世界一高い飛び込み台の上に腰掛けて
生きとし生ける人々を想って泣き続けた
水分と塩分がすぐ足りなくなったので
蛇口から海水をコップに注ぎ飲み続けた
僕は宇宙一大きい桶を ...
朝の散歩に出かける
浜辺に梱包されたものが置かれている
私が梱包をほどいてしまったばかりに
宇宙の内側に居たはずの私達は
混沌とした宇宙の外側に放り出された
そこに収められていたピアノ
...
一人ぼっちになってしまった。
この夜話し相手がいない。
物音一つしない。
飲みに誘ったけど断られた。
一人納豆卵ご飯で我慢して
布団に入ってテレビを見る。
蚊がうるさい
蚊取りせんこ ...
友人よ。
君に会わなくなって、今日でもう、どれほどの時間が流れたことだろう。
それは、もしかしたら、一月なのかもしれないし、既に何十年も経ってしまっているのかもしれない。
ただ一つ、確か ...
ママは本当です。
それは、私のひな菊です。
(教えたうそつきさえ)
白いスカートが似合う少女。
パパは本当です。
そして、うそつきさえ本当です。
ひな菊は私に教えました。
...
理由は分からない。でも突然、あの人
の事が気にかかった。何もしないで遠
くから眺めている私は、どこか自信が
ない事をイイワケにして、諦めている
みたいだった・・・・。でも今は、恋をし
た ...
明け方四時から朝の六時ころにかけて枕に頬をつけ、真昼の十二時ころに目を覚ます。ところがどうかすると、四時から、五時、六時、するすると九時頃まで眠れないことが週にいちど程。そういうとき眠ってはいけな ...
いつまでも世界は甘く痺れます イエスタデイのしわざでしょうか
雨水と花で僕らは生きられた イエスタデイには分からないけれど
雨が降る世界のどこかの街でまたイエスタデイを歌っていようね
...
クサマヤヨイの絵が好きだ
とくにカボチャのが好きだ
死班のようにも
病んだ精神の血痕のようにも
見える
クサマヤヨイの水玉が
クサマヤヨイのドットが
カボチャのかたちをして居心地よく座っ ...
風なき日 湖底に沈む オルゴオル 目覚めたらしい やさしき波紋^^
{画像=100525232036.jpg}
{引用=
微かに
星々が瞬いて
淡い菫色の
浄め ...
春「許せない春」
桜ふぶきが目に入る
淡く、幼い恋に似ていて
ほろりと涙がでた
花びらをひとつ
つかむと握りしめていた
肩をなでていく、風を感じる
許せるものを
この手 ...
おつりです、と言って手のひらの上に何枚かの硬貨を乗せた。
ぼくには分かっていたのかも。
その中にある100円玉が、ここから出たがっているのを。
その通りになった。
ぼくの手と財布をつな ...
ひからびた
老いた女の体を抱いた
そのいのちは
すっぱい匂いがした
新聞紙をまるめたような
ちいさなかたまりを
ぼくはしばらく
もて余 ...
父は木製
母は金属製
そんなわたしの骨は木製
そしてどこか金属製
寄り添う啄木鳥
蝕む啄木鳥
偶然かわいい一羽くらい
薄い音を鳴らすときどき
黙る木製
黙る金属製
そんなわ ...
何者かの足音が君の耳に届いている
君は空耳だと思う
不安な風が頬に触れる
君は錯覚だと思う
ある日子どもが水に落ち
誰も気づかない
最後の吐息が泡となり
水面でかすかな破裂音 ...
せっかくT-岡田が八回表に2ランホームラン打って追いついたのに
その裏長野にソロホームラン打たれて勝ち越され
亀井にまでホームラン打たれてしまっては文字通りトドメをさされてしまったことになり
さ ...
あなたの声が聞きたい、と
私は願う
空は
雨をしのいで抜ける青
会話している
あいだ
私はからっぽ
あなたに
あなたにとどくかどうか
私は次のことばを選ぶ
あなたが
退屈しな ...
最後の夏。
ぼくの皮膚の裏を焼く
最後の夏??
ぼくは生きようともがいている
最後の夏!!!
ぬかるみのなかを背泳ぎで行く…………
ぼくはも ...
くじけそうになるたび
辛いことがあるたび
自分らしく生きよう
何度思い直して生きてきたのか
らしくあるために
何度自分の気持ちを捨ててきたのか
振り返ってみろよ
積み重ねてき ...
眠いと呟いた僕に、それは大変だと呟いた僕は、眠気覚ましにと、リボルバーを腰に提げた僕から借りたリボルバーを、眠いと呟いていた僕の脳天に向けて、躊躇することなく引き金を引き、眠いと呟いていたはずの僕 ...
 
 
わたしのとなりで
ねいきをたてている
ひとがとなりにいるのなら
ひとりではない
わたしなのだとおもう
ねいきのむこうに
せかいがある
そのとなりで ...
箕面の伯母とは
友人のように
何故か気が合う
先日も
久しぶりだったので
2時間も電話してしまった
伯母は
母の兄の連れ合いだから
実際の血のつながりはない
だが
幼い ...
雪の匂いがする息を
吸い込んで 白く染める
黒いキャンパスに
描きたいように 描きたいだけ吐き出して
空へ眠る
意識を遠く放して
より暗く より黒く
僕の世界を塗りこめて
冬の ...
あの日幼き頃の 公園で君たち友と遊んでいた
楽しくてふと 空見上げれば 茜色に染まっていた
あの日青春時代の 君と2人きりでいた
雨やんでふと空見上げれば 虹の橋が架かっていた
そして ...
私とはたたずむだけの造船師
船を壊しては 旅する 世界の中
私は 遠く舞い上がる 火の粉を見る
バラバラの部品を探し続ける
海の向こうは アメリカ大陸が広がるだろう
その向こうには ヨーロッ ...
私の消えた希望を
苦悩する 何もない 体が
逃げまどう 希望の中で
死を 探し続ける
冷たい部屋の 人間に
最後の灯火もなくさせられた その 祈りの
暗闇を 壊した
世界の 夜の ...
飛び散る落花生の殻を踏みつけて
ブレイク・ダンス、飛び散る汗と腋臭
縄張りを荒らされている
金持ちの阿呆が
でかい顔しとっても耐えられる
許せないのはガーデニングを笑われたこと
こちら ...
生きていたいのか
死にたいのか
それもわからない
ちっぽけな人間なんです
だからどうか
踏み潰すなり
なんなりとお好きなようになさってください
私は
ちっぽけなんですから
ゆめいろがどんなかしっているよね
ほしのかずほどあるってこともわかるだろ
それはろまんてぃっくにえがおがてんのかわにうつるのかい
うたがいをもったことってだれでもあるの
わらいなが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
希望
逆島夢子
自由詩
2
10/5/25 21:41
必ずしもピアノ・レッスンは必要ではない
小川麻由美
自由詩
5*
10/5/25 20:42
蝿蝿蚊蚊蚊キンチョール
ペポパンプ
自由詩
4*
10/5/25 20:20
フウイヌム
亜樹
散文(批評...
5
10/5/25 20:12
ひな菊
〃
自由詩
4*
10/5/25 19:31
コイヲシタ
豊原瑞穂
自由詩
2
10/5/25 18:49
朝のこと
はるな
散文(批評...
4
10/5/25 18:46
イエスタデイより君へ 君から君へ
きらく
短歌
4
10/5/25 18:06
クサマヤヨイの絵
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
10/5/25 18:01
波紋
ハイドパーク
短歌
2*
10/5/25 17:45
時空Mから
まどろむ海月
自由詩
4*
10/5/25 17:03
四季
かんな
自由詩
8*
10/5/25 16:49
100円玉
izumi
自由詩
3
10/5/25 16:02
乾き
草野春心
自由詩
1
10/5/25 15:37
カストール
瑠王
自由詩
8*
10/5/25 13:12
何者かの足音が
Millio...
自由詩
2*
10/5/25 12:11
5月24日読売ジャイアンツvsオリックス・バファローズ交流戦 ...
冬野 凪
自由詩
1*
10/5/25 12:07
淡い葦
uminek...
自由詩
5*
10/5/25 10:33
キコエル、キコエル?
草野春心
自由詩
1
10/5/25 9:44
As I Like
寒雪
自由詩
2
10/5/25 5:51
眠気と矛盾と背理法
敬語
自由詩
0
10/5/25 2:45
寝息
小川 葉
自由詩
3
10/5/25 2:45
箕面の伯母
森の猫
自由詩
2*
10/5/25 2:22
11月のスピカ
チェザーレ
自由詩
3
10/5/25 2:21
君と思い出
ざるそば
自由詩
2*
10/5/25 1:38
おっさん
番田
自由詩
1
10/5/25 1:27
牢屋で
〃
自由詩
0
10/5/25 1:26
アンダー浮力
k o u ...
自由詩
1
10/5/25 1:26
願い
いのせんと
自由詩
2
10/5/25 1:16
薄羽蜉蝣
ベルヤ
自由詩
1+*
10/5/25 0:47
3963
3964
3965
3966
3967
3968
3969
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
3979
3980
3981
3982
3983
3984
3985
3986
3987
3988
3989
3990
3991
3992
3993
3994
3995
3996
3997
3998
3999
4000
4001
4002
4003
加筆訂正:
雨の情
/
つむじまがり
[10/5/25 12:39]
ちょっと修正 文語は難しい
にせもの
/
小川 葉
[10/5/25 1:24]
二連目なおしました。
8.16sec.