今夜ぼくはきみに当たり前のことを言おう
祈りっていうのは、祈るような状況じゃなきゃ、祈らないもんなんだよ、
山登りっていうのは、山を登ってなきゃ、登らないもんなんだよ、
だから今夜ぼ ...
あれれ
ワープ航法だってさ
今時
巨大なタコみたいな奴が出たよ
五匹
六匹
ウジャウジャウジャウジャ
グネグネグネグネ
不時着したんだ
小惑星に
US ...
みんな誰かに救われたいんだろう
無垢でほんとはいたかったんだろう
汚れた部分を洗い流して
綺麗になれればいいのにね
だけど汚れてしまったおかげで
君の悲しみがわかるなら
君の痛みがわか ...
北山通の並木かなしむ夕暮れの色はほんのり青さをもって
少年が息をひそめていたわけは蛍でしょうか哲学のみち
宇治川を背に立つ君の少しだけ歴史を知っていることが ...
私がまだモクセイ科モクセイ属の常緑小高木だった頃
女は窓に立つ鳥でした
私がまだ荊のような神聖さを保っていた頃
女は鳥をやめ風景になりました
そんな女が周期的な区分でグラデーションを繰り返す間 ...
今まで私は何をしていたんだろう
と思った瞬間に少しだけほんの少しだけ
眠っていたことに気付く
それにしてもこの疲労感はどこからくるのか
ふと横を見ると着物の小道具の山がある
着物と長襦袢 ...
100528
粘度が異なるヨーグルトを混ぜ合わせて
コンクリートのように堅くしたらどうなのと
パン屋さんは考える
お店の隅には
バターやチーズ
...
長いトンネルを抜けると
また長いトンネルだった
不思議に思って
後ろを振り返ってみても
やっぱりトンネルだった
はるか前方を見ても
やっぱりトンネルが続いていて
入り口まで戻 ...
呼吸するみたいに愛してるとかしてないとか言われても
表情の愚かさが味覚に残っていて忘れらんない
惜しいシュートが何度も何度も何度も映し出されてた
でもあの瞬間の落胆はあの瞬間に ...
形を為した
カタツムリ
拡散する認識を
揺れる軌跡と
ダブらせる
体温は感じられない
鈍い冷ややかさ
薄い皮一枚を剥ぎ取れば
生臭さが漂う
調子はいかがですか?
良いですか ...
脳軟化症の徳三爺さんは
丸めた古新聞で家のTVを叩く
偉そうな人が映る度に
ウーウー言いながら
丸めた古新聞でTVを叩く
以前は政党とか見分けをつけて叩いていたのだが
近頃はマイクの束や街 ...
好かないで下さい嫌わないでください
構わないで下さい無視しないでください
求める事を捨て去った口に存在する事をお許しください
破り裂けそうな空っぽが
どくどくと狂おしく音を立てど ...
腰を繋げるくらいじゃ駄目 この不安感は拭えない
狂った脳髄を 今すぐそのライフルで撃ち抜いておくれよ
切られて裂かれて食べられてしまったら 私はやっと安心して眠れるのだろう
繰り返す 乾 ...
空が手招いて、大地が手招いて、 引きちぎれ、ぶっとんじまった私は、
私は私は私は・・・と口をぱくぱくさせながら 、
「お前は誰?」と、やけに希薄な空に問いかける。
言語は共通ではなく、私に見 ...
凝縮された思いが風船のように膨張して、弾けた飛沫が言葉になった。
そんな鮮烈なイメージが浮かんだ。それほど思わぬ角度から言葉が繰り出してくる。
凡庸に収まらない突き抜けた斬新さが、この詩集の魅力だ ...
いんざ だーくないと
背後からふくらはぎを
長い槍で突かれた
二の槍 三の槍飛んできて
背のドラゴンタトゥーの
両目を貫いていった
標本の虫みたく
アスファルトに磔になった
俺 ...
離れたくないから
ぎゅっと結びたかった
なのに 切れて しまった
あなたは遠くなる
急がなくちゃ
ばらけた糸を紡ぎなおして
あなたに追いついて
結んでこないと
待って
待 ...
陽が落ちた後
安堵感を湛える
紫色の時が好きだ
その中を君と二人で歩く
永遠なんざ
詰まんねェもんだ
そんなもんクソ喰らえ
そう思いながら
...
隔てられた 闇の空に 瞬く星は 儚くて
・*・〜・*・〜・*・〜・*・
5/29「自由詩」につづく
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=211219 ...
お互いに今日は言葉で癒されないうつむく唇食べたら怒った
まっすぐに歩こうとするくるぶしと額に悲恋の花の刺青
熱のある 夜に雪降る ほろほろほ 溶けていくのはこだわりだろうか ...
この世で一番ってほどじゃないが
悲しいことそれは
生煮えのラーメン
のびきったラーメン
タイミング大事だぞ
そう人生はタイミング
そんな歌もあったような
時間を自由に操れない
だか ...
月と同じシステムで
遠くに行った君
金平糖とシガレット
僕に残ったのはそれだけ
悲しいだなんて
努々思うまい
{引用=
反射
手を翳す
六月の太陽に腕が焼けていく
街並みを平らに
人指しゆびでなぞった跡を
わたしたちは
歩きはじめる
昨日、降った雨は
今日を濡らして ...
私の実家の犬には「ハナ」という名前があった。だが私はどうしても「ハナ」と呼べずに「犬」と呼んでいた。自然との流動的な親密さに耐えられなかったのだ。
「ハナ」という言葉は他人の所有する暗がりのよう ...
1
いくつもの水際が交わる地点で、杉の木立が絶え間なく引用されては要約されている。切られた影をつぎはぎしてできた窓が幾重にも重なっては蒸発している。部屋の表情から捧げられた視力を集め忘れる。私は ...
とうめいな言葉は
とうめいな場所にたどり着く
ぼくの言葉はぼくに
あなたの言葉はあなたに向かう
自殺者の言葉は
ひえたアスファルトに砕け
預 ...
朝の風気持ちよく吹き庭に在り妻のことを考えている
光満ち彩りの良き花々を眺めて今朝は過ぎてゆきつつ
頬にふる光とかぜの圧力に春が夏へと向かうを知れり
微かなる鳥の声して風そよ ...
そのままでいいから
にじんだ風景の中にいる
僕を見てごらん
見上げてごらん
輪郭のない青が
君の瞳に溶け込んでいく
わかるだろ
ぼくはきみじゃないんだ
いい暇つぶしにはなった、なんて心にもない言の葉を吐いては周りを湿めはじめた5月
強がりさえ見抜く人もいないままにそれが悲しいとすらもぼやけないままに葉だけが青くなってゆく
繰り返していくうちに ...
とても幸せなゆめでした。
これ以上の幸せがないぐらい。
もう、泣いてもいいですか?
なにか壊れ物のように君は言った。
僕はそれに答えなかった。
それに答えれなかった、僕は。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
祈り
吉岡ペペロ
自由詩
1
10/5/28 23:31
宇宙ガム
藪木二郎
自由詩
0
10/5/28 23:13
ことば
朧月
自由詩
2*
10/5/28 22:54
京都慕歌
Rin.
短歌
28*
10/5/28 22:51
柊と鳥
瑠王
自由詩
5*
10/5/28 22:50
うたた寝
小川麻由美
自由詩
0*
10/5/28 22:49
カスピ海ヨーグルト
あおば
自由詩
2*
10/5/28 22:49
孤独の入り口
ベンジャミン
自由詩
4*
10/5/28 22:27
RED
三田九郎
自由詩
1+*
10/5/28 22:22
雨が降っているから
Oz
自由詩
1
10/5/28 21:44
映らないんデス
大村 浩一
自由詩
8*
10/5/28 21:01
「 」
デラシネ
自由詩
0*
10/5/28 20:59
私は私を保てない
〃
自由詩
0
10/5/28 20:56
分裂
〃
自由詩
1*
10/5/28 19:48
ブリングル御田詩集『次 曲がります』
渡 ひろこ
散文(批評...
6*
10/5/28 19:31
スピアーズ
ハイドパーク
自由詩
4*
10/5/28 18:24
結び目
朧月
自由詩
2
10/5/28 17:50
好き
蒲生万寿
自由詩
2*
10/5/28 17:41
希望(一行詩)
板谷みきょう
自由詩
2*
10/5/28 16:30
LOVE八景
ふるる
短歌
7*
10/5/28 14:18
タイミング
〃
自由詩
3*
10/5/28 13:55
ひとり
國朗
自由詩
1
10/5/28 13:50
街並み
黒木みーあ
自由詩
2*
10/5/28 12:58
動物の定義
葉leaf
自由詩
3
10/5/28 10:41
探索
〃
自由詩
4
10/5/28 10:32
なまえのない言葉
草野春心
自由詩
2
10/5/28 9:40
夏へと向かう
生田 稔
短歌
3*
10/5/28 9:40
Regret
寒雪
自由詩
1
10/5/28 5:30
梅雨
Mかわ
自由詩
0
10/5/28 3:51
もう、泣いてもいいですか?
らふぃん・ど...
自由詩
1
10/5/28 2:41
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
3967
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3969
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
3979
3980
3981
3982
3983
3984
3985
3986
3987
3988
3989
3990
3991
3992
3993
3994
3995
3996
3997
3998
6.76sec.