生きてく上で
たまたま追った
今思っても
仕方なしに追った
傷たちが

遠回りでも
比べたら
とてつもなく遅くとも

今の笑える今である

あなたと私が違う様に
そん ...
ここはなんて広いんだろう
と、ただ愛しくて、心配した

たくさんのみんなを招待して、
どんなに遅くなっても家まで送ってまわった
バスがすこしゆれて起きると
愛しさはそのままだった

今 ...
ヒーターの前で
犬とネコがひとつに丸まって
弟は買ってもらったロングボードを
組み立ててる

新しく買ったココアの缶を
さっそく開けてお湯を沸かす
お姉ちゃん

冬が終わったら
...
                     100406

九官鳥を追い出して
家を開放しろ
神の声かと思ったら
どこかの芝居のセリフのようで
点けっぱなしのテレビが喋る
デジタルの波に ...
ヒエラルキーに隠された怪物たちの居所。それらは唐突に王に君臨する。

彼は決して頂点に立ちたかったわけではない。異形なるもの異質なるものは一人ぼっちで頂点に立つしかなかった。キュービックのなかでむ ...
 
入ったときは営業職のエリートで

国内海外飛び回り、

買い付けた資源や文化の紹介

もちろん行かない所は無い、

西はジブラルタルの突端で
愛を語ったこともある。

東は ...
風と風の合間に生き

雲と雲の隙間に

自由への憧れを見出す

我は旅人

行き着く場所など何処にも無い

それでも

旅そのものを求め

手をひろげ

...
ふと気がつけば雨が降っていた
夕暮れを足早に闇へと変える

今読んでいた小説の中でも
丁度雨が降り出したところだった

「デートの日はいつも雨になるね」

主人公の男が言っているのを
...
愛猫そらが
臭腺破裂の外傷を負った

真っ赤に染まった
お尻に気付き
あわてて 
動物病院に駆け込む

”この傷はねぇ、
外を走り回っていた
猫ちゃんたちには
ない病だったんだよ ...
{引用=

強力に肥大化された
扁桃腺状の
点々をたどって
歩いていく僕は小さく小さくくすんでいく
くすみきって泡になったら僕らは
母親と同体化するだろう
同体化した母の指が刃物を握る ...
窓の見えた僕を眺めていた
誰かとしての床は捨ててきた
季節の現実としての夜を来たのだ
体の中の詩として 歩かされた

夜の立ち止まらされた
部屋のいるのだろうか 書かされていく雨としてその ...
眠れないというあなたは夜を嫌って
薄いカーテンを少しあけるのです
ぴったり壁につけたベッドからどこかへ
ゆけるとおもっています

上の方の星には目もくれずに
下のほうの街灯もみないで
中 ...
体温はどこだろう
喜びのカエル
踏んでも死なない
喜びのカエル

色彩はどこだろう
喜びのカエル
世界を飛び交う
喜びのカエル

太陽の下でカエル
暑すぎてしまう
暗闇の中でカ ...
ためらいがちな足音へ
黒猫がライ麦畑を横切る頃に
まあるくなりたい

ひだまりのにおい
そのままのひだまり猫は
午睡したまま動こうとしないですね

向日葵の群生
その下を駆け抜ける
...
私と君がバランスを取り合うこの世界は、い
くつかの悲しみによって支えられ僅かに綺麗
な側面によって、装飾されている。書置き。
降る言の葉。てのひらを傘のようにしてあな
たは、透き通る雨に打たれ ...
悲しみが増していくだけだから
これ以上
抱きしめあうのはよそう
きみの好きだった歌をBGMに
ぼくらは
別々の人生を歩んでいく


なぜ
どうして
百万回以上
心の中で言 ...
上空5000メートルから落とされることになったので
頼んで500メートルにしてもらうが、
それでも死ぬので50メートルにしても駄目なので、
5メートルにする

逃げだと嘲笑されても死ぬから仕 ...
波を追う波
何も無い青
影は淡く
砂を蝕して


艶の失い赤
光なぞる黄
高い葉が冷え
雨になる


雫の層が
睦み合う
空は順に
姿を捨てる

...
ピンポン玉のような
まんまるの桜を見ると
ついバドミントンの
構えをしたくなる。

川には鳥がいる
犬が散歩して
酒に酔ったおばさん達
平和を感じる。

小学校の前を通る
お母さ ...
舐めんじゃねえよと言っていた不良がいたっけ
その不良のほっぺを
ぺろぺろ舐めたらどうなるだろうと
そんなことは机上の空論かもしれないが
高校時代に夜な夜な考えたものだ

考える人というブロ ...
{引用=


  ? ためらう水紋


しぐれる春
名残りの花に
しずくしたたり
風もよう 波もよう
光さすらひ 想いまよひ

水紋 水紋 水紋 水紋 …



繰りか ...
今日
勇気をだして図書館に行ったが
彼はいなかった

私がいるの知ってるから
来ないんだな
私は下くちびるを噛み締めた

すこし経って
彼がやって来た
眠そうにあくびをして
なん ...
行過ぎたみちのりと
伸びた爪が
ひりひりと ひりひりと
しにそうな足の裏と共に
一度だけ許された
交代に
愛した死体の痛みを引き受けて
土の冷たさを知る
それでも きえない
光りのよ ...
夕暮れに宇宙船がよく似合う
町から町へ 港から港へ
電子が行きかうせわしなさと
カスタードクリームみたいな浮雲

閉ざされた場所で自由だったから
外の世界に出てわからなくなった
生きるこ ...
トイレに入って
便器にドッカと腰を下ろし
ブリブリと豪快に決めた後で
紙がないことに気付く
ついでに
水が流れなかったりもする
君にもっと細やかな心があれば・・・
いいや、いいのさ
細 ...
顔が見えなくても
あなただとわかるのは
裸になった
あの日の真夜中が
教えてくれるから
見せてくれ 男ダイリン 血の花火 バンジージャンプの 紐なしバージョン 何度も何度も思い出すごとに
それは刻みこまれる
頭の中の隅々まで沁み込んでいく
忘れなよ 過去のことだろう と
誰かが警告を鳴らす
大切なものを取り零してしまうよ

深く深く刻み込まれた ...
青信号で立ち止まって
傘に寄りかかる

世界中に散りばめられた人たちは
もう風景の中

私は目を閉じて、深呼吸をして
海面に落ちていく

親切にしてもらったから
ちゃんとお礼が言い ...
今日は雨が降るらしい。
誰かは恵みの雨と言い
違う誰かは靴が濡れるから
嫌だと言った。

今日は雨が降るらしい。
誰かは雨を飲むだろうし
違う誰かは水溜まりで
遊ぶだろう。

今日 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
回想まきちぇり自由詩010/4/7 16:56
bus me outmizuno...自由詩210/4/7 15:12
Fence of lettuce自由詩310/4/7 15:07
春の席あおば自由詩4*10/4/7 14:38
怪物within自由詩5*10/4/7 12:37
悪夢……とある蛙自由詩7*10/4/7 9:46
旅人蒲生万寿自由詩2*10/4/7 9:19
雨が降り出した夏川ゆう自由詩110/4/7 9:14
ニャンデ・ライオン森の猫自由詩2*10/4/7 4:16
くすんでないくすんでないくすんでないぞ真島正人自由詩3*10/4/7 3:03
けれど朝でなく番田 自由詩310/4/7 1:56
終わりの今日朧月自由詩310/4/6 23:50
喜びのカエル甘衣 恋自由詩310/4/6 23:39
 隔離 ミリアンペア海路おっぱでちゅ...自由詩410/4/6 23:22
育花雨霜天自由詩310/4/6 23:03
心の底からきみの幸せを祈る寒雪自由詩010/4/6 22:35
仕方なかったa自由詩310/4/6 22:28
冬と冬 Ⅱ木立 悟自由詩410/4/6 21:55
桜の咲く頃ペポパンプ自由詩3*10/4/6 21:54
ナウマン象の尻八男(はちお...自由詩2*10/4/6 21:22
春の別れまどろむ海月自由詩5*10/4/6 21:01
四月六日cass自由詩2*10/4/6 20:29
土の下湖月自由詩010/4/6 20:29
かすかな期待を抱いただけ瀬崎 虎彦自由詩210/4/6 20:00
細やかな心花形新次自由詩3*10/4/6 20:00
夏川ゆう自由詩210/4/6 19:00
BLOODハイドパーク短歌4*10/4/6 18:44
気化三上あず自由詩1*10/4/6 17:41
mizuno...自由詩210/4/6 17:16
美琴自由詩110/4/6 17:12

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加筆訂正:
今年の桜/紅林[10/4/6 20:48]
ルビの振り方間違えたw
6.74sec.