長く
生きたものたちよ
ここは
お前たちの魂を葬る
天の世界だ

何も
苦しむこともなく
悲しむこともなく
滅んだ魂を
休ませるがいい

安らかに
眠れ
亡者たちよ

...
めぇだば
いたやんどこさの
おんちゃだべさねぇ

すんばらぐ
めなんだら
よぐさもはぁ
おがったもんだでなぁ

まんだ
ごんじょぱって
おどっさ
おがちゃのえごとも
あちゃむ ...
あこがれる すなおなうたをうたうこと 花や草木や鳥のことなど

桜の木 春爛漫と咲き乱れ何も感じぬ自分の怖さ

花見上げ微笑む笑顔あざ笑い強くなりゆく折れんばかりに

逃げまどう人をテレビ ...
海の青さが
 空を染めるのか
空の青さが
 海を染めるのか
議論する
 青虫たちは
次々に蛹になって
 議題のことは忘れて
空を飛び海に沈んだ
アブラムシ襲来!
来たれ てんとうむしの勇者たちよ
瀕死の 我がハーブ園を救ってくれ

グレン・グールドのバッハが聴こえてくる
5月の昼下がり
晴天
 吉岡実が彼の下痢のことを書くと
 それがちゃんと
 詩だってことになんのに
 僕が彼女の下痢のことを書くと
 それじゃやっぱ
 詩だってことになんない
 どうしてですかね

 それは ...
  とおい七月の或る日、
  失踪してしまったひとがいる。
  ぼくの知らない
  東京の女の子。もしかしたら、
  新聞で読んだことがあるかもしれない。



  漫画を読んでい ...
おれは
生きる


首を吊った馬鹿者や
身投げした愚か者や
そんなやつらに
用はない


死という
ひどく現実離れした
その事象だけが
他者に悲哀を強いるだけであって ...

からだじゅうの隙間という隙間に
硝子の欠片を
ぎりぎりと押し込まれているような気がして
目が覚めた
いつの季節でも
朝の光は鋭く皮膚を切り裂いてくる
光が当たって切れてしまったところ ...
正しい心
純粋な心
素直な心

心はいつも三拍子
心はいつも揺り篭
心はいつも右回り

笑って
明るく
楽しく
スーツケースが届いた

近々 海外へ行くためのものだ

中くらいのものを買ったのに
その大きさにおどろく

と 共にあたしに目には
旅支度をしている自分ではなく

家を出る 準備を ...
水面に映る世界を眺めている
しかし
水面より下から眺めている
浅く緩やかな水の底から
O嬢は
東へ流れ行く雲を
光をさえぎる緑を
群生する植物の悪意を
水面越しに眺めている

時に ...
私の中の音楽達は皆
荷を詰め込んだトランクをもって出ていきました
だから今は
産まれたてのように静かです

ただ目に映る春をのぞいては
モモ、
去るなら
痕跡を置いていかないで

モモ、
居るなら
私のことをかんがえて

モモ、モモ

モモ、
許して
忘れるのがこわい

モモ、
許して
忘れられない ...
崖があり
陸はそこで終わり
振り子運動の仕掛けとして
ボールがひとつ手元にあり
結わかれた紐のもう一方は
斜め上空の
実在しない高さにまで
続いているのだという
手を放すとボールは
...
考えもしないまま外に出かけると、軒先にそのまま戻ってきた。私だけが孤独な人間なのかも知れないと思った。ああ楽しめることなどないのだろう。憂鬱なのだと思いこまされている道を仰げば、日曜日は人が行き交って ... 私はいつも考える
夕闇として読み進む 私は
私は私を読み進めさせられていたのかもしれない
言葉を 私は 本の 主人公として

誰一人知らない 日記を
私が読むとき 君は元気で暮らしていたの ...
F1モナコグランプリを見つめている

レースが始まると一斉に

相似のコースどりをうねらせて

バトルの河がながれだす

胸のつかえをとるには

F1の精密なバトルを見つめるに限る ...
 
 
スーパーにいくと
果物ばかり買ってくる

もう一人
いるみたいに

声はしないのに
それはたしかに

+

骨をのこして
魚はいってしまった

これが最後です
...
黒紅色の空が
私に重たく圧し掛かるのだよ

ああ
誰か、誰でも良いんだよ

小さい針穴でも開けてはくれないかい

もう私は
手足さえ動かせない

動けば絡み付くようなタール
...
待つことは得意で
この部屋に漂うちいさな粒たちを見つめている

名も知らぬ六等星のような
ささやかな薫りでこの額を満たし
右足の小指が凍り付く夜には
息を吸う度に、
わたしの声帯を傷付け ...
買いたい物はもうない
必要なものはもう全て揃ってる

マンションはワンルーム
冬の寒さに震えることもない

車は国産の軽自動車
ちゃんと走る

携帯、パソコン、デジカメ、冷蔵庫
テ ...
もの憂いのには もう飽きた

あかるいうたを 謳いたい






夜明けのまえが なお暗い

とはいえ わたしは しっている

こごったような 濃紺の

ぴちりとパ ...
下降していくカラスが
田んぼの土手を
はいあがる虫を食べている

田植えの前に掘りおこされ
苗が植わるように綺麗にならされる土

地中から 土と共に掘り起こされた虫が
待ち構え ...
山麓 冷たく 響く
小川の せせらぎ 凍らせる 鳴声
霞んで 透けた 紫 朝の大気
止まない 一律の 音を含んだ 風の波
湧いて弾ける音符 空気の震動
漣打つ 潤んだ瞳孔 覆う 生臭 ...
あたし
もうわすれはじめている
あなたのこと
おもいだすのは
決まって夜の淵
塞げないままの場所
まだひんやりとして
居心地がいいの?
とうになくしたゆびを
いたずらにほしがって
...
この光に

届くためにこの光になろう

この光に届くには

この光になればいい

この光になるには

じぶん本位ではだめだ

この光本位でなければだめだ

この光ならどうするのか

この光と対話しなが ...
一人では 広すぎるベッドの上で 孤独を隠し 丸まって寝る



眠る前に本を開けば 私のベッドは 物語りで溢れて



夜空の星を 一つずつ解いて 僕は見知らぬ場所へ旅に出る


...
男同士でなれあうと気持ち悪い
というメールを送ったら
関係が断絶したので
真の友人で無かったとわかった
偽者だった

多分重大なときにうらぎるから
先にあぶりだせてよかった
偽者だと
笑いを取る
それとも
料理を取る?

カッコよりも
中身だよ
虚より実

花より団子
中身のない
腰パンめ!
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
わが身は永遠にそよ風さん自由詩3*10/5/17 15:09
あんずましぐねまるばばえんた板谷みきょう自由詩3*10/5/17 14:16
あこがれDock短歌6*10/5/17 13:51
議題國朗自由詩0+*10/5/17 13:41
急募てんとうむし様冬野 凪自由詩1*10/5/17 12:33
ムーンドロップ藪木二郎自由詩010/5/17 11:30
七月草野春心自由詩010/5/17 10:13
生きる寒雪自由詩110/5/17 8:56
モーニング・モーニング吉田ぐんじょ...自由詩1010/5/17 6:50
大切な命だからペポパンプ自由詩3*10/5/17 5:37
スーツケース森の猫自由詩1*10/5/17 4:20
オフィーリア瀬崎 虎彦自由詩210/5/17 2:59
代謝瑠王自由詩7*10/5/17 2:15
モモはるな自由詩010/5/17 1:53
ながいき砧 和日自由詩410/5/17 1:41
夏の現実番田 自由詩010/5/17 0:14
本と私自由詩110/5/17 0:13
新しい象徴吉岡ペペロ自由詩610/5/17 0:01
呼び名小川 葉自由詩4*10/5/16 23:51
黒紅色のいのせんと自由詩010/5/16 23:46
明星あぐり自由詩5*10/5/16 23:11
資本主義の終焉ネット詩の悪...自由詩410/5/16 23:04
意志を表明する笠原 ちひろ自由詩11*10/5/16 22:57
土と虫砂木自由詩15*10/5/16 22:49
The Return of Pan / ****'04小野 一縷自由詩7*10/5/16 22:22
夜舟自由詩110/5/16 22:13
翌檜の唄吉岡ペペロ携帯写真+...410/5/16 22:04
ベッドミツバチ短歌5*10/5/16 22:00
偽者だったa自由詩110/5/16 21:57
飢えた狼ペポパンプ自由詩3*10/5/16 21:39

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