耳にイヤホン。
3分足らずのポップ・ソングが僕を急かす。
「分かっ ...
私は言われたから
生きるのか?

私は必要だから
笑うのか?

私は誰が為に
呼吸をするのか?

地球は言われたから
廻ってるのか?


違うだろ?


正義の味方 ...
そんな僕はそうして 次にはサッカーを語ることにしよう。球児たちに緑の縞模様も浮かべられずに辞めていった昔は文章は好きだったけれど、今日も思い出しながらなんかしていた 当時が思い出されたりなんかする ... きらきらとチョークの粒子の降るサハラ(先生、胸が灼けるくるしい。) おいしいワカメが食べたい
ほんとうにおいしいワカメを食べられたら
もう
死んでもいいくらい

ワカメのほんとうの味を
誰も知らない
それは海の力を吸い込んだ
太陽と
潮風と
しあ ...
たとえば十年弾かないピアノになりたいので
す たとえば乾いたウェットティシュになり
たいのです

薬局の陳列棚にはカフェイン剤と睡眠導入剤
と鎮痛剤が並んでいました ボタンを掛け違
えて服 ...
どこにもいなかった。

どこにでもいた。


錆び爛れた仮面を
踏切りは見透かすのだろう

無邪気に


夕闇の美醜


生まれて消えてまた生まれ、





...
この世という巨きな檻で 
誰もがひとつの「非常口」を探している 
それぞれの足首に鎖でつながれた 
鉛の玉を、引き摺りながら 

背後から迫る炎の手の、一歩先を 
脇目も振らずまっしぐらに ...
そっと抱きよせ
髪をなで
唇を重ねる
何度もキスをした

全てが始まる。
ちょっと苦しい。
見返りを考えない
愛情を与える。

心を尽くし、体を尽くし
愛を捧げる
手をつないで ...
ゆるして
あたまのうしろの
いちばんやわこいところを
食べてしまったこと


知らない間に
食いしばるのが癖になっていた私の歯は
削れてひどく不格好になり
喋れば口内を傷つける
春 ...
心に沁みる寒さ
いつも一人ぼっち
誰とも話さない日常
蜻蛉のような命

初めはパッパカ
後はショボショボ
尻切れトンボ
こちらヒューストン

世間は冷たい
胸に凍みる
ない金を ...
桜咲く夕陽日だまりきみの影 指輪かがやくきみのゆびもと {引用=
降りてくる朝の手綱を引いて
静寂の中にひっそり佇む戸口を叩く

小径を満たしてゆく血潮が瞼を温める
レンズの向うに産まれた半透明の結晶が
ぶつかりあって溶けてゆく

あらわれ ...
心を無にする
声が聞こえる。
滴の音がする。
命の声がする。

流れる花
流れる雲
流れる命
流れる風

虫の音
優しい
悲しい
美しい
 私がちょうど22よりひとつかふたつばかり年が若輩者だった頃、世の中では1980年代の世紀も終わりをつげるかどうかの瀬戸際だったかと存じます。
 私は当時イヤでイヤで体重100kgを越す典型的な拒食 ...
おじいちゃんが

おおきくなったなぁ、と

わたしとせいくらべした


ぬかされちゃったな

と、あたまをかいてわらう

おじいちゃんに


まだちょっと、おじいちゃんのほ ...
つばきのはなが

おちた


ボトリ


ぞっとする
私の皮膚に
とても近く触れて雨がある
どこからきたものか
わからぬ雨がある

ところで
どこからきたものか
知っている君からの便りは
私からこんなにも遠い

遠い君を想う
今 雨 ...
濡れた鋏の翼で ブリキの鳥が
夜を 透明に 幾重にも 裂いてゆく


路上の暗がりの奥と 知覚の裏側に
魂が 横たわって 繋がる 
そこに
黒い向日葵が咲き
黒い獅子が眠る
白鳥 ...
噎せ返るような鉄錆の匂い
ぞぞぞぞと這い上がる、
正体不明の警告
止まない水音
ひたひたと忍びよるのは
影のない、


転がっていたのは物だった
しなやかな筋肉は硬直を始め
この眼 ...
そうして
列車は燃え上がる火山の山腹を廻り
向かい合って座っていた僕たちの
車窓から美しく災害が眺められた
列車のドアから乗客たちが飛び降りていった
飛び降りては降りそそぐ炎のように水鳥を抱 ...
庭園を吹き渡る気流に乗って山脈を越えると
なだらかに広がる山腹の緑の森と
森に囲まれた湖
そして川があり滝があり
庭園を巡る園路は地形に沿って這い回り
緑の平原は地平まで広がり
その地 ...
発光し続けて
磨耗するフィラメントの
舌打ちみたいな最期の音
疲れた寝床で
その音が何度も弾けた
落ちようとする
意識に
電流を流して起こすみたいに
じ ...
春の雨 寂れたビルの 屋上P 車を停めて シート倒した 全てが過去へと帰してしまって、何もかも思い出になってしまう日がいつかはくるのだろうか
煌めいた日々も、手のひらからすりぬけてゆく砂のように流れきって
さびれた海で笑い合ってる写真をアルバムから取り ...
決めるのは他人ではないこの自分迷いの中に成長がある

化粧する後姿も魅力的花になろうと心に決める

南北を貫く川のせせらぎが桜並木に息吹きかける

バス降りる人々の列急ぎ足行き先違うそれそ ...
荷を捨て

独り旅立ち

異国の河辺にたたずめば

思い出すことに

寂しき我が身に涙零すこともあるだろう

河面に映る私は

過去の者か?

これからの者か ...
できるのかできないのかわからないことを
いつまでもなやんでもしかたがないので
とりあえずできそうなことをえらぶが
ほんとうはもっとむずかしいこともできたきがする

いつまでもそれをまようより ...
透明な紅茶に火を燈す
うすぐらい部屋は
広大な宇宙のように
ぼんやり、笑い
オーケストラの 心地よい重力に
白々しく嘘を吐く
2人の少女は 冥王星をみつめ
いつかあそこに住もうと
征伐 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
チューインガム販売番田 自由詩210/3/25 2:12
さよならブルース青井とり自由詩010/3/25 1:33
自身=神=人類ユダ自由詩010/3/25 1:19
いつの夢番田 散文(批評...210/3/25 1:16
砂漠ことり ま菜短歌810/3/25 1:04
ワカメふくだわらま...自由詩110/3/25 0:53
I.D.entity石黒あきこ自由詩310/3/25 0:40
憂鬱な土曜、音すらも聖跡なのだと、窓の外観ていた・・・都志雄自由詩2*10/3/24 23:57
非常口 服部 剛自由詩610/3/24 23:19
キスしようペポパンプ自由詩8*10/3/24 23:09
許せない春因子自由詩8*10/3/24 22:54
雨の音ペポパンプ自由詩3*10/3/24 22:50
春の始まり朱印短歌110/3/24 22:42
最初の音高梁サトル自由詩13*10/3/24 21:41
虫の音ペポパンプ自由詩4*10/3/24 21:31
悲しいことがあると僕はいつも花形新次散文(批評...3*10/3/24 21:22
まごくろきた自由詩510/3/24 20:42
無題#自由詩210/3/24 20:39
朧月自由詩510/3/24 20:38
夜の涯て / ****'02小野 一縷自由詩7*10/3/24 20:37
ウォーターサーバー士狼(銀)自由詩6*10/3/24 19:40
大鉄道旅行時代片野晃司自由詩2810/3/24 19:40
大庭園自由詩1810/3/24 19:39
受精ホロウ・シカ...自由詩4*10/3/24 18:56
Sabotageハイドパーク短歌4*10/3/24 18:55
ワルツ次郎自由詩110/3/24 18:50
成長夏川ゆう短歌310/3/24 18:06
バラナシ蒲生万寿自由詩1*10/3/24 17:58
グレンデル人間a自由詩010/3/24 17:47
溶けてく腐水嘘而自由詩210/3/24 17:18

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